甲斐犬ジロー通信
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今日もジローを連れて銀行へ。 両替する間 外で待たせますが、今日はジローに 「お座り」と言って、「待て」をさせました。 指示が間違っているかもしれないけれど、飼い主は ジローに、座って待っている様に言いました。
「ジロー、お座り! このまま待っているのよ!待てだよ!」
と手をかざして言って銀行の中に入りました。 ドアー越しに見るとなんと座って待っている。 時間にして5分ほどでしたが、ずっと座ったままの姿勢。
なんだ出来るんだ。 ドアーから出ると 喜んで立ち上がってしまいましたけれど ジロ母の言っている事を理解していたんだ〜。 年齢に関係なく コミュニケーションを続けて行く事は 光が見える気がします。
事務所内ではこんな感じで伏せして過ごすこともたまにはあります。
ジローの住環境を考えると う〜〜ん、唸ってしまいます。 決して良いとは思えない。 家に来た頃は室内に入れて 猫6匹と同居していました。 落ち着かなくてイライラしているように見えることがありましたし よく吠えてました。 キッチンに入り込んで盗み喰いをする、冷蔵庫を開けて 牛乳を抜く・・・ジローの頭の中は食べ物をどうやって盗むか 野良犬状態でした。
今の居場所はそういった誘惑の香りが無いことがある意味 ジローも落ち着いていられます。 ですが、番犬仕事をしてしまう環境に置いているので お客様が入ってくると 「ワンワン!」 激しい吠え方の時とお客さんさんだよ〜〜!って 教える時とあります。 暇になると丸くなっておふとんの上で寝ていますが 仕事中は出来るだけ高い場所に上がって外を見張っています。
写真のように座布団を敷くと必ず上がっている。 どんなに狭くても自分の足が乗せられると判断すると 上がってお座りをする。 凄いんだよ〜、10CM角のスペースにも座っている。 そこで今日はジローが高い場所を目指さないように ダンボール壁で防御しました。 床に敷いたお布団の上で過ごすことに専念して欲しいもの。
どっちにしたって、 ジローが本当に落ち着ける環境を整えるには とっても大変なような 気がします。相当我慢を強いられていることは間違いありません。 お酒を飲むと ジロ父といつもこの話題になってしまうのです。 当分はジローの気分転換と発散を出来るだけしてあげる事かな。
| 2005年03月05日(土) |
ペットだって家が欲しいワン |
今日の○経新聞夕刊に住み心地によって問題行動が起きるぺットの住環境について興味深い記事が載っていました。 ジローにもあてはまることがあります。 皆様もご一読なさって見てはいかがでしょうか。
先日、あるシーズーの飼い主さんからこんな相談を受けた。 「和室の襖を開けようとして傷つけるのです。丈夫で開けられないようなものはありませんか」 もちろん丈夫な襖の仕上げや、勝手に扉を開けられないようにする方法はある。しかし、最初に考えるべきはそこではない。ほかに「来客があると興奮して落ち着かない」ことはないかと確認すると、飼い主におどろかれた。その通りだったからだ。 なぜ襖を開け、和室に入る必要があったのか。聞き進めていくと、雷や車の音に怯えて押入れに入りたがるようだった。さらに確認すると、クッション状のベッドは与えていたが、案の定「ハウス」と呼ばれる屋根つきの専用スペースを与えていなかった。 犬にとって(猫もだが)なにかあったときに落ち着くための「引きこもりスペース」が必要だ。逃げ込める場所が無いから大きな音がして怖かったとき、潜り込める場所を探して和室の押入れに入っていたわけだ。 つまり襖を取り換えるより先に、安全な場所として「ハウス」を与えなければならない。 怖かったり不審者が来たりしたときに、自分で落ち着くことさえできれば、興奮して走ることも、吠えて鳴き止まないことも減る。 トイレの粗相をはじめ、爪とぎ、噛むといった破壊行動や無駄吠えを、「問題な行動」として飼い主は建築で防ごうとする。爪とぎ、噛む、吠えるというのは確かに動物の本能である。しかし、何でも壊したり、トイレも覚えられないのは、単に本能や、しつけができていないせいではない。 音や光、においといった落ち着けない環境も一因だ。 また、穴を掘ったり、かじったりというのは、退屈やストレスからくるものも多く、彼らの要求を飼い主が無視している可能性がある。トイレを覚えるのに時間がかかるのは、覚えられない状態にあるからかもしれない。 医療的な治療やトレーニングの前に、住環境を見直すことも大事ではないか。 例えば、床に残ったにおいのため、トイレの場所を混乱させてしまっていることが考えられる。床材の目地はにおいの付いたほこりが残りやすい。ふき掃除がしやすく目地が極力少ないものを選ぶのも一つのポイントだ。 集合住宅の飼い主の中には、「狭い住環境が彼等にストレスを与えている」と勘違いしている人が多い。コンパクトな住形態と、他者との生活距離が近いという特殊要因はあるが、集合住宅も一戸建てと何ら変わらない。 家の中は「巣」であり、犬や猫にとってもゆっくり休む場所。 運動量の多い犬でも休むところは狭くて構わない。 猫も三次元空間を楽しめれば、完全室内飼育で問題ない。 巣の中を汚すようなこともしない。もし、爪とぎや尿によるマーキングが過剰なら、何かストレスがあるのだろう。 安心できる住環境のためには、急激な温度変化や不快なにおい、音、光 刺激がないという「ストレスをためない健康な室内環境」、逃げ込むための「安心してくつろげる居場所」が重要だ。不安感やイライラによるストレス行動は、この居場所の確保と位置を見直すことも軽減できる。 しからないで褒めるしつけが動物でも重要だ。 失敗させないことが、しかることを減らすコツになる。そのために、もてあそばれては困るものを初めからしまって置ける収納場所の確保と、キッチンなどに立ち入らないよう柵を設けるなど配慮も必要だ。
ストレス環境はハウスの配置にも左右される。窓のそばは寒暖の差が激しく、外部音が入りやすい環境なので避ける。出来れば一メートルは離したい。外部音は特に犬とっては侵入者なので、警戒して吠えてしまう。 窓周りには防音サッシや複層ガラス等、遮音性・断熱性などもたせ、さらにカーテンに遮音性のあるものを合わせると効果的だ。 吠え声は集合住宅では連鎖反応を起こすので、特に気をつけたい。 さらに室内で過ごすことが恒常化すると、太陽光による体内リズムの調整がしにくくなる。そのことが認知症(痴呆)の要因にもなる。 高齢の犬などが夜鳴きをするのはそのためだ。それを防ぐには毎日の日光浴とともに、暖色系の明かりに切り替えられる調光機能付きの照明にする方法もある。 ハウスの設置場所は高齢犬の介護にも重要。年老いてから環境が変わるのはストレスになるので、若いうちから設置して慣らしておくべきだ。
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一級建築士で愛玩動物飼養管理士でもある金巻とも子さんが書かれたものですが、住環境によって犬は精神面の状態が左右されることが分かります。 ジローの住環境を考えると。。。。。あれもこれも問題ありありです。 出来るだけ外に出して発散させてあげなくては〜と改めて思いました。
今朝7時頃の景色
郵便局の帰り道 携帯で撮りました。 吹雪のように雪が舞っていたため 飛ばされそうでしたよ〜。
お隣さんが作った雪だるま二人
あっしは雪が嫌いでね。 嫌だね〜〜、この白くて冷たいの 今日は事務所に入れてもらってまったりして過ごすのさ。 とか言って 牢名主ジロ吉は高い場所に座布団敷いて こんな顔してました。
3月3日はおひな祭り。 ジローは男だから今日は本当は出番はないのですけれど ちょいとだけ 出番を作ってあげます。 日中は事務所の中に入って こんな感じでジロ母の傍についています。
一見、お行儀の良いワンに見えますけれど・・・・。
ジロ母が机の引き出しを開け閉めすると ほらほら〜、我慢できなくなって 引き出しに手をかけて 中を確かめる・・・・。鼻が微妙に動いています。
「なんかくれーーーっ!」
頑固なデカイ手を盛んにお手して くれくれコールです。 こういったところが大人になってくれるといいのですけれど・・・。 道のりはかなり遠いと思います。
おひな祭りの今日、我が家では唯一姫のジロ母です。 好きなものを作って、大好きなワインでお祝いをしました。
ジロ父と二人でワインを1本空けましたけれど 酒の肴になる話題はやっぱりT会長でした。
ネットのお仲間のいかり草さんの日記から 「うさこさんの生姜春巻き」を知りました。 いかり草さんからレシピを教えていただき 早速作りました。 具の中に生姜をたっぷり入れて揚げたてのアツアツを はふ〜はふ〜言いながら甘くて美味しいのと体に優しいことが 嬉しいです。
そして、今日は生姜たっぷりの餃子を作ってみました。 生姜のみじん切りを山のように混ぜてみましたら、やっぱり美味しく 出来上がりました。
生姜は体を温める作用があるので、ジロ母のように関節痛のある人には 欠かせない食材です。
ジローの散歩が始まってから、指の関節が痛くなりましたので 今は生姜エキスを毎日飲んでいるので 痛みが治まっています。 紅茶に摺った生姜を入れて毎日飲むと体を温めるだけでなく ダイエットにもなります。 ジロ母は甘い物の摂り過ぎで、ダイエットはチト無理ですが 以前よりブクブクとはならなくなりました。
3月に入りましたが、空気は冷たく春はまた遠くなってしまったよう。 日中もですが、日暮れてからの寒さが身に凍みる日が続いています。 ですので、ジローにはこのところ、夜になっても Tシャツを着せて寝かせるようにしています。
幸いな事に、この冬はヘルニアが出ません。 痛いのかもしれませんけれど、見る限りでは麻痺も見られないし 足を引きづることも無いので、昨年から比べるとジローも体が 楽なのだと思います。 痛みがある頃は 階段や坂道に近づくと くるっと回って戻ってしまうので お散歩コースは限られていました。 寒さに強い犬種ですが、 夜は暖房の無い天井の高い店内で寝ていますので 隙間風も入りますし 室内犬のように温かな場所で寝ているわけでは無いので 飼い主としては気になるのですが・・・。
この環境を受け入れているように ここで過ごして食べて一人で寝ることが ジローには当たり前になっていて ご飯を食べてマッサージを受けると
「ほな、寝かせてもらいます〜。おやすみ。」
って 自ら切り上げて丸くなってしまいます。
「じゃあ〜、また明日ね。」
ってジロ母はジローの顔を撫でて ドアーの鍵を閉めます。
このお互いのタイミングが出来るまで 時間が掛かりました。 行かないで〜〜!と鳴くことから始まり、お漏らしもして。 学習と忍耐を強いられた2年間だったろうね。
もうすぐ我が家に来て2年になりますが ジローの総括はどんなものなのでしょうか?
出先でペットショップを見つけるとつい入って見てしまうので ジローのグッズがいつの間にか増えて 飼い主より物持ちになっているような。。。。
腰まですっぽりの真っ赤なTシャツを見つけて 今日着せていたらお客様が
「なんだい! 還暦かい?」
とジローに声かけしてくれました。
そうか〜、還暦ね。 そんな話しをジロ父として 人間年に換算してみると 確かに ジローは今年60歳をちょいと越えている年になっていました
赤Tシャツ着て、ど派手なおっちゃん犬 還暦でございます。
今日は友人の再婚を祝うための会食をしました。 息子達と同じように仲良しの母親3人でお祝いの席を 設けて 美味しいお料理とワインでささやかな祝宴です。
彼女は家に帰らなくなった夫に代わって 生活の基盤を 持たなければならなくなった事で、専業主婦の生活から一念発起して 学校に通い 手に職をつけて社会に出るようになりました。 息子のK君は当時小学校低学年でしたから 親も子も大変だったろうなと思いましたけれど その頃のことを今日しみじみ話してくれました。
「生きる事に必死で 子供の教育を考える余裕は全く持てなかったから 勉強は学校にお任せ 親が子供の教育に関わるなんて・・・それどころでは無かったわ〜。」
やっぱりそうだったのね〜。 いつも暖かく子供を見守ることに徹していたものね。 あの頃の親子は不安を抱きながらも明るく溌剌としていて湿っぽさを 感じさせない前向きな生き方を選択していたな〜。
そのK君も希望の大学に進学して社会人になりました。 小さい頃から出来た子で信頼される人格者でしたが 再婚の事を相談したら
「僕じゃ ダメなの?」って言ったそうです。
彼の気持ちが凝縮されたコトバだな〜と感じました。 一生お母さんを看るつもりでいたから複雑だったのでしょうね。 でも、K君は時間をかけて自分を乗り越えた事をお母さんに伝えて 心からお母さんの結婚を喜び祝福してくれたそうです。 大人になったんだ〜ってしんみりしてしまいました。
人生って捨てたもんじゃない。 誠実に生きる人にはご褒美を頂けるらしいもの。 幸せな後姿に 健全な親子関係と優しさが包まれていました。 おめでとう! 本当に良かったね。
先週レッスンをキャンセルして、今日はキャンセル待ちして
酵母パンのレッスンを受けました。
今日のメニューは「イタリアン ブレッド」
トマトジュース、オリーブオイル、バジル、ドライトマトを生地に
混ぜて焼きあげます。
混ぜたら捏ねて ひとまとめにし生地温度を測ります。
ビニールの袋に入れて2時間半室温で休ませた後
冷蔵庫内で低温発酵させます。
1日〜2日の内 都合の良い時間に焼き上げます。
成型はいろいろ、棒状に伸ばしてリボンのように結んだり
丸く伸ばした生地の中にチーズとマヨネーズを包み込んだり
フォカッチャ型にしたり
向かいのお嬢さんは
フグを挟んでアーモンドと一緒にクルクル巻いて
美味しそうなパンを成型していました。
今日は4人共 異なったパンを焼きましたので
試食も沢山食べられて嬉しかった!
トマト色したパンが焼きあがりました。
ちょっぴりすっぱくて ふわっとして食事パンになりそうです。
斜向かいのお嬢さんはチョコレートを刻んでオレンジピールを混ぜた
こんなにステキなパンを焼いていました。
完成するとお互いのパンを味見して、お互いに満足しあうのです。
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