甲斐犬ジロー通信
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2006年03月13日(月) 怒涛の怒り

      今朝WBC二次リーグ、対アメリカ戦を3−1で
              勝っていたのを見て
        ヨシヨシ良いぞと思いジローの散歩に出ました。
        戻って見るとなんと3−3の同点になっていた。
     しかし追いつかれても、日本は若手起用でファイティング溢れる
           良い試合の流れを作っていました。

       ラジオ付けて、テレビの音声を消して見ていると
            僅かにラジオの方が早いので、

              「打ったーーー!」

        アナウンサーの絶叫が聞えると先行実況放送を
      見ているような不思議な感覚でワクワクしてきました。
         正にガチンコ対決、手に汗握る白熱戦が続き
          アナハイムは物凄い雰囲気になってきた。

 8回に来てスタンドは総立ち、1死満塁で逆転のチャンスが巡ってきた。

         岩村君打った! 球は左翼へ〜〜。

              おっと取った! 

      タッチアップで三塁走者の西岡君がホームへ全力疾走した。

            走れーーーー!西岡ぁーーー!
            (ジロ母立ち上がって絶叫!)

          ホームを踏んだ!逆転4−3!
        これで流れは大きく変ると思った瞬間

                 何?
   球審がアメリカの抗議を受けてあっさり判定を覆してしまった。

      おいおい、ちょっとあんた。 何勘違いしてんねん。
      判定が覆るって、どういうことか自覚してのことかい?

      日本の国技の「柔道世界大会」で1本取った外人選手に
               日本の審判が

へへぇ〜、今のは見てなかったからさ残念ながら無効ってことよ諦めてね。

      と言っているのと同じくらい破廉恥な行動ちゅうもんですよ。

    しかも、王監督が抗議の最中にも、日本ベンチに向かって
    早よいけ!と日本選手を促すあの小バカにしたジェスチャー
            なんたる無礼な態度か!
         通訳君も青ざめておったではないか。

            イチロー君は試合後
   監督が抗議している最中に自分達がフィールドには出られる訳が無い    と選手全員ベンチに留まったことを話していたが当然のことだと
             日本人は思いますけれど。

            兎に角、不愉快な試合でした。
        一日中、腹立たしくてひとり怒り捲くって
    ネット仲間も怒っているだろうなと思いネット巡回の旅を
              してみましたが、、、
     どこにも怒りを爆発している人はいませんでした。ショック!
        虎ファンのみーさんもなんと鯖ネタでしたし

           皆さん冷静と沈着の間でございました。

         ジロ母のような単純爆発型は危険ですわね。
          やっぱり日本人は寛容なのですね。
     たかがスポーツじゃないかと納められる懐の深さ、、、、。

           あ〜、思い出すと頭から湯気どころか
        煙が立ちそうになるので心を落ち着けるために
       「サラ・ブライトマン」をずっと流し続けました。



         「アヴェ マリア」を聴いていたら 
    ひねり潰すようなこの不条理な差別に悔しくて涙が出てきて
             仕方ありませんでした。

        悔しさをバネにしろって言ったって、、、、
    イチロー君も華々しい活躍をしているけれど見えないところで
        どれだけ悔しい思いをしてきたんだろう。
        イチロー君は偉大なお方なんだと改めて思いました。





       


2006年03月12日(日) ハム作りませんか

    お料理のネットで探した簡単に作れるハムを試してみました。

    これが絶品で、買ったハムとは違って唸るほどの美味しさです。



   豚肉の塊に塩、コショウ、砂糖、ローリエ、ローズマリーを

    丁寧に刷り込んで5日間冷蔵庫内に寝かせました。

        5日後、冷水で洗って塩抜きして

        今度はジップロックに入れて煮ます。



            それだけで出来上がり。

             是非お試しあれ〜。

こちらがレシピです
http://cookpad.com/emumu/recipe/106738/
「えむむのキッチン」




2006年03月11日(土) かけ引き

     暖かくてお日様が照っているので午後の散歩に出ました。
 出かけるときジローはこの頃私に、ちょっとしたかけ引きを試みます。

    先ず、リードを付け替える時に私の手の平の匂いを嗅ぎます。
       私がおやつを持ったか確認するわけですね。

     さぁ出発、すると数百メートル歩いて動きが止まります。

       「オシッコ、オシッコ」と促されて、再び歩き出し
            そこでオシッコが出ました。
    ジローはオシッコが出るとクルリと方向転換して帰ろうと
         私の顔を見上げて引っ張ります。
      この時、ジロ母がバッグやポケットに手をやると
               このように



       ササッとお座りをして何かを期待しています。

   どうにかしてジロ母が持っているはずのおやつをゲットしたいと
    あの手この手で良い子になったり悪いヤツになったりしながら
            気を引く作戦に出ます。

         私も騙されてばかりでいられません。
3年も一緒にいれば、こちらもかけ引きを理解するようになりましたから
     ジローの上を行こうと縮みかけた脳を使って戦います。

           信号待ちになると私の前に出て

       「ほら、ちゃんと座って待ってえらいでしょう」

       とアッピールして私の心をとろけそうにします。
               その時私は

        「なんて偉いんでしょう!お利巧だわ〜」

            と褒めて青信号を渡ります。
     ご褒美が無いぞ?と思うらしいのですがご褒美のあげすぎで
       まんまとどつぼに嵌った苦い思い出がありますから〜。

     買い物先の「○○までちゃんと歩かないとだめですっ!」

       と出来るだけジローの目を見ないで先に進みます。
        無視されると簡単に付いて来てしまうヤツなので
           もうこうなったらこちらのものです。

           「お買い物〜、お買い物〜」って

    唄いながら歩くとチョンチョン小躍りするように付いてきます。
          着いたら繋留して、ココで待てだよと待たせ
            戻った時にご褒美をあげます。
         戻った事を確認すると尻尾を振って嬉しそう


           ハ〜イ! お利巧でしたね〜。
                ご褒美だよ。


    買い物で待たせる時は危険を考えなければいけませんので
 ガラス張りで見えるココのスーパー以外は小売商店のみにしています。





2006年03月10日(金) ロールキャベツ風




        ロールキャベツを作るつもりでいました。
  先ず、 まるごとキャベツの芯を包丁で切り落とそうと思って 
        まな板の上のキャべツを見ていました。

   芯の部分を上にして、、、、包丁をキャベツに当てたとたん
    あろうことか、真っ二つに切り落としてしまいました。

                アッ!

      頭では芯を切り落とそうと思っていたはずなのに
      心はキャベツの千切りだったってことだと思います。

       時既に遅く、ロールキャベツとしては成り立たない
              状況に陥りました。
     肉団子とキャベツのセパレートロールキャベツ風に
         カタチが変ってしまいましたけれど

         こういう時、年を感じるんですよね〜。
  今やろうとしている事が知らないうちにすりかわってしまう不思議。
      そのうち砂糖と塩が分からなくなったりして・・・・・ 
               おぉ〜、怖っ〜〜〜。  



2006年03月09日(木) ワンコに良く会う日

       今日はホームセンターで秋田犬にあいました。
まだ1才なのでちょろちょろ動き回ってなかなかシャッターが押せません。



      おやつの軟骨で釣ってと言って飼い主さんが
         手渡してくださったので

              お座り!

      と言ったら、すまし顔でお座りして待っています。
  懐こいので撫でさせてくれるしジローの匂いもカギカギしてくれるし
      ジロ母、秋田犬を撫で回したのは始めてのことです。
              大感激しました。


     飼い主さんがおやつは軟骨がいいと教えて下さったので
           今度ジローにも茹でてあげよう。


        帰り道、「老人とワンコ」のお方にお会いしました。
        暫くですね〜とご挨拶して愛犬の花ちゃんを見たら
        目も白くなって随分老いていたので驚きました。
  寒いからこんな恰好して、、、とお爺さんさんが話して下さいましたが


   いつでもどこに行くにも一緒でお互いに支えあっているんですね。
      信頼という絆で繋がっているお爺さんと花ちゃんの後姿には
             神聖なものを感じました。


2006年03月08日(水) 暖かな春の日



           去年の今頃のジローです。

          この2日後、雪が降ったのです。

       足元が悪いのでジローはお散歩に出たがらず

         オシッコをさせるのに困りました。


     今日は4月の陽気といわれる暖かさで雪とは無縁ですが

        去年のように春の雪が舞う日があるのでしょうか?

      花粉と雪がごっちゃな日なんて勘弁して欲しいです。

           今日のジローはお客さんから

        「珍しい甲斐犬だな。」と言われました。

      自分の知っている甲斐犬は噛み付くので怖いと言って

          ジローのこと警戒していましたが

     「噛まないんだねぇ〜」と頭を撫でて下さいました。

    甲斐犬は獰猛だと信じている人にたまに出会いますけれど

        ジローみたいな甲斐犬もいるんですよ〜。






2006年03月07日(火) 不満顔のジロー



     今月末になるとこの遊歩道は桜が満開になります。

     暫くぶりで歩きましたけれど、拾い喰い癖のジローには

       危険がいっぱいで直ぐに引き返すことにしました。

   引き返す寸前のジローを撮りましたが不満そうな顔をしています。

            ぶーくれた表情でしょう。



         シャンパンなんか空けて今日は何の日?


2006年03月06日(月) 危ないジロー



           昨日、皇居でのジローです。

   今日はジロ母の仕事に付いて、人形町まで一緒に歩きました。

   頼もしいSPが付いているようで、特に銀行帰りは頼りになります。

               ですがね〜〜〜

   人形町は飲食店も多いので、お昼時はお弁当をぶら下げた人や

            店頭の見本が本物だったり

       危険も伴うので、気をつけながら歩くのですが

     危なかったのですよ、ジローは喫茶店のクロワッサンを

            パクリと銜えるところでした。

    いつものように、鼻をヒクヒクさせて匂いをキャッチしたと

    思った瞬間、クロワッサンめがけて姿勢を低くして〜。

    ジロ母 危ない!と察知して 事なきを得ましたけれど

        危険がいっぱいなヤツでありました。

          来月には11才になるというのに 

        お盛んなところは相変わらずでございます。




2006年03月05日(日) 皇居散歩

        お天気も良くて温かな陽射しの休日です。
            こんな日は外に飛び出して
       燦燦とお日様を浴びて幸せな一日をすごさなきゃね。

         皇居へひとっ走り頼みやすよ父ちゃん!
     車内では、でんぐり返しが始まり、危ないのなんのって
     すのこは外しましたけど、床に落っこちそうになるジロー。

         こんなおバカなジローの喜びように
       今日この瞬間がいとおしく感じるジロ母です。
        はちきれんばかりの躍動は今しか出来ない
             来年は分からないもの。
       そう思いながら今日この日を楽しもうと思います。



        どうです〜、和犬とこの風景お似合いでしょう〜。
          飼い主の親バカぶり炸裂ですけれど

         ジロちゃんいいわ〜〜〜と思うんです。

       こちらの警備中のお巡りさんは良い方ばかりです。
       観光客も多いですから、人選しているのでしょうね。
         ジローを見て、話しかけてこられまして
           警察犬の話をしてくださいました。

   ワンコも人間と一緒で、その犬によってタイプがあるそうです。
    頭脳明晰優等生タイプワンコ、体力勝負のムキムキワンタイプ
          飽きっぽいプータロータイプ
       何を考えているのか分からないぶっ飛びタイプワンコ
            結構笑えるワンコもいるようです。

   エリート犬は鑑識で臭いを嗅ぎ取るお仕事が待っているそうで
       体力ムキムキ犬は警備を担当するんだそうです。
  何を考えているのか分からないタイプのワンコは不適合ということで
     家庭犬として新しく発揮できる場所に変るのだそうです。

          ジロ父がジローはどのタイプかな〜?
          なんて野暮なことを言ってますけれど
          そりゃ〜、出戻りに決まっているでしょう。


           日比谷公園で浮かれるジローです。



2006年03月04日(土) 谷中ぶらり旅

            今日は友人と谷中を歩きました。
       前回日暮里を歩いたので、今日は反対側から谷中を
              案内してもらいました。


                谷中銀座
           友人お薦めのパン屋さんで
      胚芽パンとフランスパンを手作り飴屋さんで金柑飴を買って
       お昼はインド人が作るキーマカレーを食べました。


      お腹が一杯になって、これからチョッとレトロな
            谷中の路地裏を歩きます。


            ガラス引き戸のブリキ屋さん
   変換出来ないので、もうこの字は使われていないってことです。


           銅板屋さんはもう店を閉めていました。
      タイムスリップしたような懐かしさでたまりませんね。


    お風呂屋さんはギャラリーとして生まれ変わっていました。


      谷中で一番古い酒屋さんは区の文化財として残し
           店内も見学できます。
 昔は量り売りでしたから当時のビンや上戸、陶器の樽なども置いてます。






        この量りはジロ家の倉庫にもあります。
      重いものを計る時はおもりを重ねて目盛りを見ながら
    調整するので子供でも手伝える楽しい遊び道具でもありました。



      古い町並みにもオシャレな建築物が見られるので
      谷中は新旧調和型の町作りを実践しているようです。


   谷中墓地の入り口に「イナムラショウゾウ」の店がありました。
    ジロ母興奮気味で、並んで買いたい気持ちになりましたが
     ダイエット中なのでグッと我慢して通り過ぎました。
    でも、この次ぎ来た時には絶対に買って見たいと思います。


         それから、墓地の中を散策開始しました。
        しかし、広い墓地の中で迷子になってしまい
     困っていた所を墓地ボランティアの方に助けていただき
          おまけにガイドまでしていただきました。


     谷中で一番大きなお墓はここ徳川慶喜ファミリーのお墓です。
     土饅頭のような形で並んでいるのが慶喜と正室美賀子の墓。

          なんとその後ろには側室二人のお墓が、、、。
         おこうさんとおのぶさんと仰るそうで
     おこうさんには11人、おのぶさんには12人のお子さんが
      生まれたそうですが当時は栄養状態が悪かったことや
  亜鉛入りのおしろいが元で1才に満たないうちに亡くなった子供が多く
      残ったのはそれぞれの側室に5人づつだったそうです。
       
      正室と側室の子供達のお墓もこの中に祀られていますが
     生涯独身を貫いて、徳川家のために尽くした女中頭のお墓も
            隅のほうに祀られていました。

    ここまで聞くと慶喜さんも懐の深いお方だわと思ったのですが
      正室の美賀子さんからすると側室二人が亡くなってまで
       後ろに控えているとはどんなお気持ちなのでしょう?
   また、側室のおのぶさんとおこうさんは側室同士のプレッシャーが
     あったでしょうから、同じく亡くなってまで一緒とは
          お気持的には複雑ではないでしょうか?

            ジロ母が側室だったら、、、、
   多分実家の墓に入れて欲しいと遺言を残していると思います。 
 死んだ後まで引きずりたくないし親元に帰りたい気持ちになると思う。
           そして、正室だとしたら 
       当然慶喜さんのお隣に立派なお墓を建てて頂き
     同等の扱いをしてくれないと化けてで出ると遺言を残します。

    殿方は皆家族と思うのでしょうが、女の立場からすると
            とんでもないですよ。

   まっ、勝手なことをほざきましたがあたしゃ、現代に生まれて
            本当に良かったと思います。

      ガイドさんから興味深いお話をたくさんお聞きして
        すっかり谷中の怪に嵌ってしまいましたが
      楽しい谷中ぶらり旅また来て見たくなりました。

            





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