甲斐犬ジロー通信
DiaryINDEXpastwill


2006年06月21日(水) 豪邸に移り住む麦ちゃん

  お隣の麦ちゃんの家は最近11階建ての豪邸が完成しました。
裏通りを挟んで、別宅があるのでずっとこの別宅で過ごしていたのですが
    新居へもエレベーターに乗って帰っていくのだそうです。



          別宅の前で何を思うのか・・・・。
       「麦ちゃん、新居は眺めがいいらしいね。」

 「おいら一人でエレベーターに乗れないから人間が乗る時に
         失礼と言って一緒に乗せてもらうのさ。」




         そう言いながら豪邸に帰る麦ちゃんです。




       麦ちゃんいいな〜、あたしなんて汚い店の中で
        あのジローと一緒に番猫して過ごしているのよ。
                羨ましいわ!




         あっしもうらやまぴーでござんすよ。


こんな募集記事が・・・。
何方かいませんかね。


*************【 急 募!! 】*************
仕事内容 : FW(主にボールを枠内に入れるお仕事、軽作業です)
期   間 : 6月20日〜6月23日 
勤 務 地 : ドイツ
給   与 : 応 談 (結果に応じてボーナスあり)
採用条件 : 日本国籍を持っていて国内外プロ1部リーグ在籍者、
        または1部リーグに在籍経験のある人。
        シュートチャンスでパスを出さない方、チャパツでない、
        派手なスパイクをはかない方。ガムをかまない方。
        年齢19〜33歳まで。
       ※一応サッカーなので、急にボールがくることもあります。

申込み先 :  財団法人日本サッカー協会(担当:中田(英))



2006年06月20日(火) 夏痩せ



        今日の隅田川は梅雨のどんより空です。
          ジローと午後のお散歩に出たら
        また、凝りもせず桜並木の方向へ進みます。

          目的は落ちたさくらの種を食べること。
   お腹がゆるゆるになって困るのに 懲りないヤツなんですね。
    で、そうはさせまいと 隅田川テラスへ連れて行きました。



           う〜〜ん、痩せ始めました。
         換毛が進み、痩せた背中が目立つようになり
     今年も夏の暑さを乗り切る事が命がけになるのではと
               心配は募ります。

       体力の衰えは昨年よりはっきり進んでいますから
          この夏はジローに厳しいのだろうな。
   サプリがもう直ぐ届くので しっかり体調維持に努めましょう。


2006年06月19日(月) 眠れない日・・・・ルル子パン教室

         昨晩のクロアチア戦から興奮状態で
           精神が覚醒状態になりました。

     眠れないしブラジルXオーストラリアも気になって
             続けて見てしまった。
       ブラジルは 余裕で試合を進めていましたし
  コンディション作りをしながら 試合を楽しんでいるようにも見えて
         こりゃ格がちゃうと思う試合でした。
     順当にグループリーグを抜け出て 次ぎは日本戦か〜。

    益々、目が冴え渡り4時からの韓国Xフランスも見ることに。
          韓国にボールを持たせない鉄壁のフランスは
            前半アンリのヘディングで先制
   ジダン様の華麗なお姿も見納めかとしっかり目に焼き付けながら
    後半のフランスペースに勝ち抜けたと思っていたらとんでもない。                
           韓国は後半残す所10分からパワー炸裂 
     諦めない怒涛の攻撃、隙を突いてなんと同点に追いついた。

               韓国の粘りは凄い! 

    最後迄、執念と諦めない姿勢は日本には無いなと感じました。
      前へ前へ押し上げる、そしてゴールに繋げるしぶとさ
            正直、羨ましく思えました。
  結果1−1で引き分け勝ち点1を足すと韓国はこのまま勢いで
              リーグ突破しそうです。

      とうとう6時になってしまい、1時間だけ仮眠して
           ジローのお散歩に出ました。

      今日はルル子パン教室ですから居眠りしないように
    しっかり目を見開いて聞き逃さないように気をつけましょう。

               
            今日のルル子パンメニューは
      オニオンベーコン、レーズンツイスト、スポンジケーキ
        細かな成型が無いパンばかりなのでホッとしながら
     くるくる丸めたり、指チョップしたり なんとか仕上げまで
             居眠りせずに出来ました。



   シナモンとレーズンが入った生地をみつあみして型に納めました。



               発酵しました。


          焼き上がるとこんなに伸びてビックリ!



    オニオンベーコンは生地にミジンキリした材料を練りこんで
            ミニ角型で成型、発酵させて



     焼き上がるとこんなに可愛いパンに仕上がります。




              試食タイムです。 
     大好きなシナモンの香りとオニオンの香りがいっぱいの
        パンと美味しいコーヒーとで眠気もすっ飛ぶ
              幸せなひと時でした。



      そうそう、サービスメニューのスポンジケーキも
   アイスクリームを添えて、粉砂糖を降って美味しく頂きました。
      今日で中級終了しまして、来月から上級に進みます。
        ルル子ママ先生の熱心なご指導の賜物ですね。
      ジロ母とwendyさんはお道具は着々と揃えていますから
        いつの日か、お家パン屋さんが開けるかも〜。



      


2006年06月18日(日) 怒涛の引き分け

           天下分け目のクロアチア戦。
       今日はクロアチア料理を作ろうとネットで検索
       「サルマ」と言うクロアチア風ロールキャベツと
      「パラチンタ」というクロアチアのお菓子を作って
           喰ってしまおうと考えました。

           クロアチアは地理的に山側はハンガリー
   海側はバルト海に面し対岸にイタリアを望む位置にあるのですね。
            最南端のドゥブロブニクは
      「魔女の宅急便」の舞台になったところなんだそうで
         映画の通り綺麗な街並みと青い空が広がった
        絵のようなところだと在日本人が語っていました。

  いい所なんだわ〜と思いつつ、今晩はクロアチア料理を作らねば。

   クロアチアはイタリアに近いので、料理も似た感じのものが
   多いそうですが、スパゲッティはあまり食べないらしいです。
    どちらかというとさっぱり系で質素な料理という感じです。
   
       本当はキャベツを1週間塩漬けして使うのですが
  ジロ母は普通に茹でてひき肉とご飯と玉ネギとハムを巻き込みました。
       煮込む時はザワークラウトをいっぱい敷き詰めて
           最後にベーコンを上にのせたら
               コトコト2時間。



               出来上がりました〜。
       お皿もサッカーボールでナフキンもジャパンブルーで
               さあ頂きましょう!



        いやぁ〜、酢が利いていてこれがなかなか
               美味しいんですよ。
           試合前に沢山食べておかないとね。
    今日はワインは飲みません、勝ったら開けるつもりなので
     その代り、「パラチンタ」を食後のお菓子に作りました。
     東欧のお菓子にクレープ風がメジャーなお菓子だとは
            知らなかったですけれど
           チョコレートとくるみを挟んで
      勝利の”V"を力を込めて描きましたが見えるかしら?



              前置きが長くなりました。
        クロアチア戦はオーストラリア戦と状況は同じくらい
             暑さとの厳しい戦いでもありました。
      日本選手だけではなかったと試合を見ていて思いました。

      チャンスを活かせなかったことは本当に残念でしたが
          初戦の反省を活かせたことは良かった。
        川口君のファインセーブは神の降臨が見えたと
        勘違いしそうなくらい気迫溢れるものでした。
                 しかし
         この試合が限界だと思えるような思えないような
            私の心は種火がついたまま・・・・。

      ブラジル戦は中田君が引っ張って 1点でもいいから
          爆発するサムライニホンを見せて欲し。


   昨日、美容院で国旗を挟み撃ちペインティングしてもらいました。         
          


2006年06月17日(土) 一途なジロー




       午後からジロ父は展示会に出かけました。
   店内は誰もいなくなったので、ジローは午後のお散歩事には
     父ちゃんの車でドライブが出来ると読んでいたのです。

     ジロ母とおしっこ散歩に出ても 直ぐにこの位置に戻り
              動こうとしません。

  路肩に出て車を探したり、もしかして歩道からくるのじゃないかと
         歩道を行き来する人を目で追ったり
            
           父ちゃんは来ると信じています。

              待ち続けるジローに

     「お父さんは夕方にならないと帰らないから戻ろうね」

  何度も何度も繰り返し、やっと納得したのか 店の中に戻りました。
      お休みの日は ジロ父の車を待つジローですが
        ひたすら待つ姿は何とも一途で可愛いですねぇ。

  犬は色の識別できないと言うけれど、ジローは白い車に反応するので
          見えるのではないかと思うんです。


         明日は生きるか死ぬか運命をかけた決戦です。

     ジロ母はバージョンアップしたペインティングを施しました。
          力を入れて、クロアチア料理を作り
      ニュルンベルクへ向けて微力ながら念力を送りまっす!


2006年06月16日(金) 少年との会話

     スーパーのビールコーナーでサッカー応援バージョンの
       コマーシャルビデオを繰り返し放映しています。
    全く関心が無い人ばかりなので、立ち止まる人もいません。

    勝っていたら、気分良く見ていられるのになぁと思っていたら
     小学校低学年くらいの男の子が近づいてきて
             暫く一緒に見ました。

           「はぁ〜〜、勝っていたらね〜」

           その子に話しかけてしまった。
                 すると

         「はい、オーストラリアに勝っていれば」

             答えが返ってきたので。

    「クロアチア戦、絶対に勝たなきゃね。勝てるかしら?」

          またまた話しかけてしまった。

「クロアチアは強いから、難しいと思う。最悪3戦全敗になることも
あると僕は思います。 ブラジルは負けないと思うから やっぱりオーストラリアに勝っておかなければいけなかったんです。」

            まぁ! なんて大人なの。
          冷静な分析、現実を知っているわ。
         きっと、サッカー少年なんだろうな。

            「4年後はどうかしら?」

      との問いかけに少年は黙って首をかしげていました。
                そうです
      次回、南アフリカ開催はアジア圏にオーストラリアが
       加わりますから、日本の出場は危ぶまれるんですよ。

     考えようによっては、今が一番良い時なのかもしれません。
           出場を果たしたのですから・・・。
       世界の最強32チームの中に日本がいること自体
          凄い快挙なんだとしみじみ感じてしまう。
          前回3位のトルコも出場を逃しているし
    どの国も熾烈な戦いを潜り抜けてドイツにやって来ているのです。

       ボールを見たら 戦闘モードになりきる外国勢は
           見ていても凄みと迫力を感じます。

        溜め息ばかりついて、少年と別れましたが
            子供の方がリアルですわね。

       なんだかジロ母、気持ちが少しではありますが
      冷静に楽しもうという方向に転換し始めたようです。



      今日も落ちた桜の実を食べ過ぎてゆるゆるなので
   茹でササミとおからだけのご飯を美味しそうに食べるジロー。
      この頃、マッサージを施していると横になることが
           やっと出来るようになりました。


  もう〜〜、気持ちよくて トロ〜ンとした目になっています。


2006年06月15日(木) 誘導犬ジロー




       午後のお散歩時にペットショップへ行きました。
        正確にはジローに連れていかれた形でして
  今日もうま〜〜くジロ母に気付かれないように誘導していました。

        かなり道も覚えていることが分かりましたよ。
        遠回りして、信号を渡り 確かな方向へ進み
   ペットショップの前まで来ると、玄関のど真ん中に立ちます。

         一つだけ分かっていると思われることは
         ペットショップ内で盗み喰いをしないこと。
         鼻はクンクンカギカギしていますけれど
   ボーンを銜えたり袋のおやつを盗んだりはしないので不思議です。

   ま、普通は当り前ですけれど、家のジローは常識が無い犬なので
           食べない事が不思議なわけです。

    店頭の見本ランチを食い逃げしようと企むヤツですから〜。

       写真はこれからペットショップへ誘導しようと
             考え中のジローです。


2006年06月14日(水) 弱気な我が家の日本男児



        「ガッカリでやんしたね。あっしもこの通り」

        切り替えて次ぎを・・・と思うのですが
            突然思い出してしまう。
  負け方が酷かったので、ショックから立ち直れないのだと思います。

   ブラジルももうちょっと頑張って得点して欲しかったのに〜。
          1点とは、、、これもガッカリ。

       YUMEちゃんが夕方お土産を届けに来てくれて
         日本戦の話題で長話をしてしまった。

          やっぱり先住兄1も超不機嫌になって

         「オレ、オーストラリアには行かない!」

                  とか

           「大和魂はあるのかーーーーー!」

                  とか

         散々荒れまくって大変だったみたいです。
   おまけに夜中に頭痛が起きて、今日も引き続き頭痛だとか。

          軟なニッポン男児ですねぇ。ホントニ。
       先住兄2も2日経っても、ブツブツ言ってますし
                 ジロ父は

    「出られることに感謝して勝つと思うこと事態間違っていた」

        「4年後は代表にさえ選ばれなくなると思う」

 「中国とオーストラリアが強くなるだろうから、日本は100年後だな」

         とかまぁ〜、意気地のないことばかりです。

            あたしゃ、負けていませんよ!
       こうなったら、クロアチア料理を作って喰ってやる!


2006年06月13日(火) 敗因を分析




     仕事をしながらも、ふと昨日の負け試合を思い出す。
            何が敗因だったのだろう?
 横パスが多かったのも、自信の無さや弱気からなんだろうと思った。
 そして、あのバテバテの姿を見ると 指揮官の采配ミスもあるだろう。

              指揮官初陣だしね。
         百戦錬磨とは旨いことを言うと思ったが
  サッカーは戦争だから 戦術に長けた 場数を踏んだ者勝ちは
               否めません。
  元々、戦いに慣れない民族を世界の百戦錬磨の渦に放り込んで
         まだ20年にも満たないのですから
      勝利しようと思うほうが甘いのかもしれません。

       今日は友人と電話で何が要因であるか?
             延々と語りました。

       友人は織田信長を生かし 子孫を増やしていたら
        きっと日本人は戦いに強いDNAが残ったはずだ。
        信長を生かせなかったことが今の弱い日本人に
                繋がっている!

              と力説していました。 
         お酒も飲んでいないのに民族学的見地から
          ぶっとび分析で、笑えましたけど。
       Wカップが終わったら、酒席を設けてこの続きを
       語り合いましょうと誓い合って電話を切りました。

     家の百戦錬磨犬ジローは 生き延びる術に長けていて
      相手の心を読み取り、利用するのは天下一品です。
         ワールドクラスの甲斐犬ですから〜。


2006年06月12日(月) いざ出陣! そして・・・。

               決戦の朝
      初戦勝利を祈願しにジローと氏神詣でを済ませ




      ファミリーマートで3枚目の応援Tシャツを買って。



          部屋の中はブルーでいっぱい〜。



            夕方になると、緊張から 
  なんだか気持ちが悪くなってきて横になろうかとも思いましたが

            ”豚カツ”を作らねばと
   勝利のハチマキをしめて、ユニフォーム着てキッチンに立ちました。

        メニューをいろいろと考えたのですが〜。
         オージービーフを食っちまえ!とかね。

         でも、ジロ家は”豚カツ”にかけました。

    それも、薄切りの豚肉に八丁味噌を塗って、大葉を敷いた上に
          アスパラをおいて何層にも豚肉を巻き込んで
             味噌カツを大量に作りました。


        材料はmade in japanで固めたので
      手堅く勝ちに行く・・・と思いを込めて巻き込みました。

         ジロ父もいつもより早く上がって来て
  祝杯用にワインを用意しようと言って いそいそと取りに行ったり
         準備万端で10時キックオフを待ちました。

            実はジロ母、今朝、夢を見ました。
    ジーコ監督が流暢な日本語で、インタビューに答えていて
   なんだ、ジーコさん本当は喋れるんだと驚きながら目覚めたのです。
             縁起の良い夢を見たので
           今日は勝てると確信しました。


    カイザースラウテルンのフリッツワルター競技場の空は
         キレイなジャパンブルーに見えます。
            しかし、気温は高そうだ。
    ピッチに揃ったサムライジャパンは開始の合図と共に動き始めた。

          安心して見ていられる試合運びにも関わらず 
             ジロ母は立ったまま観戦した。

              いいぞいいぞ! 動け!

   前半26分、中村君がセンタリング気味のボールを上げたとき

          な、な、なんとゴール、ゴール!

          あまりに呆気なく入ってしまったので
      ジロ父も私も もう勝てるとの思いで前半を見ていました。

        ハーフタイムにジローのご飯を届けに店に下り
               食後のマッサージも

   「ジロー、今日は悪いけれどショートマッサージでお仕舞いね」

  と物凄い速さで施している間、ジローは目をまん丸にしていました。

             さてさて後半の始まり。
          先住兄2も帰宅して一緒に見ましたが 
    追加点がなかなか入らない試合運びに家族中イライラし始めた頃

          ケーヒルの弾丸シュートがネットを揺らした。

             流れが変る! 危ない!

       同点になった時に大黒君を投入するのかと思えば
            ジーコ監督は動かなかった。
          段々オーストラリアにボールを支配され 
           日本選手の動きが鈍くなりだした。

         はよ、交代させにゃ えらいことになる!

          と思ったとたん、逆転の2点目が・・・。

     もう、オーストラリアの勢いに日本は潰されて機能していない
         そんな中、終了3分前に大黒君を投入したが
                既に、遅かった。

 アロイジに留めの3点目を入れられ、まさかの坂を転げ落ちるように
               試合は終わった。

     選手も疲れたでしょうが、見ている私達もどっと疲れが出て
    皆不機嫌になって、スポーツ番組も見ずに 寝てしまいました。

  なんだか〜、Wクラシックベースボールの時みたいな展開になって
               もう駄目か?
   とも思ったのですが、ここから這い上がって意地を見せて欲しい。
    崖っぷちで奇跡は起こせると言う お手本があるじゃないか。

       










ジローの母さん |MAILHomePage

My追加