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2004年03月31日(水) 朝日の夕刊から

だから、いつの日記をいつ書いているんだか(^^;
今は金曜日の昼過ぎです。思いっきりダメすぎ。


この日は確か、残業して帰宅。W杯予選まで
時間があったので30分寝ようとして4時間爆睡。
深夜に目覚めて愕然、結果だけ確認してまた寝て。
でも中田のコメントによると、どうやらまたしても、
見ていてイライラする試合だったみたいですね。
寝てた方が少なくとも精神衛生には良かっただろう。
なんか そんな試合ばっかりって、嫌だなぁ。

そして水曜は、三谷エッセイのため夕刊を買う日。
今回は同じ面にエリザベートの評も載っていておいしい。
写真は一路エリザ&内野トート。実際に劇場で観るなら
今期は祐一郎さんの方が好きだけど、雑誌など見る限り、
内野さんの方が写真映えはする気がする。羨ましい。
良さがこれぐらい写真に写れば、観たことない人にも
薦めやすいのに。現時点での内野さんの歌は
前回までよりもっと人に薦められない印象なのに、
薦めやすいのは内野トートの方って、ちょっと悲しい。

評もほとんどが内野トートと一路エリザだけど、
個人的には禅さんへの「陰影に富む演技」が気になる。
そういった、繊細さのある表現の感想は、むしろ
綜馬フランツの方が似合う気がするんだけどなぁ。
禅さんのって、良くも悪くも分かりやすい印象で、
「陰」なら「陰」、「陽」なら「陽」。「陰」と「影」の
微妙な濃淡みたいな雰囲気は、ちょっと違う気が。

まあ、記事の雰囲気からして、内野-禅の回だけを
観て書いたようで、比較対象はないみたいだし、
単体で観れば、そういう感想も出てくるのかな。
もしや、内野さんと組み合わせると出る雰囲気とか?
私自身はまだ内野-禅は観てないので、ちょっと楽しみ。

目当てだった三谷さんの『ありふれた生活』は、
今回も微妙に『新選組!』に関わった話。
お気に入りのテレビ演出家さんに会った話だけれど、
彼に対する表現が「台本にないものを加えることなどで
強く自己主張するのではなく、台本の意図を読むことで
地味だけれど、確実な良さを作っていく演出家」だとか。
(原文が手元にないので、私が覚えている限りの意訳)

そうか、三谷さん、大河演出陣が気に入らないのね。
確かに今まで何回も、おいおい(^^;って演出はあったし、
テンポ悪すぎて、台本そのまま読んだ方が絶対に
面白いだろうと思える回もあったことは確かだけれど、
でも、共同作業で1つのもの作り上げてる相手じゃないの?
いいのかなぁ、こんな公けの場で嫌味言っちゃって。
前回の、関係ない漫画家に対してとは違うと思うけど。

喜劇人大賞なるものが出来て、第1回が三谷さんに決定、
30日に授与式が行われたらしい。でもそこでも三谷さん、
「僕が書くものは、歴史を冒涜しているなどと言われて
風当たりが強いのですが、こんな立派な賞をもらうと
ますます風当たりが強くなりそう」なんて言ったそうな。
何だか最近、自嘲や露悪が強くなりすぎているようで心配。

『新選組!』後半の本を書いている時期だろうから、
暗い場面が多くて滅入りがちなのかもしれないと思うけど、
何とか持ちこたえて、一年まとまったいいものを書いてほしい。
演出も すごく面白い回だってあるんだし、そういう時に、
「せっかくの演出なのに今回は脚本がダメすぎ」なんて
思いたくないし。私が三谷さんに会う機会があれば、
「生まれて初めて時代劇を続けて見てます!」って、
自信持って誉めてあげるのに、悔しいなぁ。頑張ってくれ!


2004年03月30日(火) いろいろ雑文。

日曜日に歩き回って、火曜の夕方ごろ筋肉痛を自覚。
それって(^^;と思っている、肉体年齢70歳のかずきです。
これ、診断されたのが既に数年前だけど、今はいくつだろ?
万歩計は、28日14時頃からで、まだ20000歩弱。
ちょっと気にして歩いてるぐらいじゃ全然足りないなぁ・・・。

桜が色あせちゃってる。今日は結構降ったもんな。
まだ蕾状態の木も多かったから散り切ってはいないけど、
やっぱり、日曜日に花見しておいて良かったなと思う。
あとは、もうちょっと満開になって花吹雪状態になったら
並木を歩きに行こうかな。その時期が好き。

『ミス・サイゴン』ナビザーブ、やっぱり全滅。
ナビザ、一度も1枚も当たったことないんですけど、なんで?
そこまで高望みばかりしてるとは思わないんだけどなぁ。
自分の誕生日が市村・笹本。ちょっと観てみたいだけなのに。
まあ、他に面白そうなのがまた出てくればいいんだけど。

剛が月曜に国連大学で講演したらしい。
「児童の権利に関する条約」批准10周年記念シンポジウムだとか。
Yahooによると、「子供の権利を広い意味で取り上げた連ドラ
『僕と彼女と彼女の生きる道』に主演し、SMAPとして人気を誇る
草なぎに白羽の矢を立てたという」だそうな。そ・・・そうなの?
あのドラマで「子供の権利」なんて、そんなに言ってたっけ?
結局 凛ちゃんって、大人に振り回されただけのような・・・。
確かにいろいろ考えてくれはしてたけどね。でも。
まあ「人は支え合って生きているとアピールした」そうだから、
そちらに関しては納得だし、こんなニュースが私の網に
引っかかってくるぐらいだから、効果はあったと言えるのかも。

さて。ちょっとネット落ちしてる間にまたメール溜まってる。
返事書かなくっちゃ。ついでに、しばらく来なかったウイルスも
新種がザクザク来てるみたいだし、削除しておかなきゃ。
金曜の吾郎ちゃん主演、一孝さんと戸井さんも出演ドラマや
土曜のエリザ感想も、できれば書きます〜。頑張る。


2004年03月28日(日) 『新選組!』『砂の器』ほか(長文)

朝っぱらから、江戸城に行ってきました。
目的は、花見と、江戸気分になってみること。
日本史研究を仕事にしている友人がいるので、
彼女を先生に、11時大手門集合で歩く歩く。

いや本当に、歩いてばっかり。
テーマパーク化すれば見所満載なのにね、と
友人が言うとおりで、いろいろなネタ的なものは
あるけれど、どれもこれも放り出されっぱなしだし。
「松の廊下跡」って、ただの雑木林に書いてあるだけ。
道の途中で看板を見つけても、「どこが?」だもん。
天守閣も、焼失した台座があるだけで何もなし。
てっぺんはまっ平らで日当たりいいねーぐらいな。
各種の桜が、3分咲き〜散り初めまで見られたのは
なかなか嬉しかったけれど。散る桜、好きだし。

修復中で、たまたま中身も見られた石垣とか、
多摩の林を模して作られたという雑木林を見たり、
大奥のそばに作られた、女性と死人が通るという
不浄門を見たりと、何となく雰囲気は感じられたけれど、
何より感じたのはやっぱり「とにかく広い!バカッ広い!」
残り2つの出入りできる門も回り、途中の原っぱで
お昼したりしながらでも2時間近くかけて帝劇近くへ。
江戸城地図で歩いた地域を確認して「こんだけ?!」

内堀の中だけでも、今日歩いた地域の3倍近く。
「誰も江戸城を攻めようなんて思わなかったから」と
友人の説明ですが、本当に威容を示す感じが強くて。
「外堀」の位置なんて確認した日にはクラクラしたけれど、
中に大名屋敷や官庁街を含んだと思えば分かるような。
ここに住んでる人が、500年間日本を支配したのね…と、
なんか妙に納得したような気分。こりゃすごいわ。
で、なんで今は天皇がここに住んでるんだっけ?(^^;
ダメだ、勉強不足すぎ。


『砂の器』最終回

こんなもんかなー。
やっぱり中居ちゃんってばSMAP一、演技下手かもと。
拓哉の場合は、普通の演技は中居以下だと思うけど、
「木村拓哉」の演技なら喜怒哀楽こなせるもんな。
中居の場合、どれもこれも一緒だから、場面によって
ここはきっと ものすごーく泣きそうなんだろうなとか、
推測して補完しながら見なくちゃだから、面倒くさい。

特に、「昭島医療刑務所」という文字を見た時の中居!
演技ってのは目を剥きゃいいってもんじゃないんだよ!
思わず夜中なのに爆笑してしまいました、ごめん。
子役の場面の方が安心して見ていられるよ(苦笑)

ただ子役も、こぎれいな格好になったら、
ぽっちゃり頬っぺたのプクプクした子だったのがなぁ。
そんな子が、口をへの字にしっぱなしで、必死で
父親に置いてかれないように走るのを見ても、
どうも同情できず。出かけた涙も引っ込んじゃった。

今回は、きれいな映像風景はないだろうから、
音楽だけ聞いていようと思ったら、盛り上がり途中で
いきなりフェイドアウトしてCMに入っちゃうし、悲しすぎ。
私は何を見ればいいのかなぁと思っているうちに、
犯罪者で余命幾ばくもない父親との感動のご対面。

「こんなに年月が経ってて分かるものかなぁ?」とか、
「左腕の傷だって、別れてから付いたものなのに」とか
思ってるうちに、中居が泣き始めて台詞聞き取りにくくなり。
「あんたが憎かった」「元浦秀夫を この世から消したかった」
「三木さんを殺してしまいました・・・」が聞こえたから、
もうそれだけで、納得するべきなのかな。ふぅ。

エンディング文字「宿命とは この世に生まれてきたこと
生きているということである」だそうでございます。
原作や映画は知らないけど、そうは感じなかったよ。
視聴率稼ぎの最終回延長だったから『新選組!』の頭を
我慢して見たのに、これかいって感じだけど、
まあ、無事終わった。良かった良かった。


『新選組!』12回

面白かったな〜♪久々に、しっかり2回見たよ。
最近、BSは途中で他のこと始めちゃうことも多かったのに。
相変わらず盛りだくさんの1つ1つも良かったし、テンポも○。
各々のキャラクターが立ってきてるから、短い場面ずつでも
しっかり見せ場だし。いいなぁ!

嫌だなと思うのが激少かったのは、女性陣も良かったから。
みつが初めてうざくなかった。先週の予告を見た時点で、
「私のこと好きだったでしょ」とか、勇に抱きついたりとか、
お前いいかげんにせーや!(怒)という印象だったものが、
「私のこと好きだったでしょ。私も好きだった」と並べて
静かに過去形で語られると、勇の表情ともあいまって、
本当に、子供時代の終わりを感じさせてくれた。

懐かしい多摩での場面の数々が挿入され、そして、ふっと
切り替えて、きっちり勇の前に立ち「総司を頼みます」。
最後に一瞬だけ抱きついて、すぐに小走りで去る。
つねさんを諭して、2人の視線での別れを 少し満足げに
見守ってる姿も初めて年上らしさを感じたし、良かった。

つねの「勇さまー!」も嘘っぽくなるかと思っていたけど
少し切ない感じのある、いいシーンになったと思うし、
あの、超々大根で二度と見たくないと思った お琴も、
今日はそう悪くなかった。おバカな琴が見えたかも。
特に、浪士組が出立した後に1人ふらふらと出てきた時。
こりゃもう抜けられないわ、この女(^^;という感じの、
イっちゃってる加減が、良かったと思う。

しかし、捨は殴るは琴はやっちまうわ、すごいぞ歳(苦笑)
目的のためには手段を選ばない感じが素敵だけど。
「商人のようなことを言う」と言われても動じないし、
その成長(と言っていいのか(^^;)ぶりは驚くほど。
その前にいると、清河のダメ男っぷりが目立つくらい。

殿内が「先番宿割だったんですけど・・」と言った時の、
申し訳なさそうな感じとのギャップもいいかも。
あの後、連れて行った先ではどうせまた、
口八丁手八丁で言いくるめたんだろうとは思うけど(笑)
ただ殿内に関しては個人的には、最初の挨拶の場面なしで、
土方と一緒に(こいつだったのか!)と驚きたかったな。
あと土方では、勇の「怒らないから言え」も好きだった。
本当に、勇にだけは頭が上がらないのね〜。

総司も、成長したなぁ!という感じ。
粕谷の前回の真似っこをして「こうでした?」って
何でもなさげに笑う姿が、天才くさくて ちょっと嫌。
「食え」の一言で、勇を完全に飲んでた芹沢に対しても、
飄々と挨拶しちゃって、大物っぷりも可愛くないし。
逆に、事が動き始めてからの山南の使えないっぷりは
毎回毎回明らかにされていて、ちょっと不憫かも。
そろそろ脱走してもおかしくないほど、浮いてるよぉ。
それとも、今後は剣技ではしばらく役立てるだろうから、
それすら健康状態悪化で奪われて・・ってことなのかな?

後は、「芹沢さんは、どうして浪士組に・・・」に対する
「血が騒いだ・・・。そういう奴もいるってことだ」が
かっこよかったな〜とか、様子見係で結構まめまめしい
永倉さんが好きかもとか、いろいろ思ったり。
やっと出立して、いざ!という青空の下でエンディングだし、
ちょっと わくわく感が募ってきた、第12回でした。


2004年03月25日(木) 『題名のない音楽界』公開録画

友人から「あっきーの出る公録行く?」とメール。
もちろん速攻で、「行く行く!」と返事。
そんな感じで、労せず公録に行ってまいりました。

会場:文京シビックホール大ホール
座席:2階13列12番
司会:大木優紀、羽田健太郎
演奏:神奈川フィルハーモニー管弦楽団
タイトル・出演・演目
<1部(04/4/25放映)>撮影 18:45〜19:35
「打つべし!打つべし!打つべし!!」
  ゲスト:ザ・ストライプス、吉田兄弟
   ・ハンガリー舞曲第5番 (ザ・ストライプス)
   ・鼓動 (ザ・ストライプス、吉田兄弟)
   ・即興バトル (HIDEBOH、羽田健太郎)
   ・NIKATA(秋田民謡) (吉田兄弟)
   ・Festivo(映画「座頭市」より (全員)
<2部(04/4/18放映)>撮影 19:55〜20:50
「宮本亜門・そして序曲は始まる
   〜キャンディードVSウエスト・サイド物語」
  ゲスト:宮本亜門、中川晃教、鵜木絵里、幸田浩子、
      足立さつき、湯川晃
   ・Tonight (湯川&足立)
   ・ああ、幸せな2人 (中川&鵜木)
   ・Maria (湯川)
   ・着飾って浮かれましょ (幸田)
   ・キャンディード序曲 インストルメンタル


会場前で友人と待ち合わせしていた18:25ごろ、
中川君が目の前を通りました。つまり開演20分前。
臙脂に近い茶の皮ジャケットに黒のパンツと、
前に見かけた時に比べれば はるかに普通の格好。
(渋谷系のパンツやスカートじゃないって事ですが)
急ぐ様子もなく楽屋口に向かったから、客入り後に
拍手の練習などの時間があるものと思っていたら、
いきなり司会が登場して本当に開演。公録開始。
入り口でもらったリーフレットを確認すると、
中川君は第2部のみ。何の問題もないわけですね。
自分の出演の1時間半前入りってことだったのか。

始まってみると、立派なオーケストラがいる。
でも、何やら真っ赤にピンク、オレンジ、水色、
黄色に緑にと、やたらカラフルで驚きました。
確かに女性が多いからというのもあるけれど、
ドレープはあっても割と普通のシャツとスカート
という人から、もろゴージャス!なドレスの人も。
今時オケってこんなものなのかな?不思議。
そういえば「オケの拍手」を初めて見ました。
弓をぶんぶん振ってるんですね。なんか可愛い(^^)

しかし、司会者が変わらないなら、
お願いだから拍手の誘導をして欲しいと思う。
羽田さんの しゃべりって、間が妙なのよぉ(^^;

大木「〜というのが吉田兄弟です!」(間)
客(あれ?もう出てくるのかな?→客たち拍手)
羽田「・・・そうですね。だから〜」
客(なんだ、まだ続くのか)
大木「〜吉田兄弟ですね」(間)
客(今度こそ出てくるんだろう→拍手)
羽田「・・・ですから〜」
大木「〜吉田兄弟です!」(間)
客(どうせ違うだろう→え、出てきた!→拍手)

こんなのとか、歌の後に妙に
羽田さんや出演者がお辞儀を繰り返してるから、
まだかなまだかなと思いながらも、途中でやめては
何度もまた拍手し始めたりしているうちに、
待ちくたびれた大木さんが司会を始めてしまって、
何を言ったのか聞こえなかったりというのが多々。
普通 公録って、拍手を煽ったり止めたりする係が
カメラに見切れるところにいるものじゃないの?

でも1部は、文句といえばそれくらいで楽しかった。
ザ・ストライプスというのは、タップグループで、
北野武に認められて彼らの絵を描いてもらってたり
映画に出たりしたことが売り出し文句になっていて、
どうしてもCONVOYとかぶるなぁと思っていたのですが、
数年前に私がCONVOYを見切ってしまった頃に、
彼らから消えたと感じた「勢い」があると思ったし。

ハンガリー舞曲で、体にくくりつけたフライパンや
鍋をたたきながらのタップも面白かったけれど、
吉田兄弟オリジナル曲♪鼓動での競演が良かった!
しゃべりの時に、ジーン・ケリーみたいな優雅に
上体を動かさないのではなく、打ちつけるタップだと
実演してくれて、吉田兄弟の三味線も弦楽器だけれど
「打ちつける」ものだと言われた後だっただけに、
タイトルが思いきり理解できる対決は血が燃えた。
思わず体でリズム刻んじゃったし。また聞きたいな〜。

最後に映画『座頭市』からの曲でも、彼らにプラス
オケと鼓と太鼓も加わって、まさに「打つべし!」
中川君が出ないんじゃ気軽に見とこうかな・・・
なんて思っていたのに、お金払ってないのが
申し訳ないくらいしっかり、楽しませてもらった。

ちなみに、全く関係ないけれどザ・ストライプスの
リーダーHIDEBOHさん、遠目にはどう見ても、
『ワンピース』のサンジに見えたんですけど(^^;
髪型といい、細っこい体といい・・・、最初の曲で
フライパン身に着けて現れた時は動揺しました。
そんなのきっと、私だけとは思うのですが、
へちゃげたタバコ、斜めにくわえてほしいなぁ(笑)

そして第2部。早々に亜門さんが司会に加わって、
手馴れた話っぷりで場を盛り上げようとする。
それまで ゆったりと妙な間を持って進んできた
2人の司会の間では、ぷかぷか浮いていたけれど、
それがどうにも辛かった私的には、亜門Good Job!

でも、何とか しゃべりの方は楽しくなったけど、
今度は歌の方がちょっと結構 辛い方向に。
あっきーは勿論、今度『キャンディード』に出る予定の
鵜木さんと幸田さんは、さすがオペラ界の中からでも
ミュージカルに出ようという人だけあって、魅力的な
表情をコロコロと変えながら歌う様が可愛かったけれど、
ホールが肉声に向いていないのか、1部ではきれいに
届いていた音が、歌声だけは全く届けてくれず。
しゃべりが聞き取りにくいのは拍手のせいだけかと
思っていたけれど、どうやら違うらしいと薄々感じたり。

でも、中川・鵜木・幸田は表情や雰囲気で、
歌声の聞こえにくさを補って面白く見せてくれけれど、
『ウエストサイド物語』からの2曲を歌った、特に
男性の方は、表現力や魅力に欠けて どうにも退屈。
♪Mariaも長く感じて、しばらく我慢したけれど
途中でアンケート書き始めてしまいました。
席を立つ人や咳払いが目立ったのも、後半の
しんどくなる時間帯だったからだけじゃないと思うし。

しかしなんで、
ミュージカルをオペラ歌手に歌わせたんだろう?
どう見ても『キャンディード』の宣伝番組なのなら、
亜門・中川・鵜木・幸田だけでゲストは十分では?
ネームバリューとしてウエストサイドを使うのは
分かるけど、失礼ながらゲストの知名度は5人でも
3人でも、対して違いの無いレベルだったと思うのに。
実際、話したのは亜門さんだけで他は一言もなかったし。

ただし中川君がトニーを演じ歌えたかというと、
♪ああ、幸せな2人でも、相変わらずの手振りを披露し
可愛げやバカっぽさはあるけれど、隣の鵜木さんより
はるかに演技してない感じだった事を考えると、No。
結果的には正しかったのかもしれないけれど、1部が
楽しかっただけに、どうにも不満の残る2部でした。

でも、最後に「次回の予告」として放送される部分を
撮る時、大木さんが3回だか4回かんで撮り直し。
その際のキャンディード組がすごく良い雰囲気で
楽しそうで、それを見られたのが嬉しかったです。


2004年03月23日(火) 『僕と彼女と彼女の生きる道』最終回

10時5分前に目覚ましをかけて、
トイレを済ませて飲み物を用意して開始を待つ。
ここまでしたドラマって『新選組!』初回以来かも。
「初回くらい見てみるかぁ」で見始めたはずなのに
こんなになるとは誰が思ったか。不思議だなぁ。

で、内容感想。
まあ、こんなもんかな。
結局は徹朗(草��)主体の話だったんだなと、
最終回で今更ながらに確認された気分。
問題は彼の幸せで、他のキャラクターを描くことは
それほど重視してなかったんだなぁと実感したり。
「僕」の生きる道はともかく、他の人は簡単に済。
製作側の中では前回までで話は終わっていたようで、
もうちょっと描いてほしいなと思った人々について
特に新しいことは描かれず、エピローグ的最終回。

ゆら(小雪)も、徹朗の前では、物分かりのいい
包容力のある女性であり続け、恋人未満で終わった。
凛(美山加恋)に「いつまでも凛の先生でいてくれる?」
なんて聞かれたら、母の座に収まりたいのなんて
言い出しにくいし、仕方ないのかもしれないけれど。

半年後、凛ちゃんからの手紙の中に、
男の子の話題なんかが出てくるようになってから、
「お父さんの好きな人も来るかも」という表現で
ゆらと徹朗が男女としてつきあうかもしれないという含みを、
凛に納得させたのは、徹朗の態度としては良かったけれど、
「徹朗の理解者」状態のまま半年間放置されて、
そこからまた始める ゆらは、何を思っていたのかな?
呼ばれて「また会える」と喜んで来ちゃうのは、
かわいいけど、都合のいいように使われている気も。

そのエンディング、 ゆらと3人なのは構わないけど、
他に、可奈子(りょう)との関係も描いてほしかった。
前半の「凛は可奈子の事が大好きだ。可奈子も凛を
愛してるんだろ?」と「俺が凛を愛していることを
伝え続けて欲しい」で、顔くしゃくしゃに泣いただけ。
それ以外は、特に何の描写のないまま終わり。

その後、徹朗とは徹底して会っていないように見える。
店の前まで凛を送ってきておきながら、帰る可奈子。
引っ越す日も、ホームでは凛ちゃんと徹朗の別れが
感動的だったけど、可奈子は新幹線の中で待ってる。
本当に徹朗が変わったことを認めたというのなら、
友人関係となりそうな気がするんだけど違うの?
一度つきあって別れた男って、話しやすいと思うのに。

大体、「凛の父親でいさせてくれ」って、
文通なり何なりで気持ちを通じさせるのは
現時点では すごく大切なことだろうと思うけれど、
将来的に可奈子が再婚した場合は話が難しいよ?
その時点でも、徹朗が凛に執着したらどうするのよ。
ちゃんと話を続けることが必要だと思うんだけどなぁ。
父親、元義母、元妻、今度つきあうかもしれない人、
全員が集まって食事しろとまで言う気はないけれど、
せっかくの絆を断ち切らなくてもと思うんだけれど。

それらの不満に対して、周りは魅力的に終わったかも。
徹朗の勤め先のレストランのコックさん、良かったな〜。
本当にわずかな登場時間なんだけど、徹朗に対する
感情が変わっていくのがよく分かったし、笑顔が嬉しい。

徹朗パパの義朗も、ちゃんと変化を見せたキャラ。
徹朗が何かするたびに叱りつけていた彼が、
「不服申立はしない」と言われ「お前の決めた事だから」。
そして、ベルボーイとして第二の人生を歩み始める。
徹朗の元同僚、宮林(東幹久)も、出世争いに身を置く
人生を選びながらも、同じ道を進んで敗れ自殺未遂を
起こした井上部長(小日向文世)に乾杯できるようになる。

この辺の人々が、すごくいい感じでまとまっていたから、
メインの人々は・・・、まあ、いいかな。どうしても
文句があるというような最終回ではなかった。
徹朗と凛ちゃんの幸せを考えたら、この時点では
最良のエンディングで、良かったんじゃないかと思います。


2004年03月22日(月) 寒い日。

寒っ!
先週、桜の開花宣言が出たはずだってのに、
なんで今更、都内に雪なんかが降ってるの?

寒くてたまらないというのに、
帰りにふと果物が食べたくなって寄った店で
見かけたものに、目が吸い寄せられてしまった。
温室ものにしても早い「びわ1パック¥1,000-」也。
今、何月よーっ?!今、気温何度よーっ?!と、
頭の中で疑問符がグルグルしながら目が離せず、
つい、言われるがままに購入してしまった。
寒い時に体を冷やす果物買って どうするさ?
と自問自答しながら、一気に6個食してしまう。
意外なほどおいしかった。
まあ、初物で寿命が延びたからいいや。

何となく『蝉しぐれ』をつけっぱなして、
『新選組!』が時代劇っぽくないと言われるのは
単に画面が明るいのが大きいんじゃないかなぁとか
思いつつ10時。スマスマ見ようとチャンネルを
回せば『プライド』最終回延長バージョン放映中。
何分延長か調べるのも面倒なのでそのままにしてたら、
大団円らしい場面では隠れている仲間以外誰もいない
夜のスケートリンクでキス。そして花火・・・(-_-;) 更に
竹内結子が言う木村の決め台詞「メイビー」に対して
木村が ゆっくり首を横に振り、かっこつけて一言、
「マストビー」・・・。

ホンっトに寒気がしたよー。カイロ背負っちゃった。
スマスマ「粘土の王国」コーナーゲストが東幹久と
凛ちゃんだったおかげで、ちょっと温まったし、
トリビュートでの金八先生から「贈る言葉」への
木村の態度が結構好きだったから良かったけど、
危うく、木村拓哉 大っ嫌いになるところだわ。
あー良かった。慎吾ファンとして、SMAPメンバー
だけは、絶対に好きでいようと思ってるんだから。
しかし、このドラマの視聴率がいいって、
やっぱり絶対分からない。私が変なの?


2004年03月21日(日) 『新選組!』&『砂の器』

いかりや長介さんが亡くなられました。
芸能人の死って、遠く感じてしまいがちなのですが、
何だか不思議なほど、彼の死はリアルです。
「8時だよ、全員集合!」当時に小学生だった世代の割に、
親に禁止されて見ていなかったので知らないのですが、
その後のドラマや舞台だけで、十分 身近に感じるほど
私にとって、存在感のある役者さんと認識されていたようです。
本当に「惜しい人を亡くした」そう思います。
ご冥福をお祈りします。


さて、今日のドラマ×2本。

『砂の器』(最終章・前編)

先週で、宿命が何だかネタばれされたので、
今週が最終回と思っていたら、最終章<前編>。
ま〜た間延びするのかと うんざりしたのですが、
「日本の四季を描こう・また」という感じで良かった。

前半ちょこっと、給水塔を懐かしんだり号泣する中居と
捜査会議、千代吉の大量殺人から村脱出場面があったけど、
ほぼ全編、緊張感のない親子の放浪と和賀英良の演奏会。
台本はいつもの半分以下だったと思われるけど、
無言に音楽が流れるだけの四季の風景はとにかく美しく、
これを大画面ハイビジョンで見られたらなぁと思った。
まあ要は、それ以外は何もない回だったわけですが。
ピアニカはパパが盗んでくれたんだったんですね。
あー、DVD録画頼んでおけば良かったよ。
しかし、市村さんや松雪泰子や何やらかにやら
山のようにあった伏線は、もう無視されるんでしょうかね?


『新選組!』(第11回)

オープニングで主税助様の「あっ・・・」と
倒れるシーンがあって、思わず嬉しくなったり。
先週で一番好きだったんだよー、あそこ。
その後、先週のエンディングの「いざ京都!」って
剣を掲げるシーンも映ったけど、最初からああして
掲げただけで止めておいてくれれば良かったのに。
剣を振り下ろして妙なアップで終わったのが、
先々週から続く、最悪の締めだと思ったから。

で、本編は、多摩編まとめ。
ふでさんと勇の気持ちが通じるのがメインの回だけど、
ずっと、野際陽子の演技をうざったく感じていた私には
ちっとも感情移入できず、泣けなくて損したような気分。
「あなたは私です」で、勇の顔クローズアップ!も、
お願いだから、古臭い演出は何とかしてくれって感じ。
ただでさえアンチふでさんで長台詞に飽きてたとこ、
ちぃとも盛り上がれなかったよ、私は。
ここで泣ければ今回面白かったんだろうと思うけど。

つねさんの「お2人は似たもの同士」発言で出てきた、
夜叉と鬼の面の映像にも、思いっきり引いてしまったし、
何か映像編集も変だから余計、入れないんだと思う。
あ、でも、脳内補完してるのかもしれないけど、
父母、妻、そして自分自身に申し訳が立たないという
勇の言う科白には、ちょっと感動してしまったかも。

それ以外は結構 良かったんだけどな〜。
桂さんに「良く言えば純粋、悪く言えば・・・幼い」と言われ、
敵対することになるかもしれないから、京都に行って
ほしくなかったと言われても、そんな話が納得できるように
勇のイメージが出来てきてる自分に、驚かされたりもしつつ。
「悪く言えば・・・」の間に思わず「バカ」と、頭の中で
付け加えたりなんぞもしてたんですけどね、はい。
桂さんの方がよほど、私より勇のこと好きみたいです。

初めて、左之をうざったく感じなかったのも○。
平助(最近 好き)&総司の若者コンビだけと一緒だと、
周りのザワザワと交じって、ごく普通の飲み屋の感じで。
「好きですよ」と総司に言われてても違和感なく納得。
直後の粕谷の場面は、またしてもスローモーションで、
全く達人には見えず「かーっこいい!」が浮いてたけど、
「難しいことは分からないけど、何か近藤さん好き♪」
グループの存在が、私には結構 嬉しいのかも。

そうすると、文句つけてるのは演出にばかり?
今回、久々にシャンパンのコルク栓で泣かせる場面が
あると読んだけれど、カットされてしまったのも演出のせい?
歳さんが「実は俺は気乗りしてない。時代を動かすのは
桂さんや坂本さんに任せておけばいいと思ってる」と言う。
でも、かっちゃんは止めても聞かないだろうから、
一緒に行って、俺の力を役立たせるんだと言って、
コルク栓の約束を確認しあう場面だったらしい。

実は、ものすごーーく楽しみにしてたんですけど。
何でかなぁ?先に読んで楽しみにしてた歳の場面って、
なぜかことごとくカットされているような気がするのは。
個人的には、長い長い野際さんの台詞を少し削っても
残しておいてほしい、多摩編まとめの1つだったと思います。
ひいき目?・・・かもしれないけれど。
あ、最後に。甲子太郎さん、気に入ったぞ(^^)
でも、こいつのせいで平助がと思うと、思うと・・・(泣)


2004年03月19日(金) 警告!+ちょっとサッカー

>!!!! 警告 !!!! 
>下記のメールはウイルス感染されていることが
>検出されましたので、ウイルスの駆除あるいは削除を行い、
>メールを送信いたしました。
>メールの発信者:kazuki@happy.club.ne.jp、
>メールの受信者:********@lastminute.co.jp、
>ウイルスが検出された日時:03/18/2004 23:11:28、
>ウイルスが検出されたファイル名:my_details.pif、
>検出されたウイルス名:WORM_NETSKY.D、
>処理:deleted、
>処理内容:The uncleanable file is deleted. 
>以上

こんな内容のメールが届きました。確かに、
1週間ほど前から異様にウイルスメールが増えていて、
5分で3通×4回/日というレベルで届いていたのですが、
すべて「感染ファイルだったから削除したよ」という
メールだし、MyPCが感染しているとは考えにくい。
念のためチェックしなおしたけれど、やはり該当なし。

・・・というわけで、私が今までにメール交換したことの
あるどなたかが感染されて、そこから送信者が偽装されて
メールが送られているのかなと考えざるを得ません。
ちなみに、kazukiアドレスだけでなく、Niftyや
携帯同送アドレスにも同じウイルスが届いているので、
何度か連絡取ったことのある方だと思います。
心当たりの方、出来る限り至急に、ウイルスチェックを
してみてください。お願いします。


これだけでは何なので。
U―23アテネ決定おめでとう!
当日は『2ピアノ4ハンズ』を観に行く予定が、
行ってみたら「昨日のご予約を頂いてました」そうで。
またしても当日引取のワナにかかってしまいました。
手持ち金はチケット代金に満たなかった上に、
開演まであと10分、近所の銀行はどこか分からない。
・・・結局、泣く泣く帰宅。途中で近所のそば屋に寄ったら、
なじみのお兄さんがテレビの前に座り込んでいて、
まさにキックオフという時間帯でした。

当然、45分間、合間で叫んだりしながら見終えて、
良かった良かった、また後半も頑張ろうと
誓い合ってハーフタイムにダッシュで帰宅。
レッドカードなどの出る展開に1人で騒いだし、
攻めが左サイドばかりからなのも気になるし、
セットプレーからしか得点してないというのは
この先にちょっと不安だけれど、良かったかも。

選手名は全く知らなかったんだけど、ヴィエリ好き〜♪
とか言ってた人としては、平山くん?気になるし。
割とボールが流れていてW杯予選見ているよりも
気持ちよく安心して見ていられた嬉しい試合でした。
どうもやっぱり私はジーコ監督が性に合わないのかな。
でも実は、いちばんドキドキしたのは、レバノンが
1点返したシュートだったりするのは秘密です(^^;


2004年03月17日(水) 『ありふれた生活』199

うちは新聞を取っていません。
多分に読み慣れてないせいもあってか、
朝夕両方読んでたら5〜6時間平気でかかるし、
夕刊だけでの契約というのはしてくれない。
読みたい記事はほとんど夕刊なので意味なし。
欲しい日のは、1日遅れなら会社でもらえるし、
早く読みたければ駅でも買える。というわけで、
最近は水曜朝日の夕刊だけを帰宅途中に駅買い。
目的は三谷幸喜のエッセイ「ありふれた生活」。

今回は、先にネットなどで情報を見ていて
『新選組!』の話が書かれていると知っていた。
あるHPで書かれた悪評を読んでメゲた話らしい。
しかも、私が割りとよく読んでいた漫画家さんで、
現在、新選組をネタにした少女漫画を描いてる人が
この大河ドラマを自分のHPでメチャメチャ叩き、
数日後に削除した、その文章を読んだらしい。
私も その文を読んでいただけに、本人が読んだら
どう思うのか、少し意地悪な期待でいたのですが。

でも、期待したものと文章は全然違って。
確かにその文章を読んだという話はあるけれど、
メインなのはあくまで、他週と同じく自分の日常。
タイトルも「ほめられると伸びるタイプ」。
いろんな所で叩かれたよー。すっごいメゲたよー。
一生懸命ほめ言葉を探したけど浮上しきれず、
しくしくしてたら、通りすがりのお兄さんに
褒められて、一瞬で気持ちが晴れたよーって話。

ちょっと、三谷幸喜を見直した。
私なんかは半年前まで、新選組といえば
京都で活躍してたんだから天皇側だろうと
信じていたくらいの幕末オンチだけれど、
このドラマはそんな奴も楽しんで見ていられる。
テレビの場合、そんな無責任な無料視聴者も
楽しませなきゃいけないが故に、幕末おたくの彼が
どれほどの思いや薀蓄を切り捨てているのかと思う。

テロップだけサラッと出てきた人なんかは、
「誰それ?」と思いつつ、次回には忘れてるけれど
それでも全く関係なく主流の話は楽しめている。
気がつけば、何をしていいか分からずウダウダしていた
勇らに感情移入して「京都へ!」と盛り上がってるだけ。
でも実は、テロップだけ出てきた人はもちろん、
オープニングで出てくる人物名も、相当数が
実在の人物で、通は通で2倍3倍楽しめるらしい。
おたくでありつつ、素人も通も楽しめるバランスを
維持するのは、随分な努力の賜物だと思っている。

それだけに「この作品は同人誌だ!」と言われたのは、
相当、辛かったんじゃないかと思ってしまう。
それを「先輩のエールとしてありがたく受け取って
おこうと大人の判断が出来るまでに2時間掛かった」
だけで、サラリと日常エッセイにしてしまった辺り、
おお!本当に大人じゃんか〜!と、ちょっと感動。
ほめたら伸びるのなら、ガンガンほめてみようかと、
そんな方向の気分になったりもする。
ま、先週分は、感想もまだ書いていないくらい、
面白くはあるけれど まとまりのない回だったと
思ってるですけどね。簡単な観想を言うなら、
藤木孝さんブラボー!それだけ。ごめん。


2004年03月16日(火) 『彼と彼女と彼女の生きる道』ほか

早寝長寝の毎日中。
どこかで丸一日休んで治したい状況だけど
サボって日記を書くどころか15分の昼寝も無理な
今の仕事状況で、立って電車に乗れるのに休んだら
何と言われるやら分かったものじゃない。
番組改編とか特番とか、大っ嫌いだぁっ!!


なので、まともな文章は書けなくて短文感想のみ。
『僕と彼女と彼女の生きる道』11回。泣いた。
親権争いの裁判で負けたその夜に妻(りょう)が来て
「早い方がいいでしょ」と娘を連れて行かれた徹朗(草��)。
2人が出て行った扉の鍵をかけもせず、娘の部屋に入って
ただ座り込んでいたらしい徹朗に気づいた ゆら(小雪)が
徹朗の肩を抱き寄せるために伸ばした腕で、泣いた。

演技力もあるんだろうけど、演出がいいんだよなー。
恋人でもなんでもなく、形式上は単に娘の家庭教師。
その自分が ここで彼に触れていいのかどうか、
ゆっくり伸ばされて、ためらった腕のアップ。
わずかの間の後、指が伸びて徹朗の背中に触れて。
無言のシーンとかの こういう繊細な表現が、
このドラマ最大の魅力だと思う。泣かされたよ全く。

来週、最終回。まさかこんなにハマるとは思わなかった
ドラマだけに、期待が大きい。よろしく頼むよ〜。
個人的には「自分が娘を愛している」気持ちが大きくて
夫に娘を取られることへの焦りで自己中になっている
妻の側が、もう少し納得いく描かれ方をすることを希望。
凛ちゃんかわいいだけに、幸せになって欲しいよ。


そういえば。
今日、レミコンのチケット引き取りに行ってきました。
今日最終で、SAとも残っているのは 7/8と13マチネ。
A席だけなら7/15ソワレも残ありでした。結局、
山口も岡もいないウイークデイが売れ残ってるって事?
まあ「コンサート」となれば当然の選択と思えるけど。
7/5-6も売れてるって事は、別所ファンも多いのかなぁ?


2004年03月13日(土) 戦い済んで・・・(ちょっと『アンデルセン』も)

レミコン発売日。
・・・というのに、風邪で寝込んでいる私。
朝は並んでいる友人からのメールで起こされて、
「何?みんな、やる気ないの?(笑)」てな言われよう。
違うのよぉぉ(^^; でもそれからレミゼ仲間全員で
必死で頑張って電話もして、岡アンジョ以外は
何とか希望キャスト全員、3回分手に入れられて。

あと初日だけでも欲しいけど、無理だろうなぁ、
と思いながら出かけ、帰宅時にポストを見たら、
某キャストFCからの封筒。中には抽選結果。
恐る恐る開けたら・・・初日当選!うわお〜っ!

足りなかったキャストの大半を埋める10日昼も当選、
聴けないのは、ANZAエポ、泉見&津田マリウスのみ。
今回は私をレミゼに引っ張り込んだ禅マリ中心だから、
マリウスが偏るのは仕方ない。すっぱり諦め気分。
5回で5ジャベなんだから、4エポなのも諦めよう。
岡アンジョと鹿賀ジャベを含んで駒田テナが8割、
合計5回も行けるってだけで、もう大収穫。

まあ、現時点での最前列はU列という状態だし、
組み合わせ的に、あと1回行きたい日もあるけど、
これ以上を望んじゃ贅沢ってものよね〜♪
自力で どうにも無理だったところを
キャストFCで取ってもらえたというのも、
「来ていいよ」と言われたみたいな気分。
すみません、ちょっと相当イタタだけど、幸せです。


で、出かけた先は四季の『アンデルセン』。
<出演>
ハンス・クリスチャン・アンデルセン:味方隆司
マダム・ドーロ:高久舞、ニールス:坂本登喜彦、
ペーター:有賀光一、校長・ホルム編集長:岡崎克哉
ラース(編集長の息子、いじめられっ子):大徳朋子 ほか
<席>2階3列29番

会社の観劇会だったのですが、ちょっと手違いで、
丸々1時間、開演に遅れてしまいました(泣)
時間訂正メールをうちの部署だけ知らなかったようで
全員遅刻したのですが、1幕55分の終了5分前に
到着した私に対して、開演時間を間違えていても、
数分しか遅れなかった人もいるというのは別の話。

はるか昔に大阪で観た石丸ハンスが恋をして、
♪ワンダフル ワンダフル コ〜ペンハーゲンと、
跳びはねながら幸せそうに歌う場面が忘れられず、
それを楽しみにしていたのに観られず。ガーン。
ただ、味方ハンスはお馬鹿っぷりが少し足りなく感じたし、
石丸ハンスの記憶が上書きされなくて良かったのかなぁ?

始まって2幕、マダム・ドーロがあまりに下手すぎ・・・。
もはや大根「役者」という人間らしさも感じられず、
声が聞こえるだけ。マネキンがしゃべってるみたい。
バレエ後の お遣いとして口上を述べる場面は
そう悪くなかったから、感情を乗せるのが下手なのかな。
ラースなんてもう論外に下手で、聞いてるのも辛いほど。

でも、四季特有の母音ばかり聞こえる台詞に
うんざりしてたのが、バレエになったら一転、上手。
バレエ主体の人じゃ、台詞回しがダメなのは仕方ない
なのかもしれないけれど、台詞ありだと全くダメな
体の表現が、バレエになればできるのは不思議。
ひそかに、要は練習不足なのかも?と思ったり。

ただバレエの場面は、本当に きれいだった。
マダム・ドーロだけでなく他の人たちも上手いし、
ちゃんとバレリーナ体形の人が多いような。
バレエを踊れる人たちがアンサンブルにいるのは
四季のミュージカルだなという感じで、嬉しかったです。
それに例の曲、2幕でも繰り返し歌われるんですよね。
ハンスが跳ねつつ歌う場面は観られなかったけれど、
それで十分幸せでした。私はこの曲が好きなんだな。
シングルCDでもあれば欲しかったのですが。残念。
そういえば、ニールスが今さんに見えて仕方なかった
けど、賛成してくれる人なんています?(^^;


2004年03月12日(金) 『誰でもピカソ』(看板に偽りあり)

いや、体調不良なんです。
数日前から水っ洟にイガ咽喉、目シバシバで、
今年の花粉症は軽いなんて嘘だ〜と思っていたら、
あっという間に悪化、声は出なくなり寒気・発熱。
実は風邪を引いていただけという状況だったらしい。
それでも昨日は無理やり『エリザベート』観に行き、
ルキーニに話じゅう振り回されて惚れこんで、
なんだか またしても熱が上がったりして、
それでも今日は休めず出勤&残業して帰宅。

そのまま寝込んでいたら、同僚からメール。
明日出てこいって内容なら絶対無視するからなと
思いつつ数分後にウダウダと開いてみたら、
「山口さんテレビに出てるよ、見てる?」って。
ウソーーっ、忘れてた!!!

というわけで、半分くらいしか見ていません。
せっかく関東圏に住んでるのに何やってんだか。
でも実はちょうど昨日の『エリザベート』で、
山口トートの歌い方、ちょっと苦手かも?なんて
久々に思ってしまったところで山口バル聞いたら、
こっちも苦手モードで聞こえて不思議な気分。
博多座でもあんなに泣いて帰ってきたのになぁ。
買ったばかりの綜馬さんCDもモード入れずだし、
あの系統の声の揺れ方が、体調に合わないのかも。
んでも、♪最後のダンスは好きだったな。あれ?

逆に、あまり得意でないはずの井上君の歌声が、
「まぁいい声!」モード。昨年夏の王子様、
途中からだけでもビデオに残せたのは幸せです。
でも確かもともと『シンデレラストーリー』での
井上君は既に好きになりかけていた時の気も。
今の井上君と今の私で、ルドルフ王子観たいなぁ。
でも、東京芸術大学でミュージカル学んだってのは、
国民の税金でミュージカル学んだってことなのかぁ。
ちょっとビックリしたよ、さすが祐一郎の発想(笑)
あと「特に休みはいらない」発言の祐一郎さんは好き♪
祐一郎さんと井上君、2人の雰囲気がいい番組だったな。

ところで。誰ピカサイトで
ミュージカル着メロ配信中っていうから、
あわててダウンロードしに行ってきたのですが、
♪闇が広がる って、曲を思い切り間違ってません?
何度聴いても「皇帝陛下は 神のご加護で、
臣民全てに義務を果たす」って歌っちゃうんですが。
いや、綜馬&禅モードの私としては嬉しいですけど。
せっかくなので、DLついでにリクエストもしてきました。
別に俳優・高嶋兄が好きなわけじゃないけど♪キッチュ。
♪ミルク、♪HASS!辺りも場面としては大好きなんです。
なんて見事に傲慢に人を踊らせるんだろう!って感じ。
いやいや、好きです、高嶋兄ルキーニ。


2004年03月11日(木) 『エリザベート』羅列感想

のどの痛みと寒気、吐き気、頭痛、鼻水に負けず、
薬とカイロ便りでエリザベート、また行ってきました。
細かいところを観る余裕もなく ただ感じてたら、
ルキーニに気持ちよく振り回された。今回、兄、
良くなったなーと思ってたけど、本当にいいわ。
思わずファンになってしまいそう。

席はK-40番。Wキャストは山口・綜馬・浦井・今。
初演とほぼ同じキャストで浦井君も井上君っぽく
「ああエリザベートだなぁ・・・」という感じで
あまり違和感なく聞いていられたのも良かった。
シシイについての小難しいこと何も考えないで観てると、
ルキーニが描き出す歴史模様が一番見えてくるみたい。
ちょっと離れて とてもよく見える席だったし
ハプスブルグの崩壊が心に鮮やかに見えた。

浦井ルド、ぼうっと見てたら、
エーヤンの直後に馬車から飛び降りる場面が
あまりに変身シーンのように鮮やかで目を引いて、
思わず目が覚めちゃいました。
踊りは下手なのに、あそこだけ上手すぎ(笑)

そういえば、
3回の観劇で ちびルド制覇しちゃいました。
朴ルドは来月まで観られないのに、変な感じ。
今日の子(川綱くん)が、今のところ一番好きかな。
今回は歌も出番も増えたし、成長が気になるところ。

禅さんの熱い陛下を観た後だっただけに
綜馬陛下が冷たく見えちゃうかもと心配してたら
全くの杞憂で、逆に細かい愛情や気配りが目に入って。
確かに♪悪夢は、夢の中なんだから、ここでぐらいは
皇帝であることも振り捨ててくれてもいいのにと
一瞬 思ったけれど、それ以外は本当に細やかな愛情。
やっぱり好きだなーとすごくすごく思って、
思わず綜馬CDも買って帰ってきてしまった。
このCD自体は、編曲がどれもこれも一緒で単調だし
あんまり気に入る出来じゃないけど、綜馬声のCDが
手元にあるというのは、それだけでちょっと嬉しい。


2004年03月09日(火) 『エリザベート』(山口・石川)

<Wキャスト>
山口・石川・浦井・藤本・苫篠

石川禅フランツ、観てきました。
これで、残りは大小ルドルフ1人ずつということで。
禅フランツ観て、何となく今回の演出を納得。
本当に今回、分かりやすさ重視なんだなということ。
そして多分、新人である禅さんを重点的に稽古しつつ
演出をつけていったのかなという気もしたり。
だって、綜馬さんで違和感を感じた今回の変更も、
禅フランツなら やたらとしっくり来たりするし。

禅フランツ、だめだめ男。
スポイルされて何も決められないマザコン君なのに、
たった1つ自分で決めたことといえば、死と滅亡を携えた女を
自分の手に負えないとも理解せずに手に入れてしまったこと。
そのため、相手も不幸にし、国も滅亡させた男。うわー最低(笑)
おかげで『エリザベート』世界が身近で分かりやすくなったけど。
エリザベートと共に苦しみ、皇太后と共に国の傾きを愁える。
フランツ1人が完璧にだめになるだけで、こんなに分かりやすい。

この男のどこに一目惚れしたのか、
エリザベートの その気持ちだけは理解しにくいんだけど、
その平凡さや、死やハイネに魅せられる気持ちなんか
永遠に理解できないであろう精神ってところかな?
フランツが彼女にある生への強い力に魅せられたのと同じ、
自分にないものに惹かれてしまったってことなんでしょうか。
でも、そこに惚れたのは大きな間違いで、だんだんと、
彼女の苦しみも全く理解しない彼が「愚鈍」とも見えてくるから、
これだけ頼りがいのない旦那なら、♪私だけに と
歌い上げたくなってくるだろうと、とても理解できる。

♪夜のボートでも、お互いの目で見ることは永遠に
できないだろうことが、別の意味でも見るだけで分かる。
「皇后陛下」と「1人の女を愛しているただの男」だもん。
シシイは自分の立場が分かるからこそ、それと戦って
苦しんで生きてきたのに、あまりに無自覚にそれを
投げ出している男相手じゃ、話が通じるわけなさすぎ。
こりゃ辛いよ、シシイ。

こればっかりは、妻への愛と国への奉仕の間で苦しむ
見事な綜馬皇帝陛下に惚れ込んでちゃ分からなかったなぁ。
1人の男として魅力的であっても、皇帝であるというだけで
最終的に「死」へとたどりつくほど自由を求める彼女とは
相容れないという、本来の『エリザベート』を理解するには、
私には平穏や安定や規則が魅力的に見えてしまいすぎる。
もっともっと「死=トート」自体が、性別と関わりなく
絶対的に魅力的な存在に見えれば別かもしれないけれど、
私は、Wどちらのトートにも そこまでの思いは抱けない。

もし、そういう安定志向を持った感想が多かったとすれば、
安定=皇帝側のレベルを下げた方が分かりやすいと、
演出側が考えたのかもと思ってしまうのは考えすぎ?
でもその おかげで、私にとっては理解しやすく
感情移入しやすい『エリザベート』となり、
彼女と共に苦しみつつ観ることができたと思います。

ただ今思うと、もしかしてこうなってしまうと、最後まで
「まだ私を愛していない!」に傾いてしまう可能性も。
ロクでもない亭主から逃げ出すための「死」と感じるまでに
方向性が変わっちゃダメなんですよね。自分が追い求める
絶対的な自由とはすなわち「死」だと確信して、それを
選び取るのこそが「生きたまま愛する」事なんだろうし、
精神病院訪問の前の彼女の血筋の話がカットされたのも、
狂った血筋という要因を排除することで、より前向きに
「死」を選んだんだと思わせるがためのものであるはず。
あくまでも、フランツは愛しているけれど、それでも、
自由を希求する気持ちの方が強かっただけの話のはず。
いかんいかん、今度はもうちょっと素直に、フランツに
一目惚れした気持ちを忘れず観るようにしよう。それも大切。

・・・って、私の解釈、間違ってます?やっぱり変?
ま、まあ、気持ちよく泣けたし、だめだめフランツも
気に入ったからいいんだけど・・・、あれ?(^^;

祐一郎トート、今回のエリザとの相性は、あまり良くない気が。
浦井ルドルフも内野さんの方がいいような気がします。
藤本エルマーは歌い方がやたら今さんに似ている印象。
なのに、篭もった感じの声だから聞き取りづらくイマイチ。
苫篠ちびルドも、もう一歩頑張りましょうという印象でした。
それと、2幕開演が10分遅れたのは何のせい?
電光掲示板は近くで観ると映っているものが分かりにくいし、
やっぱり不満だから、そのせいで遅れたのならちょっと(怒)。

最後に。ものすごく関係ないけど石川禅ファンとして一言。
カーテンコールで祐一郎さんと村井さんに挟まれる姿は、
何とも言えず、くすぐったく嬉しかったです。それだけ。


2004年03月07日(日) 『ファウスト』、『新選組』第9回

やっぱり、舞台観始めるとビデオがたまる・・・。
久しぶりに朝寝坊してお昼食べてお風呂入ったら、
もう、準備して出かける時間。開演は19時だけど
先に連れとの食事の約束があるから。
つまりはビデオ消化まったくせず出かける。
帰宅は11時。慌てて『砂の器』と『新選組!』を
見ているうちに『國語元年』が始まってビデオ録り。
明日も明後日も出かけるのに、『僕と彼女と〜』の
第9回は、いったいいつ見るというんだろう・・・。

・・・ということで、日記もためないうちに
今度こそ本当に簡単感想を。

『砂の器』第9回

話が進まない。
前回でさあ盛り上がったぞ!と期待したのに、
最終回前の間延びした回というだけだった感じ。
見なくても多分、話通じたなー。睡眠時間損したかも。


『新選組!』

面白かったと思う。というか、
今回初めて、連続ドラマらしい終わり方だった気が。
ここ数回、勇と つねさんの雰囲気がすごく好きで、
可愛いなぁと見ていたところに来て、2人のすれ違い。
講武所の師範になる話は流れ、偉い人たちの話は分からず、
自分はご公儀に対して何の役にも立てないと落ち込む勇。
「日本の歴史を動かすのはああいう人なんだなと思った」
と感じている勇に対して、つねさんはと言えば、
「たまの良き父親であってくだされば結構です」と。
その小さく幸せな世界を壊す1通の手紙。
すべてがそれによって動き出して「次回に続く!」。
タイトルも内容に似合って、とてもよかったと思う。

前半の、総司と永倉と山南 それぞれの剣の場面とかに、
三谷さんらしい薀蓄+ドタバタ場面もあったし、
初登場の勝海舟も、せわしない感じがイメージっぽい。
コルク栓を はたき落として「何でも西洋のものを
ありがたがる愚か者」と叱る象山には反感抱いたり、
ご落胤かもしれないと話した藤堂に対してつい、
「よろしかったらどうぞ」と、言葉遣いを変えてしまう
気持ちにも何となく共感。最近、勇好きになってるかも。
しまったなー、どうやら、はまってる。


『ファウスト』

<出演>石井一孝、筒井道隆、篠原ともえ、床嶋佳子、壌晴彦 ほか
<構成・演出>白井晃
<作曲・音楽監督>中西俊博


感想を言葉にしにくい舞台でした。
アンケートも、普段は大量に書いてくるんですが、
しみじみ悩んだ末に「きれいな舞台でした」としか書けず。
本当に、きれいだなぁ・・・って思ったんですよね。
中西さんのバイオリンが染み透ってくる気持ちの舞台。
セットも、いかにも白井演出という感じでシンプル。
灰色のコンクリート打ちっぱなしのような大きな壁と
同系色の天井に囲まれ、それが場面によって動くだけ。
椅子などは、ごく当たり前のように役者が出し入れする。
床には四角く切られた穴が2つ。そこからも出入り。

筒井君に対して私が今回思ったこと。
「この役を筒井にした理由が分かった。大根役者だから。
素朴で単純で無骨な人間を描くには大根が最適なんだ」
実は他の役者さんに対してまったく別の掲示板で
書かれていた感想なのですが、そのまま彼に思った。
何の疑いもせずに知識だけを追い求めてきたファウストの、
いつもシンプルに真剣に何かを追い求めてきたが故に、
その魂が悪魔に手渡されなかった彼の姿は、
確かに筒井道隆の演技に似合っていた。良かった。

ただ、大根には大根の限界があって、
「ただ追い求める」姿には似合っても「強く願う」には、
あまり似合わない部分があると、割と頻繁に感じた。
そしてそれこそが、メフィストの入り込む部分でもあり、
その部分が筒井ファウストに弱いせいもあってか、
どうも石井メフィストが活ききれなかったように思う。
でももしかすると、ごくごく単純に、この白井世界に、
石井一孝という熱さが似合ってないのかもという気もして、
その辺りは、確認できないままに終わってしまったのですが。

何しろ、色の少ない世界に淡々と進む話なので、
受け付けない人はものすっごくダメだろうなと思う。
私も、積極的にもう一度観たいかと言われると悩む。
でも幸か不幸か私は既にもう1回分のチケットを持っていて、
それを売りに出したいと思わない程度には気に入ったようで。
少なくとも、白井美術と中西音楽のコラボレーションを
感じ取りたいというだけでも、意味のある舞台だと思う。
ごめん、そんな所までしか分からなくてとは思うけれど。


2004年03月06日(土) 改訂版『エリザベート』初日感想

久々に舞台通いを始めたら、
それだけで疲れ果ててしまって感想が書けない(^^;
後から見返したい自分のためにも頑張って、
なるべくサクサク書こうと思ってはいますが。
とりあえず短めに。(と書く前の今は思っている)

<Wキャスト>
  内野聖陽、鈴木綜馬、浦井健治、
  今拓哉、塩野魁土(子ルドルフ)

大体3時間。短くなったのかな?
ちびルド君と皇太后様に歌が増えたりして、
周りの人々も描き、分かりやすくなった感じ。
皇太后様の死でも彼女に共感して泣けそうだし。
どうしてもエリザベート=わがまま女という
イメージが強くて感情移入できない私にとっては、
この作品を観るに当たって有り難い方向かも。
(なら観るな、という突っ込みは自分だけで十分)

でも周りを描き込んだ分、エリザベートの
内面の変化が削られてたような気がするのは残念。
好きじゃなくても頭で理解できなくはなかったのに、
今回、なんだか感情の流れが唐突だったのは、
今日が初日だったからとか、♪夢とうつつの狭間に
が、カットされたせいだけじゃないような気がする。

大々好きなフランツ陛下も、ちょっと単調気味。
綜馬さんは、今日の舞台で唯一といっていいほど、
初日である影響を全く受けずに素晴らしかったから、
多分、陛下の人間味が削られて分かりやすいキャラに
なってしまっているのは確かなんだと思う。

シシイとの出会いで、海を見に行こうとか歌う辺り、
絶対に実現しない夢であっても語ってみてしまう、
彼にも存在していた若さが好きだったのに、カット。
追加された、皇太后に妻の側に立つと宣言する場面は、
皇帝として政務に不利益な方を切り捨てたように見える。
どうも冷たい人化したようで、エリザベートを愛して
いたのも、もしかして最初の方だけ?と疑っちゃうくらい。
この夫婦に関しては、今回、共感度↓だと思う。
それでも♪夜のボートの2人の雰囲気は好きですが。

演出はねぇ・・・。
回る鹿→巨大点描鹿、ブランコ→巨大化一路さん。
『Pure Love』見た人には分かる、ドットの粗い電飾、
あれで背景をすませてしまう場面が多すぎ。
普段あまりネタ的な意味で笑ったりしない私ですが、
巨大化して手を振る一路さんの姿には、どうしても
耐え切れず失笑。あれだけでも、やーめーろーーー。
昔懐かし巨大な羽根付きゴンドラで登場する
トート閣下も、笑いをこらえるのに苦労しました。

トートといえば、衣装も随分変わっているのですが、
祐一郎さんに恐ろしく似合っていた(と私は思う)
大司教の金の衣装と帽子が赤黒に変わって残念。
結婚式なりヒットラーなり さまざまな場面で、
正面から捉えず斜めに舞台を使うことが増えたのは、
人物の造型が単純化した分を補ってるのかもだけど、
具象化をやめて、赤+黒やオレンジ+青緑といった、
目の痛くなるような衣装やライトで雰囲気を出すという
今回の演出の特徴は、個人的には好きじゃないなぁ。
バートイシュルでのド水色のシシイのドレスも、
意図は分からないではないけど、なんか悪趣味だし。

ソロの演出も随分変わっているけれど、
♪私だけに の印象的な大扉がなくなったのは残念。
後から「扉は開かれなかったしね」と言われて、
そういう意味合いもあるのなら仕方ないと思ったけど、
ただ「布団を踏んで歩いちゃいけません!」と
しつけられて育った身には、大した意味もなく
ベッドの上に立つのは すごく抵抗あるんですけど。
いや私も、高い所のものを取る時とかのぼるけどさ・・。

ダンスに関しては良し悪しは分からないけれど、
新しい振付の部分の踊りは、とにかく邪魔。
緩急がないというか、ずーっと動きっぱなしだし。
ミュージカルの中の踊りというより、踊りを見せる
ための踊りという感じで、自己主張が強すぎる。
ただ、マイヤーリンクでのルドルフを交えた踊りは
その場面の主人公が踊りに参加していただけに、
そこまで邪魔とは思わなかった。まあ、この作品自体
踊り主体の場面がほとんどない以上、場面全体が
作品から浮いていたきらいはあるけれど。

その新ルドルフ君、良かったです。
ちょっとまだ歌が不安定なところはあったし、
マイヤーリンクのダンスは、ダンサーさんに混じるから
足が上がりきってない〜とかが目立ってしまったし、
エリザベートと同じ魂という繊細さは薄かったけど、
賢そうだし、硬さと若さが役柄に似合って好印象でした。
ちびルド君も良かったし、嬉しいかも。

他のキャストは、今日は安定度低し。
1幕は綜馬さん以外ボロボロといってもいいかも。
2幕に入って随分持ち直したけれど、それでも
ダメだったのは内野さんかな・・・。歌い方が変。
多分、以前から比べたら上手くなっているんだけど、
そこに無理に自分らしさをつけ加えようとして
こねくった結果、テンポに乗り遅れている感じ。
ひどい形容詞を使うなら、酔っ払いの♪My Way。
自分は上手いんだ〜って感じの矯めが逆に、未だ
人に聞かせるほどのレベルではない事を強調してる。
今日一番良かったのは、最も歌い慣れていないはずの
♪私が踊るとき だったというのは、悲しかったかも。

そんな感じ。
全体的に、分かりやすさ重視という感じかなー。
混乱した分かりにくさも、ある意味、この舞台の
魅力だったという気もするんですけれど。
でも、今回の変更で一番好きだったエンディング、
棺に収まったエリザの、目を閉じた静かで美しい表情で
本当に「死」こそが彼女の満足だったんだなと初めて得心。
前回の内野トートが、エリザベートに恋して、フランツと
取り合っているようで、妙に色っぽさ強調していたのが、
今日は、何の色もなく退屈になっていたように感じたのは、
もしかしたら この方向性に向かって矯正中なのかなと
少し考えを改めてみたりもしました。今後に期待、かな。

最後に、上記の内容とは全く関係ないけど、
駒田一さん、誕生日おめでとうございました〜♪


2004年03月04日(木) 『ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている』

帰宅が10時過ぎだったので『ドールハウス』をつけてみる。
初回を見て見捨てたはずのドラマだったんだけど、
ここ数回は何となく見ている。松下由樹が好きだからかな。
つけてみたら、松下由樹とデートしている人の顔に見覚えが。
・・・誰だっけ?う〜ん。この垂れ目は、大沢たかお?
ちょっと違うような気もするけれど・・・う〜ん・・・。
見終えてからテレビ欄を確認してびっくり、マリウス様でした。
岡田君、やっぱり私は顔を覚えてなかったらしいよ(^^;
何となく「マリウス」で観てたらしい。いいんだか悪いんだか。


『ジャック・ブレルは今日もパリに生きて歌っている』

<出演>
泉見洋平、今井清隆、岡幸二郎、小比類巻かほる、
椎名恵、戸井勝海、新納慎也、ゲスト:絵麻緒ゆう
ギャルソン=北川能功 樋口武彦

何故か縁あって初演から観ている舞台なのですが、
この舞台でしか知らない「ジャック・ブレル」という人が、
観るたびに好きになってくるような舞台です。
どれもこれも、ずきっとくるようなシビアな視点で
描かれた歌たちなのですが、そんな視点で見ながらも、
彼自身が「人」をとても好きなことも伝わってくるようで。
ブレルの歌を数人が歌い継いでいくだけの舞台だけれど、
その意味で、下手なミュージカルよりもずっと、
歌詞の表現力が求められる舞台だと思っています。

そしてその点が、今回 最も不満だったところ。
エレキギターにドラムセットという組み合わせで編曲したのは、
別に構わないかもしれない。でも、あまりにも うるさすぎ。
新感線に慣れた私ですら、時々耳をふさいでしまったほど。
当然の結果として、歌詞は聞こえないもの多々。論外。

更に、聞こえたとしても歌詞を語れていない人が多い。
声がいい人が歌えば許される舞台ではないことくらい、
毎回 同じプロデューサーと演出家がつくっていて、
知らないなんてはずはないのに、何故このメンバー?
もしかしたらメンバー的には可能なはずだったかも
しれないけど、特に今井・岡・戸井の3人などは
いかにも練習が足りていませんという不安感がある。
まとまって歌う時も、多分この3人をまとめて
練習したのかなと感じる「ゲスト」扱いがあるし。
1幕なんて、ほとんど伝わってくるものがないまま、
ただ退屈しているだけの70分。悲しかったです。

中で、まあまあと思ったのは、新納・泉見・戸井。
純粋に音楽的な意味では落ちる面々だとは思うし、
シャンソンファンから見ると信じられない選び方かも
しれないけれど、歌をきれいに歌うだけではなく、
1つの世界を作り上げることを考えているように思えた。
1幕のソロ♪孤独(泉見)はアイドル歌いが気になり、
♪彫像(戸井)は男っぽさに無理が感じられたけれど、
2幕半ばにあった、♪葬送のタンゴ(戸井ソロ)から
♪ブルジョアども(上記3名)への流れは好きでした。
今回の舞台で唯一、のって観られた場面だったかも。
特に♪葬送のタンゴの方は、一本の舞台を観たようで、
まだまだ未完成ながら、これぞ役者の歌!と感じた。

結局、一番ブレルらしさを感じたのが、
ナレーションを担当するギャルソンだったというのが
寂しかったのですが、これが演出の希望かもという気も。
何しろ今回はスペシャルバージョンで人数もオケも多く、
華やかなお祭りという感じにしたかったのかもしれないから。
絵麻緒さんの♪ジャッキーとか、かっこよかったし、
オチで噛みまくって素に戻った今井さんが笑いを取る、
妙に内輪受けのようなテンションのトークも祭りならOK。
♪次!などは、今までは嫌悪感を感じる曲だったけれど、
そうして感情に訴えかけることをせずに、あっさりと
楽曲を聞かせてくれたと思えばいいのかもしれないし。

不満な気持ちもあれど、ネットを回ってみれば、
何度も観ていても今回を大絶賛している人もいる。
だからきっと今回は、私の好みに合わなかっただけだ。
そういうことだと思います。
・・・でも、次からは元に戻してほしいなぁ・・・。


2004年03月03日(水) 怖い話。

いきなり発覚した恐ろしい事実。
私『屋根の上のヴァイオリン弾き』1枚も取ってない!?
嘘でしょ・・・?完売だよ、とっくに。

某FC(伏字意味なし(^^;)に頼んだつもりだったけれど、
友人から「いつ届くの?」と聞かれて調べてみたら・・・。
自宅のメールの履歴を見る限りでは申し込んでない。
携帯の履歴は・・・、既に自動で消えてる部分があって
よく分からない。なんともヤバげな状況。
もしや脳内でのみ注文済み?

慌てて事務所にメール送ってみたところ、
深夜だというのに速攻で返事が。
「頼まれてませんよー?大丈夫ですか?」
多分、ちょうど発送準備などで ものすごく忙しくて、
深夜まで仕事をされてたということなのでしょうに、
チェックしてこんなすぐに連絡くださって・・・(ToT)
手元にウイークデイマチネなら2枚残っていると
お知らせくださったので、速返でお願いしました。
会社、休みの希望出さなくっちゃ。

しかし最近 私、チケット取り逃し多すぎ。
発売日もすっかり忘れてて起きたら完売してたとか。
おかげで、観ようと思っていた舞台も多々逃し、
2月観劇数5本だもんなぁ・・・。通常の半分以下。
まあ回数としては普通だからいいと思うのですが、
無事に取れた舞台に関してリピートしているだけで、
種類は少ないというのが、あまり嬉しくない事実。

観たいと思う舞台は往々にして、頑張らないと
チケットが取れないというのも事実なのだから、
気力取り戻して努力しないとなぁと思います。
思っただけでどうにかなるものでもないけれど。
とりあえず、友人分。平謝りしてチケット掲示板
回りまくって、何とか手に入れなくちゃ・・・。


2004年03月01日(月) 市村正親in『SMAP×SMAP』

なんか、『ミス・サイゴン』キャスト、
まだ変更されていくんですね。
今度は、クリス役をやるはずだった貴水さん。
彼の名前がキャスト表から外れてしまいました。
ミュージカルの舞台で観たことない人は貴重だし、
ちょっと期待のキャストでもあったのですが。
まだまだ東宝、迷走中なのかなぁ・・・。
で、クリス役、足りるの?


さてさて、『SMAP×SMAP』。
最近、退屈だから飛ばそうかなぁモードの
ビストロ、今日のゲストは市村正親&中谷美紀。
剛の『ホテル・ビーナス』宣伝関係だというのは
あまりに目につきすぎて気に食わないのだけれど、
それでも、市村さんのいつもと違う話が聞けるかもと
ちょっと期待。逆に、市村inバラエティでの寒さを
また体験してしまうかもと、そっちには不安。

結果、思ったよりずっと大丈夫でした。
テーマが「豚と根菜の料理」と決まると市村さん、
「ブタは好きです。舞台役者なので」とかダジャレたり、
中谷美紀が「いつも和ませてくれるんですよ」とか言うと
「邪魔だって言われるんですよ、時々」なんて茶々入れ。
そういうことするから邪魔って言われるのよ…なんて、
ブラウン管のこちら側で思ったりしていたけれど、
中谷美紀がメインで映っているせいか、いつもよりは
「うざい顔の濃い親父」じゃなく、助かったと思いつつ。

それが、試食が始まったらプラスイメージに。
市村さん、すごくおいしそうに食べるんですよね。
やっぱりビストロは、食べる人の反応で楽しさが変わる。
今日は、市村さんの反応がものすごーく良かったからか、
食べ始めると、中谷さん中心だったカメラが市村さんの方に。
お箸の持ち方は変だけど、幸せそうだから好感度アップ。
骨付き肉にかぶりついた時の表情なんて、旨い!って、
言葉にする前から顔じゅうで語っていてかわいいし。
拓哉の「目線でお腹いっぱいになるよ」だっけ?
その表現が、あまりに的確で笑っちゃった。

「言っていい?いい?」と何度も確認してからだけど、
「豚カツは乗せない方がいい。サクサク感が勿体ない」
って、「拓哉様」の作られた料理にハッキリ言うのも○。
こういうのって好みの問題が大きいとSMAP君たちは
分かってるし、「ちっ、好みを読み違えたか」って、
敗因が分かるのもすっきりして、見てて気持ちいい。
まあ「判定は・・?!」のドキドキ感は少ないけど。


今日のスマスマは、その後のコーナーも楽しかった。
好きな「玉様ビリヤード」にイライジャ・ウッドがゲスト。
本当に珍しい、拓哉のミスショットも見られたし、
吾郎ちゃんがミラクルショットで勝った後の笑顔も好き。
負けたイライジャの罰ゲームは「ダメ人間ですわ」
だったけど、あまりに似合うし発音上手で驚いた。

大好きなトリビュートはとうとう「トイレットペーパーマン」。
コンサートではメチャメチャ盛り上がる中居ソロだけど、
中居作の、彼でなきゃマジには歌えないだろうって歌詞。
思いっきり下ネタ+自虐ネタで、勢いで歌っちまう歌。
さぞ残りの4人は歌うの恥ずかしかろうという印象が。

だから、歌ってる彼らをちょっと斜めに見ちゃったんですが、
それでも決して手を抜かずガチで日本語で歌う拓哉、
せめてもハングル語で歌う、不承不承な顔の剛、
照れながらも、それなりに楽しんでるっぽい吾郎ちゃん、
もろに「仕方ないなぁ中居くんは」モードで流してる慎吾、
そして、ここで後悔したら意味がない!と言わんばかりに、
とにかく強気で周りを気にせず歌いまくる中居。
お前ら、性格出すぎ(^^;って感じで、見るだけなら楽しく。

終わってからも剛、不機嫌そうすぎ。イメージダウンだよぉ。
慎吾は「中居くんが歌上手だったよ!」って、驚きすぎ(笑)
拓哉の「コンサートとか見てて こういう曲だと思ってたのと、
歌詞カード見たら全然ちげーの。びっくり」非常に同感でした。
これぐらい毎回楽しいと、見がいがあるんだけどなー(^^)

おっと最後に。
どんな流れの中で言われたか思い出せないんだけど、
市村さんの言葉で記憶に残ったものを最後にメモ。
「舞台の魅力は、失敗してもうまくいってもその場限り」。
ホントにそうだわ。



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