LORANの日記
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2007年01月13日(土) 主人公は遺伝子??


あなたが誰かに惹かれる理由を知っていますか?

あなたはどうして、そんなに恋焦がれるのですか?


その理由は「遺伝子」だそうです。

あなたの肉体は、遺伝子の「乗り物」に過ぎません。


ですから、肉体の欲求はすべて遺伝子によるものです。

「三大欲望」と呼ばれる、「食欲」、「性欲」、「睡眠欲」は、

遺伝子が乗り物である肉体を健康に維持するためのものです。


遺伝子は自分がより完璧になるために、つまり自分が永遠に

行き続けるために、自分に不足している要素を取り込もうと

します。


それで、背の低い人が背の高い人に魅力を感じます。

自分に無いものが魅力に感じます。


その遺伝子も数十億年もかけて、多種多彩に変化してきました。

最初の遺伝子は、極めて単純だったのでしょう。


地球上に動物と植物の種(しゅ)が、200万種も存在します。

遺伝子は変化することで、環境の激変に対応してきたのでしょう。


そしていま、あなたがいます。

あなたは自分の種を、どのように残そうとしているのでしょうか?


あなたが魅力的と思う相手と結婚して、子どもをもうけるのは、

あなたの支配者である遺伝子の意思によるものです。


そうでなければ、あなたという「ヒト科」の種は滅亡してしまいます。

こう考えても、いま人類がしている環境破壊は、遺伝子の望む方向

ではありません。


さてさて、人類の遺伝子は暴走してしまったのでしょうか?








2007年01月12日(金) 季氏の憂い


孔子が書いた「論語」に「季氏の憂い」があります。

季氏(魯国の家老)が「せんゆ」という隣国の城を攻めようとしました。

李氏に仕えていた孔子の弟子から、それを聞いた孔子の話です。


「せんゆ」は要害堅固で李氏の居城に近く、このままにして置けば、

 李氏の子孫に憂いを残すという理由でした。


孔子はこう言いました。

「それは野心を隠す口実である。政治をする者のつとめは、

 人民の生活を安定させ、不平等を無くし、安心して暮らせるようにする

 ことである。民生の安定が国を安泰にする。

 他国を従えたければ武力ではなく、文化の力によるべきである。

 文化的名優越によって他国から慕われ、来た人の生活を保障すればいい。

 李氏が心配すべきことは隣国ではなく、自分の国内である。」


今から2560年も前に生まれた孔子の言葉は明快です。

世界を制覇したアメリカに教えてあげたい言葉です。


2007年01月11日(木) やがて悲しき・・・


「おもしろうて やがて悲しき 鵜舟かな」は、芭蕉の最高

傑作の一つと言われています。


この世は、この句によく似ています。

「おもしろうて やがて悲しき 老後かな」とすれば、

多くの人の共感を得るでしょう。


お釈迦様は仏教の開祖で、人類史上最高の意識存在だと思います。

彼の偉大なことは、民衆に「絶対的否定」からの出発を説いた

ところにあると思います。


お釈迦様ご自身が、当時最高の権威である王子と暮らしを捨てました。

愛する両親と妻と息子を捨てました。


そして真実を求めて、導師を探し、7年間の苦行をされました。

しかし苦行からは何も生まれないことに気づき、山を下りてから

悟りを得ました。


この世界が生老病死などの四苦八苦から逃れられない世界であり、

その「絶対的否定」の中から、「蓮の花が咲く」と説きました。


それを得るためには、すべての執着から離れなければならない。

農耕以前の採集生活のように、その日その日を喜捨によって生きる

ことを勧めました。


私はどこの宗教にも属していません。敢えて言えば我流です。

しかし、この教えは実に真理を説いています。


現在のように、モノとカネが人を支配している時代には、とても

必要な考え方です。


モノとカネに支配されている限り、いかに努力しても自分が解放され

ることは不可能でしょう。


私は自分の中の自分が、本当の自分であるかどうかに関心があります。

自分と信じている自分は、自分が作り上げた自分であり、感情に支配

された自分です。


お釈迦様は、これから解脱することを説きました。

私は、これを処理すればいいと思います。それは可能です。





2007年01月10日(水) 真実とは??


真実とはなんでしょうか?

人は真実を求めます。


大自然の真実、深海の真実、宇宙の真実、歴史の真実などなど。

真実の愛、真実の言葉などとも使われます。


では真実とは本当にあるのでしょうか?

大自然や深海や宇宙は不変ではありません。


人のこころも、生命も不変ではありません。

永遠の愛を誓っても、20パーセントのカップルが破局を迎えます。


夜空に煌めく星の光は、何万光年も離れている星の光です。

その星が消滅してから、何万年もしてから星の光が消えます。


でも感じるものは真実でしょう?

そうでしょうか。


不幸にして腕を失った人が、無くなった腕にかゆみや痛みを感じる

ことがあるそうです。


あなたは、まるで現実のようにリアルな夢を見たことがありませんか?

私は何回も見たことがあります。


風景の遥かかなたまでが、もの凄く精緻に美しく見えました。

数km先まで、1mm単位で見えているのには驚きました。


上空から見た樹木は、葉の1枚1枚の葉脈や葉の組織までがリアルに

見えました。

色彩はまるで燃えるように、生き生きと煌めいていました。


このような夢と較べたら、現実はとても色あせて見えます。

どちらが現実で、どちらが夢なのか、判別が難しいと思います。


人は周囲の人の意見を自分の意見よりも、重視する傾向があります。

自分が思うことが他の人と異なると、敢えて言わない方を選びます。


こうして自分の真実を忘れてしまいます。

自分には真実は無く、自分以外が真実になります。


その自分も、現実と夢は、どちらが真実の現実と夢かわかりません。

せめて、いまの自分を真実の自分と信じたいですね。


2007年01月09日(火) 愛媛のセミナーから帰りました。


今夕羽田空港へ到着し、先程富士市へ帰りました。

所用を済ませて、明日中に千葉県の自宅へ帰ります。


今回の愛媛県宇和島市での3日間は、とても感慨深いものがありました。

第一日目は「1日リラックスワーク」を開催しました。


出発まえに様々な資料を作り、印刷し、カバンに詰めて持参します。

他の資料は80GBのポータブルハードディスクへ入れてあります。

これで、行き先でどのような対応も可能です。


私は参加者の皆様の顔ぶれを見てから、その日のテーマを決めます。

今回は「かって自分が受けた傷の修復」でした。


そんなことができるのかと、思われる方もいるでしょうね。

個人個人の程度の差はありますが、確かにできます。


私の得意技は「誘導瞑想法」です。

深い瞑想状態に入れば、イメージは難しくありません。


その状態で過去の傷を確認し、それを修復します。

これは外科的なイメージですから、傷の内容の如何を問いません。


来月今回の皆様とお目にかかりますので、結果が楽しみです。


昨朝の瞑想は参加者としました。

宇和島の日の出が遅いので、室内で行いました。


自分の中の宇宙にアクセスしました。

そこには地球と自然があり、とても平和で穏やかでした。


さんさんと降り注ぐ太陽、さわやかで香しい風、穏やかな海がありました。

それを体験することで、自分自身がとても穏やかになりました。


「自分の内部の世界反映が、外部の世界です。」

いくら世界平和を叫んでも、大きな効果は期待できません。


なぜなら自分の内部が平和でないからです。

ご本人が悲しみや怒りでいっぱいになっているからです。


しかし、もっと深い内部にはとても穏やかな世界があります。

それを体験していただきました。


多くの人に体験していただけたなら、きっと世界は平和になるでしょう。







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