オモフトコロアリ。
past / will
2001年03月06日(火) 転ぶ名残。 

昨日したたかに打ち付けた左手首に、まだ赤みが残っている本日。
そこから肘に続く筋が腫れてしまっている。
体が硬いものだから、衝撃を吸収しきれないらしい。
右腕の腱鞘炎もまだ治まりきっていないというのに、
反対の腕まで痛めてしまってどうするのだ。
そんなこんなで今日は大したこともできず、従って書くことも余りない。
だから読書記録をば。

3月に入ってからは、ずっと「剣客商売」池波正太郎を読み進めている。
1日の32冊目「剣客商売」に始まり、
33冊目「剣客商売2 辻斬り」
34冊目「剣客商売3 陽炎の男」を経て、
35冊目「剣客商売4 天魔」にかかったところだ。
このシリーズは「鬼平犯科帳」「藤枝梅安」と並ぶ、
池波正太郎の三大シリーズといわれているだけあって、本当に面白い。
人物の描写が細やかで、洒脱な台詞回しに流麗な言葉遣い、
季節感や味を「まざまざと」感じさせる文章など、
作者池波正太郎の魅力を一手に集約した物語である。

面白い本は読み進むのも早い。
楽しい反面、すぐに読み終えてしまうのが寂しくもある今日この頃である。

2001年03月05日(月) 転ぶ私。 

私はよく転ぶ方である。
もともとが不注意なのだが、どうもバランス感覚が良くないらしい。
何もない真っ平らなところでも転ぶのだから、
段差があれば必ず蹴つまずくのである。
何年か前の大風の日には、家の前の道路で転んで、
道路の端から端まで転がっていったことがある。
恥ずかしいことに、そこへ近所の人が通りかかったのだが、
一瞬の逡巡の後、見て見ぬ振りをしてくれた。

なぜこんな話しをしているかというと、今朝もやったのである。
上りホームの電車が動くのを見て、
「出て行くところか、入ってきたところか?」などと、
そちらを注視しながら階段を駆け上がったりしたのが良くなかった。
案の定蹴つまずいて右膝と左手を強打したのだ。
その場は恥ずかしくてそのまま駆け去ったが、
会社についてから見ると、どちらも見事に腫れている。
いい年をして派手にやったものである。(馬鹿)

2001年03月04日(日) 卒業式。 

小学校・中学校・高校・大学と4回の卒業式を経験した私であるが、
卒業式自体が思い出に残っていると言うことは余りない。
クラスの女子生徒の大半が涙する中で、独り醒めた目で視ていた口である。
印象に残った事はと言えば、
高校の時は式の会場だった体育館がやたらと寒く、
早く終わることをひたすら願っていたことくらいだろうか。
大学時代の卒業式も式自体の印象は薄い。
強烈に覚えているのは、財布がピンチだったことだけである。

ここを逃したら一生着る機会がないかも知れないと言うので、
ご多分に漏れず、私も着物に袴という姿で卒業式に出たのだ。
自分で着付けができないので美容院を頼んだのだが、ここが鬼門だった。
着付け代が予想以上にかかったため財布が空になってしまったのだ。
それでもその時点では私にも余裕があった。
途中でおろせばいいや、と言う程度だったのである。
それが真っ青になったのは、会場となった武道館近くの銀行に入った時だ。
「…カードがない!」
この時、所持金実に300数十円だったと記憶している。
財布の中身が気になって、式でのありがたいお話は全く頭に入らなかった。
卒業生だとかで相当右がかった政治家が来賓に来て長々と話していたから、
ある意味それで良かったのかも知れないのだが、
その時はそれどころではなかった。
幸い謝恩会会場が当時のアルバイト先から目と鼻の位置にあったため、
そこで借りて事なきを得たのだが…。

それにしても1月の94円状態といい、
貧乏話には事欠かないのが大人として少し寂しい気がするのは、
気のせいではないと思う…。

2001年03月03日(土) 観光スポット。 

私はいわゆる「観光スポット」と言う奴が嫌いである。
人が多かったり、物価が高かったり、
何をやるにも行列に並ばされたりするのが億劫なのだ。
何でわざわざ出かけて行ってまでそんな不便を忍ばねばならないのか。
とくに近場になるとその傾向が強い。
上記の理由にいつでも行けるから別にいいや、と言うのが加わるからだ。
だからネズミの親分がいる国やら、
すぐに液状化を起こしそうな海辺やらにも殆ど足を運んだことがない。

その私が何やら急に思い立って、「少しだけ話題」のスポットに行って来た。
さいたま新都心である。昨年の9月にオープンしたものの、
今まで1度も行ったことがなかったからだ。
行ってみて驚いた。殆ど何もないのである。
まだあちこち工事中ということもあり、見るべきところが極端に少ない。
せいぜいファンだけが楽しいジョン・レノンミュージアムと、
あちこちに立ち並ぶ怪しいオブジェくらいといったところだ。
丸の内やら霞ヶ関の雰囲気を田舎にしたらあんな感じだろう。

子守の前のリフレッシュに、と思って立ち寄ったのだが、
とんだ骨折り損であった…。ため息。

2001年03月02日(金) 1日遅れ。 

でも何とか更新完了。あまり満足のいく出来とは言い難いが、
それでも更新できたことでヨシとする。
明日は姉のところで子供の面倒を見なければならないので、
日記の更新は明後日まとめてしようと思っている。
明日の日記も1日遅れとなってしまうらしい。

実のところ、私は子供が嫌いである。きっぱり。
こちらの言葉は通じないのに、向こうの言いたいことは解るのが腹が立つ。
相手が何を言っているのか解らない分、
動物相手の方が気が楽だと思うのは私だけだろうか?
そんな私が明日は子守だなんて…。
今から既にブルーである。

2001年03月01日(木) 腕。 

いきなり来ました、腱鞘炎。私の場合さっきまで何ともなかったのに、
いきなりペンを取り落とすほどの痛みが走るから、少し困る。
おかげで夕刻からは仕事にならなかった。
実を言うと今も右腕は動かないので、左腕1本での入力である。
それでもほぼブラインドで行けるのだから、
若い頃覚えた技術というのは素晴らしいと思う。
スピードが大分落ちるのは仕方のないところだが。

そんなこんなで、サイトの更新は後回し。
更新できるほど左腕を酷使したら、そっちまでおかしくなってしまう。
それでも明日中には更新したいとは思っている。
新たなネタ本を手に入れたことでもあるし。

さて今回の読書記録。2月中は結局31冊目で打ち止めとなった。
今日から32冊目「剣客商売」池波正太郎を読んでいる。
引っ越しをする友人から約定の時代小説が届いたのである。
何冊か既読のものもあったのだが、
面白いものだから機会があれば読み返してみても良いと思っている。
しばらく図書館に行かなくとも読み物に困らない、
幸せな日常がおくれそうである。

2001年02月28日(水) 最近気がついたこと。 

私が最近気づいたこと。それは「毛穴によって毛の伸びる早さが違うらしい」ということである。

ある晩のこと、恋人が「何かついてるよ」と、
私の口の脇についた糸くずを取ろうとした。
ところがそれは糸くずではなかったのである。
イキナリ引っ張られて私はひどく痛かった。そう、ヒゲだっただ。
産毛の様な細い毛が、その1本だけ2cm程も伸びていたのだ。
そのヒゲのせいで今でもからかわれる。
あちこち身体をぶつけたり、転んだりするginにむかって、
「やっぱりヒゲを切っちゃうとダメなんだね」
わたしゃネコかい!

閑話休題。

話しはそれだけでは終わらない。
それから半月ほど経ったある日、化粧をしようと鏡を見たときに、私は見た!
ちょうど同じ毛穴からまた毛が1cm弱の長さまで伸びているのを…。
その1本だけ明らかに他より長い。
どう考えてもその毛だけ成長が早いとしか思えない。

そして最初に戻るわけである。

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