The Five Senses
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| 2004年05月24日(月) |
Diesel/Zink Jeans |
まるでアドバタイズしているかのように 2人そろってディーゼルの、しかも全く同じデザインのジーンズを穿いているのは 一体どうなのだろうか。歩く広告ですか、私たちは。 相手に指摘されたときにさっさと換えればよかったのだが せかされていたので換えることもできず、そのまま一緒に外へ出る。 まぁ1日中一緒にいたわけではないし、デザインが同じでも 性別が違っているので、まぁあまりわかるものではないだろう。
本日のブランチ。 アルファルファ、スモークサーモン、オニオンスライス、トマト、 バジルとミックスサラダを不器用に切られたライ麦パンにはさんだサンドウィッチ。 サラダ、マスカット、オレンジジュース。
もう片方の人はそのサンドウィッチに スパイスを振りかけたオリーブオイルに浸して食べている。 料理用のオリーブオイルがなかったので、サラダ用のオリーブオイルを使わせると あっという間になくなってしまった。
ブランチを済ませ、あわただしく学校へ向かう準備をする。 学校に着き30分ほど教科書を読むが、 昨日夜3時ごろまで洗濯物をしていた疲れが出て 机の上に突っ伏して寝てしまう。 4時に待ち合わせをしていたENDが1時間遅れで図書館に到着、 彼女のおかげで休んだ授業のノートなど、いろいろな情報が手に入った。感謝。 2人で8時まで勉強、帰宅。 これから一晩でペーパーを仕上げなければならない。
| 2004年05月20日(木) |
My stomach |
昨日は学校へ行くときにアパートの階段から転げ落ち、 痛さでしばらくうずくまっていたら、アパートの修理をしていたおじさんたちに 救急車を呼ぶか??と聞かれたので、がんばって立ち上がり外へ出る。 尾てい骨は痛いし頭も打ってボーっとするけど ペーパー提出があるので家の近くでキャブを拾って学校へ行く。 学校に着いたらたってもいられないほどの腹痛に見舞われ、 セキュリティーの人に助けを求め、校内にあるヘルスセンターに連れて行かれ、 そこで横になっていたら大分落ち着いたが、救急車を呼ばれた。 立つとどうも痛くなるので、救急隊員に説得され迷った挙句、救急車に乗る。 しかも担架ではなく、自分で歩いて。 病院に着くはいいが、おなかの痛さに待ち時間を待っていられなくて 自分で薬を買ってベッドに横になったほうが早いと思い、勝手に病院から脱出。
キャブを捕まえ、家にたどり着くが家に薬がない。 あると思った薬は期限切れ。常用している胃薬の箱は3つとも空。 ハーレムエリアに住んでいる人に神頼みで電話をし、JSNが出た。 んが、ダウンタウンのオフィスにいるらしい。 しかし薬を買ってきてくれるとの事。いいやつだ。
20分で来るといったのに、来ない。いつまでたっても来ない。 1時間待って痛みがひかないしJSNもこないので、恨みながら 自力で近所の薬屋へ行き、胃酸抑制剤を買い、その場で飲ませてもらう。 おばちゃんが、この薬よ、この味が一番いい味よ。といってくれた その薬は白いどろどろの液体で甘いミント味。オエ。 でかいボトルでくれたがもう2度と飲まないだろう。 前にLNDが買ってくれたアメリカではワイドスプレッドな胃薬はピンク色。 まるで絵の具を飲んでいるようで、飲むのにかなり抵抗がある。 そして味はやっぱり甘いミント味。
その夜裏切り者JSNから電話がある。 どうやら警察に引っかかっていたらしく、痛みが全くひいた12時ごろに 薬屋のおばちゃんが選んだものと同じ薬を家に持ってきてくれた。 2度と飲まないだろう薬が2つ。
階段から転げ落ちたせいで今日は体全体が痛い。 それにしても腹痛の原因は 睡眠不足、ストレス、カフェインの取りすぎ、不規則な食生活。 のための胃酸過多に間違いない。絶対そう。いつもそう。 ついでに先週末は胃が弱っているのを知りながらも 久しぶりだったのでビールや酒を飲んだ。
少し胃をいたわるか。。。
いやはや、そんなこったろうと思ったけれどまさか本当にそうだとは・・。
最近再び連絡を取り出し、北大で遺伝子学について研究している彼は 今度本を出版する予定だ。これを読んで君も興味が湧くはず、と言って 何か私にメールでドキュメントを送ってきた。 まさかこの私に、そんな専門的なことを読めと言うのか。 題でさえ意味が読み取れないのに。
11ページと意外に短いが、RNAだのなんだかものすごいわけのわからない記号と数字が陳列し、 見るだけで寝てしまいそうなペーパー。 しかも今はこれの第二章について書いているらしい。 あぁ、私にこれについて興味を持てと?? ちなみに彼は育てているパラサイトに3日に一度は餌をあげなくてはいけないので 自分の国にも3年ほど帰っていないのだ。。 ぎょえぇ〜、君がパラサイトにパラサイトしているんじゃないか?
まぁ、せっかくなので時間ができたら葛藤しながら読むけど 私の今書いているペーパーを送れというのは勘弁して欲しい。
| 2004年05月12日(水) |
This world |
モラルとはなんだ 人権とはなんだ 常識とはなんだ
そんなものにユニバーサルな法律はない。
荒れ狂う人の脅威に歯止めをかけるものはないのか。 ただ、泥沼のこのサイクルに無念の思いで頭をもたげる。
モラルとは。。。なんなのだ。
目には目を 歯には歯を・・・
| 2004年05月10日(月) |
Starbucks@125th St. |
ライブラリへ行き、リサーチペーパー用の本10冊を借りる。 しかもパソコンまで持って行ったもんだから、借りるカウンターに行く時点でばらばらと本を落とす。 本で閉まらないバッグを肩にかけ、片手にパソコン、もう片方には本4冊抱えて ひーひー言いながら学校を出る。 朱色のシャツにDiezelのブルージーンズ、ピンクのフリップフロップで、 よろよろとハーレムを歩く。 125丁目のスタバでクランブケーキを買おうとバスを降り、 両手がふさがったままドアを開けようとすると、後ろにいた少年が さっとドアを開けてくれたので、礼を言う。 店内で重い荷物を降ろし、ケーキを買おうとすると、 注文をとっていた店員の若い兄さんが”君は子供いるの?”と聞いてきた。 ショック。そんな歳に見えたかしら?と思ったけど、まぁティーンマザーが 今だたくさんいるこのハーレムでは私の歳で子供がいてもおかしくない。 ”今日は母の日だから、母親はいい思いをするはずだよね。” そうだ。今日が母の日だ。 地下鉄でもどこでもお母さんらしき人はみんな花束を持ち、そこら辺の小学生らしき子供たちも お母さんに上げる花束を路上で花束を売るラティーノから買っているのをちらほら見た。 私もインターネットで花を贈ったが、結構前に一体いつが母の日なのだか いまいちしっくり来ないまま送ったのであまり気にしていなかった。 ”このケーキは君のお母さんに?”と冗談半分で言って来たので 笑って花を贈ったことを話し、このケーキは自分用のだ、と付け加える。
スタバに入る時ドアを開けてくれた少年が、私がテーブルに置いた本に興味があったらしく ”君はエイズのクラスか何か取っているの?”と聞いてきた。 今日借りてきたものは、エイズと国連の関係のリサーチペーパーのためのエイズ関係の本10冊。 彼は何か授業でエイズのプレゼンをしなくちゃならないらしい。 何のクラスで使うの?聞かれたので、ポリティカルサイエンスよ。と答える。 中学生か高校生ぐらいに見えないその彼は、そう、ただいい文献や ウェブサイトがあれば教えてもらおうと思ってただ聞いてみただけだよ、ありがとう。と礼を言って去る。
私はまた肩に重たいバッグをかけ、片手にパソコンを持ち、もう片方に本を抱え、 わずかに空いている手と足を駆使してドアを開け、 日曜の夕方の、どことなくのんびりとしたハーレムのストリートへ出る。
| 2004年05月08日(土) |
Anti-America |
この国の人間はどこかおかしいのではないか。 なぜ彼が今だ支持されているのかわからない。 あの彼が言い訳とした言葉の裏をつくより、 そのまま受け取り心を動かされるのだろうか。 パトリオット精神を煽り、その活動力でほかの国を潰しかけていることに気づかないのか。
世界は、全く混沌としている。
本当にあきれてしまうほど自分の今あるパワーを思うままに使う自分勝手なまでの行動、 そしてそのパワーに自惚れ、誇りに思う人々。 なぜ中東の人間がアメリカを嫌うのか、根本的問題を考えようともせず、 ただ自分たちを敵視するものを破壊していこうというその精神。
この国はマフィアと全く変わりないやり方でほかの国を巻き込み、 静かに、見えない手を加えてゆき、気づいた頃にはいつの間にかアメリカナイズドされている。 甘い蜜を差し出し、その代わりにその国の大事なもの、 物質的なものだけではなく精神的なものまでをも奪っていき、洗脳する とても有効でクレバーで汚い手口で相手を自分の手中に入れてゆく。
9/11のテロが国民に刺激を与え、ニュースペーパーでも ”なぜ彼らは私たちを嫌うのか?”と言う見出しも出た。 しかし結局この事件はさらに彼らのパトリオット精神を駆り立て、 ブッシュをヒーローに仕立て上げる。
気づかないのか。小さな日常の行為がテロリストを育てているのを。 偽ブランドバックやドラッグなどのほとんどが資金につながっていると言うのだから、 彼らの敵は自分自身で育て上げた怪物と言っても過言ではないだろう。
こういう話題は刺激がありすぎて、社会や人に対して不信を抱いてしまうので あまり触れないようにしているのだが、今回ブッシュが送るアメリカ兵がイラク人捕虜を 拷問にかけ、自白させていたのが明らかになったにもかかわらず、 国民はいまだブッシュを支持していると言うニュースを見てしまい、もう驚愕。 言葉も出ず。
この国がいつまでもヘジェモニーを保ち、世界の絶対的パワーを気取っているのなら この世は自然の成り行きよりも少なくとも1世紀は早く終わってしまうだろう。
| 2004年05月06日(木) |
Mundo Brasil |
一体何のために椅子がある? 何のために床がある??
今の私はベッドで寝る資格なんてあるわけがないのに、 それでも疲れた身体はベッドの誘惑に勝てず 文字が書かれた紙を片手に、顔も洗わず着替えもせずに誘われるままに倒れこみ、 気がつくと電気もいつの間にか消えていて、自然の光が窓から入る時間になっていた。 あほか、自分。 スタミナ飲料、レッドブルはもはや何の効果ももたらさず。 効かないのを知っていながらあんなものを4本も買ってしまい、全く金の無駄遣い。 一体何を考えていたのだか。
今週のitune購入音楽。 Hi-Fedility House Imprint5。最初の曲が気に入ってアルバム全てを購入。 頭の中からMundo Brasilと歌っているように聞こえる曲が離れない。 Nina Simonの声にしびれ、Verve Remixed2,Verve Unremixed2の中の曲をいくつか選んでダウンロード。
大体が、こんなことをしている暇もないのでペーパーをやってやるぜ。
いい加減日本へ帰ってみたい。
ロクちゃんにもあいたいし、プチプチしたいくら丼も食べたいし、 友達にも会いたいし、買い物もしたい。 目的は遊びなんだけどもさ、どうせ。
しかし 帰る暇がない。 帰る金がない。 帰ってくるビザがない。
なぜ自分の国へ帰れないのだ、こんちくしょうめ。
フガガガンガ。
やる気ゼロ。 とりあえず久しく連絡を取っていない方々にメールを書いて送りまくる。 いまさらベリーズのことを書いて、思い出に浸る、まさに現実逃避。 半年ぐらい前に連絡を途絶えさせた、なんとあの人にメールを書く。 どんなメールかっていうと んまぁ、ゲーム再開しましょ ッてメール。 何のゲームかっていうと、まさに人生ゲーム。 それだけ余裕が出たって事。 返事来ないかな〜。来たら面白いのにな〜。
昨日はあんなに寝たのに今日も寝すぎで11時までグースカ百年寝たろう。 山積みになっているアサイメントと面と向かう勇気も出ないまま、 もう1日も半分過ぎてるし。こうやって逃避ばっかして時だけは流れる。 週末に雨だと家に引きこもりだからいいんだけど、この頃週末は必ず晴れるし。 とにかくやる気ゼロパーセント、マイナス100パーセントで 一体これからどう処理していくのだかマジ見もの。腕の見せ所?
金曜日はLNDが夜中に来て、チープな喧嘩のようなものをし、 まぁそれもこれまた安っぽいメロドラマのようなもの。そしてそれを突っ込まれ、あきれ返る。 しかしながらこの後、頼んでいたCDをゲットできるかどうか不安です。 私が持っているハウスのCDたちは少し聞き飽きたし。 っつーか、Body&Soul vol.4のCalynのJoe Claussel Remixが聴きたいのさ。 あんな腹に響くドラムの音を、すばらしいブラジリアンリミックスを、 ipodのイヤフォンで終らせたくない。あれを聴きながら部屋を掃除して料理したいのに。 貸せ、電話シカトすんなよ、ばかやろう。
土曜日は土曜日で日本から来ていた友達とディナーへ行き、 遅くなってしまったので夜に家に来ると言っていたCRGはもう来ないと思って 時間を気にせずふらついていたら、1時くらいにまた電話があって シカトしたらボイスメールにまだ帰らんのか〜、と疲れ果てた声でメッセージが。。来る予定だったのか。。
ハイネケンもしばらく買っていないからビールが飲みたい時に冷蔵庫にビールがない。 ビールって飲みたい時に飲まなきゃおいしくないし、 逆に飲みたい時にないとがっくりするので冷蔵庫の常備ドリンクの中の一つだったのに。 1ダース13ドルで近くのスーパーに売っているけど 重くてうちまで運ぶのは大変だからCRGがいるときに買おうとしてるんだけどなぁ。 やつは家に来ると電球換えたり、死んだ虫取ったり、エアコン下ろしてもらったり、 ベッド組み立てたり、ブラインド張ってもらったり、必ず何かやってもらっていてなかなか心強い。 って言うか、そのために来てもらう。 もう少し近くに住んでいればなぁ。近所で、困ったときに電話したらすぐ来てくれる頼もしい人はいないかね?
今年はパステルカラーのチューブの上着が流行っているらしいね。 天気が良い土曜日、外に出るとぶすっこちゃんもかわいこちゃんもみんな着ていた。 あれは少し小柄なラティーノのかわいい姉ちゃんが来たら絶対かわいい。 そこら辺の勘違いむっちり白人に着られても何もそそられないよ。 ミニスカートは今年も流行。ぎりっぎりのミニだから、見逃さないように目がそちらへ釘付け。 夏はやっぱりいいねぇ。ビールはうまいし、目の保養も潤いまくり。 オヤジ根性丸出し23歳、シティーサイコー、人生万歳。
何が山積みって、 リリジョン、5枚ペーパー明日まで 2枚ペーパー、木曜まで サイコロジー、Take home Exam 明日まで エキストラクレジット、まだ余裕あり。 ポリサイ、 金曜ファイナルテスト 20枚リサーチペーパー、来週金曜。
自分で書いてて手が震えるね。ガクガクブルブル。 これら全て白紙。頭の中も真っ白け。 全く私のレイジネスには誰もかなわないでしょ? おし、袖でもまくっていっちょやってやるぜ、ベイビー。
全く、金曜の夜は午前1時過ぎに訪れ、4時頃帰っていこうとしたLNDに Fuck You と言う最後の言葉を言いそうになった。
その次の日は日本から来た友達となんと4年ぶりの再会。 月日がたつのは早いものだとつくづく実感。
今日、日曜日は久しぶりに遅くまで寝る。 普段7時か8時におきるのに、今日は金曜にあまり寝られなかったのがきたのか、 10時まで寝て、12時まで布団の中でごろごろ。 ようやく起き上がってシャワーを浴びて気がつくと朝降っていた雨が上がり、 青空が見えて妙に暑い。
クッキング開始。 Bob Marley,Peter Toshをかけ、ラムコークを飲み、よっぱらいながら 前日買ったえびを湯がき、ディル、パセリ、にんにく少々、 玉ねぎものすごい少々、オリーブオイルであえ、サラダの付け合せように準備。 ものすごいうまい。Exdosが流れる中、一人で感激。 そのほか、Tabouliサラダを作り、パスタソースを作ろうと思ったが、 トマト缶がないので近所のスーパーまで買いに行く。 昼間から全くの酔っ払い。気持ちがいい。 にんにくを刻み、マッシュルームを千切りし、トマトを鍋に入れ バジル、コンソメ、月桂樹で味をつけ、煮込む。 これでワインがあったら味が全然違うのだが、日曜はリカーショップは休みなのであきらめる。 煮込んでいる間、天気がよいのでラムコークを持ち屋上に登り、寝る。 時代遅れにタバコを吸う。 よった勢いでJSNに電話をする。
なんとも青い空で、遠くから流れてくるPeter Toshのレゲエを耳に 寝そべりながら飛行機が行き来するのを見送る。 今日もベリーズへ人が行くのかと、心の中で手を振りながら。
気がつくとベッドの中で、夜8時。 どうやったらこんなに時が早く過ぎるのか。
書くのが面倒になった。今日はもうやめ。
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