甲斐犬ジロー通信
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ジロ母と「さぶ〜〜いね〜」とか言いながら朝散歩をしていました。
いつものコースですが
ジローの通りたい道があってそこへ連れていこうと
リードを引っ張ります。
今日は試しにリードに引かれるままにしてみました。
連れていかれたのはう○ちの宝庫
お気に入りのカラカラう○ちが埋まっています
ササッと近づいた瞬間カプッと銜えて口の中へ
「ダセーーーッツ! 」
ジロ母の声で口の中にいれたままのブツを飲まず噛まず
ジッと固まっている
「あーーんして!」
と言うと軽く口を緩めたのでジロ母の手で口を開けると
あったあった、ベロの上に・・・・クククッ〜〜おかしいよ
「ジロー!いけない! ペッ!ペッ!して」
今日は素直にポロリンと落としました。
いけない事が分かって慌てて飲み込まなくなったジロー。
いや〜ぁ、嬉しかった。
すぐにご褒美おやつを上げてヨシヨシお利巧ね〜。
沢山褒めてあげました。
鼻にしわ寄せて唸りをあげていた頃のジローでは無くなっています。
行方不明だった親子3人が乗っていた車が昨日発見された時
救助犬が吠えて人の気配を教えたそうです。
誰かが居ると分かり救助活動がはじまりましたが
なんと2才の男の子が
ハイパーレスキュー隊に抱かれて救出されました。
4日間も暗い土の中で生きていたことが奇跡としか思えませんが
とにかくこの子は生き抜いた。
一緒にいたお母さんは残念なことに亡くなっていました。
お姉ちゃんも未だ見つかっていません。
もしかしたら
この子はずっと一人で恐怖と戦っていたのかもしれません。
どんなに恐かったことか
想像を絶する暗闇の世界に置き去りにされていたのに
救出された時は泣いていませんでした。
凄いことです。
目には見えない何かがこの子を守っているように思えてなりません。
お母さんはすぐに亡くなっていたそうですが
お母さんの心は
男の子の傍に寄り添うように付いて
お話を聞かせていたのかもしれません。
怪我をした頭を
「痛いの、痛いの飛んでいけ〜〜」と撫でていたのかもしれません。
そうでなかったら
たった2才の子が4日間も生き延びることなんて出来ないと思います。
お母さんは最後まで男の子を守り続けたのでしょう。
ジローの定位置巣穴みたいなところ。
今日、右側の段ボールがどけられました。
早速、低くなった段ボールの上に上がって嬉しそうにしている。
こそっと見に行くと
ダンボールの上でお座りしていたり足をかけたりしている。
暫くして見に行くと
シーツを剥がし エッサエッサとふとんを運んでいるジロー
もう、笑った笑った 感心した。
牢名主ジローはもっと高いところを目指していました。
10月23日午後5時56分頃、新潟県中越地方を震源としたマグニチュード6.8の強い地震が起きました。 東京でも船酔いかと思う大きな揺れを感じて不気味でした。
テレビで震源地の報道がありましたが時間が経つにつれ新幹線が脱線していること、広く停電していること 余震が続き避難をしている人達がいることなどが報道されはじめかなりの被災者の方が出始めている事が分かりました。 ジロ母の亡き父が新潟出身で小千谷の近隣に親戚が数件ありますので安否の確認が出来るまで気が気ではありませんでした。 昨日朝になって親類一同無事でケガもなく居ることが分かりホットしました。
今日で3日目、ニュースでは今だ孤立している地域の住民が居て 救助を待たずに自力で脱出している様子を見ましたが寸断された道を 避けて山道を2時間かけて下ってきたそうです。 足がふらふらになったお年寄りや赤ちゃんを背負った母親が手を取り合って命からがら良く決行されたと思うと涙がでました。 地盤が緩んでいる上、夕方には雨が降るとの予報を知って「今、下りるしかない」と決断したそうです。 粛々と脱出は進んだであろうこの村民達の英断には自分達の身は自分達で守るという精神がそうしたのでしょう。
食料配給も足りないので個数制限しているようですが、皆 指示に従い 略奪する人も無く並んで静かに順番を待っています。 声を荒げて文句を言う人も無く、我慢強く耐えている姿は立派だと思います。 海外の人から見ると、秩序を乱さず我慢して避難生活をする日本人が理解出来ないらしいけれど こういう状況でも皆と一緒に協力し合える民族なのだと思いました。
寒さが段々厳しくなり 車の中で避難生活を送る人や 高齢者の方は 体のみならず精神的疲労が溜まります。 一日も早く地震が収まり 避難している10万人ちかくの人達が落ち着ける ことを祈らずにはいられません。 また、気の毒なことに逃げ遅れたり疲労で亡くなられた方には心からお悔やみ申し上げます。
今朝のジロー散歩は父ちゃんに行ってもらいました。
その間、昨日焼くはずだったパン焼き作業を開始して
焼きあがったのがこれです。
レッスンの時焼いた本物はこちら。
ガハハハーーーッ! 笑ってしまった。
リングが塞がってしまったのでジャンボヘソあんぱんのよう。
見てくれは悪いけれどお味はりんごの甘煮とレーズン、カスタードが
一杯で美味しく出来上がりました。
午後からは、知人に誘われて「民族楽器と宮沢賢治の語り」のコンサートに
出かけました。 ご近所のご自宅を会場にして定員20名ほどの
内輪のコンサートでした。
ソロ演奏の楽器はタンザニアのカリンバ フィリッピンカリンガ族の口琴
アイルランドのボーラン オーストラリアアボリジニー族のイダキ
耳を澄まし初めてのリズムと音の響き合いを聴いていると気持ち良くなって
来て体の力が抜けるようでした。
音楽と語りのコラボはとっても新鮮で良かったけれどこのシャンデリアが
ステキでずっと見とれてしまいました。
以前、北の丸公園でジローのお散歩をしている時に
甲斐犬の銅像が半蔵門の近くにあると
通りがかった方から教えて頂きました。
車で近くを通った時に探していたのですが
見つけることが出来ませんでした。
そこで
日記上でご存知の方がいらしたら教えていただきたいとの
書き込みをしましたら
ネット友達のwendyさんが以前この近くに住んでいらしたとのことで
教えて下さって今日
念願の銅像詣でにジローを連れて行ってきました。
小さなビルの玄関横にありまして
「あった!あった!」と大喜びしてしまいました。
銅像の下にはこちらの社長さんが
甲斐犬の事を以下のように書いておられました。
甲斐犬は富士山・南アルプス・八ヶ岳等崚険な峰々が連なる甲斐の国(山梨の古称)が原産地です。 体高・体長の比率は他の日本犬とは唯一異なり100対100の43センチメートル前後、全身が虎毛色 後足の飛節が発達して跳躍力と疾走力に優れている敏捷な犬です。 特に南アルプス白根三山中腹の眺望の利く岩場一帯に生息する カモシカ、熊の狩猟犬として飼われ「虎の一芸」と称されるほど本能的に猟の巧みな犬で 昭和9年日本犬としては二番目に国の天然記念物に指定されました。
甲斐犬は飼い主に忠実で他人には容易に慣れない一主一代の古武士に似た性格と聴力に優れた大きな耳、良い目を持ち 声が大きく警戒心が強くて頭が良いこと等から最近は主に番犬として飼われ愛犬家は全国に拡がっています。
山紫水明な私の郷里 山梨県に独特な特徴と性格を持ち合わせたこのような 名犬が育まれた事を 多くの人に知って頂くことの他 この建物の竣工に合わせ 番犬として末長く見守ってもらう為 全国に誇れる甲斐犬像を設置した次第です。
平成二年七月二十七日 ****株式会社 代表取締役 ****
シロちゃんの病院通いをしていますが今日は待合室に入ると
ワンちゃんが緊急手術を待っていました。
子宮に膿が溜まってお腹は腫れあがり黄疸が出ているそうです。
かかり付けの獣医さんでは手に負えなくなって
紹介してもらって駆けつけたと話しておられました。
ジロ母も胸を締め付けられる思いで診察室から聴こえる
緊迫したやりとりを聴いていました。
処方されている薬を持ってきていましたが
獣医さんから
「この薬を貰う時、薬の名前をききましたか?この薬がどういう薬なのか説明を受けましたか?」と質問されていましたが飼い主さんは聞いたことも無く質問もしなかったと答えながら泣いていました。
獣医さんは
処方された薬がワンコの体をどのように蝕んでいくか説明をしながら
こんな状態になるまで通院しつづけた
飼い主さんの無責任さを叱責していました。
治療の仕方、薬の説明を受けるのが鉄則であり
もし説明を怠る獣医さんであれば
おかしいと疑わなければいけないと仰っていました。
いつも賑やかな待合室もピーーンと張り詰めた雰囲気になり
心配そうに無言で順番待ちをしていました。
そうだ、どんな薬でどの様に効果があってどの様に危険なのか
飼い主は知らなければいけないのだ。
人間だってちゃんと「お薬情報」のプリントが出て
薬名、作用の説明がなされているのだもの。
シロちゃんの診察が済んで病院を出るとき
気の毒で声かけも出来ず一礼して病院を後にしましたけれど
手術してあの子はどうなったかなと気になって仕方ありません。
今日は年の近い親戚のひとりが「絵手紙展」を開くというので
銀行帰りに立ち寄りました。
5年ほど前から習い始めてこつこつ続けていましたが
現在ではスケッチも始めて自分の世界を築きつつあります。
数年前までお互いにハガキのやりとりをしていたのに
私はお返事を出すことが出来なくなり筆を持つことから遠ざかり
パソコンとジローに夢中になっていきました。
墨の香りは魅力で描きたくなることもありますけれど
現在の状況下では時間を作ることが至難の技
けれど今日、墨の香りと顔彩の魅力に惹きつけられてしまいました。
ジローは早々と換毛が終わりました。
病気かと思うくらいブラッシングの度にどっさり抜けて
スリムな体型になったのもつかの間
ジローの毛皮は冬仕度がはじまりました。
首のまわりがモコモコしてもう少しすると
マフラーを巻いているようなボリュームがでます。
ジロ母はモコモコのジローも好きです。
おいちゃんジローもチラホラ白髪が混じるようになりまして
何時の日かシルバーグレーの渋い男になって
良いおやじだね〜なんて言われてみたいものです。
今日も悩ましい雨じゃぁ〜。
こんな日は座布団1枚、敷布団2枚に折って
わしゃ〜、牢名主じやぁ〜〜〜〜!
オイオイ、誰かもう1枚もってこい〜〜〜!
もう、立てひざついちゃうぞ〜〜〜。 (な〜にバカ言ってんの!)
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