甲斐犬ジロー通信
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今朝のう○ちはいつも通りだったのですが 夕方、ジロ母とお散歩に出たとき いきなり駆け出し 植え込みに飛び込むように座ってP−P−。 帰るまでに再びP−Pー。 何が原因なのかと考えるけれど、ちょと分かりません。 そこで、夕飯は「絶食」の処置をとりました。
姉の所のチャッピーもP−P−だったと聞いて 変だな〜??? 2匹が何か良くないものを食べていたのではないかと チェックをしてみました。 よくよく考えると、一昨日ペットショップでジローのご褒美おやつを 購入して、昨日からお散歩時に食べさせていました。 チャッピーにも仕込みをしながら 与えましたので共通して 食べたものはこれしか考えられません。
袋をよくよく見てみましたら中○産 乾燥馬肉 栄養素は明記されて いますが、加工食品なのに内容がどこにも書かれていません。 ふかふかなので多分 肉はほとんど入っていないつなぎものなのだと 思います。賞味期限も2006.1となっていますから 添加物も強いのでしょう。 ジローは、燻製のように加工した棒状のおやつにもメーカーによっては P−P−しますので 割合分かりやすいです。
ご褒美おやつでカロリーの少ない安全なものってどんなのがあるのかしら? 干し芋、茹で砂肝を散歩前に刻んだりするのを面倒がっていたのでは いけないと分かっちゃいるけど・・・。
(分別ごみのチェック中、どさくさに紛れてついペロリしてしまうジロー)
昨日はカジカジして悪戯ジローでしたが、とっても我慢強く進化を見せる一面も見せました。
退屈そうにしているので、銀行まで散歩がてら連れて行きました。 いつもの植え込みで待たせ、用事が済んでから 鶏肉屋さんへ。 猫とジローと人間の分を注文して外で待っている間 ジローは舌をペロペロ(鶏肉を買ったな!と理解する)
そうだ、帰りは鶏肉の入ったレジ袋を提げてジローの反応を見てみよう。
今まで、下げて歩くとパクッと銜えてしまったり 飛びついて穴を開けてしまい危険なので 抱えたり見えないように二重に袋に入れていました。
重いレジ袋を受け取ると 右手に下げ リードは左手に。 歩きだすと 右側に付いてさかんに大口を開けてジロ母を見ている。
「ジロー、お家へ帰ってからよ。食べては い、け、な、い」
いけない事を理解しているので 今日は飛びつかない。 だけど食べたい気持ちをどうしたらいいのか・・・って感じで レジ袋を舐めたり 銜える振りをしたりして歩くジロー。 ジロ母の顔を覗き見して
「いけないんだよね。食べちゃだめだよね」
確認の笑顔を見せるジロー。 う〜ん可愛いやつめ。一生懸命我慢している。
その内、ジロ母の足とレジ袋の隙間に顔を埋めて歩き出した。 ぷぷぷっーーー。 左のほっぺにジロ母の腿、右のほっぺに鶏肉袋 究極の幸せを見つけたジローは家に着くまでこのスタイル
「お利巧だね〜。ご褒美にお肉あげるから頑張るんだよ」
ガンバレ、ガンバレの掛け声に応えて 頑張りましたよ。15分の道のりレジ袋を咬むこともせず ちょっと変なカッコウでしたけど我慢してお行儀良く出来ました。 (ジローなりにね) ジロ母、感激しました。胸が熱くなりました。
帰って直ぐに熱湯をかけて手羽元を1本ご褒美にあげて 沢山褒めてやりました。 作日のジローは コミュニケーションの進化が見られましたので じーーーんと幸せを感じる一日でした。
昨晩から今朝の間にジローは悪さをした。
最近は夜中も電気を点けてあげているので
きっと、眼が覚めて暇になると見える事をいい事に
悪戯をしているのだろうと思う。
以前から要注意犬なので 気をつけてはいるのですが
体調がいい事を証明するようにやってくれました。
1のダンボール箱は1Mの高さ(箱の淵は引っかき爪跡と噛み切った
痕跡が・・・。
2の箱も乗っかって潰れています。
1→2へと足がかりを作って 1の箱の上の方にS管に吊り下げた
商品をどう外したのか 銜えて下ろし
このように柄を2本カジカジして変形させてしまいました。
吊るしてある位置は1の箱から1M以上あるのでジローは外す時
2足立ちをしたものと思われます。
恐〜〜っ、落ちたらどうなるんかい!
兎に角高い所が好きで、上昇志向の強い男です。
向こうに見える棚の商品も叩き落としたり 箱を噛み切っていたり
結構な悪さをしていたようです。
で、今晩は電気を消して暗闇にしてやりました。
悪いこともするけれど、今日はとってもいい事もありました。
そのことは明日の日記に書くことにしましょう。
| 2005年01月23日(日) |
井の頭公園&ジブリ美術館 |
今日は早起きして 井の頭公園へ行きました。
車の中で
病院では無いと分かると テンションが上がり
ジロ母の膝に乗ったり 大きな顔を近づけてきたりして
楽しいよ〜、嬉しいよ〜と
語っているようなジローです。
50分で三鷹の森に到着。
ジロ父は独身時代に
寮生活もアパート生活もこの付近でしたので
いたく懐かしがっていました。
池の周りや冬枯れの木立の中を歩き
カギカギも沢山することが出来ましたけれど
今日は「う○ち拾い喰い」パーフェクトにクリヤーできました。
落ちている数が少ない事とマナーの良さが幸いしていました。
あ〜ぁ、ジロ家の辺りは最悪だねって話しながら
更正の道は近いような遠いような
複雑な気持ちになってきました。
隣接する「三鷹の森ジブリ美術館」の周りをウロウロして
Bebeちゃんの息子 ネロ君に会えないかと
期待しながら探しましたけれど残念ながら会えませんでした。
いつか ワン仲間と楽しくお散歩をしたいね。
| 2005年01月22日(土) |
う○ち拾い喰い更正の道 |
今朝はゆっくり距離を延ばして朝散歩をしました。
ジロ家の近くには相撲部屋が多いのですが
写真は「大鵬道場」昔の大鵬部屋です。
現在は「大嶺部屋」となり娘婿の貴闘力さんが後を継いでいます。
大鵬親方はお年を召しましたけれど
現役のころは色白で美しく
柏戸さんとは全く違うオーラを持つ力士でした。
ジロ母は子供の頃
熱狂的なファンで新聞の切り抜きをスクラップして
大鵬命くらい思っていました。
公園の帰り道、部屋の前を通りましたら
早くも某製薬会社からの
お祝いのビールが玄関脇に積んでありました。
相撲部屋の周りはいい匂いがするらしく
ジローは念入りにカギカギしていました。
さてさて夕方、ジローの検便と食糞のことを相談に
ジローを連れて病院へ行きました。
食糞の頻度、食餌の内容について細かく報告をして
検便の結果を待ちました。
結果は卵も成虫もありませんでした。
獣医さんは毎日これだけ食糞していて
一年ぶりの検便にも関わらず 問題がないジローに
「驚異!」
と笑いながら話しておられましたけれど
ジロ父は検便の見落としが無いかと気にしていました。
大丈夫、1ヶ月後 再び便を持って調べて貰うつもりです。
便は感染症も卵もなくて先ずは一安心なのですが
食糞の問題に関しては
何か足りない物があるのか ストレスが問題なのでは
と思うのです。
食餌は6:4の割合で野菜、穀物:生肉
一日一回 夕食
ジローの年齢から行くと
この割合でがベストで問題は無いと言われます。
では・・・なにが問題なのでしょうか?
獣医さんは言いにくそうに
「育ちでしょう・・・」と言われました。
汗たら〜り
やっぱり〜、凄まじい経験があるのかしら?
兎に角、拾い喰いをさせない躾けを続けること以外に
防ぐ手だてはないようです。
腰痛持ちのジローに強くチョークを入れることは
避けることと、言葉で誘導する。
ご褒美おやつで 更正の道をひたすら歩み続けること
これがジローの歩む道のようです。
命あるうちに 立派に更正して頂戴ね。
飼い主としても祈っています。
| 2005年01月21日(金) |
拾い喰いの困ったさん |
今朝はブルブル寒かった。
トレーナーを着せても腰が冷えるのではないかと思うほど
今日は隅田川を渡らず 両国方面へ行きました。
相変わらず、カギカギしながら 何かを探しているジロー。
挙動不審な動きを見せるとこちらもリードを手繰り寄せて
「汚い!」「いけない!」と
言いながらショックを与える準備をします。
言う通りにう○ちの拾い喰いを諦めるときと
何度でも行くと言って聞かないときとある。
諦めてジロ母の言う通りに戻ってくるときは
「良い子だね。偉いよ。ヨシヨシ」と
褒めてあげるが
数メートル歩くとまたもや
”パクッ”と食べてしまうアホジロー。
叱られるのが分かっているから こそこそしながら食べようとする。
絶対に飲み込ませまいと 口をこじ開けて
「あーーん。ペッしてーーー!あーーーん、だせーーーい! こりゃあ〜〜〜〜〜だせぃ〜〜〜!!」
その筋のコワ〜イおばちゃんになります。
立ち止まって見物する人もいます。
どうしたのですか?と覗き込む人もいます。
そうでしょうね、早朝からデカイ声張り上げていれば
どうしたのかと思うのでしょうね。
叱られている時は口の動きが止まって
あ〜〜ん、させると口を緩めているのが分かります。
「ぽいっ!」と言って
口を開けて揺すると コロリンと丸いものが転がり落ちた時は
いとおしそうに見つめていますけれど・・・。
こんな臭いものとは 早くおさらばしないとね。
そんなすったもんだしながらお散歩途中に
いい香りのするお店があります。
ケーキ屋さんの前は甘い香りでいっぱいです。
もちろんジローはお店の玄関前をクンクンしながら
喰いて〜〜ぇ、なぁ母ちゃん旨そうな匂いがたまんねぇ〜〜!と
なかなか立ち去りがたく振り向きながら帰るのでありました。
ジローの喜びはなんたって夕飯です。
一日一食、夕飯を食べたら寝るのが生活スタイル
ほんの3分弱で綺麗に完食し
今までに出されたものを
残すことは一度も無く
洗ったように舐めあげてご馳走様をします。
今日も ウキウキしながら待っていました。
自分であっと言う間に食べておきながら
恨めしそうに空の食器を見つめているジローです。
| 2005年01月19日(水) |
うかつにもフォーカスされて |
あっしは朝の日光浴が楽しみなんだ。 お日様の顔が見えないと超ガッカリ〜〜。 でも、母ちゃんが 「ジロー、お日様に当たらなくても空気に当たるだけでも 気持ちいいよ〜〜〜」って言ってフェンスに繋いでくれるんだ。 風が冷たくても外は大好きさ。
いろいろな人やワンが通るのを見張るのもまた楽しい。 ちっこいくせに生意気なワンやデッカイくせに臆病なヤツ (まぁ、他所様のことは偉そうにいえませんが) あっしの家の前を通るワンにはバージョンアップして 吠えてやるんですよ。 でもな〜、 今日なんか、ピチピチムチムチギャルワンがお通りになって あっしのハートがバクバクとなりやして・・・。 デレッ〜としたところを うかつにも母ちゃんにフォーカスされちまいやした。 あっしの犬生の中でこれほどの大失態はありません。
| 2005年01月18日(火) |
スノーウィさん安らかに |
今朝5時42分 サモエド犬スノーウィさんがお星様になりました。
12歳の犬生を立派に生き
おかあさんや親しいお友達の見守る中
静かに息を引き取ったそうです。
多くの人が看病に駆けつけ スノーウィさんを励まし
おかあさんを支えてくださったことが日記に書かれていました。
とても悲しくて体の力が抜けるようです。
闘病中のスノーウィさんは多くのことを示して下さいました。
犬飼の一人として真摯な気持ちに向きかえることを
気付かせてくれたのがスノさんです。
スノーウィさんありがとう。
どうぞ安らかに眠ってください。
ジローの生活環境は決して良いものではありません。
写真のようなビル群の間を縫うようにお散歩をし
日向を探しながら大通りを渡ったり排気ガスの中を
足早に駆け抜けたり
緑の公園は犬禁止が多く なかなか土の上も難しくなりました。
山で密かに生息している甲斐犬の野生は
都会のそれもコンクリートに囲まれた環境では
矯正されるように変貌してしまいました。
外飼いから店飼いになり 郊外から都心に
ジローのこの2年間は
精神的にも肉体的にも厳しかったのだろうと思う。
長年育った環境は犬にとってかなり大きいものらしい。
だから
より過保護な環境は避けるべきと獣医さんにも言われました。
ジロ父はジローが元気なうちに
山梨のお山の空気を吸わせてやりたいと言っています。
叶えられることをいつも心に留めながら。
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