第6話 ミッキーマウス - 2002年02月28日(木) 「ミッキーマウス、ミッキーマウス僕の大好きな ミッキミッキマウス。」 部屋中に響き渡る子供のような声。 いったい誰が歌っているのかな。 もちろん、僕らのブライアン。 大好きなディズニー映画を見ているブライアン。 特にお気に入りはミッキーマウス。 もう2時間もテレビを見ながら歌っている。 ジェニファーもお手上げ。 しまいには、ソファの上で手を頭の上に のせてミッキーの真似をして踊りだした。 テレビのリモコンが転がり落ちた。 チャンネルが変わって派手な画面に変わった。 グラミー賞の授賞式だ。 「特別栄誉賞、ブライアン、おめでとう。 素敵な音楽をありがとう。ブライアン。」 司会者が高らかに声をあげた。 会場から割れんばかりの拍手がおこった。 「あっ、わすれてた。」 ステージにはマイクラブが代わりにあがってきた。 「こいつ、マイクのやつ、もう遊んでやんないぞ。」 ぷんぷんのブライアン。 ブライアン怒ってる場合じゃないぞ。 陽気に踊っててどうする。 みんなが待ってるぞ。 立ち上がれブライアン、歌えブライアン。 つづく - 第5話 キャロラインノー - 2002年02月27日(水) サンバの香りが街じゅうにたちこめる海岸で、 ブライアンは愛しのキャロラインと砂浜をかけていた。 今にも飛び出しそうな豊満なバスト。 神が授けたとさえ思えるような黄金のロングヘアー。 「こっちよ、ブライアン。」 「まってよ〜。愛しのベイビー。」 「アハハハハハ。どうしたのもうへたばったの。 そんなんじゃ、私は手に入らないわよ。」 ブライアンは必死に砂浜をかけた。 キャロラインの肩に手をかけると二人は 砂に顔をうずめた。 キャロラインの美しい上半身から、やわらかな胸がとびだしていた。 ブライアンは一気に興奮した。 「キャロライン、愛してるよ。」 ブライアンの目は愛というより野生の欲望で輝いていた。 「ああ、たまらない。」心の中で思った。 そのときである、突然大きな声でブライアンを呼ぶ声がした。 「あっちちち。」 ソファにもたれかけていた、ブライアンの前に奥さんのジェニファーが たっていた。「何の夢みてたの、いやらしいわね。」 ブライアンの下半身には熱々のホットミルクがこぼれていた。 「なーんだ、夢か。」 夢を見てる場合か、ブライアン。ツアーはどうした。 立ち上がれブライアン、歌えブライアン。 つづく - 第4話 アップルパイ - 2002年02月26日(火) 今日のブライアンはちょっとごきげん。 月に一回のアップルパイの日。 ママが焼いてくれるおいしい、おいしいアップルパイ。 待ちきれないブライアンはフォークをもって何度も机の上 をたたいていた。 「しょうがないわね。まるで子供なんだから。」 ママこと奥さんのジェニファーが呆れ顔でパイを運んできた。 ジェニファーがいなかったら、毎日でもアップルパイを食べ 続けていただろう。 「ヒャッホー、パイだ、パイだ。」 ブライアンは焼きたてのアップルパイにむしゃぶりついた。 もう誰も彼を邪魔することはできない。 ほとんど食べ終わる頃、ブライアンの頭に何かがよぎり フォークの動きを止めた。「なんだっけ?まあいいや。」 ブライアンは食べつづけた。 思いだせ。立ち上がるんだ、ブライアン。 アップルパイは日本でも食えるんだぞ。 つづく - 第3話 BIG WAVE - 2002年02月25日(月) ブライアンは思い出していた。 もうだいぶ昔のことだ。一枚のアルバムが製作された。サーフィン映画用のサントラだ。そのアルバムの全曲をビーチボーイズの曲でやりたいと言ってきた男がいた。彼は日本人。ブライアンは別に気にもとめていなかった。すぐにOKサインをだした。そして、アルバムは作られブライアンのもとに送られてきた。それはそのままビーチボーイズであった。ただ違ったのは、それがたった一人の男の多重録音のコーラスで作られていた点であった。よくできているとブライアンは思った。そして、よくまあここまでやるな、日本人とは器用だとはきいていたがちょっと変わっているなと思ったのだった。 その日本人とは言わずと知れた日本が誇る変わり者お宅ミュージシャン山下達郎だ。 ブライアンはきっと日本にはあの男のようなファンがたくさんいるんだろうなと思った。生粋のアメリカ人であるブライアンはアメリカ人が抱いているビーチボーイズのイメージにはうんざりしていた。もうサーフィンUSAは二度と演奏したくなかった。「日本にいこう。そして、真のファンに会おう。それが私の新たなるスタートだ。」ブライアンは思った。 ブライアンは1枚目のソロアルバムをだし、自身を深めていた。ふつふつと湧き上がる情熱を発散できないでいたのだ。 「日本で私のやりたいことをやろう。」ブライアンは決心した。 ただ、ひとつ問題があった驚異のファルセットボイスをもったブライアンであったが、そのファルセットは過去のドラッグづけの生活で輝きを失っていたのだ。 ブライアンは困ってしまった。 ブライアンは一気にやる気がなくなってしまった。そして、家政婦にホットミルクのおかわりをもってこさせると、口からミルクをたらしながらそのまま眠ってしまった。 果たして、ブライアンは復活できるのか。幻のツアーとなるのか。 がんばれブライアン。立ち上がれブライアン。 つづく - 第2話 ハリウッド - 2002年02月23日(土) 「リー、なんだい今日は。」 ブライアンがカンフー好きなのはあまり知られていない。 それがもとでジェットリーとブライアンはある友人を通して知り合いになった。 「ブライアン。ちょっときいてくれよ。やっと俺の主演作がきまったよ。俺も苦労した甲斐があったよ。やっとハリウッドで認められたってわけさ。香港ではけっこうなもんだったろう。それで次どこがいいかと思ってね、アジアを極めようと最初は思ったわけさ。それで日本かなと思ってね。ところがさ、おいらの秘書のフェイがさ、日本人は手ごわいわよって言うわけさ。俺は何って聞き返したわけ。フェイいわく、「あなたは確かに香港ではスターよ。でもそれは、香港の話、日本人はアジアになんて目をむけてないのよ。アメリカ、フランス、イタリア、もう西洋人大好きなんだから。特にあなたなんて、背は小さいし、得意なのはカンフーだけでしょ。それに99の岡村とだぶってるでしょ。容姿第一なのよ。わかる。だめだめ、行くならハリウッドね。」というわけさ。それで、俺は、ハリウッドにきたわけ。これで正解だったかもな。いよいよ運がむいてきたみたいだよ。今度スタジオでも遊びにきてくれよ。」 「OK、やったじゃないか。リー、映画ができたら家におくってくれよな。知ってのとおり映画館は嫌いでね。バイ。」 リーのマシンガントークに疲れたブライアンはまたソファに深く体を沈めた。 「日本か。」 ブライアンはつぶやいた。 1998年の初夏のことであった。 つづく - 第1話 ブライアンとリー - 2002年02月22日(金) ブライアンはその日の朝、東から差し込む陽の光を あびながらソファにからだを深くしずめていた。 大好きなホットミルクを飲みながら、 口ずさむ曲はロネッツのビーマイベイビーだ。 しかも幻のジョンレノンバージョン。 もう最高にごきげんな朝だった。 さすがブライアン。 そのとき机の電話が鳴り出した。 「はい、ポールです。」ブライアン得意のいただけないジョークだ。 本人は大満足。 電話の相手はジェットリーだった。 つづく - ブライアンの日 - 2002年02月21日(木) アメリカテロで公演を延期していたブライアンウイルソンが アメリカ国旗を胸につけたトレーナーをきて 今日、東京国際フォーラムにやってきた。 会場につくと山下達郎が300人ぐらいきてたのでびっくりした。 ブライアンは曲が終わるたびに 「さんきゅー、ありがとう。」と観客席に向かい言っていた。 いや、こちらこそありがとうと俺は感謝した。 特別なものだ。 ほかに替えがきかない。 手につつんでそっと持ち歩きたいような。 途中で体中が耳になったような感じがした。 古いアルバムの音をバンド総勢11人で再現していた。 みんな大忙しだった。 一人で3役ぐらいやってるやつもいた。 明日は東京最終公演だ。急げ。S席8500円。当日券ありだ。 - 夜明け前 - 2002年02月20日(水) 俺からみたらもう敵だらけ。 だが、つい忘れてしまうな。 ほんとは楽天家だからな。 ちょとと時間がたつと敵とお茶してたりする。 敵がいることをしっかりと感じろ。 飲み込まれるぞ。 こいつらは、自分が何者かなどまったくわかってない。 ほっておくしかない。 この競争は楽しんだら勝ちということになっている。 秘密だけど。 抽象的になりすぎた。まあいいや。 - 見失う - 2002年02月19日(火) やりたいことが多すぎて 身動きがとれないということはないか。 うーん、もうずっと重い。 いろいろきりすててきたけど、まだ重い。 簡単なものにしないと。 すごく単純。 簡単。 本棚には本3冊。 CD棚にはCD一枚。 部屋には何もない。 電話は公衆電話。 自分があればいいんだろう。 すぐ見失ってしまう。 - キューピーマヨネーズ - 2002年02月18日(月) マヨネーズのことじゃない。 もう、数年ぐらい感じてることだが、 あるCMをみているとすぐに俺はハッとする。 そして、商品名を見る前からすぐにわかる。 それがキューピーマヨネーズのCMだ。 もうはずれがない。 いつでも最高のサウンドが流れている。 もう、ほんと関心する。 最初の頃は、コーネリアスの曲だったが、 その後はなんの曲なのかさっぱりわからない。 あれは、バートバカラックのカジノロワイヤルのテーマ とだぶるな。 すごいやつが裏にいるはずだ。 何者だ。 映像もいいな。 はずれがないというのはすごい。 一時期の小田裕二のドラマにもはずれがなかった。 関係ないか。 あれも感心した。 いや、もうほんといい。 キューピーのCMを見ると俺は一瞬にして幸せな気持ちになる。 - いまだ夢の中 - 2002年02月17日(日) 午後2時半に起きた。 また、寝た。寝た。寝た。 まだ、朝の10時ぐらいだと思ってたから驚いた。 昼飯の約束があったからすぐ電話した。 なんとかなった。 くずれてるな。完全に生活が。 俺がどんなに疲れているか、どうしたらこうなれるか を説明するのはめんどくさいな。 見た映画がまた悪かった。 フィリピンにアメリカ人が行く。 南の島で理想郷をつくろうとして、 家族をすてる。 島でしりあった女と恋に落ちる。 ディカプリオの映画と非常に似ている。 俺の映画だ。 西洋人と日本人は同じ感覚を求めて、 アジアへ向かうんだろうな。 自分たちにはない、いわゆるエキゾチックなものを。 日本にもあったはずだがな。ずいぶん西洋化したもんだ。 あやしいものがなくなってしまった。 - コカコーラ - 2002年02月16日(土) 午後の4時に起きた。 寝た。寝た。寝た。 すぐに音楽をかける。 ここ1週間このアルバムばかりだ。 コカコーラの特別コンピレーションアルバム。 東京では買えない。 女が唄う歌はほとんど嫌いだが、 この中のほとんどが心地よく響く。やさしすぎる。 なんだこの感じは。フレンチでもないボサノバでもない。 どうしてそんな声で歌えるんだ。とけそうだ。 人種が違うせいなのか。 きっとそうだ。 今、分析する力はないが、きっと証明できるはずだ。 特別な科学物質が分泌される秘密が 歴史的、科学的、歌い手の育った環境などから わかるはずだ。 そして、最終的にまた確認されるんだろうな、 この国がだめな理由が。 - 空間 - 2002年02月15日(金) 一日中眠かった。 暇ほどつらいものはないというのはやはり正解だろうな。 昼、高層ビルの一番下。かくれた穴場に行く。 ここだけはsmoking OKだ。 こんなとこにくるのは相当なへヴィスモーカーか。 いる場所がないやつか。 いや、そうでもないな、普通の会社員だ。 なんにもない、ちょっとしたプラスチックのイスと自販機。 コンクリートにかこまれた閉じた空間。 となりには、巨大な駐車場がある。 駐車場のチケット管理室みたいのがある。 とじているからこそ、でていくという欲求がおこるのか。 飛び出していくという衝動がおこってくる。 俺は、ここにくると空港にいるような錯覚におちいる。 見知らぬ人々が会話していたり、ただ、黙ってすわっていたりする。 人が入れ替わり立ちかわりはいってくる。 互いに干渉はしない。 とってもいい世界だ。 一人もしっているやつがいない。 - 公園のラジカセ - 2002年02月14日(木) まだ復活できない。 リバウンドがきてしまった。 部屋は荒れ放題となってきた。 なにもかもがめんどくさい。体が動かない。 生活が乱れまくっている。 帰ってきていつのまにか寝てしまった。 夢を見た。 どっかの街の居酒屋とかがある繁華街の中にある公園。 ラジカセに俺の曲のオケをいれて、流しながら 5人ぐらいで練習をしている。 ある一人が練習に異議をとなえる。 いろいろ文句を言う。 俺はトイレにいきたい。 ある一人が仲介にはいってなんとかしようとしている。 俺は、しょげながらもなんとかしようともがいている。 異議をとなえていた男が俺の歌が下手だと言う。 近くの公衆電話が鳴る。出てみるとサッカー仲間のAで、 今近くの居酒屋で飲んでるけど、今大事なとこだからちょっと 静かにしてほしいと言ってくる。俺はわかったよと答える。 静かに練習をする。 なんだかんだ邪魔が入る。 俺は歌が下手だと言われかなりしょげてしまった。 その頃目覚めた。 俺はトイレに行った。 目を覚ましても歌が下手が心に刺さった感じだ。 バンドを解散することにしたのは、自分の歌だった。 もっとうまくなってもう一度組み直そうと思って解散した。 だいぶ時間がたったな。 俺は歌えるのか。 - ブライアンがやってくる - 2002年02月13日(水) 来週、ブライアンウイルソンが日本にやってくる。 久しぶりだな。2年ぶりぐらいかな。 前回ライブをやると聞いて見に行ったが、信じられなかったな。 もうだいぶ年だし、ソロをやるとは考えられなかった。 ブライアンはソロを3枚だしてるけど、すばらしい。 特にファーストは大好きだ。 全曲大好き、とろけてしまう感じだ。 アメリカン60年代ポップスの王道みたいなものを 今の音で聞けるものはほとんどない。 ブライアンの曲はどうなんだろうな、わからない人も 多いんだろうな。甘ったるいとか感じるのかな。 ほんとのファンタジーが入っているし。 俺が求めているせつなさ、特別な感情がブライアンの曲にはある。 他には少ない。 もうたっぷりはいっている。 きっと同じような資質をもっているんだろうな、反応してしまうって ことは。 まだ活動してくれそうだけど、ソロファーストだけあれば十分だな。 何度でも聞ける。いつ聞いてもいい。 ジャケットも最高だ。 - フラッシュバック - 2002年02月12日(火) 復活しはじめたが、まだかかりそうだな。今日の感じだと。 あまりの生活の違いから両方のバランスをとるのが難しい。 開放した自分と閉じた自分。 この開け閉めが難しい。 とじなければいいと言う友達も多いが、俺はそうはおもわない。 このへんはかたくなだな。 開きっぱなしだと、俺はだめになっていくのがわかる。 そういう性格をもっている。 性格もかわっていくものだから、よりよい方向は考えてるけど。 快楽に走るのは簡単でおぼれるのも簡単。 しかし、長く続けることは難しい。 長く続けるコツがあるとしたら、それは、快楽をコントロールすることだ。 快楽を自分の手の平で遊ばせるぐらいの余裕が必要だとおもう。 難しい。 おぼれていく人間がよくいる。南の国は思考力もおかしくさせる。 通常では考えられないところまで行ってしまった男たちがいる。 今日、OLが前から歩いてきて、ほんの一瞬だったけど、この人どっかで 見たこととあるなと頭の中で考えるというより、なんか光った感じがした。 そしてすぐにもうひとつ光った。 この国じゃないんだ。あそこで俺の横にやってきて、にっこり微笑みながら 俺にキャンディをくれた子だ。なんか似てるんだ。 実際は似てないかも、混乱しているのか。まだもどっていない証拠だ。 でもこういうことはよくあるな、ああと思ったら、この国のことじゃなかったり することが。 - 2月11日午後5時 - 2002年02月11日(月) 帰ってきた。 しかし、ここはほんとに俺が戻る場所なのか。疑問が残る。 昨日を振り返ってみる。 奇跡的に午前中に起きた俺は、ネットカフェで日記を書いた。 ADSLじゃなかったから安かった。ネットの普及は日本どころの話じゃない。 さすがに世界の通り道だ。 とりあえず腹になんかいれなきゃいけなかった。イタリアンレストランに入ったが失敗だ。コーヒーだけ飲んですぐでた。 マッサージに行った。東京音頭という新しい店だ。若い子だったんであんまり力がなくきかなかったな。 腹がへったので屋台でフルーツを口にいれた。とりあえずこれでいい。 すぐに闇の海賊版コンピューター市場へ行った。 残念なことに手入れがあったらしい。ポリスが一斉手入れをしたんだろうな。 ことごとく店がつぶれていた。かなり期待していただけに悲しい。 まあ、すぐに復活するだろうと思うが。どうだろう。 その中でもとりあえず、いくつかのブツを仕入れた。 外へ出るがかなりの渋滞。しばらく歩きタクシーにのる。はじめてみるが女のドライバーだった。 毎日行っているある場所にいった。男と会話をかわし、考える。 2時間ほど飯をくいながら楽しんだ。かなりの愛情をここで手に入れた。 後半になってきてだいぶもりあがってきた。 俺はここに心の充電にきてるんだなと思った。 いったん宿に帰り、すぐ飲みに行く。何件かまわった。 友達にあいにいったが、今日ははたらいていなかった。電話番号を忘れてしまったから連絡のとりようがない。 いつもの行きつけのバーに行く。知り合いが集まってきて、大変なことになったのですぐにでた。半年ぶりに会った親しい人と飯を食いに行く。 ホテルへ帰るが、もう寝る時間はない。 朝4時にチェックアウト。タクシーにのり俺は、この街をあとにした。 - 2月10日午後1時 - 2002年02月10日(日) 奇蹟的に朝10時に起きた。 しかし、目がさめるのに2時間かかった。 風呂にはいっていよいよ最終日だ。 きのうはもうくたくたで、友達にあいにいけなかった。 そして熟睡してしまった。 腹がへったからなんかくおう。 ナイキのバックパックが750Bだったが買うのをやめた。 いつも最後にどうやって過ごすか悩むが、今も悩んでいる。 身体がぼろぼろになってきたから、マッサージを受ける。 きっと元気がでてくる。夜は長いが、明日の朝は早い。 この街は夜中ほど元気がでる。どこもかしこも大騒ぎで、 毎日がパーティだ。パーティではたりない。スキな事をやっている。遠慮も躊躇もいらない、妥協もいらない。とことんいけばいい。 失敗しても必ず次がある。復活は何回でもOKだ。 人生みたいだ。 俺は、やっぱり旅人的なものがあるのを感じる。 だいぶ自分をとりもどした。生きている実感をとりもどした。 - 2月9日夜9時 - 2002年02月09日(土) 時間がない。今からとりあえず飲む。 きのうは夜3時に寝た。 もうくたくただった。バーミーを食ったら、体中があつくなり、 いそいでオレンジジュースをかった。 うまかった。 今日はいい買い物ができた。さいあむ系らしきものを手に入れた。 辞書もかった。 友達にあわなければいけないがそんな時間があるか。 きのうは、コーナーに行ったが、おかまばかりのはずが女が増えていた。俺を呼ぶ声がして振り返ってみると、誰だかわからなかったが、すぐに思い出した。店を変えていた。久しぶりなんで、一杯のんでいった。 今おもうのは、力を出すときにはそれだけの準備が重要だということ。 100の力をだすには150ぐらいの勢いで日常で生活していないとだめだ。俺はもっとパワーをつけないといけない。 夜中の三時に俺のホテルに、あれはロシア人の女だな、何故かロビーに5人ほどいた。おかしい。この謎をときたかったが、そんな謎はたくさんありすぎて解決していたら大変だ。ほっておこう。 円安はだいぶいたくなってきた。 そろそろこっちのバンクに預けた金がやくにたちそうだ。 明日は、なんとか午前中にはおきたいが無理だろうな。 - 2月8日夜9時 - 2002年02月08日(金) 時間がない。 昨日は忙しかった。今日もだ。 昨日三時に仕事を脱け出した。そのまま職場で着替え、成田エクスプレスにのった。5時に成田に着いた。思ったより、込んでいなくイミグレを速攻で通過した。6時間で着いた。こっちの時間で夜、10時45分。ホテルのチェックインはあとまわし、ジュリアナへ向かった。コンシアと話したが、目的は達せられなかった。今日は来ていないらしい。コンシアにからかわれ、家にかえんなとかいわれ、仕方なくタバコをふかす。横に50ぐらいの男が座った。いつのまにか二人で会話がすすんでしまい。夜1時になってしまった。奴は、何度か日本にいったことがあるらしい。石川島播磨工業とか三菱とかの話をした。小泉首相はどう何だとか聞かれた。しばらくして、男の仕事仲間のベルギー人が戻ってきた。今度のワールドカップで対戦するよねとかはなしながら、三人で男の車にのった。途中、一方通行につっこんでいきそうになりやばかった。かなりビアシンを飲みすぎている。ろれつがまわってない。俺のホテルには結局つけず、適当におろしてもらい、チェックインした。しばらくして俺は夜の街へくりだした。しかし、疲れた、ねようとおもったができなかった。もったいなくて。 もう時間がない。早いとこでかけよう。 何かが待っている。 - パルコへ行って来た - 2002年02月05日(火) 5時20分ほとんど仕事終了時間にぴったりに会社をでた。今日は、プレゼントを買わなければいけなかった。昼休みサンシャインの中を見たがたいしたものはなかった。池袋のパルコに行った。池袋はださい街だけど、パルコはまだましだ。2時間ぐらい歩いたけど、のんびりと買い物していると心が開放されていくのがわかるな。やっぱり、ここ2、3年どうも仕事にしばられているというか、単調な生活になっている。なんか夢見る力を失っている感じだ。時々買い物をしてたりするとふと風がふくというか、思い出すときがある。忘れるくらいだから重症か。とりもどさないといけないだろう。このままだと戻れなくなるかも。 無事、いいネックレスを買えた。1万円ぐらいした。喜んでくれるといいけど。 そういえば、今日、会社のOLから、俺のことを癒し系、男版ゆうかと言った女がいると聞いた。そして、それについて喜べといってたけど、たぶん悪いほうだろうな。やさしくてつまらない男という意味としてとっておこう。ほんとの俺は違うと反発したい。 -
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