「新しく始めてみようかな」と思った
「上手くゆく」と思った
「やっぱり駄目だ」と思った
「到底、届かない」と思った

けれど

「もしかしたら、きっと」と思った
「認めてもらえる」と思った
「やっぱり駄目だ」と思った
「先に浮かぶモノがある」と思った

あの跡は一体、何だ。
昨日は交わった、と云う証。

諸行無常
諸行無我
涅槃寂静
一切皆苦

幸せで永遠を手に入れて
仕合せで経験を背に負って
眠りに就いた

私は大人に成ったと思うんです
優しく笑顔で見送ってあげたくて

此処で涙は似合わないから

不在の重さを確認してからも矢張り
本望だったと祈るのです行為ではなく人生そのものが

一輪の花に無限の愛を注ぎ
一羽の鳥の声に無心の耳を傾け
一滴の朝露に無償の目を向け

私は此処で息をしている事実を心に留めて

今までは何も気付かなかった気付けなかった空気をモノにして肯じる

諸行無常
諸行無我
涅槃寂静
一切皆苦

頭がブッ壊れそうな感じ
胸が爆発しそうな感じ

すげー苦しい

何でだよ、オイ
ちょっと意味判んないんすケド
この22秒間は何？

頭が思考回路を麻痺させている
胸が気道確保を出来ないでいる

すげーうるせぇ

何でだよ、テメェ
ちょっと莫迦にし過ぎなんすケド
この22秒間は何？

射殺？
刺殺？
あー成る程ね
絞殺っすか

もう
欲しいモノは口にしません
解ってる振りもしません

こんなコトなら目を閉ざした方がマシ

常に
其方　脳裏掠めしかば

夢にて
香し相見てりけり

されど

現にて
探りしに相逢わじかと

宵の頃　我　逍遥し
空へ向かひて　溜息つけぞ
漸う旨寝

朝には　詮ずる所

其方行かんを知らまほしかと

今から旅立つコトを知っていてくれて覚えていてくれてどうも有難う。
恐らく直ぐに忘却されて消えて仕舞うであろうものを。
再度見詰め合えると良い。絡み合えると良い。其の華奢な腕の中に私が在ると良い。
そして思い出して欲しい。私の本当の名前、醜態を。
笑って欲しい。毀れん程に見開いた瞳で。

思い上がってみました
ずっと歌っていました
貴方が連絡を寄越したのは何故
忘れよう其の辛さを
捨て去ろう其の暗さを
駄目でした
貴方が連絡を寄越したのは何故
爆走しかけていた私を
どうして止める
通してしまう
誤った恋を学びそうで其れは其れは大層辛い
あの触れ合いを
誤って恋を学びそうで其れは其れは可愛そうな位
あの合いの手は
初めて見た一年位前に
惚れた姿は大層厭らしく私の芯を溶かして仕舞った
愛なんて軽軽しく言えない
唯唯好きだと悶えるだけ
そんな貴方の目が私に在るだけで締付けられる想いに熱く熱く駆立てられるだけ
騙されぬ様
厭われぬ様
殺されぬ様
他人の視線を気にしながら復
会える事を願う

神様と呼べる方、若しも此の世に居るのならば私と彼の人を抱き通わせて下さい。
どうしてもどうしても。
全ては彼の人の為だけに。行くは彼の人を救う為に。
欲望を見透かされぬ様に、そっと陰から見詰めるだけ。
少しばかり共有出来る時が在るものならば、狂おしい程の手付きで、彼の人に愛を捧げたい。
見透かされた視線を感じぬ振りをして、操られる私。

あんたさえ居なけりゃ
こんな結果に成らなかった
あんたさえ居なけりゃ
こんな想いにならなかった

死ねよ

苦し紛れに謳ってみる
破れかぶれに遊んでみる

動かせない事実
動かさない真実

死ねよ

あたしが五感を使ったのは
何の為？
嵐が距離感を増幅したのは
金の雨だし

やっぱ死ねよ

意地っ張り
遺憾を尖らせて
見合わせそうな三月
いらねぇよ

目一杯
笑顔を歪ませて
幸せそうなあんた
死ねよ

記念すべき
初
人殺し

二年過ごし
初
一人暮らし

夢は夢の侭
幻になるのか？

死ねよ

最後のチャンスもあげました。君はいらないといいました。終わり

明かりを灯すのって
すごく難しいんだって

時間を殺すのって
至極静かなんだって

戻ってきて楽しい？
踊っていて虚しい？

他人には期待されて
自認には一体どれ程かかるか

ただの凌辱なら
仇の取得なら

泣き寝入りなどしません
飽きぬ キリなどありません

強かに着地