LORANの日記
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2004年07月19日(月) |
親が子供に残したものは |
むかし、そんな歌があったような気がします。
親が子供を自分の分身と思い、愛情を注ぐのは当然だと思います。 自分の子供時代にできなかった習い事や教育に熱心になるのもわかります。 持ち物やおしゃれにもお金をかけてあげたいのもわかります。
子供を通して、子供時代にできなかったことを擬似体験しているのでしょう。
子供に少しでも楽な生活をさせてあげたいと思い、家を建てたりお金を溜めたり します。
それも決して悪いとは言えません。
親が生活のために夢中で働いてきた結果、生活は楽になりましたが、環境やエネルギーなど様々な問題が発生しました。まったなしの対策が必要です。
自分の家族だけが幸せになればいいと思っていましたが、地球規模、人類全体の 存亡がかっています。
ゴミだらけの地球、熱帯雨林などを伐採してしまった地球、大気汚染や有毒ガスに包まれた地球、石油などエネルギーが枯渇した地球、・・・。
そんな地球をもらった子供は喜ぶのでしょうか?
自分にレッテルを貼っている人が多いですね。
「そんなことできっこない。」 「どうせやっても無駄。」 「私には関係ない。」
「自分は幸せになる資格がありません。」というレッテルです。 どうして自分が幸せになることを拒絶するのでしょう。
そう言うと、「え〜! そんなこと言うわけないでしょ。」と答えるでしょうね。
でも、行動や言動を見ていると、そうとしか思えないのです。
あなたは夢がありますか? その夢は実現すると信じていますか? その夢はいつ実現しますか? その夢の実現のために、あなたは毎日なにをしていますか? 1日に何時間をその実現のために使っていますか? あなたはその夢が実現した世界にふさわしい人ですか?
あなたが幸せになりたければ、その幸せにふさわしい人にならなければなりません。 その努力を毎日続けなければなりません。 不断の努力をしないで幸せになることを望んでいるのは、練習しないで自転車を運転することと同じです。 すぐに転んで痛い思いをするでしょう。
幸せになることは自然の欲求です。それなのに、幸せにふさわしくない行動しかとれないのは、自分が自分を罰しているからです。
もう、自分を許しましょう。 幸せになることを許しましょう。 人を愛することを許しましょう。 人に愛されることを許しましょう。 宇宙や自然やすべてと一つになることを許しましょう。
あなたが決めたとおりにしかならないのです。 あなたが自分を許せば、自分はそうなるだけです。
あなたは車を運転しますか? いつも何km/hで運転していますか? 町中は40km/h、他は60km/h、高速道路は100km/hですか?
私たちの中に規則を守るという制約がインプットされています。 親の言いつけを守る、先生の言いつけを守る、上役の言いつけを守る。 その制約の中で生きています。
言いつけを守ることがいいとか悪いとか言っているのではありません。 あなたを車と仮定したら、どれほどの性能を持っているのでしょうか? その性能をフルに発揮したことがあるのでしょうか?
人は他人が自分を認めてくれない、理解してくれないと言います。 しかし、その人は本当に自分の性能すべてを発揮しているのでしょうか?
もし、他の人と同様に街中を40km/hで走っていたら、そのどの性能を認めて 欲しいというのでしょうか?
速度制限を破ることを勧めているのではありませんが、自分の性能の限界を 知ることはとても大切です。
もし、あなたという車が200km/hで走ることができる高性能のスポーツカーで あったら、あなたは自分にきっと誇りと自信を持つことでしょう。
あなたのすべての性能を試してみませんか? あなたにどんな能力が隠されているかを知らないで、自己嫌悪や自信喪失に 陥っても、まるで笑い話です。
そろそろ、1stギアと2ndギアだけで走行しないで、3rdやtop、over topで フルにアクセルを踏み込こんでみませんか?
すばらしい自分をきっと発見できるでしょう。
梅雨があけて、いよいよ本格的な夏が到来しました。 100m先の小学校の並木にセミがいて、朝早くからやかましく鳴いています。
海岸はさわやかな風が吹いていました。 11日の早朝、トンボがいっぱい飛んでいるのを今年初めて見ました。 前日はまったく見なかったのに、自然の偉大さを知りました。
海岸の砂にへばりつくように「はまごう」が群れて咲いています。 その青く可憐な花は、大自然の中で立派に自己主張しています。 誰にも頼らず、誰にも求めず、しかも誰にも笑顔を見せてくれます。 そんなはまごうを尊敬します。

スペースシャトルから見た宇宙空間に近い星空を映し出してくれるプラネタリュウムがあります。東京都江東区青海にある「日本科学未来館」で30分間の宇宙空間を楽しむことができます。 世界最多の500万個の恒星を映し出しているそうです。
目の前の現実に囚われていたら、真実はなにも見えなくなります。 この機会に宇宙へ飛び出してみたらいかがでしょうか?

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