LORANの日記
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2006年12月19日(火) |
では、あなたは・・・ |
人は正義を信じたい。
その正義は信じられるものなのでしょうか?
敵を殺害するのは正義なら、敵にとっても同じでしょう。
では、どちらが正義なのでしょうか?
戦争なら、勝った方が正義になります。
イラクはアメリカを攻撃していませんが、アメリカはイラクを攻撃
しています。
国際法や国連憲章、合衆国憲法に違反していても、勝てば官軍です。
正義とは、かくも虚しいものです。
では、あなたはなにを信じているのですか?
正義でないなら、戦力や武力ですか?
自分の家族が殺されないなら、相手を殺してもいいのですか?
相手はあなたを恨み、憎み、呪うでしょう。
あなたはこのようなことを繰り返すために、生まれてきたのですか?
あなたの気高い「神性」は、あなたを悲しみませんか?
自分の信念が希薄であることが、悲劇の原因です。
「人殺しはいやだ。」と、どうして言わないのですか?
殺されるのも、殺すのも、嫌だと。
戦争に協力するのもいやだと。
しかしあなたはすぐに考え方を修正します。
自分の生活が大切だと。
こうしてあなたは、戦争や殺人者の仲間になります。
あなたには、いまの生活がすべてなのですから。
もう一度、あなたに尋ねます。
あなたは、そのために生まれてきたのですか?
人が人を見る。
それは自然なのかも知れない。
人は人に興味を持つ。
それも自然かも知れない。
人には自我意識があります。
これは人にだけ与えられています。
自我意識は自然な意識です。
エゴを否定することより、エゴを理解したい。
エゴがあるから、自分らしさがあります。
エゴがあるから、自分を洞察できます。
現代を情報時代と呼ぶそうです。
町にも家にも、情報が氾濫しています。
情報の氾濫は、情報の量です。
それは大した問題ではありません。
スーパーに、食品が山積みになっているのと同じです。
好きなものを、好きなだけ買ってくればいいのですから。
情報で問題なのは、その方向です。
言い換えれば、情報の川の流れの方向のことです。
教育は学校教育がメインです。
学校教育は文部省が管理運営しています。
文部省は政府の一部であり、政治と不可分です。
自国を守ることは最も重要な事項ですから、
軍隊(自衛隊)と教育の2本建てで行っています。
ですから、教科書検定は当然のことです。
実はマスコミもまた、政府の意向どうりに動いています。
政府を批判する記事も、政府が容認する土俵から、はみ出る
ことはありません。
もしはみ出したら、国家権力によって即、発売禁止です。
つまり、本気で政府の批判はできないのです。
政府は警察による盗聴も合法化しています。
ですからマスコミの役割は、政府の意向に合わせて報道することです。
大量の情報の氾濫の流れは、国民を政府の意向に従わせることです。
テレビ、新聞や雑誌をいかに多く見ても、読んでも、そこにあるのは
政府の意向です。
もし、あなたが真実を知りたければ可能です。
マスコミを見なければいいのですから。
先程の富士山は、思わず息を呑むような冬の景観でした。
午後から吹き始めた強い風が、金色の銀杏の落ち葉を巻き上げて行きます。
雪化粧した富士山が、眩い夕陽を浴びて真っ赤に染まっていました。
山頂付近は零下20℃で20〜30mの強風が吹き荒れていることでしょう。
数年前まで富士山頂の観測所に5人の観測員がいて、2週間交代で勤務していました。
強風や暴風雨の時には交代ができず、自宅に帰ることができなかったそうです。
1966年、台風26号が付近を通過したときに記録した、風速92m/Sは
最高風速として記録されています。
世界最高地点の常駐観測所も、2年前に72年間の役割を終えました。
荒荒しく、厳しい姿の富士山は、見るものの襟を正させます。
明朝は放射冷却現象で、この冬一番の冷え込みになるでしょう。
皆様もお風邪などひかれませんように。
暖かくしてお休みください。
想いだしました。
彼らが仲間だったことを。
いままで親しい人だけが、
波長の合う人だけが、
心地いい人だけが、
いつも一緒に居てくれる人だけが、
私の仲間だと思っていました。
なぜこんなに仲間の数が少ないのか?
なぜこんなに自分のことを理解してくれないのか?
いつもいつも不思議でした。
かって付き合っていた人も、
かって分かれた人も、
実は仲間だったのでした。
いつの間にか自分のことに夢中になり、
自分と違うことが気障りになり、
遠ざかっていたのは自分でした。
彼らには彼らの生き方があり、
この世界へ来て必死に頑張っています。
彼らの生き方を尊重しなければなりません。
彼らをそのまま認めなければなりません。
今朝ふと気づきました。
なぜ彼らと出会ったのかを。
彼らもまた仲間だったことを。
「すべての道はローマへ通じる。」
どの道もまた、同じ目的地へ通じていました。
ありがとう、ありがとう。
ここでまた出会えたことに感謝します。
私と共にいてくれたことに感謝します。
あなたをこころから祝福します。
な、な、なんと!
今朝、年賀状を出してきました。
まさに晴天の霹靂(へきれき)、なにを血迷ったか。
年賀状受付開始1時間後には、投函してきました。
数年前までは、年賀状の締め切りにも間に合わず、
甚だしきは、元日に宅配したこともありました。
それが、今年は、受付初日に投函したのですから、
天変地変、天地開闢(かいびゃく)以来の珍事です。
まあ、「人生塞翁が馬」(さいおうがうま)ですし、
「豚もおだてりゃ、木に登る」ご時勢ですから、
珍事、椿事(ちんじ)は世の習いでしょう。
というわけで、来年は多分、未曾有(みぞう)の
事件、異変が多発されることが予想されます。
皆様、くれぐれも油断召されませんように。
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