甲斐犬ジロー通信
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ジロ家の隣街、「清澄白川」は最近、オシャレな街になってきました。
カフェも次々個性的な店が出来て、この街の文化を引きあげています。
この雑貨店はジロ母、お気に入りのお店です。 見るだけで幸せ気分になれるので、時々入り浸っています。
今日はTシャツと封筒を買いましたけれど、フィンランドのミニ椅子に 見惚れて後ろ髪引かれながら帰りました。
ジロ家のお隣のみなちゃんは本の読み聞かせ活動をしていて 今日は学校のお仲間と勉強会を開いているらしく、まぁ〜賑やかなこと。 お店の入り口にこんな可愛いご案内が。 4月は始動開始の季節を感じますね〜。
あっしの事も忘れないでね。
ジロ母の頭は祭り状態なので、お神輿を、、、、、。
ピカピカのお神輿、綺麗ですね〜。
こちらは山車
日本橋三越の前に奈良県のアンテナショップが出来ました。 この子がせんと君です。 評判が悪かった割には、可愛い子ですよ。
老犬性おちゃめ症のジロー、益々ぶっとびおちゃめな日々を送っています。 そのうちジローも祭り犬に変貌するかもしれません。
| 2009年04月14日(火) |
コマちゃんの飼い主さんから |
お電話でコマちゃんの様子を知らせて下さいました。 獣医さんに来て頂いて、皮膚病の治療をするために毛を刈ったそうで お湯で体を拭いてやると気持ちよさそうにして、自分の寝床でグッスリ 一日寝て過ごしているそうです。 精神的にかなりダメージを受けていて、元のコマちゃんに戻るには 時間がかかりそうです。
聞いて下さいと感極まったお声で話されたことにジロ母も涙無しには 聞けなかったお話があります。
昨晩は二人きりになってから、コマちゃんが飼い主さんの胸に飛び込んで 来たそうです。 普段は触られることも嫌がる子なのに、まるで人間の子がするように
おかあさぁ〜〜〜ん!
と抱きついて、顔を甘噛みして、、、、鳴きながらすがったそうです。 会えなかった子と何十年振りに会ったかのように、人間同士のように 抱き合って泣いたそうで 犬も人間も一緒なんですねぇ、会えた時の感情は全く同じなんですねぇ と涙声で話してくださいました。 コマちゃんは相当苦労して、生きながらえ帰ってきたのです。
ヨカッタ、ヨカッタ、本当にヨカッタ、なんて偉い子なんでしょう
と言いたかったのに感極まり言葉にならならかった。 電話口で飼い主さんと泣き声だけで会話をしていたような気がします。
電話を切って、ハタと思いだしたのが今日の飲み会。 cyokoさんとお遍路お仲間の方々と定例のようになってきた飲み会の 時間が迫って来たので、気持ちを切り替えて東京駅へ。 (つくづく私も変わり身の早い女だとタクシーの中で思いました)
お遍路結願された6名の方の中に混ぜて頂く光栄なジロ父と私です。
キムチ鍋を突きながら、愛犬の話、四国のお遍路、自転車の話など 話題は尽きません。
さっきまで泣いていたジロ母ですが、皆さまのパワーを注入して 鎌首を上げるように元気いっぱいになりました。 歩いて巡礼された方、自転車で巡礼された方、年代も様々で 物凄く精神的にお元気です。 日本もまだまだ大丈夫ダ! と思う日でした。 また、次回の定例宴会を楽しみに頑張ることにします。 cyokoさん、きめ細やかなセッティングありがとうございました。
| 2009年04月13日(月) |
池袋コマちゃん見つかる! |
2月11日から行方不明だった池袋コマちゃんが、今朝およそ2か月ぶりで 飼い主さんの元に帰りました。 ここに至る迄、コマちゃんはぎりぎりの運を使いきって生還したと 思えるストーリーがありました。 信じられない、本当にこんなに不思議なことってあるの?! 長くなりますが、コマちゃんの生還から、もし愛犬が行方不明に なった時の参考になればと思います。
このチラシを見て、ドンコマ捜索隊に知らせて下さったのが 虎太郎パパさんでした。 気になるとっても、、、Bebeママさんと二人で訪ねました。 ポスターの写真はコマちゃんでは無く、母犬の写真でした。 コマちゃんは人みしりする子で、なかなか写真も撮らせないので お顔が分かるものが無かったそうです。 私達がうかがった時に下のお写真を一枚頂き、雰囲気だけを感じることが 出来たのですが、決定的なショットではなかったのでコマちゃんの お顔は分からないままでした。
大事な子供を行方不明にしてしまったと同じくらいの悲しみで 体調も崩され入院もされた飼い主さんですが、コマちゃんへの思いは 真剣で強い意志を感じていました。
甲斐犬祭りには甲斐犬仲間に会いたい、それだけでも自分は元気が 貰えると仰り、東京からいらして下さり、仲間の甲斐の仔犬を 抱きあげて、嬉しそうなお顔で元気一杯になって帰られたのです。
それから、、、、、 今月の10日午後にジロ母は熊兄さんから川崎市で収容された 迷子犬情報のメールを頂きました。 収容期限は13日となっています。 ということは月曜日まで。 熊兄さんは毎日、中野コマちゃん、池袋コマちゃんの保護犬検索を して下さっているので、私達は熊兄さん頼りでいたわけです。 Bebeママさんにも転送して、似ているような似ていないような と話をしましたが、肝心の飼い主さんに連絡が取れずに夕方になって やっとお話することが出来ました。 しかし愛護センターは午後5時迄、土曜、日曜はお休み。 早くコマちゃんの飼い主さんからセンターに確認の電話をしてもらわないと 殺処分を止められない。 飼い主さんはPC環境に無いため、収容犬を見ることが出来ませんので もし、コマちゃんだったら、、、、。 月曜日の朝、犬の詳細を電話で確認して下さるようにお話をしたものの 今朝になって、ご高齢の飼い主さんがセンターに問い合わせが 出来るだろうか心配になってきました。 自宅に電話をしたところ不在です。 益々、不安になって来て居てもたっても居られず川崎愛護センターに 電話をかけてしまった。 保護犬の事で飼い主さんが確認をしたいので、殺処分を延期して頂きたいと お願いしたところ 係り官の方が首輪は何色でしたか?と訊ねたので、焦げ茶ですと 答えましたら その収容犬は
「飼って下さい、、、、13才の犬、、、」
と書きこんだ赤い首輪をしていると言われました。 エッ! 首輪の色が違う、それに飼って下さいということは今まで飼い主が いて放棄したこと? 係官の方が
この犬はそういう事情のある犬ですが、、、、どうですか?
と言われ、ジロ母は頭をハンマーで殴られたようなショックを受け 暫く返答に困ってしまい何も言えなくなりました。 そういう状況でコマちゃんだとは思えなかったし、違う甲斐犬が 放棄されてこの惨状写真のようなことになっていると思わざる得ませんでした。
写真を見た限りではやせ細っている姿が痛々しく、なんとも やるせない気持ちになり、Bebeママさんに知らせなければと 事情を報告しました。
見てしまって、係わってしまった私達は時間が無い、何も出来ない 絶望感に襲われてしまった。 ママさんもショックを受けて、切ない思いになられながらも なんとかこの子を助けてあげたい、13才になってこの哀れな子の 余生を受け入れてもらえないだろうかと BBSへ呼びかけの書き込みをされました。
ジロ母は根性無しなのでもうダメだと思って空虚な中です。
所が、お昼時間が終わったときに池袋コマちゃんの飼い主さんから
「コマちゃんでした! 今、連れ帰ってきました」
と電話がありました。 どう言うことなのか整理が付かず、本当にコマちゃんなのか半信半疑で 経緯を聞きました。
池袋コマちゃんの飼い主さんは電話をする間がもったいないと なんと直接、川崎のセンターに朝8時半に到着していたそうで 真っ先にセンターに入って保護犬に会ったと言うことです。 その犬に会って、コマちゃんと呼びかけてもボーーーっと していて反応が無かったそうです。 でも、流石に飼い主さんですね、目がコマちゃんそのものと気付いて ずっと呼びかけをしたところ ハッと気づいたように、飼い主さんの手の平に顎を乗せたそうです。 体半分は皮膚病にかかり、鼻もずる剥け、被毛は白髪に変わり やせ細って、コマちゃんの体では無かったそうです。 あまりの様変わりに、愛犬を確認することがきっと大変ではなかったかと 想像します。
センターの係官の方はプロですから、飼い犬と飼い主の対面は 慎重に観察をされると聞きましたから、間違いないと断定できるものが あったのだと思います。
私がコマちゃんでは無いと思いこんだ「赤い首輪」と「飼って下さい」の メモからは、コマちゃんは一時的に何方かが保護してくれて 首輪を着け替え、飼われたものの、なんらかの事情で放棄していたのです。 2か月の放浪の間に、首輪が変えられ嘘の年齢を書き込まれ 運が悪かったら、コマちゃんは飼い主さんの元に帰ることが出来ずに 殺処分になっていたのです。 飼い主さんが電話して確認をしなかったことが、運を好転させるに至った訳で、本当に人生も犬生も何が幸運に繋がるか分からないと思い知る出来事でした。
家に帰ったコマちゃんは尻尾がピンと上がり、母犬との対面を果たし お庭をトコトコ歩きまわっているそうです。 収容されている時のコマちゃんの写真はとても哀れで見るに堪えられないの ですが、あえてここに載せたのには、もし、皆さんの愛犬が収容された時 これほど変貌するのだということを知っていただきたかったからです。 対面した時、愛犬だと分からない飼い主さんも多々、いらっしゃるそうですからもしもの時は
・収容所の写真及び掲載情報だけで判断をしない ・必ず、見に行く ・体の特徴を写真に収めておく(舌斑など) ・あきらめない
このように感じます。 飼い主さんに会えない迷子の子達は全国に沢山居て、助けられない子の ほうが多い現実です。 どの子も救われる日を待っています。 迷子にさせないように飼い主の注意はもとより、飼えなくなるという現実はどの家庭でも起きると思っていなければいけないのですね。 放棄せずに命を繋ぐ方法はあるはずなのです。 微力ながら、迷子犬探しはこれからも仲間達と続けていくつもりです。
ポスターを見て報告と捜索をして下さった虎太郎パパさんと地域の方々。 毎日、収容犬を探してチェックを担当してくれている熊兄さん。 飼い主さんを支え励まし、私と一緒に捜索して下さったBebeママさん。 心にかけて下さったドンコマ探偵団の皆さま。 ポスターを快く受け取って、心がけて下さったうちわさん。 沢山の方々に深くお礼と感謝申し上げます。
ジロー談 「お店の裏口から帰ろうっと。 ん?母ちゃん開けてくれないの? んじゃ、表に回るか。」
今朝から痛み止めを飲み始めたので、夕方のオシッコ散歩では 尻尾も上がり振っています。 麻酔から覚めるのに時間がかかり、今朝はフラフラしながらドアーに 頭をぶつけたりしていましたが、夕方にはすっかり覚醒していました。 年を取ると回復力も落ちるからね、ジロ母も婆さんなので良くわかります。
| 2009年04月11日(土) |
CTスキャンを撮ってきました |
ジローの脊髄はボロボロで、あちこちにヘルニアが見られました。 CTスキャンって凄いんですね。 レントゲンで見えなかったものが、詳細に見えました。 獣医さんは相当痛いはずだと仰り、14才になるジローに手術は 出来ないので痛み止めの薬を処方することにすると仰いました。
ヘルニアだけで無く、新たに見つかったのが カンシツセイ肺炎 CTスキャンを撮ってくれた女医さんが、肺の異常に気付き くまなく撮ってくださって分かりました。 カンシツセイ肺炎は人間のお年寄りがなる病気ですが、ジローも かなり前から患っていたそうです。 改めて肺のレントゲンも撮りましたが、全く映っていなかったので CTスキャンのお陰で、早期発見に至りました。
ところが、検査前の予備麻酔が効かなくてかなりハラハラしました。 1本目の注射で、普通のワンコは眠りにはいるのですが ジローは全く効かなかったので2本目を打ちました。 暫くすると目がトロンとしてきましたが、精神は麻痺しないのです。 これには驚き、ジロー大丈夫なのかしらと不安になってきましたが 忠誠心が強い日本犬は麻酔が効きづらく、ジローのように 眠らない犬がいるそうです。 レロレロになりながら、お座りをしようとしたり、ジロ母の脇に 付こうと頑張ったり、ジローの誠実さにはあたしゃ感動してしまいました。
眠らないので、、、、、仕方なく抱っこされてCTスキャン部屋に運ばれて 行きました。 なんだろうねぇ〜、こんな時に頑張らなくても良いのに。
人間年で75才になるジロー。 年相応なのだと受け入れることにしています。
3週間前に公園で首輪ごと抜けて、行方不明になっていた コロちゃんが、今日無事見つかったと報告を受けました。 行方不明になった日、目撃情報がありましたが家とは反対の方向 南に2〜3キロ移動していたことが分かりました。 しかし、今日見つかったのはそこから反対方向にある台東区柳橋の 隅田川テラスでした。 まぁ、なんという大胆な移動ぶり。 北に進んで、それも階段を使ってテラスに降りていました。 体重は1、5K減っていたけれど、餌は何か食べていると獣医さんが 仰ったそうです。 猫の餌場があるらしいので、そこで食べていたのでしょうか。
犬も方向音痴っているのでしょうね。 ポスターを見た人に発見されて、運の良いコロちゃんです。
八角形顔したジロー。
| 2009年04月09日(木) |
病院へ行ってきました |
温かな一日でした。 ジロ家の近所の桜並木は見事に花吹雪、その中を散歩しました。
元八百屋さんの前で、、、、。 おじさんが散歩しているのに出会って、立ち話しをました。 おじさんの足は一段と悪くなっていて、転ぶのではないかと心配 しながら見送りました。
ジローも歩くとき後ろ脚の爪を音立てて歩くこの頃。 元々、腰に遺伝性の何かを抱えているので、チョッとでも変化が見えると 獣医さんで診察をしていますが、この頃 お尻が下がって、尻尾も上がらずです。 完全に悪化していることは分かります。 歩く動画も今日は見て頂きましたが、足は上がっていると確認。 とすると背中か? 先ずレントゲンを撮りました。 股関節は大丈夫でしたが、脊髄の12,13番目に白いものが見えまして 炎症が起きていないか血液検査もしました。 炎症は無し、やっぱり脊髄だった。 丁度、体の真ん中で骨が切り替わる位置にあたります。 造影剤をいれる撮影はジローに危険なので、CTを撮る方向で 土曜日にお願いしました。
今まで、デミさんから送っていただいているサプリで奇跡的に 乗り越えてきましたが、年齢と共にジローもガタがきているんですね。 先生は手術はもう出来ないよ、危険だからね。 と仰っているのでCTを撮って詳細を知り、これからのことを考えようと その方向で進めることにしました。
ジローは元気なのですが、爺さんになってしまったという感じです。 どうぞご心配なく〜〜。
| 2009年04月08日(水) |
持病が悪化したのか? |
ここのところ、持病の腰の具合があまり良くありません。 散歩もジロ父が出す時はあまり歩きたがらないということだし 前回の牽引から、いつもの回復がみられないので、もしかして 年齢的なものが影響しはじめたのかもしれません。
なにせ持病なので、いつかは最悪の日がくるとは思いますが 今月末には14才、もう少しの間、元気に歩かせてやりたいと思いますが、、、。 明日動画を撮って、先生に見て頂き、ジローの検査をお願いしようと思っています。
ジロ母の運転免許証の更新期日が今日まででした。 ペーパードライバーのゴールドという何の意味も無い免許証を 更新し続けてきたのですが、、、、、今回も更新の予定で 忘れないようにと大事に何処かに仕舞ったのです。
ところが、、、、年と共に大事なものはいつもとは違う場所に 仕舞う癖が出てきました。 これが始まると年寄り病というらしい。
何処に仕舞いこんだか、実はずっと探しているのですが 見つからないんです。 仕舞ったまでは覚えているのですけれど、その場所が分らない。 お花見に一緒した友人も最近同じ兆候が現われてきたとか。 友人は仕舞った場所も覚えていないのに、良く運転するかもしれないなんて 危険なことを考えるものだと言いました。 絶対に運転しない方が良いとも言いました。
私はあなたの運転する車には何があろうと絶対に乗らない!
と言われてしまった。 そうだわねぇ〜、もしもなんて考えるだけ危険かもね。 と言うことで、今現在も免許証は発見されないので失効ということに なりました。 なんだか、頭の隅っこがスッキリしてきた。
ジローは耳が遠くなって、リードで合図をしてやらないと分からなくなりました。 呼んでも聞こえないどころか、明後日の方を見て探しています。 これからはリードが命綱ということで 物忘れ飼い主と耳が遠い老犬とで、どんなハチャメチャな日々が 訪れるのでしょうか?
ジロ母が階上から降りてくることは分かっているので、時間がくると このようにずーーーーっと見上げています。
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