「すうどん」って知ってる?
具も何も入ってない、麺とおつゆだけのおうどんのこと。 関東では「かけ」って言うみたいなの。
友人と風邪ひいて食欲ない時、何食べてる?っていう話した時 「すうどん」って答えたら、友達が「へ?」ってすっとんきょうな声出して驚いた。
「お酢の入ったおうどん?」
大爆笑。
「すうどん」って、九州の方で言われてるらしいの。 ウチの両親は二人とも九州出身だから、わたしは当たり前のように九州の言葉を使ってたんだね。 東京でも普通に使われてると思ってた。
懐かしい思い出。
わたしが風邪をひいて熱を出すと、必ず母が作ってくれた「すうどん」。 何でもないお料理なんだけど、わたしはとても好きだったの。 熱で弱った身体に優しくて。
chimomoも熱を出すと、すうどんを作ってやるんだけど、彼女もコレが大好き。 食欲のないchimomoに「何なら食べられる?」って聞いたら、「ままが作ったすうどん」だって。
21年前に他界した母のこと思い出しながら、chimomoに「すうどん」を作った。
わたしもあの時の、母の「すうどん」が、もう一度食べたい…‥。
早朝、どしゃ降りの雨音に目を覚まされた。 昨夜から熱を出しているchimomoを早めに起こして、病院に連れて行こうと思ってたんだけど… …と、ぼ〜っと外を眺めていたら、突然大気を引き裂くような大音量の雷鳴が轟いて、心臓がひっくり返った。
わたし、雷、すごく恐いの。 中学の修学旅行の時、雷が目の前の丈高い木に落ちてね 木が二つに裂けて、燃え上がって。 まるでアニメの一場面を観てるみたいだった。 それ以来、どんなに遠くでゴロゴロ鳴ってるだけでも、雷は恐くて…。
―――で、こんなひどい雷雨じゃ、病院行くのは午後かな…。
朝の雷雨は大雨になって災害を招くって昔から言われてるじゃない? 雷、鳴りやまなかったらどーしよう…って、ずっと考えてたり。 雷雨の中、病院までどうやって行こう…とか。
chimomoは中学、高校と皆勤を続けて来たから、大学も始まったばかりで休まなきゃならないのをかなり嫌がったけど 大学には皆勤制度は無いし、単位が取れれば大丈夫なんだよって教えたら安心して眠れたみたい。
熱は38度5分に下がったけど、講義を休むには医師の診断書が要るので 雨がやむのを待って、午後に病院へ。
赤ちゃんの時から診て頂いてる先生なので、安心感があるの。 小児科の先生なんだけど、大人も診て頂けるし、女医さんなので気持ちもラクなの。
新しい環境で緊張したり、慣れないことばかりで疲れがたまって風邪をひいちゃったみたいね。 重い病気じゃなくて良かった。
熱が高いから食欲もなくて、あまり食べられないので アイスクリームとポカリスウェットだけ。 わたしも熱を出した時はそうしているので大丈夫と思うけど…
明日から連休。 特別、予定を組んでいたわけじゃないけど。 見事に「寝連休」だね。
混雑する所へ出かけるばかりが連休じゃない。 たっぷり休んで、元気を復活させることも大事よね。
わたしもちょっと、のんびりできるといいんだけど。
2006年05月01日(月) |
たかが風邪といふなかれ |
大学の3時限が終わった頃、chimomoからメールが来た。 心配性なわたしを気遣ってか、よく「帰るよ〜」ってメールをくれるんだけど 今日の帰るメールは、おしりとモモ(後ろ側)の付け根が痛くて90分の講義の間、座ってるのがやっとだったっていうのね。
駅から大学まで急な上り坂が続いてて、トコトコ20分位歩く。 サンダル履いて、教科書詰めた重たいバッグ持って歩くのはキツイから足を痛めたのかも…。
いつもchimomoには鎮痛剤を持たせてあるので、あまり痛かったら飲むといいよ?って返信したんだけど…。
歩く距離だったら高校の方が長かったし――― 足も骨も、小さい頃から丈夫な子だったので、もしかしたら…
この時期、インフルエンザが流行ったりすることがあるって聞いた。 chimomoも幼稚園の年長サンの時に、インフルエンザにかかって高熱を出しちゃったことがあってね 幼稚園最後の遠足に行かれなかったの。 ちょうど5月のこの時期だった。
帰宅したchimomoの顔色はそんなに悪くなかったし、鎮痛剤が効いたようで少しラクになったようで ほっ☆としたのだけど、なんか気になって熱を測らせたら、38度5分もあるじゃない!
やっぱり熱が出る前の痛みだったんだ。 身体の節々が痛むんだよね。 第六感がどんぴしゃり!
夜中には39度4分までぐんぐん上がって、おなかもゆるいし心配になった。
今夜は一晩中、起きていよう…。
子供が病気になると、不安だよね。 何歳になっても。ね。
それに風邪は万病の元っていうから「たかが風邪」なんて、侮っちゃいけない。
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