LORANの日記
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2006年10月04日(水) 1日リラックスワーク



今日は「1日リラックスワーク・千葉」を開催しました。

ご参加いただきました皆さまに御礼申し上げます。


リラックスワークが大切なことは、誰でも知っています。

人はそれぞれに緊張や疲れを癒しています。


深いリラックスは経験しないと、ご理解いただけないと思います。

体には指1本触れませんが、全身から力が抜けてしまいます。


手足はもちろんですが、内臓や脳までがリラックスします。

脳がリラックスすると、しばらくの間なにも考えられなくなります。


肉体のリラックスはどこに力を入れていいのか、分かりません。

しばらくすると、まるでリハビリのようにゆっくりと体を確かめながら

動くことができるようになります。


どうしてここまで、深いリラックスすることが必要なのでしょう?

自分が本当の自分であるためには、自分を支配するエネルギーを手放す必要

があります。


緊張や疲れや痛みは本当の自分ではありません。

悲しみや寂しさ、怒り、不安、羨望などの感情も、自分ではありません。


それらを肉体からゆっくりと開放していくと、本当の自分へ戻ります。

脳がリラックスすると、なにも考えなくなり、脳がゆったりとします。

肉体はどこへ力を入れていいのか分からないほど、ゆったりします。


この状態なら、不安や心配、恐怖などがありませんから、とても平和です。

穏やかで、幸せな気持ちでいられます。

緊張が無いので、肩こりや腰痛、胃痛などが無くなります。


喉も楽になり、声が優しくなります。

安眠ができ、食欲も戻り、手足の冷えもなくなります。


リラックスはとても効果があります。お試しください。







2006年10月03日(火) 人は同じですか?(3)


(昨日のつづきです。)


「人はすべて同じ」という常識は与えられたものでしょう。

そう思うから、人は自分の気持ちを抑えて生活しています。


一人ひとりが自分の思うように生きたら、社会は混乱すると教えられています。

忍耐や我慢ができなければ、社会人として失格と言われます。


「君子は和すれども同ぜず。小人は同ずれども和せず」

孔子と弟子との問答集、「論語」の中の1節が、君子のような生き方を推奨しています。


孔子が生きた春秋戦国時代は戦乱が約300年間も続き、国土は荒れ、民衆は飢えに

苦しむ最悪の時代でした。

孔子はこの時代に仁(愛)を説いて、礼を尊ぶ生き方により、社会の混乱を収拾

しようとしました。


約2500年も昔の言葉を、同じ時代のように適用するのは無理があります。

言葉による支配は過去では通用しても、現在には通用しないでしょう。


昔は無学、文盲の民衆が大部分でしたが、現在は殆どが高学歴です。

現在は「智恵の時代」と、私は言っています。


高学歴なのに、自分の知識や技術、才能などを使えなくて持て余しています。

これは「智恵」の欠如が原因でしょう。


「智恵」は、自分が現実を正確に把握しなければ使えません。

今までのように本や教室で知識だけを収集しても、自己満足で終わります。


教育が役人や教師の仕事であるのは、国の方針に従順な羊の群れを作るためでした。

自分という個性を削って、愛国思想によって自国を防衛させるためでした。


このような孔子時代の思想が、2500年も経った現在を支配しています。

人間の学習能力の無さには、ただただ呆れるばかりです。


今の時代は「アセンションの時代」と言われていますが、「アセンション」は

キリストの昇天の意ですから、人類が全滅すると言い換えることもできます。


「このままでは人類は行き詰ってしまうよ。」という警告でしょう。

「なにもしなくても、アセンションさせてもらえる」と思うのは、あまりに

楽観的に過ぎます。


「天は自らを助けるものを助く。」と聖書でも言っているではありませんか?





2006年10月02日(月) 自分を知ろう(2)


(昨日の続きです。)


「人は誰でも同じ」と信じています。

これが社会の共通認識=常識=認識の基礎になっています。


確かに人類の学名は、脊椎動物門・哺乳綱・霊長目・ヒト科です。

全ての人は「ヒト科」に属しているので、その仲間であることは事実です。


それは肉体という分類においてです。

多くの人は、「人はすべて同じ」という誤解をしています。


それで好き嫌いをすると、「わがままはいけない」などと言います。

しかし、好きなものは好き、嫌いなものは嫌いなのが自然です。


学校給食で児童に無理やり食べさせるのは、人権侵害です。

では、先生は嫌いなものは食べなくてもいいのでしょうか?


誰でも努力すれば、同じことができると思っている人がいます。

努力によって、多少の進歩は可能かも知れません。


それよりも、好きなことをする方が能率も上がるし、気分もいいでしょう。

いやなことを無理やりさせられるのは、ストレスが溜まってしまいます。


これらの問題は、「人はすべて同じ」という誤解が原因です。

同じように見えても、その中身、意識は一人ひとりが異なります。


「肉体の分類が同じなら、意識も同じである。」とはならないのです。

民族、文化、宗教などが異なるだけで、同じ地域に住んでいても戦争になることもあります。


インドは第2次世界大戦後、イギリスから独立しましたが、ガンジーの死去後、インドから

パキスタンが独立し、その後パキスタンからバングラディッシュが独立しました。


このように意識の相違から様々な問題が生じ、戦争にまで発展してしまいます。

同じ親から生まれた兄弟でさえ、殺し合いになることもあります。


もしすべてが同じなら、もっと仲良く暮らすことが可能ではないのでしょうか?

それができないのは、単に感情の問題ではないと思います。


一人ひとりの意識が異なることを理解する必要があります。

相手と自分を比較しても、意味がないことを理解できるでしょう。


相手には相手の価値感や生き方があることを理解できれば、相手の批判や非難を

しなくなるでしょう。

お互いが批判や非難をしない社会は、平和な社会であると思います。


2006年10月01日(日) 自分を知ろう。


この社会での問題のほとんどは、自分を理解していないことが原因です。

問題が起こる前提がまったくの見当違いから起こっているのです。


どうしてそんなことが起こるのでしょうか?

偶然か恣意的にか、「すべての人は同じ」という前提を信じているからです。


人はすべて同じでしょうか?

あなたと未開の土地に住む石器を使う人は同じでしょうか?


かって狼に育てられた少年(少女?)が保護されたことがありました。

その子は四足で狼と同じ位の速さで走ることができ、生肉を食べ、腐敗した

肉を食べても下痢しなかったそうです。


確かに普通の子どもが狼同様になれることの証明にはなるでしょう。

しかし、この子とあなたが同じ意識で生きているでしょうか?


100mを10秒で走ることができる人がいます。

マラソンで2時間5分の記録を持つ人がいます。

砂漠に住む人の中には4.0という視力の人がいるそうです。


これらの人々とあなたは同じことができますか?

多分、いやきっとできないでしょう。


でも100mを30秒〜60秒なら走ることができるかも知れません。

マラソンの距離を幾日かかけて歩くことは可能でしょう。

たとえ視力が弱くても、メガネや望遠鏡があれば生活には困らないでしょう。


このように人には個体差があります。

同じことができると思っても、同じ条件では不可能です。


同様に考え方や意識には、更に大きな差があります。

肉体的な制約がないのですから、考えていることが完全に違うこともあります。


そんな違いを無視して同じ価値観を強制しても、まったく異なる行動になることもあります。

更に民族、宗教、思想などの大きな相違があるから、衝突が起こるのです。


正義は個人の数だけあります。

誰にでも、そう考え信じる根拠があります。

それなのに「すべての人は同じ」とすることが無理なのです。

できないことをさせる無理が、問題を起こすのです。


では平和は不可能でしょうか?

そんなことはありません。


お互いがお互いを認めること、相手の立場や考え方を尊重すること。

決してお互いを批判しないことができれば、いつでも平和は達成できます。


2006年09月30日(土) セミナーを終了して。



今日までの4日間、途中1日の休日をはさんでセミナーを開催しました。


「1日リラックスワーク」の開催についてでしたが、その大半はLORANの

意識や考え方とワークの基本についてでした。


全国から参加していただいた皆様には、心から御礼申し上げます。

埼玉県から片道4時間の道を、毎日通っていただいた方もいました。


基本的な考え方がしっかりしていなければ、積み上げることができません。

知識や技術、資格を持っていても、かえって自分のエネルギーを損ないます。


それで基本を最初からやり直すことにしました。

このコースは指導者向けですから、疑問を納得へ変える機会になりました。


思いがけず大勢の参加者に恵まれ、ありがとうございました。

それほどに真摯に自分と向き合い、追求している姿に感激しました。


ほとんどの人が20〜30歳代の若い人たちで、パワーが溢れていました。

どうぞ、そのままこの道をお進みください。

この道がきっと大きな希望の実現へ続いていることを信じています。


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