甲斐犬ジロー通信
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シロちゃんは3種類の薬を飲んでいます。
一つは8時間おきに半錠
もう一つは食前空腹時に朝夕2回オブラートに包んで
最後は夜寝る前に一錠飲ませています。
飲ませるのはジロ母です。
始めの頃はジロ父にシロちゃんを抱っこしてもらい
前足を押さえて格闘していたのですが
一日に6回手際よく飲ませないと二人とも傷だらけになってしまいます。
ジロ父の手から逃げ出したり暴れたりするので
今はジロ母が一人で飲ませています。
太ももの間にシロちゃんの下半身を挟みこみ前足を左手に持って
右手で口を開けさせた瞬間薬を放り込んで口を押さえながら
喉をなでるのです。
「よしよし〜、飲んだな〜」と言いながら
喉を撫で続けてやるとさほどご機嫌は悪くなりませんが
タイミングを外すと牙を向け爪を立てて暴れるので
引っかき傷を作ります。
この手の裏表は数箇所に咬み傷とひっかき傷で
ヨレヨレでございます。
連休にはパンを焼こうと楽しみにしていたのに
これでは暫く無理ですね。
今朝のジローです。
地元の氏神様詣でをして、さて帰るべかーーとジローを呼んでいる所。
後ろ右足の手術をした時に後遺症が残ると言われていましたので
生涯足に障害を持って生きていくことを当然のように受け入れていました。
所が、この所 大雨の中を歩いていても足をかばうことなく
引きずるような恰好もしなくなりました。
もちろん、完全に治ったわけではありませんけれど
ちょっと見には気付かないくらい回復しているので
ジロ父と二人でジローの底力に圧倒されています。
油断することなく日々淡々と生活をするジローに
付き添う飼い主です。
| 2004年10月06日(水) |
オレオレ詐欺・・・・その2 |
ギャハ〜、オレオレ詐欺だって!
母ちゃん騙されなくてよかったね。
(こんな優しいこと言ってくれるのジロタンだけだわ。)
昨日のことがあって、田舎で一人住まいしている義母にも
電話で知らせたり、事務所でも皆に報告しました。
さすがに義母の近辺ではこのような詐欺行為は聞いたこと無いと
言ってましたが、事務所では良く聞くと言われました。
ご近所さんにも結構被害に遭っている方がいましたよ。
一番多かったのが、「着払い宅急便詐欺」
家族の一人が注文していたという品物を届けて
20000円も支払った人が数人。
本人の留守の間に来るので、家族は信じて支払いをしてしまうそうです。
次に、家族の一人が事故に遭って今、病院へ向かっているが
緊急にお金が必要と言う電話、良く考えてみればそんなバカな話。。。。
なのに、まんまと騙される。
意表を突かれるとバカみたいなことを
信じてしまう落とし穴があるのですね。
ジロ母の友人が昔 詐欺に遭った時のことを
話してくれたことがありますけれど
あーー、今自分は騙されているのだろうなと
分かるけれど磁気に引きつけられるようになってしまう・・・
詐欺師って本当に唸るくらい上手いものよと語っていたことがありました。
ジロ母が驚いたのは
身内が口を揃えて
「電話を切らなければ良かったのに。話を聞いて騙されたふりして最後に
ガツンと言ってやればよかったのに〜」という言葉。
そんな恐ろしいことできるものですか!
東京は朝から激しい雨が降り続きうっとおしい一日です。
ジローも「あ〜ぁ〜、つまんな〜い」と退屈そうな顔しています。
つまらない時は暗〜いですね。
おやつを貰って撫で撫でされて、物足りないけれど
ぶつぶつ言いながらまあるくなって寝てました。
ジロ母は今日、貴重な体験をしました。
まさか自分が今話題の「オレオレ詐欺」のターゲットになるとは
思ってもみませんでした。
お昼も済んで、さてそろそろ事務所に戻ろうかと思って居た時
電話が鳴りました、受話器の向こうから
「○○○だけど、大変なことしちゃったんだ、大変なんだ」と先住兄2の名前を名乗ってる。
切羽詰った声、涙を流しているかのように声が震えてる!!!
一瞬ビックリして、動揺しかけました。
しかし、どうも我が息子の声に似ていない
でも、もしかして気が動転して声が変わってしまったのか?
「○○○だけど、○○○だけど、大変なことしちゃったんだ、どうしよう〜」
泣きながら訴えているけれど声が違う!絶対に違うと確信したので
「声が違う!○○○の声じゃない!」と
こちらも大声で叫んだ。
あれ〜、これってひょっとしたら例の詐欺ではないかとこの時気がついた。
相手は同じフレーズを繰り返すので
負けずに、「違う!違う!声がちがーーーう!」
と言って受話器を切った。
受話器を切ったとたん急に心配になり
本当に大丈夫だろうかと不安が襲ってきました。
悪いことばかり想像して先住兄の安否が気になって仕方ありません。
携帯にかけても出ないので
次々最悪のパターンを考えだしたら止まりません。
何回目かにようやく繋がり
「○○○!今、何処に居るの?大丈夫?」
と絶叫してしまいました。
先住兄2は仕事中でした。こちらの事情を話したら「ふ〜ん、忙しいから切るよ」とアッサリ切られてしまいました。 後になって分かったのですが、最近の「オレオレ詐欺」は手を変え品を変え 交通事故を起こして示談を要求されているという手口を使っているそうです。こちらが警察に連絡をするように言うと警察官が電話口に出てくるし被害者もそして保険屋と名乗る男まで出てくるそうです。 示談金を振り込ませて騙し取る詐欺行為ですが、泣きながら訴えられると ひっかかる人も結構いるのではないかと思いました。詐欺師は本当にうまく 騙すといいますけれど実体験してみて、確かにツボを心得たやり口だと 思った次第です。 どうぞ、皆様もこの手の詐欺師に騙されないように気をつけてください。 しかし、何故息子の名前を知っているのか? なんだかとても気持ち悪くなってきました。
今日は「しろちゃん」の心電図を撮るのと血液検査の結果を聞きに病院へ行きました。 心電図は3日前よりはほんの少しだけ良くなっていましたが、 心臓はペースメーカーを入れたいくらい悪いそうです。 そして、血液検査結果は血管もボロボロ、ウイルス性の病気であることが分かりました。 ハンマーで後頭部を殴られたような衝撃を受けました。 完全室内飼いなのに・・・?
獣医さん 「最近死んだ猫はいない?」
ジロ母 「2年前に17歳で死んだ子はいますけど・・・。」
獣医さん 「今居る猫が怪しいな〜」
ジロ母 「あのぅ。。。3年前に捕獲した3兄弟猫は当時下痢ぴーでした けれど。完治までに時間がかかりました。」
獣医さん 「ああ〜、それだ!1匹だけだと発病しないのだけど・・・」
家には3才になる3兄弟猫がいますが、この猫たちは親猫が1階の植木鉢の中に置き去りにしていきました。 捕獲して病院へ連れて行き(現在の病院ではなく近くの病院)検査をしていただきましたら腸炎と診断され一応3匹は隔離したほうが良いと言うことで階下のゲージ内で過させていました。 1ヶ月以上かかって下痢ぴーは治まり予防注射もして獣医さんは 伝染する病気は無いと言われたので先住猫と一緒の室内生活をこれまで してきました。
どこでどう感染したのかと言うとこの3匹からうつったとしか考えられないのでショックで今日は頭が重いです。 今すぐにでなくても他の猫も調べた方が良いみたいなので シロちゃんの具合が落ち着いたらウイルス3兄弟を連れて行くつもりです。 それにしてもガッカリです。
ジローのご飯作りをしながら人間に良いと言われていることを取り入れたり食材を使ってみています。
ジロ家の先住兄2は小学生の頃喘息が出て、発作も起こすようになりました。 近くに西洋医学のお医者様が漢方を取り入れて食事の習慣を変えることから体質改善をして病気を克服することを奨められました。 息子の場合は身体の冷えが原因でしたので汗をかくスポーツをすること 身体が温まる食材を使うようにと指導を受けました。 その時、りんごとニンジンのジュースを毎日摂ることや紅茶にしょうがを摺って蜂蜜と一緒に飲むことをジロ母にも奨められました。 それに一番肝心なのは、たまに絶食をすること。 一日くらいは自宅で出来るので不純物を出すために食抜きすると 身体の中が綺麗になって精神も研ぎ澄まさてきます。 息子は子供なのですべての事はできませんでしたが、最近になって テレビや新聞にこのニンジン、林檎の効用が取り上げられていますので やっぱり身体に良いのだと確信しています。
前置きが長くなりましたが 獣医さんは人間に良いものを与えていれば良いと話されていたので 先の先生が仰っていたことを思いだしながらジローの手作りご飯を始めた頃から生ニンジンと林檎をほぼ毎日与えています。 ジュースには出来ないので、スライサーで千切りにして生のままご飯に 混ぜています。 林檎は糖分があるので毎日与えるのが心配なので最近は回数を減らしています。 絶食もお腹がゆるい時など1日〜2日行ないますと身体の動きから違って 調子が良くなります。ジローの場合、精神的に落ち着きを取り戻しますので 定期的に行なってやると良いと感じています。 人間もワンコも飽食になっているのでたまにはお腹の中を綺麗にしてあげることも必要なのかもしれません。
(我が家の”イチロー”)
10月2日
イチロー君は本拠地シアトルで258安打達成の快挙を成遂げました。
シアトルポストは84年振りに新記録を作ったイチロー君を
「不滅の偉業」と称えたそうです。
「野球を楽しんで・・・・」という事は辛いことだったと
本人が語っていたけれど
確かに彼の言う「辛い」には
様々のことが凝縮されているのだろうなと思います。
お酒もタバコもやらず健康管理に務め
修行僧のように律した生活を続け
人が見るとつまらない日々を過しているように
イチローの生活振りはマニアックにも見てとれると言われているそうです。
そうでしょうね〜、普通に楽しんでいたら
このような記録は達成できないでしょうね。
メージャーに行って本当に良かった、正解だったねと思います。
これも野茂投手が600万円台の年俸から始めた
「夢の道」を彼が開拓者となって切り開いてくれたお陰で
次々とメジャーへの挑戦者が続くことが出来たのだと思います。
野茂は偉い!
野茂投手のことをアメリカ人は
尊敬に値する選手だと評価し認めていると先住兄2が語っていました。
もちろんイチロー君は偉いけれど 野茂さんのこと忘れてはいけないです。
| 2004年10月01日(金) |
先住ネコ「シロ」倒れる |
先住ネコの「シロちゃん」がこのところ元気が無く
歯の具合いも悪そうで涎もたらしはじめました。
13歳になり寄る年波には勝てなくなってきたんだろうな。
昨日から姿を隠すようになり薄暗いところへ入り込んだり
ご飯も食べず様子がおかしいので
今朝病院へ連れて行きました。
血液検査、X線、心電図をとった結果 「心房細動」と診断されました。
獣医さんはペースメーカーが壊れている状態で
貧血も出ていると仰いました。
このところ顔色が悪かったし・・・。
心電図の乱れは波打っていましてかなり悪いです。
心拍数を下げるために8時間おきに
薬を飲ませて2日後に再び心電図を撮る事になりました。
やっとジローの病院通いが終わったとおもったら
今度はネコの通院が始まりました。
これでまたもや、お出かけは「病院」のみとなりそうです。
薬を2回飲んだところ
声かけに対して返事をするようになりましたので
きっと、気分が少し良くなったのでしょう。
シロちゃん、ガンバレーー!
銀行の帰りに日本橋「丸善」で本を探しました。
今はISBNが分かれば即探すことが出来るので本のタイトルを
長々書き出さなくいても良いので便利になりました。
係りの方にPCに打ち込んで調べてもらったら在庫ありに
なっていたのに本棚には有りませんでした。
「あれ〜〜っ?」と思っていると下段の引き出しから
おもむろに1冊出してくださいましたけれど
ひょっとして、ジロ母が探している本のタイトルは
ちょっとやば〜〜いかもしれないので
棚に置けないのかしらんとあらぬ事まで想像してしまいました。
圧力がかかる事ってあるのかもね。
そんなこと思いながらお会計を済ませていると
16日を最後にビルを解体して
新ビルに建て替え3年後に
全館書籍のみでスタートをすると説明をしてくれました。
日本橋もどんどん変わってしまうんだなぁ。
「お米のいしかわ」さんの稲穂、重そうですね。
台風の風でこんがらかってしまいまして
稲刈りは大丈夫かな?
来月早々ではないかと期待しています。
ジローも手術後、伏せ、お座りがすんなり出来るようになりました。
そこで、最大の課題である「待て」を極めるべく訓練を開始しました。
食べ物を前にすると「待て」がいい加減になり
ジロ母が握っている煮干しをむりやり掻きだそうと強行手段に出たり
涎を垂れ流し自制心が効かなくなります。
「伏せ」が出来るようになって
なんとか新しい技で許してもらおうと
自ら伏せをして自慢気にアッピールも忘れません。
しかし、ジロ母の腿の上の乗せた煮干しを
「待て」と号令すると
「待て」と「待て」の間に食べてしまいます。
時間にして0,5秒です。
「待て」は「よし」と言うまで「待て」なんだ!
「解っているけれど隙をみて食べちゃおう〜〜っと」
こういうジローのお調子こきを矯正しなければいけないと
飼い主毎日、「待て」の訓練をしています。
手のひらに乗せて「待て」は
涎をたらしながら3秒待てるようになりました。
腿の上は危ないのです。。。鼻先でぶつけて落として
「アッツ! 落ちゃったよ。んじゃ、食べるね」
って飼い主の号令は聞かずに慌てて食べてしまいます。
あの手、この手で餌を落とし食べようとする。
鼻だけではない、手も使う・・・。
ン〜〜〜、クソ〜〜〜!
飼い主を舐めている!
今日も騙されないように頑張る!
ジローよ恥ずかしくないワンになろうよ。
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