甲斐犬ジロー通信
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昨日の日記は支離滅裂でした。 眠くなってしまい、PCの角に頭をぶつけながら書いたので 何を言わんとしているのか全く分からない文章になってしまって すみません。
私が言いたかったのは 日本にはWBCに出なければならないという 緊迫した空気が無い事、人それぞれに生き方を選択させる 成熟した社会であったと言いたかったのです。 それでも勝てるから凄いんだと言いたかったのです。
イチロー君の武士のような生き方も強烈だったし 松井君のメジャーに徹する生き方も驚きで 多様性のある社会を彼等が見せてくれたことが 健康的なニッポンだわ〜と感じたのでした。
人のことを熱く語ってもしょうがないですけれど
私個人的には、ミスター51が大好きになりましたわ。
| 2006年03月22日(水) |
男を上げた人、下げた人 |
もうちょっと、WBCを引きずらせてください。 昨日の今日ですから、まだ暫く余韻に浸っていたいので 今日も書いちゃいますわ〜。
イチロー君は男を上げたと日本中で声が上がっていますが ヤンキースの松井君は、男を下げたと囁かれています。 ジロ母も正直そんな感じでおりましたが 考えるに 松井君は今季破格な契約金を頂く事になり ヤンキースに義理を感じてしまって散々迷ったけれど 自分はやっぱり大リーグ1本で勝負をかけたいと決めたわけで 自ら決定したのでしょうね。
イチロー君はこのような大会を待っていたかのように 王監督について行きたい そして、日の丸日本を背負い 頂点に立ちたいと燃える闘魂をあらわにして参加を即決しました。
二人の男の選択はその人格に現れているように見てしまいますが どのような選択をしようが その個人を尊重した決定であったことは間違いありません。
ベストではないけれど、この仲間で戦おうではないかと決めたのも 日本の野球であったと思います。 誰に強制されるわけでなく、自ら意思表示した者達で 日本を代表して米国へ行きました。
優勝に辿りつく迄、負け試合を多くしたもので お陰で技術の向上と精神の鍛錬が出来てしまい 松井君、井口君が居なくても 勝てるチームに育ってしまったのでしょう。
これはトントン拍子で勝ち進めなかった賜物ですよ。 もちろんイチロー君の存在が無かったら、ここまでの躍進は 無かったと思いますけれど。
松井君は21日の決勝戦は見ず、バン記者を招いての食事会を 開いていたそうです。 マスコミを大事にする彼らしいと思いました。
松井君の生き方、イチロー君の生き方、井口君の生き方 どれが良くてどれが悪いとは言えませんが それぞれ、最高の極め方を達成して欲しいと願って止みません。
今日はmomoちゃんと雨降りの中、連れ散歩しました。 暫くぶりだったので、忘れられてしまったかしらと思っていたら momoちゃんは尻尾を振って、地味目にご挨拶をしてくれました。 憶えていてくれたのですね。
ビッショリになってmomoおあにいさんに抱っこされるmomo姫。 今度ご一緒する時はお天気が良い日に沢山歩きましょうね。
WBC最終決戦、キューバ対日本。 よくぞ此処まで泥沼を這うように抜け出てくれました。 誰も想像しない展開で崖っぷちから這い上がった日本。 そうだ、60年前の焼け野原から立ち上がった時のように 失う物は何も無いと精神力のみで今日この日を迎えた。
今朝、コーヒーを飲みながらジロ父に
今日は勝つと思う。。。。と言ったら
甘いね!って言われました。 何だか分からないけれど、勝つと思えたのですが やっぱり甘いかな〜。
いつものようにテレビは画像だけ音声を消して ニッポン放送をつけて観戦することにしました。
(ここからはプロジェクトX風になりますので悪しからず)
いよいよ決戦は始まった。 1回表、キューバのピッチャーはどうしたことか立ち上がりから ストライクが決まらず押し出しで あっという間に日本に先制の1点を許してしまった。 この回、満塁から小笠原選手の押し出しと今江選手のヒットで あれよあれよと言う間に4点をリードした。
え〜、こんなに楽に取れちゃうの? とジロ母ここで大船に乗った気分になるのであった。 パンを焼きながら見ていようというご気楽気分で キッチンに入って準備をしたりお茶を入れたり
心の中では”勝った”と思うのであった。
いやしかし、キューバは投手陣がかなり緊張していて 押さえ切れない危うさが見られるとは言え バッターはホーガン投げのような構えでブンブン振り回してくるのだった。 格闘家がバッターボックスに立っているようで やっぱり怖いぞ〜〜〜と感じるのだった。
パンどころではなくなって、しっかりテレビの前に座って 耳だけはラジオに向いて、真剣に応援した。
ジワリジワリと回が進むにつれキューパは追い上げてきた。 8回裏には何と1点差にまで迫ってきた。 ジロ母、心臓バクバク、肩はガチガチに硬くなり 体が凍り付いてきた。 これ以上見ていられない!
お風呂場でタライを出して洗濯を始めたジロ母。 もちろん、ラジオを付けて、、、、、。 洗濯していると言っても タライの中のお湯をかき回しているだけだった。
9回裏、2アウトをとってあと一人という時になって 僅かに早くラジオから
”ヤッターーー、勝ったーーー!”
とアナウンサーの絶叫が聞えた瞬間 タライを蹴飛ばしテレビの前へ走りより画像で確認したのだった。
勝ったんだ! 本当にやったんだ! 胸が高鳴った。
一呼吸置くとジロ母はなんだかしみじみとして 深い感慨とはこういう重みのあるものだと実感したのだった。
この掲示板を見て、、、、。 野球発祥の国で、このようなお祝いのメッセージを贈られるとは もう、胸がいっぱいで熱いものがこみ上げ 画面が滲んで見えなくなった。 ジロ母にとっても今日この日は人生最大の喜びなくらい いろいろな思いが込み上げた。
身体的にアメリカやキューバに劣ることは絶対に越えられない ハードルであることは日本人の宿命です。 そんなハンディを背負っても活き活きと美しく野球を魅せてくれた選手達 日の丸を背負った選手達がサンディエゴで
気高く気品に満ちた素晴らしい野球をしてくれた。
負けたとは言え、キューバの選手達の戦う姿勢は 本当に立派でした。 フェアーで一途で、試合終了後のコメントも流石であった。 そして、密かにキューバが好きなりだしたジロ母であった。
日本とキューバに祝砲ならぬ花火をあげてやろうと思った、
おめでと〜〜う!
精神は体を越えることが出来るのだということを 今、ここで証明してくれたのだった。
王監督が夜空に舞い、選手達の力強い腕が天を突き上げる。 黄金の腕だ! 大きな日の丸がペトコ・パークのフィールドに敬礼しながら ゆっくり動いていた。
3月21日は日本野球が”世界一”になったと誰もが 記憶に留める記念すべき一日であった。
そして、この日を何かのカタチで締めくくりたいと 日の丸ケーキを作ったのでした。
バレンタインの日に手作りチョコレートクッキーをくれた AYUMIちゃんが、今日はトロ〜リとろけるケーキを 届けてくれました。 オーブンで温めると、中のチョコレートが溶けて出るので そこのところを食べて欲しいと説明付きでした。
卒業式も終わって、来月には高校生になる彼女の目標は パティシエ。 その為に身体を鍛えているそうな 何をしているのと聞けば ”合気道です”と まぁ〜、女の子はしっかりしているんですね。
彼女とは不思議なお菓子仲間で、道で出会うとしゃべる事は お菓子を作った話で15分は立ち話できちゃいますね。 良きお友達のひとりなので、お互いに美味しいお菓子やパンを作って 楽しく行きましょう。
今日はジロ母、八百屋さんでもシャベリ倒して 必要な野菜を買い忘れてしまった。 明日のWBCの話で店主ご夫婦を捕まえて 忙しいのに悪い事してしまったと頭をポリポリかいています。
コーヒーをたててケーキを頂きましたけれど ギュッとチョコが詰まっていて、温めると中からプ〜〜ンとチョコの香り チョコいっぱいの美味しいケーキでした。
| 2006年03月19日(日) |
嬉しいことがいっぱい! |
今日は黒チビが参加する里親会です。 ジローも応援団の1匹としていざ出陣という気構え 早朝からハイテンションです。
雨が降って心配したのですが 世田谷に入る頃には上がってホッとしました。
深大寺動物霊園の社務所のゲージに入って、やや緊張気味の黒チビ。
良い里親さんが来て下さることを心の中で祈っていましたが ワンちゃんは早々と2頭、里親さんが決まり 猫はそう多くの方が見に来てくださっているように無いので 内心心配しながら、待ちました。
ところが、割合早い時間から猫のゲージ前に3人の女性が いらしていたんですね。 cyokoさんが黒チビのことを気にかけて下さっていて 猫を見に来ている方に一生懸命声かけして下さいました。
3人の女性はご家族で 仔猫を病気で亡くしたので、あらたに猫を迎えたいと 仰って私に携帯の写真を見せてくださいました。 白と薄茶の可愛い仔猫ちゃんでしたので きっと、似たような毛色の猫ちゃんを探して いらっしゃるのだろうなと思いました。
黒チビを気に入って欲しいと思いましたが 他の猫ちゃんにも気持ちが動いて、迷っている感じでした。 ジロ母はこういう時、待ちの姿勢になってしまい 黒チビを押出してあげることが出来ないんですねぇ〜。
ところがcyokoさんが素早く宣伝部長さんに徹してくださり 素晴らしい正調日本語で 黒チビの良さを100%表現してくださいました。
生きたコトバを久しぶりに聞いた感覚に陥るジロ母 なんとこちらのご家族ご一行様が里子として 受け入れてくださったのです。
良かった!
お嬢さん二人のとても良いご家族で願っても無い良縁に恵まれました。 黒チビの運の強さと cyokoさん、救う会の皆様のお陰で あらたに幸せを掴むことができました。
ありがとうございました。
ジローも里親さんに愛嬌振りまいて援護射撃を抜かりなく キッチリ仕事を果たしておりましたので 沢山褒めてやりました。
しかし、、、帰りはこんな調子で 猫の餌場に行くんじゃ〜〜と駄々をこねまわし 花屋のおばちゃんからなだめられて帰るジローでした。
あ〜あ〜、とばかり深い溜め息をついて 車中で眠りに着くジローでありましたとさ。
ここからがWBC観戦日記。 やりましたね! 車中でラジオを聴いているときはハラハラドキドキで もう、気が気ではありません。 家に着いて、今度はテレビで観戦 ミスターボビーは2塁審判になっているので 気をつけてな〜と選手達に念力を送りました。
7回にきて動き出した。 松中選手が右翼へ快打! 走れ走れ松中ーーーッ! 足が絡みそうに見えるので 物凄く不安。 倒れるように、ヘッドスライディングを、、、、、。
エッ!大丈夫松中さ〜〜ん。
手が届いた! ベースを拳で叩いた! ミスターボビー、はよセーフと言ってくれ。 二呼吸くらい置いて”セーフ” ドキドキさせる人だわ まったく。 この回5点、8回に1点なんとなんと日本は韓国に 3度目の正直で勝ちました。
上原選手の86球の魂投は素晴らしかった。 大塚選手のガッツリ押さえ、しっかり纏まったチームジャパン
じーーーんとしてきます。
韓国もホント良く頑張りました。 けれど3回勝つってことはとても難しいとだと思います。 たった1戦落として敗退とは、狐につままれたような気持ちだと思います。 これもルールだからね。
21日のキューバとの決定戦は全力で頑張って。 ジロ母も全力で応援します。
私もげんきんなもので
”グラシィヤス メヒコ”と叫んだとたん
頭痛と悪寒が吹き飛んで 信じられないくらい元気になりました。
平常心が保てない人間なので、困ったものです。
午前中仕事して、午後になって久しぶりにパンを焼きました。
先月習ったばかりのウイーン風ブリオッシュ
ドーナツ型が無かったので、こんな風にしてみました。
焼きあがったらこんな感じで
ちょっと工程を抜いてしまいましたけれど
それなりに美味しく焼き上がり嬉しかったです。
成型しながらも 考える事はWBC
なんでこんなにのめり込んでしまったのか?
元々、野球に関して さほど熱心な方でもなかったし
WBCも開催国のルールを一方的に押し付けられた大会で
なんだかなぁ〜と思う程度だったのに、、、、。
やっぱりイチロー君のモチベーションに火がついてしまったんですねぇ
イチロー君はクールで、国を背負うとか日本の為にとか
余り引きずらないタイプと思っていたのですけれど
彼の中には、そういう魂が宿っていたのです。
私も恥ずかしながら、イチロー君のそんな姿に
すっかり魅了されてしまいました。
国の為に、、、と心と精神を傾ける事が出来る人は
そうそう居るものではありません。
心をひとつにして、、、懐かしいコトバですね〜。
明日、良い試合をして欲しいです。
チビ黒も、明日は譲渡会に参加しますが
良い巡り合いを期待しています。
シャンプーと爪きりを済ませて、首輪にリボンを着けてもらって
準備万端です。
ジローも明日は付き添いで頑張ります。
ビバ メヒコ! グラシィヤス メヒコ!
今日はメキシコに敬意を払って、タコスを作りました。
棚ボタだろうが、巡って来た運も実力のうち
サンディエゴの空ににデカイ花火を上げてくれ!
| 2006年03月16日(木) |
ジローに癒されたい! |
今日は黙ってジローの愛くるしい写真を貼るだけです。
午前中は良いお天気でした。
なんて可愛いんでしょう!
つぶらな瞳は魅力的
昨日までWBCを引きずって
思い出すと怒りがこみ上げてくる自分が
情けないと思いました。
人間、感情的に生きてはいけないと大反省し落ち込む私。
でも、メキシコに勝ちましたから どうにか落ち着きを取り戻し
今日は鳥ハムを作りました。
力まかせに切ったので崩れてしまいましたけれど
あっさりしていて美味しかったです。
今日から穏やかな人間になろうと自分に言い聞かせて
もう二度と、暴言を吐いたり書いたりしないようにいたします。
昨年末保護した黒チビは結局今日まで 里親さんが現れないでいます。 ドアーの張り紙には可愛いね〜と言って足を止めて見てくださるのですが なかなか引き取るまでには至らず、どんどん成長し 今では仔猫と呼べない大きさになってしまいました。
ネットのお仲間のcyokoさんにお世話になりまして 動物友の会の皆様が主催なさる 里親譲渡会に参加させて頂く事になりました。 運良く、相性の良い方と出会えることを祈っていますけれど 家の黒チビだけでなく、ワンコも沢山里親さんを待っています。 どうか、皆様ワンコやニャンコを里子にしたいと言う方に 譲渡会があることを宣伝してください。 幸せを待っている子達に会ってやってください。
日時: 3月19日 10時より
場所: 深大寺動物霊園社務所
雨が降ると中止になる可能性もありますので 当日は晴天でありますように祈っています。
*動物友の会のサイト案内は、ジロー通信のトップページの下の方に 貼っていますのでクリックしてご覧になってください。
写真を撮るのも、これが最後かと思い (出戻る可能性も大きいのですけれど)
ゲージの中のイチローと一緒に
もう一枚は動き回る所をやっと撮りました
首輪にも慣れて、寝るときはゲージ内で過ごすことも覚え 室内とゲージを分けて生活することも出来るようになりました。 なんでも贅沢を言わず食べます。 私を親猫と勘違いしている向きもありますが なつっこいので、直ぐに抱っこされると思います。
どうぞ宜しくお願いいたします。
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