The Five Senses
DiaryINDEX|past|will
| 2002年08月06日(火) |
The view from the balcony |
何をしたかって言うと、 最初から取ってあった休みとキャンセルになったのと合わせて 久しぶりに余裕のある2日間だった。 日曜は仕事の後、知り合いの家に行って 豊平川が見えるバルコニーでパスタを食べ、ワインを飲んだ。 そのあと他の友達と出かける約束だったがその友達が寝過ごしてしまったため それはキャンセルになってしまい…。 あああーぁ。まただよ。 結局その知り合いの家に泊まってその次の日も泊まった。 次ぎの日は二人でグリーンカレーを作ってワインを飲んだ。 夕方頃から雨が降った。 バルコニーに出てロッキングチェア―に座ってボーっと ぬれた道路に反射した車のライトや暗闇の川、 幌平橋の下で花火をしてはしゃぐ人たちを、頭を空っぽにしてただ眺めていた。 そのうちビデオを借りに行こう、と言い出したので、 雨の中出掛ける。 なかなか激しい雨だったので、車に乗って行った。 15minutes, meet the parents。 15minutesを見たけどわけがわからなくて半分寝てたら起こされた。 すがすがしい朝を迎える。 カリカリのフランスパンとスクランブルエッグを作ってくれた。 2人でバルコニーで下の工事現場の人たちを見ながら朝食を食べる。
2日でワインボトル3本空けた。白2本、赤1本。 うぃ〜。 別に…パートナーはテンポラリーでも必要なのかもしれないし 別に後悔とかそういうのはしていない。 ただ、全てテンポラリーでは困るのだけどね。
| 2002年08月02日(金) |
what the inside of your sandwich? |
やっばい。 やばいよ〜、こりぁ。 まったく同じことを繰り返している気がする。 そして、同じことを書きそうな気がする。 まぁ、依存はまっっっっっったくないんだけど。 何であたしが中の島まで行かなきゃならんのだ。 おまえが来い。 しかも、寝ぼけてて中島公園と勘違いして聞いていたし。 いっそ間違えたままのほうがよかったのかも。
*** 毎朝サンドウィッチを作って仕事に持って行くのだけれど、 昨日はレタスがなくて、中に入れるものがトマトしかなかった。 いやー、困った! と、思いながらとりあえず 少し霧がかかった庭にバジルの葉っぱとオレガノとパセリを取りに行ったら なんと、パセリの隣のながっぽそい物体が目に入った。 と思ったらなんと、きゅうりがぶら下がっていた。 その日のパンもちょうど無添加のとてもおいしいパンを使っていて、 トマトと新鮮なキュウリとさわやかな空気を送り込んでくれる ハーブで、激うまサンドウィッチの出来上がり。
| 2002年07月30日(火) |
a fine day |
暑かった。 今日は。 こんなに暑かったのは今年初めてのことだろう。 何度まで上がったかはしらないけど、 とにかく朝から太陽がサンサンと照っていて、 それだけで今日一日の天気がわかるかんじだった。 空港のバイトは休みで、もう一個のバイトがあるのかないのかわからないまま シャワーを浴びたりしてたら、やっぱり電話があって11時に迎えに来るとのこと。 あーあ。 何にも連絡なかったらロクちゃんと庭でひなたぼっこしながら 本でも読もうと思ったのに… 悔しいから、思いっきり南国人の格好をしてバイトに行ったら 案の定、“南の島の人みたい”と言われた。 そんな、天気がよくてかなり機嫌のよい日でした。
| 2002年07月20日(土) |
Spacing out to a day in Harlem |
そう言えば、今日の朝目がさめてから布団の中でボーっとしてたら 急に去年の夏、ハーレムの端っこをぶらぶら歩いている時に見た風景と空気を ふと鮮明に思い出した。 ハーレムの西側だったかなぁ。ストリートの名前は忘れた。 けど、そのストリートを中心に歩いてた気がする。 メインストリートをふらついているわけでもないし、 本当に行く当てもなくぶらぶら歩いてたから 別に思い出すこともないんだけど、 普通のブリックのアパートメントが左側にあって、 ラウンドリーとか髪きり屋とかの店が右側に陳列しているストリートを じりじりと肌に焦げ付く太陽の中、何時ごろだっけ、 確か昼の3時か4時ごろうろうろ歩いてたなぁ、そういえば。 ところでなんでそんなこと急に思い出したんだろう? ま、そんなことを思い出すのに深い意味は全然ないんだけども。
…あと1ヶ月だ。
あ、そういえば”千と千尋”をビデオで見た。 スケールのでかい映画だ。 あれは子供のころ見たかったなぁ。 それにしても宮崎さんの映画は木がものすごい存在感を出していて 絵だとわかっていて見ていても感心してしまう。 まぁ、なかなか面白い映画だった。
| 2002年07月18日(木) |
It's getting "Hot In Here" |
沢木耕太郎の本を読みながら、Hot in Here, Addictiveとか なんちゃらかんちゃらを聴いてた。しばし本を読むのをやめて ボーっと歌詞を聞いてたらなんてぇスケベエなことをいってやがるんだ、 と思わずつっこみたくなるような曲やら make loveを続けざまに言っているような曲とかばっか。 でもメロディーはとっても聴きやすいのでつい聴いてしまう、 そんな曲を聴きながら出勤、ボリュームを少し上げて帰り道でも 同じような曲を聴きながら帰ってくる。 何でこんなのを聴いているかって言うと、 いや、別に意味はない。 ただアメリカのラジオでかかってたのを録音してきただけ。 それにしても、なんでHot in Hereが人気があるのかイマイチわからん。 あの曲はビルボードで一位になるほどいいのか?人気があるのか?なぞー。 あれれ、今思えば、Hot in HereもAddictiveもあと題名はわからないけど 内容はぜ〜んぶエッチイや。それがヒットしてるんだから何とも言いようがない。だって実際音がとってもキャッチ―だからすごく聴きやすいしノリやすい。 疲れたときに聴いて元気になれるのがこういったどうしようもない曲だったりする。癒されるのとはまた違う意味でね。 こういうのは曲のノリと雰囲気だけ楽しめれば結局はいいんだけどね。 きっとこういう曲は空っぽの頭で聴くのがちょうどいいんだな。 でも原点はやっぱり中身、音共に重視して。 そういえば少し前、R.Kelly, Isrie Brothersの曲が出たころ、 あたしはまだ学校の寮に住んでいた。 たまたま学校のカフェでアメ人と一緒に食べていたんだけど その時かかっていたのがこの曲。”Contagious” 妻と、その愛人が夫のいない間になんちゃらかんちゃら、 しかも何も知らない夫が家に帰ってきて誰もいないはずの家なのに、 何か二階で物音がするぞ…あれ、なんだかBaby Girlの声がする… と覗いてみてしまったのがオーマイガーッシュ、なんと妻の浮気現場… 浮気相手の男に対し、ひとの家で一体何やってんだ―という内容の曲。 台詞が入っているので、よく聞いてみると、本当に描写が激しい。 you are contagious. Touch me baby, give me what you've got... だからねぇ。 沈黙。 そのアメ人は何で食事の場でこんな曲を流すんだろうって言ってたな。 確かに。ヒップにホップにやってくれるんだったらいいんだけど 描写がこまやかなものはやっぱ引くんなあ。しかも食事中だったしね。 しかしやっぱばかっぽい曲はバカっぽいっていってもなんだかんだいって 結局結構聴いてたり好きだったりする。
そういえば、あたしの持っているCDで、DJ SpinnaのCDの中に、 Cassandra WilsonというJazz Singerが参加している曲が2曲ぐらいある。 このCassandra wilson, 実を言うと声がとてもハスキーなもんだから ずっと男だと思ってたら女のシンガーだった。 このCDを買った直後から、と言うか、この声がメインで買ったそのCDから 彼女の名前をインターネットで調べてみて声の主が女であることを知った。 そして、彼女のCDを買おうか買わないか迷っている時に たまたま見ていたテレビに彼女が映っていてびっくりした。 こんなにすごい人だとは思いもしなかった。 どうやら現代Jazz singerの中のkey personらしい そりゃそうだろうなぁ。あんな声を持ってたら。 そして日本に帰ってきてタワーレコードのジャズセクションに行くと ちょうど彼女の新しいアルバムが発売されていて、ここまで見せられると もう買うしかないでしょう。 あの渋くて低音な声が本当に存在感を出して、さらにミステリアスな雰囲気を 出している。第一声から人をCassandra worldに引き込んでしまう。 そんな力のある声を持っている。
Blue Light 'Til Dawn
今日は予約数とシート数がほとんど一緒なくらい人が多かった。 死ぬほど疲れていて頭ががんがんする。 とりあえず、7時から12時まで寝た。 それから起きてメールチェックをする。 なんだかこのごろ何を書いているのかもわからない。 メールも、電話のメールさえあまり返していない。 もともと文章が下手なのに、自分で何を書いてるか わからなくなってしまったらお手上げというしか他にない。
いや、むかむかするし、いらいらするし。 ストレスがたまってしょうがない。 なんだか働きっぱなしという言葉に負けて 重荷がどっと肩の上に乗っかって涙まで出てきそうになる。 いや、でも後のことを考えると今がんばんなきゃいけないし。
あぁ。どうにかならないものか。 朝は本当に力が入らなく、身体の機能全てが下に向いている感じだ。 動くとめまいに似た感じがしてふらふらする。 眠いのか。 相当疲れているのだろう。 しかし、貧乏暇なし。 まさに今の私のためにあるような言葉だ。
***
だけど、この間もうひとつのバイトををサボって服を買いに行った。 久しぶりに街に出る。 仕事をはじめて一回も出ていなかったから 1ヶ月くらい外に出ていなかったはず。 くそ〜、ストレスたまるよ―。 たまってるよー。 発散したいよ〜。 でもそれについて行かない自分の身体。 でももうそろそろ遊びどきでしょう。 あー、遊びてぇ。
*** ちょっとしたことで動揺してしまう自分がいる。 何にも知らないのに。 おかしい。 引きずっているのだろうか。 まさかね。 まさかね。 それはありえないんだけど、 どうやらきっともとからtheyに弱いらしい。 theyを見た後ではなんだか悲しくなるんだか なんなんだかわからない気持ちになる。 いや、でもこれはきっと奴が残したトラウマに違いない。 そのトラウマが今もしこりになって心のうちに残っていて 精神的に弱くなったあたしにちょっとしたことで漬け込んできて さらに弱くさせるんだ。きっと。 とにかく、はやく戻ればそれは解消されるかもしれない。
| 2002年07月05日(金) |
"My lips are sealed" |
なんだかこの頃余裕がなくなってきているのが自分でもわかる。 癒されることなくそのままきているのでどんどん磨り減ってきている。 かといって何をする気にもなれない。 とりあえず、この頃かろうじて映画を見ているぐらいだ。 しかし仕事が終わった後に見るので、どうしてもうつらうつらしてしまう。 早くこの生活を抜け出したいと思う…けど、 それは向こうに帰ることを意味するので…。う〜ん。
Jungle Feverを観る。 Wesley Snipe主演、Spike Lee監督、出演。 本当はDo the Right Thingを観たかったのだがなかったので。 実を言うと、大物がちょい役などで多々出演。 ん?なんか見たことある顔と思ったらHarry Bellyだったし, Samuel L. Jacksonはジャンキーな兄役で出演。 2,3分しか出てこないが、Snipeの白人上司役が、 なんか似ていると思ったらTim Robbins 白人、黒人のインターレイシャル リレイションシップ の難しさ、双方から相手への先入観、そして差別。
Snipeが浮気相手の白人女性とふざけてボクシングごっこをしていると、 近所の人に警察を呼ばれ、Snipeがホールドアップされてしまう。 その白人女性は恋人同士だ、とかばうが、黒人のSnipeは白人警官がそれに対して どう反応するか知っているので、懸命にただの友達同士だ、と主張する部分が 人種問題によって妨げられる関係、又そういう風に言わなくてはならない時がある という社会を作り上げられてしまった現状に愕然とした。 1991年、10年前のNYではこんなものだったのかもしれない。 今だって大して変わらないのかもしれないが。
友達の彼氏がカリビアンで、見た目はブラック。彼らが街を歩いていると “ん?アジアンとブラックが一緒に歩いているぞ” と好奇の目や違った目で見られると言っていたのを思い出した。
Spike Leeの映画は主に黒人が直面してきたつらい歴史を引きずっているアメリカ の現代における人種問題を様々な方向から描いていて、よくドキッとさせられる 過激な台詞や場面が出てくる。多少黒人主義的な部分もあるのも確かだが、 黒人が受けてきた侮辱、苦しみや歴史などをそこから感じ取れる。 今回の映画も然り。
成り行きで白人女性と不倫をしてしまった妻子ある黒人の有望建築家が、 異人種間の恋愛の困難に気づいて行き、結局は元に戻っていく話。 ただの不倫映画で昼のメロドラマになり兼ねない題材なのだが、 そこに人種問題を取り入れ、Spikeの鋭い観点から描くことによって 彼自身の映画ができあがっている。 また、不倫相手の白人女性と付き合っていた人が彼女に振られ、 しかも黒人と付き合っていることにショックに沈んでいたのが、 最後にはその女性が戻ってきてまたやり直そうというのを断り、 今度は自分がいつも自分の店に来るきれいな黒人女性と付き合う、 と言う皮肉などもたっぷりと織り込んである。う〜ん。
総合的に見て大した映画じゃないと思うのだが、 黒人の女の人たちだけで黒人の男について話しているシーンは、 納得したり共感する部分がかなりあっておもしろかった。
そして、ミュージック バイ Stevie Wonder.
いや、書いた割に大した事はない映画なのだけど、 Spikeサンの映画の中では。 他に見たのでは、Get On The Bus, Clockers、そして話題作のMalcolm X. またこの次ぎに書こう。
つかれた… 休みもなく働きっぱし。 しかも、この笑いは疲れる。 愛想笑いはしてないつもりなのに、 どうもあたしは根っから社交性にかけてるらしく、 人が大勢いるところでは、気を使ったりしてかなり疲れてしまう。 2倍疲れがたまる。 そして、掛け持ちのバイトで休みが全くない状態で、 このままどうにかやって行けるだろうか? あと2ヶ月。早く戻りたい気もする。
空港でのバイトは実際なれるのに ものすごい時間がかかった。 実際みんなあたしが戻ったことに歓迎してくれるのだが、 それがしばしば重荷に感じるほどだった。 まぁ、他のバイトをけってまで選んだのだから、 きちんと楽しみながらやろうとは思うのだが。
自分が変わったのか? そこではあたしは笑っている顔を作っているようだ。 前のときはもっと心から楽しんだような気もするが? どうなんだろう。 自分を取り巻いていた状況があまりにも変化しすぎて、 もし自分が1年前と変わっていたとしても、 その過程の中では全然気づかず、 その結果を見てやっとなんとなくわかる。
飲み会? それだけは勘弁だ…
| 2002年06月18日(火) |
Tatoo on her back |
このあいだ、背中にタトゥーをしている人を見た。 本物だ、と本人は満足げに、自慢さえ含んだ口調で言う。 人それぞれなのだが、 う〜ん。はっきり言って趣味が悪い。 こんなことを言う権利はあたしにはないのだけれども。 普通の女の子なんだけど、観音様の絵がどーんと背中に大きくある。 はっきり言って引いたよ。 これはどうしたっておしゃれじゃないよなぁ。観音様か… ありがたみはあるのかもしれないけどね。 一応すごいねーって言っといたけど、ある意味すごいよ。まじで。
しかしながら、人のことは言えない。 あたしのタトゥーもまじ失敗だ。 何であんなに急いだのか。 次行った時にじっくり探せばよかったものの、 一日中タトゥー屋を周りまくり、 シンプルなアフリカンかアジアンテイストのデザインを探していたのだが、 結局あまりいいものがなく、妥協してしまった。 街行く人のを見て、人がしているのは気に入ったのをたくさん発見したが、 いざ店を周ってみると、あまり気に入ったのが見つからない。 周った場所が悪かったのかなぁ? 足首あたりにやりたかったのだが、 就職したときのことなどを考えるとどうしてもできなかった。 そういった障害があり、今の場所になってしまったのだが… できることならとって付け替えたい。 しかしながら桜って… どおりであの店員が ”I like cherry blossom, I like cherry blossom!” って力説してると思ったら… これは桜の花だったのか。 それさえも知らずにまぁ、これでもぉいいや って感覚でほいほい決めてしまった。あーぁ。 そんなこんなで、あたしの肩には花がいつも咲いている。
| 2002年06月15日(土) |
Soccor fever |
昨日はのワールドカップはきっと現象だったに違いない。 カウンター前や待合ロビーや、空港中のテレビが ワールドカップを放映し、人々がその前に集まっている。 あたしは前半部分は仕事中だったのだがちょうど ロビーのテレビの見れるところに入っていたため ちらりちらりを見ていたのだが、やっぱり仕事中なのでイマイチよくわからない。 ハーフタイムの終わりに仕事が終わり、 急いで更衣室に行って着替えていると、 隣の休憩室からものすごい歓声が聞こえてきた。 入れたのか!?入られたのか!? 車で人を待たせていたので覗きにも行けず、 走って車のところまで走るのだが、 その途中の人だかりのところへ少し立ち寄りテレビを覗く。 見てみるとなんと、日本に1点入っている! あぁ、その瞬間を着替えで見逃してしまった… とりあえず、車に飛び乗り急いで帰途につく。 驚いたことに、空港周辺を除くと車や人通りが普段よりずっと少ない。 これを現象と呼ぶ以外に何と呼ぶ?
夜は性懲りもなくススキノへ行った。 しかしながら体調はどうやらまだ先週の出来事から 完全ではなく不発に終わり、結局3時ごろ帰宅。 しかし何で、日本の地下鉄は24時間やっていないんだろう? 不便極まりない。
日本列島お祭り騒ぎだ。 しかし、終わった後に何が残るのか? そしてこの祭りが開催されている中でももちろん 時は流れており、情勢は変化しつづけ、 ほかの国ではワールドカップどころじゃないような緊張状態に陥ったりしている。 サッカーで隠れてしまっているほかの情報は それが終わった後、どう受け止められ、どう処理されるのか。
|