友とは何か。愛とは何か。

MAD TIGERの
お 前 のも の は ... 俺 の も の
〜〜  ヲ タ ク の 魂 1 0 0 ま で  〜〜


2006年12月26日(火) な、な、なんだとぉー!

江原さんの「天国からの手紙」という番組を見て、毎度毎度号泣してしまい、
翌日目が腫れるMAD TIGERですがいかがお過ごしでせうか。

ソフトバンクのCMで女の子たちが一人の女の子が持っている携帯会社がソフトバンクじゃないことを
遠まわしに強調するCMがあるが、あれが本当に嫌い。
つーかキモい。設定も意味不明。女子高生にしては、皆が女子高生に見えない老けっぷり。
大学生だとすると、優雅にスポーツの同好会(?)やらをしているくせに
わざわざ「お金かかるし」などと金のことを気にしないといけない生活レベルというのが変。
いろいろキモいCMだよなと思っていたら、どうやら同じ様なクレームがあったようで、
ソフトバンクはあのCMの放送をとうとう自粛した。
当たり前だろ。毎度毎度センスないCM作りおって。
番号ポータビリティサービスを各社が謳っている時に、キャメロンディアスが
出るだけのCMを作ったりとややズレがあったのは感じていたし、
「予想外」割引も非常にアレな・・・・まさに予想外な展開になってしまったし、
ソフトバンクが悪いというよりも、センスがないの一言に尽きるな。
ボーダフォンに名前を変えたほうがいいんじゃないのか??ソフトバンクっていう名前が、もうダメだと思うけども。

で、CMつながりで「やずや」のCMにケチを付けたい。
大滝秀治が台本を読んでいるという、舞台の風景を思わせるCMだ。
見るたびに納得がいかず、なんだか不安になるCMだったんだが、その理由が今日ようやく判明した。
CMの流れを説明しつつ、言及したい。
秀治がナレーションで
「お前の声は壊れたハモニカだと言われた。だから、役者には向いていないと思う、とね。」
と言う。んだが、ここで「待った!!!」である。
自分が感じていた不安感はここにあった。この文章である。
相手に、どうも秀治が罵倒されたらしい様子は文章からも解るだろう。
喋る秀治の落ち込みようったらない。
だがしかし、罵倒したらしき人を想像してほしい。
「お前の声は壊れたハモニカだ」「だから役者には向いていないと思う」
という言葉の展開は可笑しくないか?
「お前の声は壊れたハモニカだ」というのはかなりの酷い罵倒レベル。
それに対して、後から付け足された「だから役者には向いていないと思う」とは
あまりにもぼんやりした意見だ。これはどういうことだろう。
始めの勢いで行けば、
「お前の声は壊れたハモニカだ。だから役者には向いていない(んだ)。」
が正しいのではないだろうか。
<お前>の後に使用されるマイルドな言い回しも気持ちが悪い。
<と思う>というのは、始めの言い切りの罵倒から程遠い、ただのその人の感想じゃないか。
「役者には向いていないと思う」の部分に重きを置くなら
「貴方の声は壊れたハモニカのように感じられる。だから(自分の意見としては、貴方は)役者には向いていないと思う。」
が正しいと思うんだが。
まぁなんにせよ、「秀治の声は関根勤のモノマネだ。だから、吹き替えでも構わないと思う」
である。←何が


さて。
先日4ちゃんの日記に「逆転裁判4が出る」と書いてあるのを見て、目玉が飛び出るほど驚いたのが午前3時半ごろ。
それから一気に調べまくって、結局寝たのが6時ごろ。
そして突入した超忙しい店の状態。もうびっくりですよ(笑)。

とにかくもう、逆裁4の事をまったく意識していなかったから、驚いて仕方が無い。
公式HP見てみたら、ナルホドくんあれ・・・・・あんた・・・・何があったんだよ・・・・orz
なんか、すっげぇ、エロいよ(笑)。あのウブなナルホド君の感じが一層された上に、
「なんか俺すっげぇいろんな事知ってるっつーか?体験してきたっつーか?」
みたいな、新主人公のオドロキ君に対する上から目線がややムカツク。
でも、そこがエロい。しかも無精ひげって。エロい。
新シリーズに移行するまでの間に、何があったんやろ。
しかも法廷で無精ひげっていうことは、新シリーズに移行するまでの間に
垢抜け(?)ながら、ダラダラ背広きて、無精ひげで弁護に立ってたりしたわけやろ?
「え?あぁ、異議ないですけど」とか適当な弁護してたわけやろ?
横で見る真宵ちゃんはどんどん大人の女へと変貌し、まるで千尋さんのような豊満なボディを得て
自らの美しさに気づき、『こんなダメ弁護士と一緒に居たら、自分が腐る!』と思って
事務所を飛び出したわけですよ。きっと。
気になる御剣の行方は、自分にゃ想像つきませんえん。冥を嫁にもらっていてくれてさえいればええねん。

で、真宵ちゃんが出て行った後のナルホド君は、
酒、煙草、女に手をつけ、毎日朝帰りで依頼も収入もなくなり、なんか臭くなる。
周囲が「なるほど!」と納得するくらいの堕落っぷり。それが「なるほどくん」たる所以である。←遅い
で、賭博でタイホされ、法廷に違う意味で立つことになるわけです。
あーあ(笑)。おもしろいな。


でですね、4のポスト綾里千尋ですが、なんか・・・・髪の毛で刺されそうなイケメンになっております。
で、その弟のイケメンも出てきております。
色気のある女はいねーのか――――!!!!!
女に人気の出そうなみっちゃんタイプばっかり出せばいいと思ってんじゃね―!!
色気のある女が出てこその、逆転裁判じゃないのか!と訴えたい。
きっと出る。きっと出るはず。
皆、諦めちゃだめだよ!きっと出るよ!!
うん、きっと出るよ!!色気のある女!!じゃないとゲームが面白くないよね!!
だって!イケメンが出てくるだけで、胸がどきどきしちゃうじゃない!
ちっ、違うわよ!そういう意味じゃないわよ!!ム、ムカつくのよ!胸が!!←ツンデレ




で、そのポスト千尋の先生ですが・・・・。
その「せんせい」という響きに覚えがあるかもしれないが・・・・

「先生」



・・・・「先生」?




ハッ!!!これは、「こころ/夏目漱石」じゃないか!!!!←またそれか


出た!!出ましたよ、長髪眼鏡先生と、ワタシですよ!!
やっぱり先生・師匠は眼鏡長髪だよね!!!自分の萌えは間違っていなかった。
あ、いや、ある意味間違っているか。
すっごいやりたいよぉ――!!でも、なんかヒロインの「みぬき」っていう子に一切の興味が出ないよ・・・。
真宵ちゃんみたいに、「ウザッ!!・・・でも、なんか、ええやん?」っていう子だったらいいんやけど。
根本的にかわいいだけで主人公の足ひっぱるキャラが嫌いだから(グレムリンのギズモは死ね!と思うくらい嫌い)
真宵ちゃんが攫われた話の時は「テンメー!」と思ったけども、なんかゲームキャラとの信頼感のような
心のつながりを感じて、放棄できなかったんだよぉう。
いい子なんだもんよぉ。真宵ちゃんよぉ。


という、入れこみっぷりの自分を惚れさせることができるか、そこが「みぬき」の腕の見せ所だと思う。


それにしても、いよいよ「もののけ姫 おっことぬし」「おことぬし」での検索が多くなってきた。
「おっことぬし 年賀状」での検索も多くなってきた。
あんたら!!年賀状作るの遅すぎですよ!!
そして正直、おっことぬしで今年作ろうと思っていたから、作らなくて本当に良かったと思っている。
あー、よかった。こんなに人と被るのは嫌だ。



先日のクリスマスイブ・クリスマスはもちろん仕事だったんだが、
クリスマスの夜は撤去で深夜0時を超えた。ぶっはぁ!!
朝9時から仕事場に居て、休憩を30分取っただけで後は全部仕事。しかも激込みですよ。
なんかもう・・・・凄いわー。給料が楽しみだよね★★
で、クリスマスの日に母親が「プレゼントでーす☆」といきなり袋を渡してきて、
「どうせくだらないもんやろぉ?」と開けてみたらビックリ!!
ヴィヴィアンウェストウッドの毛糸の帽子でした!!すっげぇ可愛いの。
で、「アワアワ・・・・(゜Д゜;)」となっている自分に向かって
「TIGERがいつもこの宇宙(オーブマーク?)が可愛いって言ってたから!」と満足げに言ってくる。
ここ何年もクリスマスプレゼントは自分から一方的に親にあげていたから、もうびっくりして声も出なかった。
しかも、自分が好きなブランドをしっかり覚えているとは、まさか思っていなかったうえに
親はヴィヴィアンに批判的やったから、まさか、まさか、という気持ちで一杯。
どうも真珠婚の時に写真立てを貰ったのが相当嬉しかったらしく、その時から二人で
何かプレゼントを上げたいねと相談していたそうだ。
あまりの驚きで暫く魂抜けた(笑)。
とりあえず、禿あがる程被ることにする。



2006年12月18日(月) 先生とともに生きる

どうして人は生きるのでしょう。
自らを偽り、他人を欺いてまで生きる必要があるのでしょうか。





あります。
超あります。生きないといけません。
生きていないと、二度と夏目大先生の作品が読めませんよ!!



・・・・という自己中心的な主張で論破することでおなじみのMAD TIGERですがいかがお過ごしでしょうか。
前から自分のこの日記へ「もののけ姫 おっことぬし」や「おっことぬし」という検索ワードで
可哀相にもひっかかる人が来ていたんだが、いよいよその数が多くなってきた。
師走だからだな。来年の年賀状ネタを探しているんだろう。
残念ながら、君たちの為になるようなネタは一切ない。リンクを飛んできたものの、
見られるのは「ドイツ語の”おっぱい見えちゃうよ”は聞いてよかったのか疑問」やら「おっことぬしがおとこなのは解った」
などの適当な感想のみである。申し訳ない。

今、夏目漱石大先生著の【坊ちゃん】を繰り返し読みしている。
もう噴出し笑いですよ。凄いな。約100年前の小説だっつーのにこの新鮮さ。
凄い。本当に凄い。その歴史も凄いし、それを書いた大先生もすごい。
あまりに凄いから、自分の中の大先生から超先生(はいぱぁ★てぃーちゃぁ)に昇格していただきたい。
それにしても夏目房之助(孫)が羨ましい限り。あのDNAを持ってるんだもんな。
いいなぁ〜〜〜!!!!!!!!!
それに、「好きな作家」ランキングでも未だに上位にぶっこんでくるおじいちゃんって・・・・凄いよな。
凄すぎるな。凄すぎて、自分が孫だったら小説を書く気なんてひとつも起こらんわ。

夏目漱石がお金に対して無頓着・・・・というか、お金よりも自分の意志を尊重していきたいという人間であった
というのを前に本で読んだことがあるが、(生活に困って、我慢をしながらいろいろやったりしてたけど)
よく考えてみればその人が千円札の顔になるって可笑しな話だよなぁ。
皆が使う、清いお金だろうが汚いお金だろうがすべてに印刷されている自分の顔を見て、大先生はどう思ったろう。
そういった金のしがらみから解放されて、良かったんじゃないかなぁとは思うが、
少なくとも実際の自分は「英世!!そこは大先生の居場所だよ!!お退き!ヽ(#`д´)ノ」といった気持ち。
未だにおつりとかで夏目札を貰うと、恋人に会ったような気持ちでマジでキュン♥とする恋する乙女ですぅ★


今日は仕事の休憩中に、今読んでいる夏目漱石考察本に書いてあった情報
(夏目漱石が、どんな小説や論文や浄瑠璃等から影響を得たかという情報)を手帳に書き写してまとめていたら
後から来た子に目撃され「MADさんて勉強家ですよね」と言われて、初めて自分の凝り性に気づいた。←遅い
凝り性だし燃え(萌え)やすく冷めやすいのだが、夏目漱石に関して言えば「勉強している」という感覚よりも
「夏目漱石のすべてを知りたい」「夏目漱石を理解したい」「作品の背景が知りたい」という欲求によるもので、決して勉強ではない。
理解したいから、理解するために本を読む。
頭だけでは覚えられず、まとまらないからいろいろ手帳にまとめる。
それらをまた自分で調べて、深くを追求する。
それをしなければならないのではなくて、自分が「したい」と思っている。まさに自分の中ではリラクゼーションなのだ。
ただ、それをする時間がなくてイライラしたりする、といった面ではリラクゼーションとは程遠いものがあるが。


さて、今政策している「こころ裁半リ」だが、なんと応援メールを頂いた。ありがたい。
ありがたいが、なんだか申し訳ない。←何で
皆が期待するようなゲーム性はまったくないかもしれない。そこらはまだ未定。
さらには最近の検索ワードに夏目モノが多く含まれ始め、なんかドキドキしている。
「こころ K 自殺 理由」とかでひっかかっているようだ。
自分の主張がこれで大きく皆の心に響けばいいのだが。
夏目漱石大先生は、本当に全てにおいて燃える!!!!
そして、萌える!!!!←不純





その弟子の芥川龍之介も燃え萌える!!!!!!←不純すぎ

いろいろあるが、これからも引き続き「リフォームの中山」の検索でトップに躍り出るサイトでいたいと思っている。←何



2006年12月15日(金) 愛とは――友情とは――萌えである!!!!

やっちまった!!!
やっちまったよ、この背景。そしてこの全体的な雰囲気。テンション低ッッ!!
怖い日記ぢゃないよ★★・・・・とこの雰囲気で書いても説得力ないな。
現在フラッシュにて「こころ裁半リ」鋭意制作中。アホや。
もちろん絵は以前作ってたアレの使いまわし(笑)。いいんだ、早く萌えを表現できれば。
自分は江戸小説を書いてるのか、夏目フラッシュ作ってんのか、もうやりたいことを手当たり次第にやりすぎてよーわからん。

そもそもSMパークのフラッシュ作ってたんじゃなかったのかとか
それどころか逆○イはどうなったんだとか、モメリアルもどうなってんだとか
個人的には2年前に8ヶ月くらい作り続けてた「大正時代の恋愛」(シベリア出兵に絡む若者の悲劇)
フラッシュが中途半端なのも凄く気になる。
シベリア出兵て。いや、今でも凄く気になる時代の悲しい現実やけども。
もうなんか自分手当たり次第すぎて怖いわ。頭大丈夫かな。


今夏目作品「坊ちゃん」を繰り返し読みしてるんやけども、
可愛いわ―――!!坊ちゃんやっぱりかぁいいよぉ〜★
中学校時代から、好きなタイプは坊ちゃんみたいな、30代半ばのガタイ自慢のタチと決まってたから←しつこい
今読み返してみると、年齢が坊ちゃんに近づいたせいか非常に可愛いく感じる。
坊ちゃんアホやね、アホ。
あー、もう萌えるわ〜〜!!!
こころと三四郎は、読んでると東京の下町に繰り出したくなるもんな。凄いわ。


そういえば3日くらい前に、お前のナニも俺のものに【虞美人草】の続き描いた。
なんかまた長くなりそうだけど・・・。必ずシーンは完結させます。



2006年12月12日(火) ほんま好っきゃねん

ほんますっきゃね〜ん  ほんますっきゃねぇえ〜ん♪
という弾き語りでおなじみのMAD TIGERですがいかがお過ごしでしょうか。

今日はいろいろあったわけですよ。
親が結婚30年を迎えて真珠婚だと言うことで、自分のおごりでご飯&カラオケに行く。
全員風邪気味を押して歌いまくる親子。入ってくる店員皆半笑い。
で、楽しくやった後にミキモトで買ってきた真珠の入ったフォトフレームをプレゼントしたのだが、
父親は照れくさいのか一向に開けようとしないのでイラだち、←コラ
母親にあけてもらう。

そんなこんなでダラダラと本日は終了した。


終了したはずだったのだが、それだけでは終らない。
今日風呂の中で、ぼんやりと以下の事を考えていた。

「あー・・・・ゆうパックのあやや、可愛いよなぁ。あややらしくて。演技ヘタクソだけど、大丈夫かな」

「”それから”(夏目漱石)のDVD買おうかなぁ。松田優作が主演だしな。」

「松田優作っちゃぁ、息子の竜平は中々お父さん似で男前になってきたよな。あれいいよな
あのCMいいよな。竜が如くだっけ。知らんけど。いいよな、あれ。」

「そういや松田竜平、NANAの何かの役降ろされたんだっけ?知らんけど。よゐちゃんに酷評されてたっけか。」

「NANAといえば、今回鉄二が出てんな。あれどうなん、男前すぎるわい。誰役か知らんけど。つーかNANA知らんけど。
鉄二男前だよなぁ。いいよなぁ。谷原章介に匹敵するわい・・・・」

「谷原章介っちゃぁ自分の中じゃトップクラスの御剣(ゲーム逆転裁判の検事)ハマり役だけど、鉄二もいいな」

「でもやっぱり章介だよな。いいな。あのキモかわいさがたまらんよな」

「となると、主人公のなるほど君役は誰がいいんだ?前に誰がいいと思ってたんだっけ。覚えてないなー・・・・
TOKIOの松岡か?ジャニーズはいやだなぁ。この際ちびのりだーとかがいいかもな。ヤケクソで。」

「そしたらやっぱり真宵ちゃんはあややだよな!!あややしかいないよな!!いつまでたってもあややがいいよ!!」

「トリックの監督とかに作ってもらえば楽しそうじゃね??しかも、裁判モノだから2話完結とかにしてオリジナルで話展開できんじゃん。
あー、でもそしたら千尋さんは必ず死なないといけないしな。死なないと御剣出てこないしな」

「千尋さん死んじゃうの嫌だなぁ・・・・あー、その前に千尋さんのキャスティングを考えないといけないか」

「・・・・叶美香とかでいいんじゃね?むしろ恭子さんだったら面白くね?ワイルドすぎて。」

「真宵ちゃんのいとこのちっさい子のお母さん(伯母さん)は野際陽子できまりだな。
デカい頭で”あぁた!”ってな。」

「っつーかなんで逆転裁判ドラマ化とか映画化とかしないんやろ。」

<風呂から出て身体を洗い始める>

「ゲームは映画化とかしないのか?・・・・ちがうだろ、スト�兇箸�やってたやん。中途半端に。」

「マリオもやってたやん。疑惑のイタリア人どもが。」

「・・・・だからか!!!」

「だからゲームは実写化しちゃいけないんだ!!!」

「あー、でも逆裁は萌えるよなぁ。あんなん実写でされたら鼻血出るわ」

「つーかもう章介が御剣やったら鼻血出るわ」

「実写化であの友情やらなにやら解らん感情を見せられるんやもんな」

「・・・・」



「ん?」



これこそ夏目の
世界じゃないか!!!!




逆転裁判のあのキャラクターの関係性こそ、夏目漱石の描く世界そのものじゃないか?

・女キャラがいてもいなくてもどうでもいいみたいな中身。←酷い
・主人公の不完全さ。
・野郎どもの熱すぎる友情。
・財産・遺産相続のお家絡みの大問題。

これだ!!!!






っつーことで、風呂の中で自分は発見をしました。
逆転裁判がすきな人は、必ず夏目漱石作品を好きになるだろう。
逆に、夏目漱石が好きな人は逆転裁判を好きになるかもしれない。(ゲームは操作とかで好き嫌いも分かれるし)
どちらも、熱すぎる友情から漏れるそれ以上の感情(おもい)を、見る側に感じさせるに違いない。
そしてそのキャラクターのプラトニックさ、プラトニックゆえの自己嫌悪やトラウマが、さらなる萌えを引き出すのである。

とにかく萌えるわ――――ッッ!!!!!
今まで一度も足を踏み入れていない冬の陣に、初めて出陣しそうな勢いです。


どうしようもないので本日友達に連絡。
1月早々、第二回変態有識者会議でホテル予約決定。アホすぎ。
ちなみにその時執事喫茶に行こうとしたら、もうそっちは予約終了してた。ガックシ。



2006年12月08日(金) 泣き濡れて・・・・冬。

うぅうううぅぅぅ・・・・


ううぅぅうぅうぅぅぅぅぅう・・・・・



・・・・・という啜り泣きでおなじみのMAD TIGERですがいかがお過ごしでしょうか。

今日は休みだったので、久々に髪を切りに行った。
もう、肥えっぷりが半端ではないので、いいかげんにしろという自分への戒めも込めて、である。
久々にいった美容院に、矢張り、彼はいた。
山崎まさよし似。

あ――――(泣)。いっその事、いなけりゃいいのに。←オイ

で、案の定盛り上がる様子を見せる話。とうとうMADの江戸好きがバレると、「マジっすか!俺時代モノ大好きっすよ!」
という返答が。またそれか。もういいよ。もういいから、それ以上MADの心(こころ)に踏み込んでくれるな。
なんたって、自分は30代半ばのガタイ自慢のタチなんだからな。←しつこい
で、なんかプレステで出てる「剣豪」とかいうゲームがすっげぇ面白いんスよ、とオススメしてくる。
伊藤一刀斎とか、岡田以蔵とか出てくるんスよ!と熱く語ってくる。
2で出てくる近藤勇に負けた時、「気合が足りんからだ」とか言われるらしいんだが、それが超悔しいと言っていた。
ちなみに剣豪1より、2の方がいいらしい。
最終的には江戸の三大道場の話でやけに盛り上がってしまい、担当だったお姉さんにドン引きされる。

ああ。

クソー。本当にクソー。悔しいよ!!あたしゃ悔しいよ!!

お前が憎いよ!!←サロメ化


いや、サロメとまではいかないけども。自分に自信が持てないって凄いことだよなぁ。こんなに卑屈になれるんだもんなぁ。
人間の心(こころ)って、自分での解らないもんだよ、ネッ☆

で、いろいろ寄って家に帰ったら親が美容室についていろいろ話をツッこんでくる。
(親と自分は同じ美容室に行っているため、互いに行ったとき、相手の話が出たりする)
もう、なんだよあんた、と。
あんたまで自分の心(こころ)を乱す気ですか。もうウンザリですよ。
という自分の態度に気づいていないのか、母親は最終的に
「あのスラッとした男の子(まさよし似)どうなの?」
と質問してきた。キレる自分。
「なにが!!!!」
「あーいう子、タイプじゃないの?」
「タイプじゃないもなにもないでしょうが美容師だし!」←意味不明
「そうね、そうよね、販売の男の人みたいに、口が達者で嘘も簡単に吐ける職業よね」

・・・・・・・・



・・・・・・・・・・・





(TДT)ウボォァー



ええねん。ええねん、かまわへんねん。
うちのこの気持ちは、偽りやったさかいに。




よくわからんが、そんな感じだ。
とりあえずは、まさよし似が江戸もイケると解ってホクホクしている、そんなガタイ自慢のタチでした★テヘ!

で、本日はそのほか、ミュシャの絵を入れる額を注文して、部屋に置くスタンドライトを購入してきた。
組み立て式で、手で持って帰ってきたんだが、ずっとほしかったヤツなので嬉しくてたまらん。
最近はPCデスク、本革チェア、そして今回のスタンドライト、と、大分大盤振る舞いをしている。
見た目のインパクトやクオリティの割には、全体的にとても安く上がった。これも常日頃のリサーチのたまものです。
ちなみに、まだ部屋は弄り途中(ピアノの搬出待ち)だが、一角だけオフィス化している(笑)。
特に自慢しまくっているが、本革チェアが凄い。きゃわゆいよ〜★★

今後はこれで、バリバリ制作をしていきます!!
仕事しろってね!ハハ!

【きょうの おえど】
(説明しよう!誰も気にしちゃいねぇと専らの噂の、製作中の江戸小説の進み具合を己に戒めるためのコーナーだ!)

総文字数:51619文字
400字詰め原稿用紙20×20換算:167枚
文庫本時のページ数40×16行:135ページ

よしゃー!中だるみを超え、一気に(小説が)恋愛モードに切り替わったぞ――!!
あとはやりまくるだけだ――!!←なにを



2006年12月05日(火) 夏目記念日



この萌えは凄いと君が言ったから
         12月5日は夏目記念日  てぃがぁ




つーことで、久々に「お前のナニも俺のもの」に漫画アップ。
虞美人草より、案の定1Pだけ。
また今度書く。
いやぁ、萌えって凄いよな!!本当に。

今日は注文していた(dvd)「夏目漱石のこころ/監督市川昆」
が届いたので、早速見た。
日活映画で、1950年くらいの作品か??よくわからんけども。←オイ
白黒。役者さんは、ご存命の方もいらっしゃいますが、殆ど9割方亡くなってしまっている。
そのくらい昔の作品が、こうして(dvd)化されることはとても凄いし、嬉しい事だと思う。
で。見た感想だが。
ぶふぉ!!「私」可愛い(笑)!!純粋な、当時の学生ッつー感じがすごくする。
そして「先生」が一体いくつなのか不詳。自分の予想では、39〜40くらいを想像していたんだが、
映画の先生は38〜50くらいまでイケると思う。
なのに同じ役者(森雅之)で大学生時代の姿まで演じる。正直無理がある。
どっこい、その大学時代の親友である梶(夏目作品ではK)を演じる三橋達也が良い!!!!
すっげぇカッコイイ。無法者っぽさがよく出ている。
出ていながら、自分の意志に反してお嬢さんを愛する事に苦悩する
汚れない様子がよく現れている。
「先生」と「私」の出会いの海のシーン
(おもむろに服を脱いで褌姿で海へばしゃばしゃ入っていく先生を見た私は、
走りながら着物を脱ぎさって、その後を泳いで付けていく)
はなんかもう変。走りながら着物を脱ぐのがエロい。しかもとっとと脱げるのがまたエロい。
着物っていいね!!←何
毎度のようだが、箇条書きにしていきたい。

■よかったこと
・「私」役がハマっている。
・「先生の奥さん(静)」がかなり美人で、しかも歳をとっている姿も大学生時代も違和感がない。
・「K」が超格好いい。
・時代が感じられる、作りこまれた作品世界。
・たった120分だが、作品の要点が素晴らしくまとまっている。
・白黒だからだともいえるが、陰と陽(明暗)の差がはっきりとしていて画面にさらなる深みがある。
・「K」と「先生」の海のやりとり
”この岩場から、俺がお前を突き落としたらどうする””・・・・丁度良い、やってくれ”の前後が激萌え。
・Kの遺書ではなんか泣けた。

■よくなかったこと
・先生、大学生は無理があるよ・・・・。
・Kの自殺はもっと豪快に血を飛び散らせるべき。襖から天井まで、血飛沫が飛んでいるべき。
裏切った上に、友の死の壮絶さを目に焼き付けたが為に、先生はぶっ壊れたと自分は思うんだが。
・私は、もっと病気のお父さんの看病をしてあげればいいのに。
「病床の父を選ぶか、死のうとしている先生を選ぶか」という部分が弱かった。
・最後のシーン。原作には無かったシーンだが、なんか奥さんと「私」がデキるんじゃないか?
と匂わせる雰囲気。

総評:買ってよかった!!!!


個人的な希望としては、モックンのやってたテレビ版「坊ちゃん」もDVD化してほしいなぁ!!
つーか夏目先生の全作品をDVD化してほしいなぁ!!!全部買うのに。


江戸と夏目が交錯する世界に、現在浸かっております。



2006年12月04日(月) GE・KI・MO・E!

オッスオラMAD TIGERスミダ!!

この間、ようやくPCデスクを購入した。
どうしてもデスクの左側が、手前にせり出している形じゃないと嫌だったため、
必死に探すと、家具等オリジナルを大量生産式で激安気取りな「ニトリ」に、該当品があった。
つーか左がせり出しているのがいいというのは、左肘を突くからなんだが。
体が歪んでんのかなー。
あと、書き物(ネットで調べ物)とかをしながらだと、どうしてもモニタが顔の左に来るから(右利きだから)
右手が大きく開いて、しかも書類が右手方向に揃うほうがいい。ワガママだろうか。

でもそれは色が黒しかない。黒を買うしかない。でも、黒いやだ。こげ茶がいい。
でも左がせり出しているのは譲れない。つーことで黒を購入した。
後からカッティングシートなどで、茶の木目を貼り付けてやろうと思っていたんだが、色々見てもシートがチャチい。
くそー、と思って保留をするうちに、誕生日プレゼントに貰った行燈を何気なく置いていたら
なんと色味がピッタリ!!こんなに会うものがあるのか、と思わずにはいられないほどピッタリ!!
行燈の黒さとデスクの黒さがピッタリ。よく考えりゃ自分のPCもディスプレイも全部黒い。
そして、MADの腹も黒いのでした。←上手くまとまってない
つーことで、木目調は諦めた。今後またいいのがあったら、ぜひホンモノの木で左にせり出し型を探したい。


そして、今猛烈に欲しいソファがある。もうここ2ヶ月ほど「欲しい」といい続けている。
欲しいなら買えと思うかもしれないが、自分の部屋にそれは置いても大丈夫なのかと自問自答の日々が続いている。
値段は17万4千円。一人掛け。
・・・・2人掛けだのなんだの、必要ねーよ!!自分さえよけりゃいいんだよ!!←最低
一人掛けといっても、1.5人タイプなので、すっげぇデカい。本革。
とりあえず、置いたとしたら寝る場所はあるのだろうか。
「好きなときに、自由な場所で、自由に寝たい」という自由を愛するアンチベッド派だから、床に布団を敷いて寝る。
その場所すらないのでは本末転倒だ。
でも欲しい。欲しいものが一杯ありすぎて困る。

最近、欲しいものを手帳に書き出してみている。
1.そのソファ
2.デスクチェア(本革) *手配済み
3.PC増設メモリ
4.ヤード・オ・レッドの万年筆(ヴィクトリアン)
5.ファーバーカステル伯爵コレクションの万年筆
6.アルフォンス・ミュシャの絵を入れる額
7.カーテン
8.ローテーブル
9.ゴミ箱
10.財布
11.エスプレッソ機
12.本革ブックカバー  *名入れで注文済み。調子に乗って3枚も。
13.るろうに剣心DVDボックス
14.エルバンのシーリングワックス
15.江戸歴史図鑑

全部欲しいよおおおぉぉぉぉぉぉぉおお!!!!
竹やぶに金が(略)




さてさて。
本日の題名のGEKIMOEですが・・・・。
自分が神と崇める夏目漱石大先生著の「虞美人草」です。
男女の恋愛模様や駆け引き(殆ど女が一方的)や相続、深すぎる(笑)友情のはなし。

たまらんよ――――――――!!!萌えるよ―――――!!!
夏目先生お得意の、男を惑わす女が出てきたよ――――(笑)!!
夏目先生が書く女は、いつも輪郭がぼんやりとしている。だから、読む人によって色々なイメージができると思う。
でも毎度毎度、エロい。なんかエロい。
男をもてあそぶ様とか、本人が気づいているのかいないのかサッパリ解らない妖艶さだとか。
いいよ、いいよ!!
何がいいって、一番はやっぱり
「甲野さん(華奢で背が高い。自称神経衰弱。哲学者。)」と
「宗近君(がっしりしている。豪傑で豪快。楽天家。外交官の試験に何度も落ちているが諦めていない)」
の関係ですYO!ヒィ―――!!と叫びたくなるようなシーンが後半に目白押し。
夏目先生、自分が虚弱だったから豪傑にあこがれていたのは解る。解るが、その描写が上手すぎる。上手すぎて萌まくる。
淡々と冷たい言葉を吐く男に、あっけらかんと笑いながら答える男。
「解りやすくて、誰からも好かれる人」と「何を考えているのか悟られもせず、理解もされない人」の
違いや心情の書き込みがはっきりしているから、そのギャップでさらに萌え広がらせられる。

以下、抜粋と説明。(後半すぎてネタバレでもあるので、クリック&ドラッグの反転でよろすく)
【基本情報】
宗近一(むねちかはじめ)28歳。
��大学を卒業し、外交官になろうと試験を受けているが何度も落ちている。勉強嫌いだが諦めていない。
��がっしりした体格で、豪快。陽気で楽天家だが、時にはかなり真面目で人が良い。
��家族と仲がよく、妹を大事にし、可愛く思っている。
��甲野家とは遠い親戚にあたる。藤尾に惚れている。甲野の父から、「自分の金時計と藤尾を一(はじめ)にやる」
Lと言われていた。皆も周知の事実。


宗近糸子(むねちかいとこ)21歳。
��一の妹。美人ではないが、愛嬌があり、純粋で可愛い。美人で自立した藤尾のようになりたいと憧れる。
��甲野欽吾に惚れているが、ばれないように一生懸命。
Lいつも兄にからかわれているが、聡明な部分を垣間見せる。

甲野欽吾(こうのきんご)27歳。
��甲野家の一人息子で跡継ぎ。長身で、上唇に髭を蓄え、華奢な体をしている。神経衰弱っぽい。
��哲学を勉強しているが、周囲から見ればただぶらぶらしているだけである。
��遠地にいる父親が死亡するが、家を継がずに藤尾にすべてを委ねて出て行く事を決める。
��亡き父の書斎を引き継ぎ、そこに籠っている。庭が大きいことなどから、結構な財産があると思われる。
��結婚の話が出るたび、「自分にそんな力はない」と強く否定する。
L

甲野藤尾(こうのふじお)24歳。
��美しく聡明だが、傲慢でプライドが高い欽吾の腹違いの妹。
��やることなすことすべて計算ずく。一に惚れられて正直良い迷惑といった具合。
��どんなに男を振り回しても言うことをきかせる上、恨まれていない凄い人。
��母親(欽吾にとっては継母)と、甲野家の乗っ取り計画を淡々と進める。
��小野を愛しているのに、プライドが邪魔をし、崩壊していく。
L

小野清三(おのせいぞう)28歳くらい。
��天皇から直接銀時計を受け取った純文学者で詩人。
��ひょろりとした体格で、金縁の眼鏡をかけ、大体正装をしている。
��自分の頭の良さには自信があるが、恵まれていない環境(若くして親と死に別れるなど)が負い目。
��藤尾を愛しているが、いつも逆に翻弄されている。
��実は京都にいる文学の師匠の娘を嫁に貰う約束をしていた。その親子が小野を訪ねてくる・・・・。
L



*場面説明*甲野の書斎に、一大決心を抱いてやってきた宗近。

「うちの母に逢(あ)ったかい」と甲野さんが聞く。
「まだ逢わない。今日はこっちの玄関から、上ったから、日本間の方はまるで通らない」
 なるほど宗近君は靴のままである。甲野さんは椅子(いす)の背に倚(よ)りかかって、この楽天家の頭と、更紗模様(さらさもよう)の襟飾(えりかざり)と――襟飾は例に因(よ)って襟の途中まで浮き出している。――それから親譲の背広(せびろ)とをじっと眺(なが)めている。
「何を見ているんだ」
「いや」と云ったままやっぱり眺めている。
「御叔母(おば)さんに話して来(こ)ようか」
 今度はいやとも何とも云わずに眺めている。宗近君は椅子から腰を浮かしかかる。
「廃(よ)すが好い」
 洋卓の向側(むこうがわ)から一句を明暸(めいりょう)に云い切った。
 徐(おもむろ)に椅子を離れた長髪の人は右の手で額を掻(か)き上げながら、左の手に椅子の肩を抑(おさ)えたまま、亡(な)き父の肖像画の方に顔を向けた。
「母に話すくらいなら、あの肖像に話してくれ」
 親譲りの背広を着た男は、丸い眼を据(す)えて、室(へや)の中に聳(そび)える、漆(うるし)のような髪の主(あるじ)を見守った。次に丸い眼を据えて、壁の上にある故人の肖像を見守った。最後に漆の髪の主と、故人の肖像とを見較(みくら)べた。見較べてしまった時、聳えたる人は瘠(や)せた肩を動かして、宗近君の頭の上から云う。――
「父は死んでいる。しかし活(い)きた母よりもたしかだよ。たしかだよ」
 椅子に倚る人の顔は、この言葉と共に、自(おのず)からまた画像の方に向った。向ったなりしばらくは動かない。活きた眼は上から見下(みおろ)している。
 しばらくして、椅子に倚る人が云う。――
「御叔父(おじ)さんも気の毒な事をしたなあ」
 立つ人は答えた。――
「あの眼は活きている。まだ活きている」
 言い終って、部屋の中を歩き出した。
「庭へ出よう、部屋の中は陰気でいけない」
 席を立った宗近君は、横から来て甲野さんの手を取るや否や、明け放った仏蘭西窓(フランスまど)を抜けて二段の石階を芝生(しばふ)へ下(くだ)る。足が柔かい地に着いた時、
「いったいどうしたんだ」と宗近君が聞いた。

(略)
*場面説明*そうして庭へ出た二人だが、そこにはなんと小野と藤尾がいた。
藤尾は、欽吾と一に気づくなり、わざと行動を起こす。

女はちらりと白足袋の片方を後(うしろ)へ引いた。代赭(たいしゃ)に染めた古代模様の鮮(あざや)かに春を寂(さ)びたる帯の間から、するすると蜿蜒(うね)るものを、引き千切(ちぎ)れとばかり鋭どく抜き出した。繊(ほそ)き蛇(だ)の膨(ふく)れたる頭(かしら)を掌(たなごころ)に握って、黄金(こがね)の色を細長く空に振れば、深紅(しんく)の光は発矢(はっし)と尾より迸(ほとば)しる。――次の瞬間には、小野さんの胸を左右に、燦爛(さんらん)たる金鎖が動かぬ稲妻(いなずま)のごとく懸(かか)っていた。
「ホホホホ一番あなたによく似合う事」
 藤尾の癇声(かんごえ)は鈍い水を敲(たた)いて、鋭どく二人の耳に跳(は)ね返って来た。
「藤……」と動き出そうとする宗近君の横腹を突かぬばかりに、甲野さんは前へ押した。宗近君の眼から活人画が消える。追いかぶさるように、後(うしろ)から乗(の)し懸(かか)って来た甲野さんの顔が、親しき友の耳のあたりまで着いたとき、
「黙って……」と小声に云いながら、煙(けむ)に巻かれた人を植込の影へ引いて行く。
 肩に手を掛けて押すように石段を上(あが)って、書斎に引き返した甲野さんは、無言のまま、扉に似たる仏蘭西窓(フランスまど)を左右からどたりと立て切った。上下(うえした)の栓釘(ボールト)を式(かた)のごとく鎖(さ)す。次に入口の戸に向う。かねて差し込んである鍵(かぎ)をかちゃりと回すと、錠(じょう)は苦もなく卸(お)りた。
「何をするんだ」
「部屋を立て切った。人が這入(はい)って来ないように」
「なぜ」
「なぜでも好い」
「全体どうしたんだ。大変顔色が悪い」
「なに大丈夫。まあ掛けたまえ」と最前の椅子を机に近く引きずって来る。宗近君は小供のごとく命令に服した。甲野さんは相手を落ちつけた後(のち)、静かに、用い慣(な)れた安楽椅子に腰を卸(おろ)す。体は机に向ったままである。
「宗近さん」と壁を向いて呼んだが、やがて首だけぐるりと回して、正面から、
「藤尾は駄目だよ」と云う。落ちついた調子のうちに、何となく温(ぬる)い暖味(あたたかみ)があった。すべての枝を緑に返す用意のために、寂(さ)びたる中を人知れず通う春の脈は、甲野さんの同情である。
「そうか」
 腕を組んだ宗近君はこれだけ答えた。あとから、
「糸公もそう云った」と沈んでつけた。
「君より、君の妹の方が眼がある。藤尾は駄目だ。飛び上りものだ」
 かちゃりと入口の円鈕(ノッブ)を捩(ねじ)ったものがある。戸は開(あ)かない。今度はとんとんと外から敲(たた)く。宗近君は振り向いた。甲野さんは眼さえ動かさない。
「うちやって置け」と冷やかに云う。
 入口の扉に口を着けたようにホホホホと高く笑ったものがある。足音は日本間の方へ馳(か)けながら遠退(とおの)いて行く。二人は顔を見合わした。
「藤尾だ」と甲野さんが云う。
「そうか」と宗近君がまた答えた。

****************************
*場面説明*その後また書斎で話(結婚や今後の話)が始まるが、甲野の言葉は衝撃的なものだった。

「母の家を出てくれるなと云うのは、出てくれと云う意味なんだ。財産を取れと云うのは寄こせと云う意味なんだ。世話をして貰いたいと云うのは、世話になるのが厭(いや)だと云う意味なんだ。――だから僕は表向母の意志に忤(さから)って、内実は母の希望通にしてやるのさ。――見たまえ、僕が家(うち)を出たあとは、母が僕がわるくって出たように云うから、世間もそう信じるから――僕はそれだけの犠牲をあえてして、母や妹のために計ってやるんだ」
 宗近君は突然椅子(いす)を立って、机の角(かど)まで来ると片肘(かたひじ)を上に突いて、甲野さんの顔を掩(お)いかぶすように覗(のぞ)き込(こ)みながら、
「貴様、気が狂ったか」と云った。
「気違は頭から承知の上だ。――今まででも蔭じゃ、馬鹿の気違のと呼びつづけに呼ばれていたんだ」
 この時宗近君の大きな丸い眼から涙がぽたぽたと机の上のレオパルジに落ちた。
「なぜ黙っていたんだ。向(むこう)を出してしまえば好いのに……」
「向を出したって、向の性格は堕落するばかりだ」
「向を出さないまでも、こっちが出るには当るまい」
「こっちが出なければ、こっちの性格が堕落するばかりだ」
「なぜ財産をみんなやったのか」
「要(い)らないもの」
「ちょっと僕に相談してくれれば好かったのに」
「要らないものをやるのに相談の必要もなにもないからさ」
 宗近君はふうんと云った。
「僕に要らない金のために、義理のある母や妹を堕落させたところが手柄にもならない」
「じゃいよいよ家を出る気だね」
「出る。おれば両方が堕落する」
「出てどこへ行く」
「どこだか分らない」
 宗近君は机の上にあるレオパルジを無意味に取って、背皮(せがわ)を竪(たて)に、勾配(こうばい)のついた欅(けやき)の角でとんとんと軽く敲(たた)きながら、少し沈吟(ちんぎん)の体(てい)であったが、やがて、
「僕のうちへ来ないか」と云う。
「君のうちへ行ったって仕方がない」
「厭(いや)かい」
「厭じゃないが、仕方がない」
 宗近君はじっと甲野さんを見た。




これでも萌えないという人がいたら、挙手願います。
マンツーマンで教えてあげよう(笑)。




MAD TIGER地味作品集

 私の過去を
絵巻物のように
あなたの前に展開する
 扉  未来を展開する
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MAD TIGERの思考を吸収する







MAD TIGER へ就職口斡旋を催促する手紙を出す

MAD TIGER へ先生の遺書を出す



あなたは 人目の苦悶の人です