甲斐犬ジロー通信
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2004年05月20日(木) ジローの秘密



         足のような太い腕で失礼いたします。
         ほんとうにお恥ずかしいのですけれど・・・。
         ジローには人に言えない秘密があるのです。
           ジロ母のこの腕のひっかき傷を見て
            なんだろう?と思いますよね。
        これはジローがお手をした時につけている傷です。

      話はさかのぼって・・・ジローが里子に来たばかりの頃、
     無芸大食でなんにも出来なかったので食べものを上げる時に
        せめてお座りとお手くらいはとはじめに教えました。
    お座りもお手もすぐに憶えご飯やおやつを貰う時は言わなくても
           自らするようになりました。 
       (言われる前にしておいしいものを貰おうとの魂胆)
        前飼い主さんにジローの好物をお聞きしましたが
    カリカリフードしか与えていないので分からないと言われるくらい
         フード以外の食べ物は食べていませんでした。
    ササミや砂肝をあげると狂ったように興奮し食に対して異常なほど
         興味を示し時として押さえが利かなくなります。

       ジロ母は午前中に一度、ジローにおやつをあげます。
              先ず、ジローに
         “お母さんの目をみて”と言って集中させてから
       “マテ”をさせておやつをやりますが
             その時ジローは
     ”マテ”をしながら“お手”を勝手にすることがあります。
    目一杯お手をして沢山貰おうと思ってのことですが、
           はじめは軽く手を出していますが
      段々気合が入ってきて熊のような頑固な手で
    力まかせにジロ母の腕に叩きつけるように連続お手をします。
  アタッカーのように上から振り下ろす時は頭に当たったりしますから
         格闘技をしているような様相になります。

             半袖の季節になってから、
           ジロ母のか弱いもち肌はひっかき傷で
           両腕が写真のようになっています。
     食に対しての執着心が物凄く強いのは分かりますけれど・・・、
   生活音痴というのか小さい頃からの積み重ねの不足と思えることが
      多々あるため言えないこと書けないが沢山有ります。
         (でもね、大分減ってきてはいるのです)
  おばあちゃんから、「ジローはお育ちがわるいね〜、お里がしれるよ」
      と良く言われてしまいますが、本当にそうなんです。
           (もう、知れてしまったわん)
       「今、喰わないと喰いぱっぐれるぅ」と
            本能丸出しになってしまうはしたなさを
       なんとか生きているうちに改善したいと思っています。
         人には言えない秘密の話をしてしまいました。






2004年05月19日(水) 麦ちゃんとジローの仲

    朝散歩からジローが帰るころになると、お隣の麦ちゃんが
           必ず裏通りで待っています。
           ジローは麦ちゃんを見つけると、 
                 ハヤッ!
         と向きなおして急ぎ足で近くへ行きます。




       麦ちゃ〜ん!遊ぼう!って飛びつこうとするジロー。
    「麦ちゃんて猫背なんだね〜。そんなに丸くして怒らないで〜」
             って言ってそう。




           麦ちゃんはネコなので吠えません。
            背中を丸くして目も丸くして
           ジローが近づくとビックリポーズ。




     こっちへ来てーーってジローはヒンヒン鳴いて手招きします。
          遊びたいけれど傍にいけない麦ちゃん。




            この後、しつこいジローに
              ネコジャブが飛び
          ビックラしたけれど懲りないジローでした。

      


2004年05月18日(火) ジローの一日




昨年から現在までジローの生活スタイルはほとんど変わっていません。

変わったことといえば、自宅から事務所の1Fに移り住んだことくらい

時間の流れも変わらずです。

今朝は6時30分にジロ母が事務所に入ったので起こされたように

ドッコイショと立ち上がり屈伸運動をして目覚めました。

約10分間マッサージを受け、ブルーベリーに埋め込んだ薬を飲み

ついでに6粒ほどのブルーベリーを食しいざ散歩に。

土のある公園まで15分かけて歩き、着くとカギカギしながら

立ち止まったり遠くを眺めたり気分良さそうにしています。

同じ道を辿りながら帰ると軽くブラッシングの後10分間の

マッサージタイム。

これが終わると事務所から店の通路に移動し10時過ぎまで

ダンボール小屋で寝たり吠えたりして過ごします。

じろ母からキャベツ、ヨーグルトなどを貰うのもこの時間帯ですが

爽やかな風が吹いていたりお日様が照っているような日は

裏口に繋いでネコと日向ぼっこを楽しみます。

ねだり吠えなどしつこく始めたら再び、通路に戻されます。

お昼前になるとジロ母とオシッコ散歩にでかけます。

コースは「お米のいしかわ」さん家の田植えの様子を毎日見に行く

のが日課となりジローはこちらのプランターのお水をちょいと

飲ませていただいたりしています。

お昼休みは通路の小屋の中で弁当おくれ〜と吠えていることが

多いですが諦めて黙ることもあります。

ジローの小屋から外がみえる覗き窓ガラスがありますので

通る犬を見つけては脅しを入れて吠えることが最近では趣味に

なっているようです。

お店に来るお客様には吠えませんが、たまに怪しく思うのか

見慣れない格好の人が来るとじろりと見て吠えたりもします。

そうこうしているうちにおばちゃんが3時のおやつをくれるのです。

背黒いわしや鰹節を頂いて幸せになってまた寝ます。

夕方6時になると今度は父ちゃんがオシッコ散歩に連れて行って

くれます。

帰ると一番の楽しみ「ジロ飯」が出てくるのを今か今かと待ちますが

なかなか出てこないのです。

8時過ぎになると父ちゃんが「ジロ飯」を持ってきてくれて

”ヨシッ!”と号令をかけて食事のはじまりです。

ものの1分ほどで食事も終了。

お薬を飲んで事務所の中に移動して父ちゃんからブラッシングと

マッサージを受け満足するとお布団を敷いてもらいコロッと寝ます。

明日の朝まで空ちゃんと布団を並べておやすみなさ〜い。




2004年05月17日(月) アジサイが色づいてきました




今朝のジローです。

うっすら色づき始めたアジサイの前でいい男でしょ。フフッ・・

薬を飲んでいるので具合が良くて気分も良くていつまでも

公園にいてカギカギしていたいみたい。

毎日カメラを向けているので、険しい顔つきのジローが

良くわかります。

痛み止めは4日間だけ処方されているので体は楽だと感じていますが

今日は陽も照っているので日光浴も沢山させてやろうと思います。

沢山の励ましをありがとうございます。

とても力が湧いてくるような気持ちになりました。

病気を背負っていますけれど心は健康なジローですのでこれからの

闘病生活も頑張ってくれると期待しています。



2004年05月16日(日) ジローの病気



ジローの体調(関節)がおもわしくないので獣医さんも

「これはおかしい?何かある」と怪しんでいました。

食欲は旺盛ですが、お尻の肉がそぎ落とされて背骨もゴツゴツして

触れますし飼い主の目から見ても「おかしい?」と感じるこの頃です。

後ろ右足の関節部分がプクッと腫れて見えたので即病院へ行きました。

何種類かの検査を合わせてしていただき

数値の異常さを先生はかなり問題有りと判断なさったようです。

最悪のレベルには達していませんが「免疫性」の病気と睨んで

おられました。

診察の結果「免疫性のリュウマチ」ではないかということです。

ジローの体の節々はかなり痛いはず。

遺伝的なものなのかどうか犬の場合は分かりませんので、調べるよしも

ありませんが、現実に激痛が走るリュウマチの治療をどのように

していくか時間をかけながら薬の投与をしながら考えていきます。

薬をあまり出さない先生なのですが、さすがに今回は痛み止めを処方してく

ださりジローの苦痛を和らげて下さっています。

かなり辛い検査でしたが一声も発せず頑張っていました。

口をキツク縛られてたジローの傍で、ジロ母は手を擦り

「ジローは偉いよ〜、お利巧だよ〜」と励まし続けてやりましたら

検査中ずっとジロ母の目を見続けていました。

こういう時、ジローとジロ母連帯感をビシバシ感じるのです。

薬が効いているので今日は元気に昼散歩をしましたよ。








2004年05月15日(土) 亥年のジロー

トップのジローの写真の下に「巳年のジロー」と書いていましたが
間違いであることが判明いたしました。ギャハァー!!
(ポリポリ〜、)
1995年4月27日生まれの亥年でありました。
(ネット友達のみーさん、ありがとう!)

甲斐犬ジローと亥年か〜、山に入って狩をする甲斐犬は猪を倒す
勇猛果敢な犬だけれど、ジローはなぁ〜。
皇居を散歩している時に甲斐犬を飼っているお巡りさんから
「山へ連れて行って放せば本能で猪を追い込むから・・・」と
言われたことがありますが、ジロの気性からいって
猪に追われて迷子になること間違いないと思う飼い主です。




青空がキレイ、ブラシで一筆描きしたような雲がふんわりしています。

ジロ母と早朝散歩を始めだして問題がチラホラです。

父ちゃんとの散歩はかなりジローのペースで行なっていた模様、

う〜ん、これはまずいぞ!

母ちゃんはそうはいかないぞ!ジロー! 

号令で呼び、ご褒美の餌で「ヨシヨシ」の繰り返しをしています。

お年なので(ジローがね。。。)結構頑固なところがあるのとプライドを

持っているので意固地にさせないようにして成功した喜びを味あわうことが

出来るように注意しています。

「成功」した時のジローは嬉しそうに笑って近づいてきて

”次は何?”って調子に乗ってくるので飽きない程度の号令をかけて

公園を後にしました。

お日様に当たって、ついつい大あくびのジローです。









2004年05月14日(金) アジサイとジロー




雨上がりの浜町公園をあるきました。
ほ〜んとに久しぶりだね〜。
土の上を何度も行ったり来たりして確かめているジロー。
芝生の中は7月まで入れませんが、雨にあたり色濃く鮮やかな
木々の葉につられるように鼻を近づけています。
アジサイも七変化の準備中ですね。

「もう、帰ろうよ〜」とジローに声かけしても

公園から出ようとしません。
珍しく、オシッコを4回もしてマーキングのつもりなのかしら?

拾い食いしそうな時「ジロー、汚いねーーっ汚いーーっ!」
って言えばトボトボ戻ってくる。
(分かってるんだな。”キタナイ”というコトバ。)

散歩中のコミュニケーションが出来た日はお互いに気分が良くて
良い一日を過ごせるんです。


2004年05月13日(木) ジローの体型




首から上はがっしり甲斐犬ですが、腰、足の筋肉がますます落ちて
頭でっかちの風変わり甲斐犬になっています。
後ろ足を庇っているので、なかなか筋肉が付かなくて悩みます。
筋肉の落ち込みを少しでも止めたいので、この頃は生肉を
毎日食べさせています。
腰を痛める迄は1時間以上のお散歩でジローの体は贅肉が削ぎ落とされて
筋肉がついていましたが、歩くことを減らしたとたんに腰まわりは
ほっそりしてしまいました。
落ちる時ってあっという間です。
でも、生き物の気力は凄いです。
痛くても麻痺していても頭を前に突き出して前へ前へ進みます。
気力が続く限り歩いて頑張って欲しい。



2004年05月12日(水) 久ぶりの朝散歩

一ヵ月以上、朝のお散歩はジロ父が行っていました。
その間、運動不足のジロ母は着実に体重が増え階段の上がり降りも
きつく感じられ、腰も痛くなり始めました。
(ジロ父はダイエットが進んでいました。ジローも体重を増やしたら
いけないのだ・・・)

そこで早朝からジローとお散歩のジロ母。
早足でスタスタ〜、回向院さんまで行きました。
ん! ホームレスニャンが増えている!
ここにいるホームレスニャンは交代で面倒を見にくる
ボランティアの方にご飯を頂き遊んでもらい飼い猫より幸せそうに
思えます。 緑もあって庭付の豪邸に住んで大事にされて・・・
大いばりでジローを威嚇します。



全然ホームレスでないニャン達はジローの行く先々に顔をだしたり
そろり〜と後を着いてきたりしてチェックをしています。



「ここはあたしらの聖地よ。無断で入り込んだら許さないっ!」

って睨むもんだから、

ジローは「すみません。ご勘弁くだされ〜」と退散してきましたさ。


2004年05月11日(火) ダイエットおやつ




爆食中のジロー、ボールに入れたキャベツを銜えてバラバラにして
から食べます。 行儀悪いので恥ずかしいね〜。
キャベツは毎日、1/2近く食べるのでキャベツ男のようです。




食べ終わると”ご馳走さま〜”とボールをひっくりかえして
まあるくなって寝ます。
ちみちみ〜、キャベツが落ちてるよ〜。
ひと寝入りしたら、後でたべるのぅ。


ジローの母さん |MAILHomePage

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