甲斐犬ジロー通信
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夕方から雨が落ちてきました。 今はけっこう雨足が強くなっていますので今夜の夜桜見物は 残念ですが傘をさして静かに見上げるのがせいぜいですね。
お昼前にジローと我が街の桜並木の開花具合をチェックしてきましたが 見事に満開でした。 日陰の木はまだ三分咲きでしたが、満開の頃の木々は静寂で花びらが 舞うのも絵をみているように感じました。 キレイだね〜と言ってもジローは桜には無反応で、嗅ぎ嗅ぎにご執心でございました。
帰ってからもプランターに頭を突っ込んで嗅ぎ嗅ぎ、 今日は嗅ぎまわりのジローでしたね。
| 2004年03月29日(月) |
逞しい男になってくれ〜 |
昨日は三週間ぶりにジローの牽引に行きました。 腰痛は大分いいようなので、月に一回くらい牽引に通うことにしました。 「関節ねずみ」はまだまだのようで、特に朝は動きが悪いです。 時間をかけてみないとどの程度回復するか分からないので バリケンに入っての練習も途切れたままになっています。
自宅に帰ることもなく すでに事務所犬になりつつありますが、お昼の移動(食事中だけ)も当初は オシッコをひっかけたり、ウ○チをしたり、ネコ缶をカジカジしたりして 鳴いて入れてくれと訴えていましたが、ようやく一時間半待てるように なりました。 「待っててね。後でくるから」の言葉を理解したので、うっかり 迎えに行くのを忘れてしまって時間がいつもの時間をすぎると
「ワンワン!」
僕のこと忘れているぞーーーっと吠えてアッピールします。 おぅ、そうだったと急いで迎えにいくと、 やっと来てくれたと言わんばかりに 足をバタつかせてヒンヒン鳴くジローです。
始めのころは環境に慣れるのに結構神経も使って疲れている様子も みえましたけれど、時間と共に自分の置かれている状況を受け入れて いく柔軟さがみえるようになりました。 どのような環境であろうとジローには合わせていく以外選択肢はないものね。逞しい犬であって欲しいと祈る飼い主です。
昨日病院帰りに寄った「慰霊堂」の桜のしたで。
今日は父ちゃんの運転で海へ行った。 家から15分で竹芝桟橋について海のほうへ歩いていったら大きな船が 桟橋の向こうのほうに見えた。 僕は鼻をヒクヒクさせて磯の香りを嗅いだよ。
桟橋の中には警備が厳しくて入れないの。 僕がキョロキョロしていると警備員さんがやってきて侵入禁止って 言われたものね。
母ちゃんが
「ジロー、日光浴をしましょう」
って言って広場で沢山 陽をあびました。 ポカポカ暖かくて気持ちよかった〜。 浜離宮の前を通ったけど観光バスが並んで人が沢山歩いていたよ。
家に帰ってから、今日は特別にって甘くないケーキをもらったよ。 りんごとヨーグルトのケーキ、こんなことってめったにないからね 僕はうまいもん喰っていると不覚にも涙がつーーーって流れちゃうんだ。
| 2004年03月27日(土) |
さくら日和になりました |
さくらの開花だよりがあちこちから聞こえてきそうなお日和です。 日光浴をさせてあげようとジローを陽のあたるところに繋いで マッサージをしてやりました。 気持ちよくて気分もよいのか今日は尻尾が上がりっぱなしです。 お座りをするのに足をかばいながらゆっくりだったり 座るのを諦めたり・・・・その日その時によって調子の良し悪しがみられます。
近所の桜並木をあるこうかとも思ったのですが ジローのほうから帰るといって歩きたがりませんでした。 今日は事務所に誰もいないので静かに寝ることに決めたようです。 お布団を敷いてあげたらすぐに横になり夢のなかへ。。。。
| 2004年03月26日(金) |
空とジローの知恵くらべ |
空「ここに手をかけちゃあ いけないって!」
ジロー「だって、こうしないと見えないんだもん」
空 「あなた、お母さんに言われてるでしょ! 二本足でたったら大ねずみが出るからいけないって」
ジロー「僕も空婆みたいに全体を見渡したいのよ。 誰が来たかみておかなきゃさ。僕も番犬してるし〜」
空 「あなたのこの頑固な手とでかい頭が私には邪魔なの! 下りてくれない」
ジロー 「やだね〜ったらやだね〜」
空 「おんや〜、あたしの言うこと聞けないね。 少し痛い目にあわせてやるニャ〜!!」
ジロー「お、おやめくだされ〜、婆さま! ネコパンチはお許しくだされ」
空 「言っても聞けない犬にはこうしてくれる!パシッツ!パシッツ!」
ジロー「ク〜〜ッ、ハフーーッツ」
ジロー「ぐやじーーっ! 空婆のネコ缶カジカジしてやるぅ」仕返しを試みたジローはネコ缶をかじりまくり穴をあけてジロ母に取り上げられました。今日のはまだいい方です、この間は完全に穴を開けてペロペロしているところを取り上げられました。ジローの歯は缶きりの役目も果たすことが分かりました。
| 2004年03月25日(木) |
愉快な男-----引き続き「銀座の春」 |
ジローのどUPの顔。 この頃、ジローは母さんの膝にアゴを乗せて
”クーークーー”
と鳴いて甘えます。甘ちゃんですねー。 仕事中も眼があってしまうと膝の上にアゴを乗せてきます。 店番仕事に精を出しているので ひと段落した時にはお腹をさすってあげます。お腹をさすり終わると 足もなでて〜と片足あげてオシッコスタイルになるジロー、 こういうところが可笑しいヤツなんです。 一日一回はわらかしてくれる楽しいヤツ。 子ねずみ持ちの愉快なおっさんですわ。
[銀座の春] 今日は東銀座まで行きましたので 銀座の春はどんなものか偵察 してきました。左に立派な新松竹ビルが建ちました。 「松竹セントラル」の映画館は 何処へいったのでしょう。「男はつらいよ」を見るのはいつもこの映画館でしたけど。 東銀座交差点から汐留方面をみるとすっかり景色が変わっていました。交差点の向かいにある手ぬぐいの店もまだ健在です。 銀座四丁目に向かってあるくと春らしい雰囲気が漂っていました。 でも、人出はすごく多いですね。 卒業式帰りの学生、就職活動中の大学生、年度末で忙しい会社員、 人で溢れ返っていました。御○本前の春の花 黄色としろがよく似合っていました。靴屋さんもこんなにオシャレにお花をデコレーションしていました。 とっても可愛くて足を止めて見入ってしまいそう。ジローの好きなお花屋さん。可愛いガーベラが春らしく優しげにならんでいます。テ○ファニーのショウケース。流石ですね、白い薔薇にピカーーーンと光る大粒ダイヤ、なんでこんなオシャレを思いつくのかな。○越の裏通りにある山野草のお店。いつも見るだけなのですがついつい足を止めてしまいます。 銀座の春は桜はみられませんが 温かみのある色合いに包まれて いました。
| 2004年03月24日(水) |
獣医さんに教えていただいたこと |
「関節ねずみ」の治療のため毎日飲んでいる サプリメント 化学薬品を使わずに安静とこのサプリメントで 時間をかけて治しているところです。 (ねずみが子ねずみなので手術までには至らない) 人間も犬も年をとると 様々な病気を発症しそれにともなう 合併症もおきると聞きました。 心臓も肝臓も筋肉も足腰も眼も歯も 年相応に弱るのです。 犬は 人間の倍以上の速さで衰えるのですね。
どんな病気でも発病してしまうと なんらかの手だてをしていかないと自然治癒は 出来ないので 動物は飼い主の考え方によって病状を悪くも 良くも現状維持もできるということを ジローの病院通いをしていて 気付かされています。
抵抗力、免疫力を つけることは薬を飲むより 効果があることを教えていただき それが大事な手だてであることも理解しました。 まさに「食は命」 人も動物も わかるものを食べていくこと わかりやすく調理をすること シンプルに食べることを 獣医さんから教わりました。
今朝から空ちゃんは非常にご機嫌がわるいです。 机の上にデーーンと座って、話かけると不機嫌に
「ウニャーーニッ!」
と睨みかえします。恐いね〜。 ジローが机に手をかけただけでWパンチをくらい 吠えたといっては
「ウルニャーーッ!」
どうしたんだろう空ちゃん? 具合がわるいのかな? ジロ母が事務所に下りるまでに数十発の ネコパンチを食らって しまいにはジローも怒ったそうな。 当たらず触らずだよ・・・ ご機嫌が悪いときは近寄らないにかぎる
空ちゃんは時々こんな日があって他所のネコにも 意地悪をしているので 「意地悪ばあさん」なんて陰口叩かれているかもね。
三月のお彼岸が過ぎたと言うのに東京はブルブルに寒いワン。 僕が今いる事務所には丸い石油ストーブがつけてあって 体がポカポカに温まるしオレンジ色の炎を見ているとまったりしてきて 居眠りしてしまうの。 僕がお尻をストーブにむけて爆睡しているときに誰かが 「ジロー」って話しかけたので薄目をあけて尻尾をかる〜く振ったんだ そして眠いからそのまま、また寝てしまったんだ。 暫くすると、 「焦げ臭い!」 「何か焦げてる!」 って騒ぎ声が聞こえて目がさめた僕は立ち上がって様子をみていました。 母ちゃんやおばちゃん達が臭いの源を突き止めようと小鼻を ヒクヒクさせて歩き回っていました。 「何処かしら?」 「この辺から臭うわ」
「ワァーーーッ、ジローの尻尾が焦げてるーーーっ」
ぼ、ぼくもビックラして後ろを見るのだけど見えないので犬って 不自由なんだって気付いたさ。 皆に取り囲まれて尻尾を裏返ししたり臭いを嗅がれたり大事な毛を引っ張られたりして、散々お説教もされて僕にとっては2度めの尻尾お焦げ事件でした。
我が街の桜の木も随分大きく育ちました。 小さな商店が並ぶ通りにもほんのり桃色の春が目覚めたところです。
ジローと開花の具合を偵察にいきました。 まだだね〜と見上げながら歩きましたが、二分咲きくらいで 蕾に色がついていない木のほうが多かったです。
今日のジローは体をもてあましているのか元気に歩きたがりました。 ふけが全くでなくなり毛艶もよくなりましたので、多分具合が良いのだと 思います。 途中でいつも一匹で単独散歩をしている飼い犬に出会い ジローはものすごい勢いで走りました。 久ぶりの爆走で嬉しそうでした。 健康はなによりステキと走りながら思っただろうな。
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