LORANの日記
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2004年11月19日(金)

いま、AM 8:00。 海から帰ったところです。

AM 5:45。外は雨でいつもより暗い朝でした。傘をさして海へ向かいました。日本一の高さを誇る防波堤(それだけ大きな津波が予想されています。)を歩いているうちに次第に明るくなってきました。

海岸へ傘をさして腰を下ろして瞑想します。
とても穏やかな海でした。
すべてに感謝と祝福を捧げます。
何億年もこうして波は寄せ、返っていきます。
海は地球を平均1200mの高さで覆ってしまいます。
私たちが住む地球表面積の30%の陸地は、海底が隆起したところです。

「蝸牛角上、何事をか争う、石火光陰 この身を寄す」
(カタツムリのツノの上のような極めて狭いところでなにを争っているのですか?
 火打石の火花のような一瞬の人生の中で。)
とは漢詩の一説ですが、悠久の時間の流れの中に身を置けば、その意味がわかります。

昨日の日記にあるユダヤ人のシオニズム(イスラエル建国運動)は、自国を追われて奴隷となったユダヤ人がその主体性をユダヤ教へ求めたことが発端でした。

生生流転は世の慣(なら)いなのに、自分たちの主体性が無くなることに恐怖を覚えたのでしょう。

それが数千年の永い苦難の歴史を歩ませたとしたら、その神は一体なんだったのでしょう?

数千年の人類の歴史は我々になにを物語っているのでしょう?


2004年11月18日(木) 「軍産複合体」・「ネオコン」・シオニズム

「軍産複合体」とは軍事産業、政治家、軍事専門家などの集合体のことです。
彼らは世界的な緊張をでっち上げてでも扇動し、自らの利益を増やすことを意図
しています。アメリカの戦後の大統領、アイゼンハワーが彼らをこう呼び、危険な
存在であると言いました。ケネディ大統領は彼らに殺されたする「JFK]という映画をご存知でしょう。

リベラルな民主党大統領よりも、共和党の大統領の方が「軍産複合体」と組してい
るようです。レーガンの時には大幅な軍事費増加が見られアメリカ経済は「双子の
赤字」と呼ばれる状態にまで悪化しました。ハリウッドでも大スターでなかった俳
優のレーガンが大統領選挙で勝てたのは、「軍産複合体」の全面的な支援があった
からでしょう。
今回のブッシュ大統領は父親以上に、レーガンの時と同様に危険なパターンです。

「軍産複合体」と「ネオコン」(新保守主義)は緊密な関係にあります。
「ネオコン」はアメリカの単独世界覇権を意図しています。

「ネオコン」の思想はユダヤ人の「シオニズム」(イスラエル建国運動)に熱心な東欧出身のユダヤ系(アシュケナジ)にあり、「軍産複合体」と密接な関係にあります。アメリカ政府の中枢にいて政策決定の重要な政策推進者です。

アメリカが単独覇権に成功すれば、イスラエルを取り巻くアラブ諸国を抑えられる
というのです。イスラム諸国に包囲されているイスラエルは、40倍もの人口比の中
で自国の安全のためにはアメリカの中枢に「ネオコン」を配置し、アメリカを自分たちの思うように動かすことが必要なのでしょう。

これを見るとカッコーという鳥の習性を思い出します。
カッコーは違う鳥の巣へ卵を産みつけ、いち早く孵ったカッコーの雛は他の鳥の卵
を巣から落としてしまいます。カッコーの雛だけが成長できるのです。
イスラエルはアメリカ政府へ「軍産複合体」を利用して近づき中枢へ入り込み、敵対するアラブ諸国をアメリカによる覇権によって封じ込めて自らの安泰を図ります。

民族的・宗教的な問題が少ない日本人は、このような複雑な思考についていけませ
ん。他の国々はこのような問題を内包しながら活動しています。

世界がグローバルになり、日本がその中で生きるためには多くを学ばねばなりませ
ん。しかも、武力を使用しない平和国家を標榜し、実行するならなおさらです。


2004年11月14日(日) 児童書2

高校1年生のとき、何気なく童話を書きました。
担任の先生が文芸部の顧問だったので、見てもらったところ気に入ったらしく、国語の読み物として授業で使ってくれました。
その後、背伸びして大人風の小説を書こうとしてからリズムが狂いました。

だれの心にもすばらしい想像力があると思います。
その想像力が人格を構築し、人生を創造します。

現実と夢は違うと教えられます。
現実はお金を稼いで家庭を持って便利で快適な生活を送ることが幸せと教えます。

現実とは夢を捨てることであり、趣味の範囲で続ければいいと言われます。
夢を現実にする才能も能力ないのだと教えられます。

趣味で野球やサッカーをしている人は何百万人もいるが、プロで生活できる人は数百人に過ぎないと。 1万人に1人の才能を持っているのかと。

現実を極めて小さな世界に限定した理屈でした。
支配者が権力を維持するために仕組んだ構造を信じてしまっただけです。

「まじめに生きなさい。そうすればいつか報いられて幸せになれる。(仏教)
 この世で幸せになれなければ天国で幸せになれる。(キリスト教・イスラム教)
 この世でもあの世でも幸せになれなければ、次の転生で上位のカースト(身分
 制度)へ生まれ変わって来る事ができる。(ヒンズー教)」

すべての宗教や法律で殺人は禁止事項です。
殺人をすれば報復として殺されます。目には目を、死には死を。(イスラム法)
人を殺したる者は死刑または無期懲役に処す。(日本・刑法)

ところが権力者は次々と平和条約を結んでは破り、戦争を続けてきました。
20世紀は過去の世紀の2倍の1億人以上の戦死者数に達しました。
つまり、権力者にとっては、国民に守らせることと自分が守ることは違うのです。
それなのに、ただ唯々諾々と権力者の言いなりになることに慣れてしまったのです。


本当の世界は無限大であり、すべてが想像力に満ちた世界でした。

そこには限りない夢が溢れていました。

明日の心配も、衣食住の心配もありませんでした。

なぜなら夢に見たことが現実になることを信じていたからです。

夢こそが現実であり、私たちの信じている現実は「恐怖の世界」だったのでした。

いま、「お金とモノの時代」の300年がすぎて、振り子は行過ぎてしまいました。
行き過ぎた振り子は戻るしかありません。

振り子が戻る瞬間がやってきたのです。

また、夢の中で生きる時代が到来します。

なんとすばらしい時代に生まれ合わせたのでしょう。


2004年11月12日(金) 児童書

最近、児童書をよく読みます。
図書館から借り出す本も児童書ばかりです。8〜9冊は児童書を借りてきます。

児童書というと小学校の低学年をイメージする方が多いのではないでしょうか?

もちろん幼児向きから小学校の低学年向きも並んでいます。
シャーロック・ホームズやハリー・ポッターもこのコーナーにあります。

かなり難しい本も本棚の中にあって、誰がこの本を読むのだろうと思います。

毎月3回は上限の10冊貸し出しをしてきますが、興味があるものは殆ど読んでいますので、児童書へ目が向きました。
児童書は幼稚という意味ではありません。
小中学生までの青少年向きの本という意味です。

ここには星のキラメキにも似た名作が待ち受けていました。

大人になって読んだ本はなんと輝きがない本ばかりだったのでしょう。

大人になるということが現実的という,夢を捨てる作業になっていました。

どうして魂がワクワクするような本を読まなかったのでしょう。

先日は夢中で230ページほどの本を3冊、1日で読んでしまいました。

児童書は私たちの心の原点でした。これからも読み続けようと思います。


2004年11月09日(火) 意識によるヒーリング

ヒーリングは「癒し」ですから特殊な手法はいりません。
お母さんが子どもの体を撫でさすることはヒーリングです。
お腹や腰が痛いときや、体のどこかをぶつけたときにそこを撫でさすることも同じです。

LORANのヒーリングはハートが原因で体に悪影響が表れていることに気づいてできました。 体をヒーリングするだけでは効果が少ないのです。 ハートのヒーリングはとても大切だと思います。

最近、「意識によるヒーリング」ができるようになりました。
相手の方には一切触れることはありません。 相手の方の意識に開放するように伝えるだけです。 開放すれば改善が進みます。 とても穏やかな方法です。

この方法ができるためには、自分の意識の開放が必要です。
病気などは自分の体が自分の思うようにならない状態です。 この状態は自分の意識がバラバラです。 自分の頭の意識と心の意識、体の意識が一つになる必要があります。 意識が一つになれば、心や体が求めないことを頭の意識が強要することはできません。 そうなれば本当に健康になります。 病気とは無縁になります。

「意識によるヒーリング」は相手の方が自分の不用なエネルギーを開放するのですから、ヒーラーの関与は最小限になります。 しかし、その効果は絶大です。

もし、相手の方が完全な開放をするなら、改善も完全になります。

「ナザレ人イエスは足なえ(足が弱くなった人)に言った。立ちなさい。そして歩きなさい。すると足なえは立って歩いて帰った。」

これも「意識によるヒーリング」です。


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