朝早起きして、ライプツィヒヘ。 朝9時から2時間、ばっちりとブラームスのビオラソナタ、レッスン受けてきました。
私の室内楽の先生、シュヴァルツロックさん、という若い男の先生なのですが、 なかなか、熱いレッスンをしてくれるのです。 私は、実は初めて彼に付いた時から、彼の音の出し方やタッチのテクニック、腕の使い方などは好きではなかったのですが(実際音があまり飛ばない)、そことは別に、音楽全体の構成の仕方、曲をおもしろくするアイディアなどは、レッスンを重ねるごとに、いいなぁ、と思えてきておりまして。 思いも付かなかったことに、気付かせてくれるというか。 例えば、対比を大げさにしてみたり、隠れていたフレーズをわざと前面に持ってきたり。 以前は、「少しクドイよなー。田舎くさくないか?」なんて思うような、恥ずかしくなるくらいの熱くルバートをかける音楽作りもよくやっていたんだけど、最近はそういうところがちょっとなくなって、結構洗練させたすっきりとした音楽を、生徒にも提案してくれるのです。
ということで、今回のレッスンも、なかなかおもしろかった。 なによりも、若くて体力もあるし、意欲的なので、2時間レッスンでも飽きないんですね。ものすごく熱心に、楽しくレッスンしてくれる。 彼自身がレッスンしていて本当に楽しそうなのが、こっちとしても嬉しい事で。 私の専科のピアノのほうの教授とは大違いだ(笑)。まあ、教授のほうの音楽的センスは、私も信頼はしているのですがね。なにしろ、気分屋だから、レッスンにムラがあって・・。 まあ、教える立場というのは、難しいものですね。
朝早くからはるばるライプツィヒまで一緒に来てくれたビオラさんに感謝。
即興演奏の授業も終えて、ベルリンに速攻帰ってきて、夜はベルリンフィルを聴きに行きました。 演奏会で、ある友人に偶然会い、なんとなく話しているうちに「ああ、最近こうやって外の人たちとゆっくりお話してなかったなー。」と。 なんだか小さな対人関係の中でここ一週間過ごしてきたなー。 たまには、こうやって、新鮮な人付き合いもしなくちゃな。
この夏、8月半ばから2つほど、イタリアの講習会に参加しようと思っているのです。 一つは、私のライプツィヒの先生が、イタリアのおいしいワイン生産地で開くもの。 そして、その後、もう一つイタリア国内のものに参加して、それからちょっとイタリア旅行する予定。
まあ、旅行についてはまだまだ未定なんだけど、とにかく講習会の申し込みを済まさなくては、と、この一週間ほどウダウダと準備していたのですが。 こういうのって、めんどくさいんですよ。 まず、イタリアなので、履歴書を英語で書かなくてはならない。 ドイツ語では何度も書いているので、大丈夫なんだけど、英語ではどうやって書くんだっけな、と、四苦八苦。
そして、ビックリしたのが、入金方法なんですがね。 講習会するくらいなら、専用の口座を作って、振り込ませるのが普通でしょうに、なんと、郵便為替で送れ、とのこと。 さすが、イタリア。 そしてですねぇ。やっぱり、国際送金なので、手数料が思った以上に高いのですよ。 講習会費用450ユーロを送るために、25ユーロ・・。 んー、イタイ。 手持ちのお金がなくなりそうで、ヒヤヒヤしました。
いやいや、でも、考えてみると、日本に一時帰国するまであと一ヶ月ほど。 そして2ヵ月後にはイタリアか。 意外と、のんびり出来ないじゃないの。 ああ、月日が過ぎるのは早いものだー。
明日は日帰りライプツィヒ。 朝6時の電車です。寝なくちゃ。
この前の我が家でのパーティーの様子を、ところどころビデオカメラで撮っていたのです。 で、改めてそれを見ると・・・。
恥ずかしいもんですねー!!!
酔っぱらって皆に絡んでいる自分を、醒めーた目で見ると、もう、穴があったら入りたい、という心境でございます。 私、場の雰囲気、読めてねー・・・。 嵐のようにその場にやってきて、嵐のように皆をかき回して、嵐のように去っていく自分の姿は、もう、笑うしかありません。 恥ずかしーーーーー!
いや、もちろん、酔っていないときは、普通にまともに、話をしているんですがね。
しかし、パーティーの様子をビデオに撮ったりするのは、大学時代にもやっていたけど、あの頃はもっと面白かったぞ。 この歳にもなって、飲み会をビデオに撮るのは、やっぱりノリとして間違っていたのでしょうか・・・。 結構、嫌がっていた男の人もいたしなぁ。もっと、メンバーを考えてああいう事はするべきでございました。
・・・ま、おもしろかったんだけどね。
最近、トランプにハマっているのです。 2週間ほど前に、友人宅で「大貧民」をして以来、なんとなくトランプブームでして。 最近覚えたのは、「コパック」。二人用のゲーム。 これが、なかなか頭を使うので、おもしろいのですよ。 遊び方はこちら。
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