LORANの日記
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2006年05月18日(木) 「無力化」について考えてみませんか?

「無力化」とは、自分の持っている力を失うことです。

本当に無くなってしまうのではなく、使えなくなってしまうことです。


なぜこんなことが起こるのでしょう?

人は教育の産物です。

ですから教えられたことが真実と信じています。

もちろん数パーセントの人は信じないでしょうが、これは大勢の中では例外です。


支配者は民衆を「無力化」します。

自分の権力を脅かすことを嫌います。


中国の秦の始皇帝がやった「焚書坑儒」という暴挙がそれです。

学者を集めて生き埋めにし、書物を集めて燃やしてしまいました。


自分以外に人を支配することを完全に禁止したのです。

昨日も書きましたが、南米へスペインが侵略し、牧師がマヤ文明を徹底的に活殺しました。

すべての書物を焼き捨て、彫刻を破壊し、神殿を壊してその上に教会を建設しました。

秦の始皇帝がしたことと全く同じだと思いませんか?

一方は政治で、他方は宗教で同じことをしたのです。


実は教育によっても同じことをしています。

日本政府が文部省に命じて教科書検定を行っています。

これは政府に都合が悪いことを書いた教科書を排除することです。

つまり政府に都合のよいことを教え込む教育制度です。


前に書いたオランダでは民族、文化の異なる学校が認可され、その教育内容に政府は介入しません。

これが自由教育です。日本はとてもそこまでいきません。なぜなら政府の洗脳が進んでいるからです。


政府の洗脳とはなんでしょうか?

国に依存していれば間違いないと教えることです。


「勧善懲悪」と言う言葉があります。良いことをすれば褒められ、悪いことをすれば処罰されることです。

TVドラマの「水戸黄門」が数十年間も人気があるのは、この政策の成果です。

為政者(政府)についていれば、必ず守ってもらえると信じています。


これは他国に度々侵略されている中国やヨーロッパ諸国では考えられないことです。

支配者が変われば、その日から法律も税制も身分さえ変わるのですから。

彼らが見たら、日本人はメチャおめでたいか、政府を狂信するカルト集団に見えるでしょう。


宗教者の為政者への迎合も目に余ります。

仏教の開祖・お釈迦さまはすべてを捨てることを求めました。

ですから社会生活から縁を切って、出家し欲望や妄想から解脱することを勧めました。


しかしお釈迦様の死後、戒律を遵守しない北方仏教が分裂し、中国、チベットを経由して日本へ

入ってきました。

鎌倉、室町時代という戦国時代に興された大乗仏教は、無学で貧しい民衆を救うための手段でしたが、

努力しなくてもだれでも「阿弥陀如来の本願」で救われると教え込み、仏教を堕落させました。


また仏教と儒教をミックスさせてしまいました。

親の供養をすることを義務付け、親に孝行することを奨励しました。これは儒教です。

「忠君愛国」思想と合体させ、国のために戦死したことを正当化しました。

出家を曲解し、僧侶を職業化させてしまいました。仏教の使命は既に終わりました。

お釈迦さまが帰ってきたら、今の僧侶は全員が破門になるでしょう。


このようにして、あらゆる方法を使って「無力化」政策が進められました。

その効あって、国民は「無力化」しました。




朝起きられない。

人生が楽しくない。

自分のことが自分で決められない。

自分の目標がない。

お金が無ければ生きていけない。

自分の健康が維持できない。

誰かに愛してもらいたい。

誰かが居てくれなければ心細い。

自分はいい人でいたい。

人生が楽しくない。

学歴や資格が欲しい。

仕事が無ければ不安だ。

休みの日には何をしていいかわからない。

みんなに認められたい。

みんなと仲良くしなければならない。

寂しくてどうしていいかわからない。

他人の目や批判が怖い。

他人が自分をどう思っているのか気になる。

仲間外れが怖い。

いじめられるより先にいじめるほうへ回る。

とりあえず皆がしていることをしている。

テレビや新聞の主張が自分の主張と一致している。

酒やタバコがやめられない。

不安やストレスがなくならない。

病気や怪我をして働けなくなるのが怖い。

死後の世界が恐ろしい。

神仏の罰やたたりが怖い。

方位や六曜や占いが気になる。



まだまだあるでしょうが、代表的な「無力化」の結果の症状でしょう。

あなたは自分だけでなく、子どもにまで「無力化」をさせていいのですか?


「無力化」が自分の力を失わせています。

この結果、免疫力が低下しています。

WHOの発表で、世界一免疫力が弱いのは日本人といわれました。

東南アジアの旅行者の間で数十人のコレラ感染者が出ましたが、すべて日本人であり、調査の結果、

日本人の免疫力の低下が原因だったそうです。


平成15年度の国民医療費は31兆5375億円、 国民一人当たりの医療費は24万7100円です。

高齢化も世界一のスピードで進行中です。


自分の健康が守れなければ、財政は破綻します。

(40兆円の税収しかないのに、国債、地方債合計1,000兆円ですからすでに破綻しています。)


いつまでも今までの考え方でいたら滅亡することは目に見えています。

他人依存を止めて、自分の力を取り戻す以外には助かる方法はありません。

でも、その選択は自分が決めなければなりません。

人類の未来は自分が決定しているのです。


2006年05月17日(水) 「ダ・ヴィンチ・コード」に思う。


「ダ・ヴィンチ・コード」という映画と本が大人気だそうです。

私は本をまだ読んでいませんが、天才・レオナルド・ダ・ヴィンチと隠された秘密の暗号となれば、

誰でも興味をそそられるでしょう。


17日付の英紙デーリー・テレグラフは、世界的ベストセラー小説「ダ・ヴィンチ・コード」を読んだ人の6割が、小説の筋書きに沿い、イエス・キリストには子どもがいて血筋が続いている可能性があると信じているとの世論調査結果を掲載した。

 同紙は、この調査結果が、同名映画の封切りを前に「『ダ・ヴィンチ・コード』は作り話だ」と大規模キャンペーンを始めたキリスト教会指導者らに衝撃を与えたとしている。

調査結果では、36%の読者がカトリック教会はキリストについての真実を隠ぺいしていると信じていると回答。また小説の中で否定的に描かれたカトリック教会内の保守的組織「オプス・デイ」について、殺人を引き起こすような組織だと考える傾向があった人数は、読まなかった人に比べ、読んだ人は4倍だった。

 調査は5月12日から14日まで1005人の成人を対象に行われた。(ロンドン共同)

(毎日新聞 2006年5月17日)


ことの真贋は分かりませんが、権威によって隠された事実が今の時期に現れることに驚きます。

グラハム・ハンコックは「神々の指紋」、「オリオン・ミステリー」等、宇宙から文明が来たことを証明

しようとする作品を著しています。


マヤ文明の聖典「ポポル・ブフー」は天地創造のときからの歴史を伝える希少な書物です。

スペインが侵略して、神父は邪教のレッテルを貼って土着の宗教を抹殺しました。

貴重な書物や彫刻などをすべて消滅させました。こうして文明は消えてしまいました。

このような攻撃的な宗教は、自分を正義と信じる狂信者集団とも言えるでしょう。


このようなケースは日本でもアイヌの文明や他の先住民族の貴重な遺産が殆ど皆無であることと同じです。

権力者は自分の正当性をアピールするために、以前の記録の抹殺や書き換え、改ざんを続けてきました。


いま時代は21世紀になり、隠された事実がようやく現れることは喜ばしいと思います。




2006年05月16日(火) 「差別に悩む半生」に思う


 (前文略)(ハンセン病だった)両親は将来のことを考えて、女性を戸籍から外していた。女性は学校、職場で、「両親は死んだ」と話した。結婚相手にだけは両親の存在を告げたが、「(自分の)親に決して明かしてくれるな」と言われて、従った。
 30代の時、父が危篤になり、敬愛園に駆け付けた。「このままの状態が長く続いたら、(留守にすることを)家族や職場に何と説明しよう」と悩んだが、父は間もなく息を引き取った。「何くわぬ顔をして戻った」というが、家族にうそを言うなどし、父を十分にみとることができなかったのではないか、という自責の念からその後、離婚。母も亡くなった。(中略)
 女性は約20分間、時折、声を詰まらせながら語った。「私はなぜこの世に生まれてきたのかを問い続ける。恐怖から解放された時に、両親に『産んでくれてありがとう』と心から手を合わせられるような気がします」                       (毎日新聞 2006年5月15日 東京朝刊)


このような記事を目にしました。

人は差別が大好きです。ですから差別はなくならないと思います。

人の心の奥には劣等感があり、自分の怒りを弱い立場の人の差別やいじめへ向けます。

ですからこの方のように皆が差別を止めてくれるようにと願っても、「百年河清を待つが如し」でしょう。


私は差別やいじめを肯定しているのでは決してありません。正直に分析しているだけです。

人はとても残酷な生き物ですし、話し合いでわかってもらえるような生易しい生き物ではありません。


その証拠に、科学や文化が発展しても戦争はなくなりません。犯罪も暴力もなくなりません。

20世紀に1億人以上の戦争の死者がでても、性懲りも無く今も戦争を続けています。

平和憲法を持つ日本でさえ、軍事費を5兆円も使う米、ロに次ぎ3位に入る軍事大国なのですから。


もっと冷静に観察しなければなりません。安易な考えは大怪我の元です。

「人は愛」も一部は真実ですが、殺人者もいますし自殺へ追い込む悪人もいます。


表と裏はまったく違うのが人間社会です。法律に違反しなければ、と言うより逮捕されなければいいのです。

アメリカの横暴は目にあまりますが、「弱肉強食」の世界ですから弱い者は服従するだけです。


教育で「自由・平等・公平」を教えていますが、これは法治国家としての基準に過ぎません。

裁判などで、法の適用が平等であると言っているに過ぎません。これは特別の場合のことです。


実際には身体能力も、思考能力も、身長も、体重も、視力も、健康もすべて違うではありませんか。

その結果、異性にもてる人もいれば、もてない人もいます。


親のお金で働かなくても生活できる人もいれば、孤立無援で働いて生活している人もいます。

働きたくても健康や身体の条件が悪くて働けない人もいます。これでも公平と言うのでしょうか。


「自由・平等・公平」などと言う言葉は、無力な人への慰めにすぎないことは明白です。

そうでも言わなければ革命が起こるかも知れないからです。

ですから「自由・平等・公平」を信じている人は単純でおめでたい人なのです。


こんな世界に生きているのですから、他人が変わることを期待しても無駄でしょう。

いつか皆が差別をやめて自分にやさしくしてくれるようにと願っても、不可能でしょう。



ではこのような社会に生きる私たちは、どう生きたらいいのでしょう。

簡単に言えば、相手に依存しないで生きる方法しかありません。


相手に愛して欲しいとか、認めて欲しいとか言ったら、相手の支配下に入ってしまいます。

痩せても枯れても、一国一城の主(あるじ)となって、誰の支配も受けずに超然と生きるだけです。


そのためには、自分の感情を開放し、自分が一人で生きる力を取り戻す必要があります。

この世界はあなたが自分の力を試すために用意されています。


どうぞ思い切り自分の力を試してください。

きっと明るい未来が待っていると思います。



2006年05月15日(月) 「1日リラックスワーク」開催しました。


昨日は「1日リラックスワーク」を開催しました。

ご参加いただいた皆様に感謝申し上げます。


今回はLORANの基本に立ち返ってのワークになりました。

どうしていまこのようなワークが必要なのか?

ワークの方法や手順とその効果について。

LORAN瞑想の特徴や意味、方法について。

意識とはなにか?

現実とはなにか?

意識と現実との関係について。

無力化について。

自分で生きるとはどのようなことか?

などなど。


あっという間の1日でした。

最後のワークの時には主催者以外は全員眠ってしまいました。


今後も「1日リラックスワーク」を開催してまいります。

皆さまのご参加をお待ちしています。


2006年05月13日(土) 最も深い恐怖との対決


「最も深い恐怖との対決」というと、まるでスリラー映画のタイトルのようです。

しかし私は実際に対決したのです。


私たちは三次元世界に肉体を持って生きています。

肉体ですから、「生存・生殖」本能が最優先です。

恋愛も結婚も長寿も、すべてこのための手段や方法です。

平和や幸せは、「生存・生殖」を可能にするために必要です。

こう考えると、人類の叡智などと嘯(うそぶ)いていても、他の動物と大した差はありません。


肉体にとって最大の恐怖は、「死」という自分の消滅です。

ですから「死」に結びつく、病気、怪我、老化などを最も恐れているのです。


私たち人類が高次元へアセンションするためには、肉体の恐怖を無くすことが必要です。

アセンションしたら肉体が消滅するかも知れません。 

もし肉体の消滅が恐怖なら、アセンションは不可能になります。


三次元から四次元へ移行するためには、立体的な意識を可動型の意識に変えなければなりません。

立体をいくつ積んでも、立体が増加し拡大するだけですから三次元であり続けます。


三次元の立体の各辺を自由自在に変化させることで、四次元への移行が可能になります。

それを可能にするためには、肉体という立体の枠組みの意識を壊す必要があります。

肉体の意識を壊すことは、肉体の意識にとって最大の恐怖になります。


そこで思い切ってトライしてみました。

肉体の「生存・生殖」本能のエネルギーを縮小してみました。


すると思いがけないことが起こりました。

自分の全身から、緊張、不安、恐怖のエネルギーが巨大な塊りとなって出てきました。

この塊りを時間をかけて取り出して捨てました。


いままでで最大のワークでした。


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