LORANの日記
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2005年01月08日(土) 少子化

少子化が驚くべき速度で進行しています。
少子化が進めば人口は減少し、若者が扶養する老人の数は増加します。
働く人が少なくなり、働かない人が多くなることは、将来の大きな不安の材料です。

それ以上に大きな問題があります。
子どもを欲しくない既婚者の増加です。
30歳台の女性は30.3%も子どもはいらないという意見です。
その理由は、育児にとられる時間とお金を自分や夫婦の楽しみに回したいのです。

人生の目的はなんなのでしょうか?
便利、快適、贅沢だけが目的なのでしょうか?毎日が快楽でいいのでしょうか?

LORANでは自分にとって楽しいことを人生で優先しようと言っています。
しかし、その大前提として「宇宙意識において」でなければなりません。
毎朝、「宇宙意識において」の瞑想をお勧めしています。

出産と育児は生理的な作業です。
そこにはヒトという「種(しゅ)の保存の法則」が支配しています。

個人が好きとか嫌いとかを言っている範囲ではありません。
種の保存は生きるものの最大のテーマであり、目的の一つです。

渡り鳥が何百kmも何千kmもの距離を毎年往復するのは、弱い個体を選別するためと言われています。

可哀想などという言葉は自然界には存在しません。
現にその言葉を口にしながら、毎日数千、数万もの生命を感謝もなしで食べているではありませんか。

私たちは平和で楽しい生活を望んでいますが、自然界のルールを無視したら生きられません。自然界のルールは「すべては調和である」のです。

自分たちだけが楽しめば、あとはどうなってもいいのでは調和ではありません。

恐竜は1億5000万年も栄えました。
人類はたった100万年でいま絶滅に瀕しています。


2005年01月06日(木) 空想と現実

空想と現実について「神様の一言」へ書きました。

現実の世界を唯一の世界と信じているのは、宗教で唯一神を信じていることと同じです。選択がないことは、絶対的服従を求められていることになります。

日本でも60年前の敗戦前は、天皇絶対主義であり、反対すれば投獄され死刑にもなりました。いまでも北朝鮮では同じことが強要されています。

中世のヨーロッパでは、神の声を聞く者は聖職者に限定され、それ以外の者が神の声を聞けば魔女と言われ、数十万人が火刑になりました。フランスを救ったジャンヌ・ダルクは19歳で火刑にされました。

思想や信教の自由はこのような苦(にが)い経験から生まれてきました。

現実は目先の利益だけで生きる世界であり、自分の利益至上主義で、快適と便利と贅沢を目的とする世界です。常に競争に勝ち、弱肉強食が当然であり、負ければ奴隷にされてしまいます。いまのアメリカが典型的でしょう。

現実に生きる人たちはガツガツしていて、眉間にしわを寄せて、いつも病院の薬を片手に持ち、他人に当り散らし、まるで死神に取りつかれたようです。

では、現実は絶対的な世界でしょうか?現実以外には世界はないのでしょうか?

芸術家はどんな世界に生きているのでしょうか?
漫画家・手塚治虫氏や「ゲゲゲの鬼太郎」の水木しげる氏はどんな世界に住んでいたのでしょうか?

「世界のホンダ」の創始者・本田宗一郎氏は、バイクの時代から常に世界一の性能のエンジンの開発を目指して、ついにF1でも世界の頂点へ立ちました。

俳優は毎日舞台でいろいろな役を演じています。10歳台から80歳台まで演じる俳優もいます。彼らにとって現実の年齢は意味がありません。だから若いのです。

保育園の先生は0歳から5歳の幼児を相手にしています。毎日天使を相手にしているのと同じです。だからいつまでも若いのです。

夢を持ち、夢に生きる人たちは空想の世界に生きています。
ケーキが好きで、自分の好きなケーキを食べて欲しいとケーキ屋さんになった人。
ギターが好きで街角音楽家になった人。自然や土が好きで自然農法の農家になった人。絵を描くのが好きで絵描きになった人。子どもが好きで保育士や教師になった人。料理が好きでシェフや調理師になった人。洋服が好きでデザイナーになった人。植木屋さんや花屋さん、いろいろな夢を持つ職人さんたち・・・。

周りを見渡せばこのように夢に生きる人たちがたくさんいます。
みんな生き生きと楽しく暮らしています。

学歴やお金もちでなくても、夢をもって生きていけたら最高の人生ですね。

楽しくなければ長続きはしません。健康も保てません。

空想と現実。どちらの世界に生きるのかは、あなたが決めるだけです。


2005年01月04日(火) あけましておめでとうございます。

21年ぶりの大雪の大晦日になって、みんなを驚かしましたが、元日には福島県で震度4、2日には木曾で震度3と地震が続きました。

波乱の年明けとなりましたが、皆様にはいかがお過ごしですか?

今日から、または明日から仕事が始まる方も多いでしょうね。



この年が皆様を本来の方向へ導いてくれますように。

あなたの都合や利益ではなく、あなたの今回の人生の目的を果たすことができますように。

あなたの左脳で損や得を判断するのではなく、あなたの中にある「神の目」が開きますように。

あなた自身とあなたならしめるすべてに、祝福がありますように。

あなたとあなたの家族、すべての自然と存在に、地球と宇宙に、大いなる祝福がありますように。

先ず今日一日が平和でありますように。
そして願わくば、明日が平和でありますように。


2004年12月29日(水) スマトラ沖大地震

12月26日、クリスマスの翌日に、マグニチュード9.0という途方も無い大地震が発生しました。インド洋に巨大津波が起き、51,000人以上の犠牲者が出ました。まだまだ安否が確認できない所が多く、犠牲者の数は増えそうです。

中越地震から2ケ月余り、史上最高の台風上陸数を記録した災害の多かった年の終わりを飾るビッグな花火になってしまいました。

天地人は一つです。天地が荒れるのは人が荒れていることを映しているだけです。

人が自分の心から離れてしまい、モノやカネに狂って環境破壊を引き起こしています。

家庭崩壊、夫婦崩壊、学級崩壊、ソ連邦崩壊、政治崩壊、金融崩壊、年金崩壊、
と枚挙に暇(いとま)が無い状況です。

これらのことの原因はすべて、人心の崩壊にあります。
そして人心の崩壊は、個人の価値観の崩壊が原因です。

私たちはいつまで自分の問題を見つめることを避けているのでしょう?

まるでお酒か麻薬の中毒患者のように、いつまでもオカネとモノのに逃げ込んでいるのでしょうか?

いまのままでは未来はありません。
相次ぐ自然災害は、それを私たちに教えています。


2004年12月25日(土) Xmas の祝福

昨夜はXmas イヴでした。
毎月3回の金曜日のリラックスワークがありました。
でも、イヴですから多分、殆ど来る人はいないだろうと思っていました。

PM 7:30 の定時には、いつもと同じ人数が集まっていて驚きました。
お手製のケーキを作ってくれた人や、飲み物を用意してくれた人などがいました。

最初に「どのような環境や境遇の人にも、等しく光が届いている」と話しました。
それから瞑想を私が誘導しました。
海を越えて、高い山脈を越えたところに荒野が拡がり、数万人規模の難民キャンプがありました。もうPM 8:00 を過ぎていますから、周囲は真っ暗でした。
上空で全員で手を繋ぎ、ハートの扉を開いて「愛の光」を放射しました。
私たちのさらに上空にすばらしい光があって、私たちを照らしてくれました。
光の中に天使たちが見えました。

すると、キャンプの人々のハートからすばらしい光が放射されてきました。
このような難民キャンプという厳しい環境の中にあっても、すばらしい「愛の光」を持っている人々に敬服しました。
わたしたちは彼らを気の毒な人々と思っていますが、実はとても勇気のある「愛に満ちた人々」であることがわかりました。

瞑想が終わって、皆で感想を話し合いましたが、殆どの人がキャンプの人々から送られた「愛の光」に感激していました。

彼らの境遇が少しでも早く改善されて、故国へ帰れる日が実現されることを希望します。

もちろんその後は、Xmas パーティになり、楽しく過ごしました。


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