富士急ハイランドの“ええじゃないか”で
ジェットコースターの類では生まれて初めて
降りた後に涙が出た。
でもまた是非乗りたいんだけどね。
スケルトン観覧車の車窓より。
ちなみにこの日、朝はもの凄い雨だった。
『日暮里に生地買いに行きたいんだけど・・・』
趣味で洋裁をしている実母がそう言い出したのは 確か半年くらい前だ。 それから暫くお互い都合がつかなかったりで行ってなかったが 『そろそろ行きたい』ということで、日暮里駅南口で待ち合わせをする。
ここには“日暮里繊維街”という布地などのお店が集中している場所があり 手作り大好きな方達の、いわばメッカとも言える場所。 残念ながら私は裁縫に関しては全く興味がないため 存在は知っていたものの、行ったのは初めてだった。
サイトによれば4月1日まで繊維街全体がセール中とのことで 繊維街には母と同じ年頃の女性がとても多い。 中には20代前半くらいの方もいらしたけれど、たぶん 服飾関係の学生さんなのかなと思う。
それにしても日暮里〜鶯谷まで繋がる50軒以上の生地屋さんは 思った以上に圧巻だった。 以前は行くのを楽しみにしていた母ですら、最後には 『これだけ多いと、分かんなくなっちゃう』とため息をつきだしたほど。 そりゃ地元のキ○カ堂に比べたら品数は圧倒的に多いし 何せ街が生地屋なのだから、無理もない。
選択肢が多すぎるというのも、いささか困ると思った。 結局母が買ったのは3〜4種類の生地と ワゴンに並べられていた裏地2つ。
『日暮里まで行って、買ってきたのそれだけか?』 帰ったら父にそう言われていそうである。
この日の東京 最高気温が24.8度でほとんど夏日。
おかげで日暮里駅〜尾久橋通り周辺の桜が満開だった。
たまたま木から直接咲いていた桜を撮っていたところ
傍で母が『ワキ毛みたいに咲いてるのね』と言う。
“無駄なところから咲いている”という意味らしい。
■動くものを目で追うようになったという姪のちー坊。 それを妹から聞いた母の一言。
「メリーゴーランド買ってあげようか」
どうやら“メリー(天井から吊るしてくるくる回るヤツ)”を 言いたかったらしい。 ただ妹も慣れたもので。 『お母さん、ウチそんなの入るほどお金持ちじゃないから!』
■最近、病院の勧めでかなりハードな着圧ソックス (むくみなどを緩和するため圧力がかかるハイソックス)を 購入した母の説明。
「ひざ下のパンストみたいなの」
・・・矛盾してるし。
■母も私も雑穀米が好きなのだが、父や相方はあまりそうではない様子。 「ムチムチしてて、美味しいのにねぇ」
肉感的な雑穀米。
そんな母。 何を勘違いしたのか四谷三丁目と新宿三丁目の駅を間違えた。 地下鉄から上に出たら伊勢丹が目の前にあって ひどくびっくりしたらしい。
親友A嬢の日記で初めて“読み逃げ”という言葉を知り 驚いたものの、正直『アホくさ』と思った。 単に“ROMる”を言い換えただけじゃないか。
参照:ITmedia news 「mixi読み逃げ」ってダメなの?
早い話が“日記読んだら感想を書け”ということらしい。何だそりゃ。 考えただけで息が詰まりそうになる。
強制されたコメントでも、嬉しいものなのだろうか。 “読み逃げ禁止”を表記している管理者は 読んでくれた友人・知人に対して何を求めているんだろうか。
それにしてもこの“読み逃げ”という言葉の悪さよ。
崖だの縁だのがめっぽう好きなので、今回はあちこちに座っていた。 幸いにも城ヶ崎海岸には柵が必要最低限の部分しかなく 行こうと思えば崖っぷちギリギリまで行けてしまう。(無論自己責任で)
足元数m下には砕ける波と白い泡。 家に帰ってカメラを見てみると、実に10枚近くが “崖っぷちにいる私”であった。
崖椅子度:★(かなりゴツゴツしていてお尻が痛い。長居には不向き。)
眺め:★(ぼーっと海原だけを眺めるにはいいけれど・・・)
崖椅子度:★★(割と座りやすくて、風が心地いい)
眺め:★★(近くの崖の波飛沫も見えて○)
崖椅子度:★★★(かなり座りやすい。長居可能。)
眺め:★★★★★(対馬の滝がよく見える場所にあるため、眺めはここが一番良かった。)
崖椅子度:★★★★★(座りやすさに背もたれもついて、崖椅子というより崖ソファー。)
眺め:★★★(入り組んだ崖に打ち寄せる波と足元の渦がバッチリ。)
特に最後の写真の場所は、下手をすれば居眠りできそうなくらいで 間違いなく今まで座った崖椅子の中ではトップだった。 もっともこれらを撮った相方は、全く座ろうとしなかったけれども。
その帰り、門脇崎灯台でふとある疑問が頭をよぎった。 私: 「これ・・・変なハナシ、飛び込もうと思えば できるよね。」 相方:「できるんじゃない?柵ないんだし。」
ふと横を見ると、やっぱりありました。“いのちの電話”の看板が。
9:15に宿を出て、石廊崎へ。 少し山側を走っていると急に視界が開け、目の前が一面の菜の花。 今まで菜の花は何度も見たけれど、ここまで広大なのは初めてだと思う。
9:45頃、石廊崎着。 灯台までは20分ほど歩くことを、ここに来て思い出す。 というのも6年くらい前に輪行旅行で来たことがあり その時は愛車(自転車)を押して坂を上っていったのだ。
久しぶりに訪れたそこは、ジャングルパーク(2003年閉園) の廃墟のためか余計うら寂しい雰囲気。 以前来た時はもっと人がいて、賑やかだった。
石廊崎先端。柵の先はまだ行けそうなので、本当はそこまで行きたくて仕方がない。
12:10堂ヶ島着。 13:00発の千貫門クルーズまで間があったので、周囲を散策していたら ちょうど干潮時でトンボロ現象が見られた。 この界隈はその様子が似ていることから“伊豆の松島”と 呼ばれているらしいが、松島のような波の穏やかさはない。 私はこちらの方が好きだ。
左:展望台から見えたトンボロ現象。 干潮で点線の部分が島と陸続きになっている。
右:天窓洞入口。落石があった影響で、当分は中に入れないそう。残念。
帰り、沼津ICに出る途中で見かけた“湯治場 ほたる”で立ち寄り湯。 スーパー銭湯みたいに様々な種類があるわけではないけれど ここの湯船はとにかく大きくて、プール並み。 渓流に面して窓もないお風呂は3段階の温度に分かれており 熱めのお風呂でも外気が適度に頭を冷やしてくれる。 休憩施設も整っているから、ゆっくり休むことも可能だと思った。 (ちなみに今回利用したのは1時間700円の方。 この料金でフェイスタオル1枚が無料で貸し出されるのは嬉しい。)
厚木の辺りで1時間少々渋滞に巻き込まれたものの、22:00過ぎ帰宅。
3:00に家を出て、城ヶ崎海岸に着いたのが6:20。 ちょうど橋立吊橋は朝日が眩しかった頃だったので 若干寝不足の頭には、いい目覚まし代わりになる。
18m下は浜だからあまりスリリングな感じがしない。
そこから10分ほど車を走らせ、今度は門脇崎灯台と門脇吊橋へ。 この辺りはかなり崖の方まで行くことができるので 縁好きにはたまらないものがある。 あちこちの崖っぷちに座ってはしゃいでいたのだが、その辺はまた後日。
奥に見えるのが門脇崎灯台。こちらは真下が海でちょっとスリリング。
灯台に上った9:00頃はかなり天気が怪しかった。
ところで先の橋立吊橋も門脇吊橋も定員100人。イ●バ物置か。
伊豆高原駅周辺は大寒桜がとてもきれいで、 思わず駐車場に車を止め暫し散歩。 河津桜が葉桜になり諦めていたため、思わぬお花見になった。
ドライブと散歩でだるくなった足を駅横にある足湯で癒し “おもしろ博物館(城ヶ崎文化資料館)”と “怪しい少年少女博物館”へ立ち寄る。 個人的には“怪しい〜”の方は一度行ったらもういいやという感じだ。 そういえば熱海の秘宝館へ行った時も、そう思ったっけ。懲りない奴。
その後R135を南下し下田の黒船ホテルで立ち寄り湯。 平日の14:30頃だったせいか女湯は貸切状態で気持ちがいい。 露天風呂で風に吹かれていたら、トンビに散々裸を見られた。
16:00弓ヶ浜近くの宿に到着。 真下が海で、工事現場にある足場のような階段を下りると そこにあったのは6〜7mくらいある自然にできた砂山と、ソリ。
・・・そりゃ、登るでしょ。
2回もこれをやったら足はガクガク、靴下の中まで砂まみれ。
宿の周囲には大した施設もないため、夜空がことのほか美しい。 ただケータイが殆ど圏外で、辛うじてテラスから何かの拍子に繋がる程度。 夜、5分以上メールチェックを試みつつ ぼんやり星空を眺めていた。
所用で出た先で、いいなぁと思った風景。
滅多に車も通らず、鳥の声と枯葉が風で揺れる音しかしない場所。
カラーより、こんな色合いがしっくりくるような気がする。
日暮れの空がとてもきれいで、慌てて停めたコンビニの駐車場から。
こういう空を見ると、心が少しほっこり。
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