LORANの日記
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<スーダン西部内戦> ダルフール地方で03年2月、中央政府の干渉に反発する黒人勢力の「正義と平等運動」(JEM)と「スーダン解放軍」(SLA)が武装蜂起。政府から武器を提供されたアラブ系民兵「ジャンジャウィード」(アラビア語で「武装して馬に乗った人々」)が黒人住民への襲撃を繰り返しているとされる。
反政府勢力は一時的な停戦に合意し、アフリカ連合(AU)は7月、停戦監視団と監視団を警護する300人の部隊を派遣。また、仏軍もダルフール地方に接するチャド東部に部隊を配備し、国境地帯を監視している。 (朝日新聞 2004/10/03)
今も村が襲われて、犠牲者が続出しています。
誰もが平和を望んでいると思います。 戦場で戦っている人も、きっと戦いたくないと思っているのでしょう。
でも、自分の家族が殺されたりしたら、報復しようと思うでしょう。 その気持ちはもちろん理解できます。
しかし、どこかで戦争を止めなければ、いつまでも戦争は続きます。 もし、自分が戦いで死んだら、子どもは親の敵に報復するでしょう。 その結果、自分のかわいい子どもが死んでしまったらどうでしょうか?
戦いからはなにも生まれないのです。 その連環を止めない限り、報復は続きます。
いつか、どこかで相手と話し合いを持つ以外にはありません。 お互いの胸中を吐露しあい、時間をかけて理解しあうことしか方法はありません。
自分の世代でこの忌まわしい連環を断ち切る勇気が必要です。
21世紀になって新しい世界を構築するためには、新しいヴィジョンが必要です。
そして新しいワインは新しい皮袋に入れなければなりません。
いいひとであることは望ましいと思われています。
家族や同居人がいて主婦であるとき、家事その他の仕事に忙殺されます。
ある人は夜遅く帰宅し、ある人は早朝出かけるとしたら、寝る時間が3時間になってしまう人もいます。それも疲労と緊張で熟睡できないとしたら、その人の健康は維持できるでしょうか?
そんなご相談を受けて、自分の母親のことを思い出しました。
母は大きな農家で11人兄弟姉妹の長女でした。母の母親は過労で55歳で亡くなりました。母は母親代わりで兄弟姉妹を育てました。母は父と結婚しましたが、大きな農家でいつも12〜3人以上の家族がいました。農業と家事の疲労でやはり56歳で亡くなりました。生前、母親の年しか生きられないと口癖に言っていました。後で考えると、自分が母親のコピーであることを知っていたのでしょう。
女の子は母親の後姿を見て、そのコピーになろうとします。男の子は男親です。 母親の精神状態から、考え方、感情の起伏まで全く同一化しようとします。 自分が母親であり、母親が自分であるかのような錯覚に陥ります。
このようにして、自己犠牲が当然のこととなり、身心ともにボロボロになるまで働き続けます。意識の80%は潜在意識ですが、潜在意識になった意識を、10%の顕在意識で変えることは不可能です。
いいひとをことさら演じる必要はないのですが、自分の潜在意識がそれをさせます。
いい人が短命であるのは、これが理由です。
しかし、これを違った側面から見ると違った構図に気がつきます。
自分が崩壊することで自分が病気になれば、周囲の人の関心を集めることができます。 また、万一、死ぬことがあっても自分を無視・軽視した人を困らせ復讐することができます。 それで、自己崩壊への道を選ぶのかも知れません。
でも、いずれの道も自己崩壊であることは事実であり、幸せとは無縁です。
この折角の人生、自分を信じて生まれてきてくれた子どもたちのためにも、自分が健康で幸せを実現しなければなりません。
そうでなければ、子どもは自分のコピーとなって、同じ道を辿るからです。
台風21号が鹿児島県へ上陸して北東へ進んでいます。 先日の18号で山は倒木が多く、その傷も癒えていません。 この台風の上陸で、今年は上陸回数で新記録といいます。
野山の実りの秋を迎えている時期に、多くの被害が予想されます。 被害が少ないことを祈らずにはいられません。 私は農家の4男として生まれましたから。
台風の発生のメカニズムが近年変わってきました。
温暖化の影響で海面温度が上昇し、雨が降りやすくなりました。 低気圧や高気圧の季節的な動きに乱れが生じています。 それで気圧の前線がその季節にあるべきところになくなって、台風の進路が変わりました。
これらはすべて人間の活動の産物ですから、自然災害ではなく、人災と言えます。
人間が過剰な消費に走った影響が世界中へ影響しています。
それも先進国という一部の国の活動が、世界230ヶ国へ影響しています。
私たちはなにを子孫へ残すつもりなのかを考えなければならない時期に来ています。
米航空宇宙局(NASA)と欧州宇宙機関(ESA)は23日、米独などの共同観測チームが銀河団どうしの衝突の詳細をつかんだと発表した。これまで宇宙で観測された中では最大級のできごとと見られ、「衝突の際に放出されたエネルギーは、宇宙の始まりであるビッグバンに次ぐほど巨大だった」という。
銀河団とは数百〜数千の銀河からなる集団のこと。うみへび座にあるアベル754銀河団を、ESAのXMMニュートンX線望遠鏡で観測した。
地球から8億光年ほど離れたアベル754が銀河団どうしの衝突でできたことは知られていたが、今回、考えられていたのとは逆の向きからの衝突だったと判明。衝突の際に数千万度のガスが周囲に放出されたことなど詳しい状況を分析した結果、観測史上最大級のできごとだと判断した。
観測チームは「3億年前には別々だった銀河団が、いまや1個にまとまった。まだ衝突の余波は残っており、合体が完了するのは数十億年後だろう」と説明している。 (朝日新聞より)
この記事を読んで驚かれたかたも多いでしょう。
数百〜数千の銀河からなる銀河団同士が宇宙空間で衝突するのですから、もしそこに生物がいたとしたら全滅します。
私たちは自分の世界が静かで安定したものであるという前提で生活しています。
その前提が全く無くなってしまうのですから、これ以上に怖い話はありません。
私たちは自分が安心するために信仰や保険や預金に頼ろうとしています。 健康もその一つです。異常な清潔志向がその証拠です。
この記事は私たちには全く安全なことは一つもないことを教えてくれます。
それならなにを信じて生きればいいのでしょうか?
唯一絶対なのは「私は自分自身である」という事実だけです。
この「自分自身」が不明で確信が持てないから、悩み苦しみさまようのです。
お金や他人の愛や宗教へ依存するのはこれが原因です。
なにも努力しなくても、あなたは自分自身です。
ただ、あなたがそれに気づくだけですべては解決します。
LORANはその気づきのお手伝いをさせていただいています。
2004年09月24日(金) |
名古屋1日リラックスワーク |
昨日は名古屋市での初めての1日リラックスワークを開催しました。
会場をお手配してくださった雅子さんにはたいへんお世話になりました。
また、富士市から会場までの送迎をしてくださった池谷夫妻に感謝しています。 東京から駆けつけてくださった紀子さんにも感謝しています。
当日参加してくださった全員のかたに感謝しています。
会場は鶴舞駅前の公園の中にある名古屋市公会堂でした。 建物は新しくはありませんが、静かで落ち着いた大きな和室をお借りできました。 リラックスしてごろごろ寝るにはとても快適でした。
大都会の中心にこんなに豊かな自然があるのかとおもわれるほどすてきな公園でした。 大きな木がたくさんあって周囲を舗装していないのが良かったです。
とてもすてきな皆様とご一緒できて嬉しかったです。
初めてのかたが半数でしたから難しいかなと思った瞑想のワークも難なくできました。
最後には全員が寝てしまわれましたので、リラックスワークとしては成功だと思いました。
これからも続けて開催してまいりますので、よろしくお願いします。
今後は大阪方面でも開催していきたいと思っています。
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