甲斐犬ジロー通信
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赤坂の裏道を歩くのは十数年ぶりのこと。 ひぃや〜、変わりました。 突き当たりに見えるのがプリンスホテル あった筈の店が無くなっているし飲食店が増えてしまった。 ジローはこういう道を歩くのが好きで危険ですが ジロ母が「ノー」と言うとちょっと躊躇するので聞いている事は 確かなようです。
ここは今話題のTBS玄関前。 旧TBSは解体され赤坂再開発の建設中でした。
この坂道はどこかで見たような・・・そうそう、芸能人が マラソンをしていましたっけ。 ワンコのお散歩で坂道を登って行く方が居ましたが ジローは腰に負担がかかるので登るのは断念して今来た道を 戻ることにしました。
赤坂の交差点まで戻った時ジローは面白い反応をしました。 ジロ母がジローに気付かれないように離れて後ろ向きになっていたら 見失ったと思って、必死になって探しているではありませんか。 距離は10m以内なのに、とんでもない方向に目をやり焦っているのが よく解ります。 暫くして後ろ向きのまま
「ジロー!」
と叫んだら素早く反応はするが相変わらずキョロキョロ 近くを行きかう人を目で追って姿が似ているとついていこうとする ようしもう一度呼んでみよう。 またもや反応が早い、しかしジロ母が向き直っているのに 視野に入らないようです。 手を振って呼んだら、ようやく見つけることが出来 尻尾をフリフリ飛んで来ました。
まだ耳は健在ですね。 しかし、目は相当衰えております。 思い込みで探しているのがよく分かりますし特に人が多いと 分からなくなるみたいです。 耳は人間でも最後の最後まで機能するといいますから ますます研ぎ澄まして目をカバーしなきゃねジロー。
| 2005年11月02日(水) |
タクシーに乗るためには |
(7月に撮ったもの)
ジローは首から尻尾の付け根まで53cmあります。 中型の中でもやや大きいほうになると思うのですが 体重は夏から比べたら1キロは肥っていますから 現在11キロくらいです。
猫を病院へ連れて行く時にタクシーに乗るので その度に運転手さんに訊ねる事があります。
「ゲージに入っていない犬で中型から大型犬を乗せたことありますか?」
今まで乗せた事は無いとの答えが100% 乗せてはいけない規則はないそうで運転手さんの判断に まかせるそうです。 実はジローを病院へ連れて行く時に何回か動物の搬送業者に 依頼しましたが予約を入れなければならないので 急を要する時、タクシーに乗せることが出来たらといつも思います。
運転手さんに乗せるとして、どんなことが困ります?と お聞きしましたら
1、オシッコをかけられる事。 (それは困るだろうな〜)
2、シートに毛が落ちる事。 (後から乗るお客さんが困るだろうな〜)
3、動物臭、臭いについてはお客さんがとても神経質なので。 (そうだろうな〜、犬嫌いの人がいるものな〜)
4、車内を動き回られる事。 (それは危険だわ〜)
以上の事を気をつけて運転手さんに頼めば乗せてくれるのでは ないですかと言われました。 いつも綺麗にシャンプーしておく事も大事なんですね。 トレーニングが必要になると思いますが 座席に毛を落とさないようにガウンを着せて 床にお座りして、獣医さんまでの15分を静かに紳士的に 出来たなら可能かなと思いました。
問題はジローですね。 普段はシートの上に乗ってますしでんぐり返ししたり 運転席や助手席に移動したり車内ではかなりの暴れ者風ですから・・・。
どなたかジローくらいの大きさのワンコをタクシーに乗せたことが ありますか? もし、乗られたことのある方どのようになさったのか 教えていただけますでしょうか? 参考にさせて頂きタクシーに乗車できるワンコとして 躾けも考えて行きたいです。
すっかり秋の陽射しです。 朝散歩はジャケットを羽織らないと寒いですが ジローと走ったり競歩していると体がぽかぽかしてきます。 此処の芝生に来ると 突然カギカギモード
鼻息が荒くなってプシュ!
フグッ!グェッ! いろいろに鼻を鳴らします。
ここんところ?! 臭うぞ!
愛犬ジロちゃんは2日間ジロ父とお留守番をしました。 以前より少しはましになった感はありますけれど 再会の喜びは危険を伴うほどの弾けかたで 足場をしっかりして受け入れないと吹っ飛ばされそうな 勢いでした。 そんなに喜んでくれるなら飼い主冥利に尽きると言うものです。
今朝の散歩ではジロ母の脇にピタッと着き コマンド待ちという感じで
「あっし、なんでも聞きますぜぃ」
という顔してとっても反応が良かったです。
朝、目覚めるとこんな景色の所に居ました。
瀬戸内海の小島が点在する長閑な風景にウットリ〜。 食後は叔父の車でドライブを楽しみ 海岸ドライブで漁港に着く度に 黒メバル、渡り蟹、あなご、エビ、鱧、牡蠣に魅せられて 帰る頃には両手に氷詰めした袋を提げて行商のおばちゃんになってました。
写真を撮ることをすっかり忘れてお見せ出来ないのが残念ですが 青い空と青い海、内海なので波は無く穏やかな風景です。 2日目も親戚の家によりオシャベリをして再会を喜び合いましたが そろそろ帰る時間が迫り駅でお別れをして 私達は先ず改札口へ行き時刻のチェックをしました。
「エエェ〜〜! 1時間遅れ」
私達は16時38分発のぞみに乗車予定ですが 15時現在、手前の駅でトラブル発生のため大幅に時間が乱れていると 掲示板に書かれていました。 と言う事は私達が乗る新幹線も当然遅れるのですよね〜? などど不確かな確信しながら 先ずはお茶を飲むことにしました。
途中、念のため息子が駅に電話を入れて確認をしましたが 遅れているとのテープが流れるだけでした。 何となく3人とも気になりはじめ、定刻の5分前に駅に向かいました。 そして改札口の掲示板を見ましたら
「ギョッ!!! 定刻に戻ってる!!!」
すでに時計の針は出発時間2分前。 ロッカーへ爆走、荷物を放り投げるように出して各自両手に受け取り そのまま、改札口から新幹線ホームまで突っ走る。 一番奥の新幹線ホーム迄の長い距離を重い荷物と重い体で 鉄アレーを背負って走っているような辛さ。 一生懸命足を上げているのに段々スローモーションの世界へ 足が上がらない。。。。
「もう、間に合わないーーー!」へェーへェー・・・・。
ジロ母のあんよはパタリ止まりました。 息子はダッシュでホームを目指しましたが時すでに遅く 新幹線改札口に入った時、私達が乗るはずだったのぞみ88号は 静かにホームを離れていった訳で・・・・。 お嫁ちゃんも私ののろまに付き合ってしまった為に右往左往しながら 走ってクタクタでした。
いやはや日本の鉄道の回復力にはまったく度肝を抜かしました。 1時間遅れている電車をどうやって調整するのでしょうか? 普通に考えると無理だと思うのですが優秀なコンピュータ君が 頑張ったのですね。
私達はとりあえず新大阪まで行き、始発ののぞみで1時間遅れで 帰りましたが、ガラガラの車中では今回の三人珍道中の思い出で 大いに盛り上がり大笑いしながら楽しい旅を締めくくりました。
お留守番のジローはどうだったのかしら? 1日目はいつもジロ母が出入りするドアーの方向を見てお座りして 日中は全く寝ないで過ごしていたそうです。 でも、吐くことも下痢P-することも無かったのでヤレヤレでした。 2日目はジロ父がほとんど事務所で仕事をしていたので足元で過ごさせて やったそうです。 2日振りに会ったジローは熊みたいに私を襲いましてね 倒されそうでした。
こうして新婚夫婦のご挨拶の旅は終わったのでした。
今日からジロ母は息子夫婦と瀬戸内海に面した地 ジロ父の田舎へ行きます。 猫のシロとイチローは現在病気猫なので朝晩のややこしい 投薬はジロ母しか組み伏せて飲ますことが出来ないので 猫達は3日間動物病院でお世話になることにしました。
薬の用意をして
ジロ飯の下準備をして。 こんな時フードだと楽なのに・・・悩まされる。 冷蔵庫に作り置きしていざ、出発。
曇り空の東京を早朝に出発して名古屋までは持ちこたえていたお天気も 京都を通過した頃にはかなりの雨足になっていました。 しかし、新神戸のトンネルを抜けると雨も上がって姫路に着くと もう、すっかり止んでいました。 遅れ気味の在来線に乗り換えてお昼過ぎに到着。 お墓参り、親戚巡りのご挨拶を済ませてお楽しみのお昼ご飯を お義母さんや義妹と宴会さながら楽しみました。 沢山オシャベリして皆嬉しそうにしていたことがなんだか とっても身内を感じてしまいました。
夕暮れになって今日のお宿へ〜。 瀬戸内海の砂浜の上に建つお宿ではこんな懐石膳に大感激。
露天風呂にも入ってふかふかのお布団で川の字になって寝ました。
| 2005年10月28日(金) |
明日は母ちゃんが居ないぞ |
何々? 母ちゃんあっしを置いてお出掛けですか? 新幹線に乗って父ちゃんの田舎へ行くんですか。 また、旨い魚喰ってくるんだろうな〜。 まっ、お気をつけて・・・・。
あっしは父ちゃんとうだうだ過ごすことにしますで。 ねぇ母ちゃん、あっしの事忘れないでね。
昨日と似た様なショットです。 いつもの公園でリードを置いてみました。 こんなにちっちゃくなる迄ジロ母は離れました。
落ち着いてコマンドが出るまで動きません。
望遠にして撮ってみました。
このくらいの事は当り前のように出来るワンちゃんは沢山いますし 難しいことではないのでしょうけれど ジローは全然出来ない子でしたから10才になって覚えた コマンドとしては良く努力して覚えてくれたと思っています。 成功した時はかなり嬉しいらしくご機嫌で帰路に向かいます。
今朝は氏神様の前で「待て」
ジローや、神様を背中にしているのですからね
分かっているのか居ないのか? 1回目は失敗。 2回目にはこの距離まで待つことが出来ました。 リードも置いてみましたが大丈夫なんですね。 ヨシッ!と言うまで動かなかったのでトリプルご褒美を 貰う事ができました。 小熊みたいなジローです。
久々にジローの缶開けを見てしまった。 これは事務所猫の空ちゃんの缶詰ですけれど ジローは缶詰を歯でこじ開ける缶きり術を持っています。
先ず初めに側面にあんぐり牙を通します 二つの穴から汁が出るので それをピチャピチャなめながら 中身を食ちゃおうとメラメラ意欲に燃えてきます。 次ぎに大口開けて考え無しに(そんな感じに思えるので) ガシガシ噛み始めます。 見る見るうちに缶は変形して 中身がグニャと出てきます。 舌を使って中身を綺麗に平らげた後も缶を破壊し続けるので 取り上げましたが、こんどこの様子をしっかり撮っておこうと思う。
災害時にはジローが居れば缶きりもお手の物だし 頼りになるかもしれない。 ひょっとして、ジローの後を付いて歩けば生き延びる事が 出来るかもしれない。
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