LORANの日記
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2007年02月28日(水) |
2月が終わりますね。 |
今日は2月28日。晦日(みそか)です。
12ヶ月の月の中で、2月は他の月よりも2日は少ないですね。
ずっと昔には、1年間は10ヶ月だったそうです。
真冬は、暦もなく寒さをしのいで家の中にいたそうです。
これでは、まるで冬眠ですね。
太陽の運行と相違ができて不自由なので、2ヶ月を加えたそうです。
それが1月と2月だったそうです。
ですから、2月は1年間で最後の月になっていたそうです。
一説によると、ユリウス(ジュリアス・シーザー)を作ったシーザー
は、自分の誕生日であった7月が30日だったので、31日にさせた
とか。その1日は1年間の最後の日を持ってきたとか。
それで、2月は1日減りました。
さらに、アウグスチヌス(オーガスト)という王は、シーザーにならっ
て自分の誕生月の8月を31日にしたので、2月は更に1日減ったそう
です。
そんな訳で、2月は気の毒に2日も足りないのだそうです。
不思議なのはそんな勝手が通ったことと、王の死後に元の状態へ戻さ
なかったことです。
まあ、歴史の語源は history = his story = 権力者の物語=創作
もありですから。
古代中国の秦の始皇帝は「焚書坑儒」で有名ですが、過去の歴史を消して
自分の歴史に書き換えるために、書物を燃やして学者を殺したのでしょう。
私たちが暦を作ろうと、改めようと、時計を作り、時間を決めようとも、
宇宙には暦も、時間も存在しません。
すべては人間が決めた概念に過ぎません。
そんなあやふやな概念に、振り回されていては、自分を知ることはでき
ません。
2日も足りなくなった気の毒な2月は、今日終わります。
元参議院議員(民主党)・平野貞夫著「昭和天皇の『極秘指令』」
(講談社刊)を読みました。
象徴天皇を、まるで盲腸のように理解していた私の浅学を恥じました。
そのように教え込んでいる「民主教育」について、疑問を持ちました。
また、それを吹聴しているマスコミに下劣さを感じます。
昭和天皇は1901年(明治34年)生まれでした。
1989年1月7日に、87歳で亡くなるまで、在位64年で歴代1位です。
日本は明治時代から立憲君主制で、戦争に負けてからも同じです。
天皇の独断専行は、初めからできない仕組みになっています。
内閣・政府の報告は頻繁に受けていますから、事情に詳しいのです。
国会が終わるたびに、衆議院議長、参議院議長、内閣総理大臣が報告
・説明に参内します。
1929年(昭和4年)満州某重大事件の責任者処分に関して、田中義一
内閣総理大臣は責任者を厳正に処罰すると昭和天皇に約束しましたが、
軍や閣内の反対もあって処罰しなかった時、天皇は「それでは前の話
と違うではないか」と田中を叱責したそうです。
その結果、田中内閣は総辞職、恐縮した田中は程なく亡くなったそうです。
昭和天皇が政治に干渉したと批判する人もいますが、約束したことを
破ったのですから、叱られて当然です。
昭和天皇は日米開戦決定の御前会議で、自ら発言することはないので、
戦争に反対する和歌を披露されたそうです。
東条英機首相が「原子爆弾」の開発・製造を申し上げると、「成功しても
他の国が同様にするから、全人類を滅亡させる。」と叱っています。
それで、「原子爆弾」の開発は中止になりました。
しかし、軍部は秘密裏に「原子爆弾」とロケットを開発していました。
その燃料製造過程で爆発事故を起こしてしまいました。
首謀者の杉山元帥は「まだ、やっていたのか。」と強く叱られたそうです。
ポッダム宣言の受諾が遅れて、広島と長崎に原爆が投下されたことに責任
を感じられていたようです。それで受諾と終戦を急がせました。
1936年に起きた「二・二六事件」では、政府要人を殺害した反乱軍を擁護
する軍部首脳に、制圧を命じたのは昭和天皇でした。
こうして見ると、内閣・政府が機能しなくなったとき、昭和天皇がリード
していたことが分かります。
1976年、現職の田中角栄総理大臣の逮捕という前代未聞の政治的危機が
起こりました。
前尾衆議院議長がこの危機を命がけで収拾したのは、昭和天皇のご意向を
受けて、「核防条約」を国会承認させたのでした。
詳しくは、この本をご覧ください。
私は決して「天皇崇拝」者ではありません。
しかし、内閣・政府が機能しなくなったとき、それを打開してきたのが
天皇であったことを知り、驚いたことは事実です。
民主主義とは多種多様な意見が平等に扱われることを意図しています。
しかし、大きな流れを逸脱しそうになったとき、誰がそれを制御できるので
しょうか?
それを感じた本でした。
2007年02月26日(月) |
行動するか、しないか。 |
行動するか、しないか。
いつも、その選択をしています。
気がついたら、すぐ行動する。
これができる人は、自分の人生を生きているのでしょう。
気がついても、行動しない。= 行動できないのでしょう。
自分の中に、行動したくない気持ちが強いからでしょう。
朝、目覚めたら起きる。
すぐに起きられたらいいのですが、なかなか起きられない人もいます。
寝不足とか、低血圧とか、体質とか、様々な理由があるのでしょう。
それ以外に、起きたくないと思っているかも知れません。
人は感情の生き物です。
感情はエネルギーですから、溜まっていきます。
溜まったエネルギーは、まるで生き物のように意識を持って行動します。
自分が溜めてしまった感情に、支配されてしまいます。
「うつ」や「自己憐憫」などもそうです。
自分の力を取り戻すことが大切であると、先日まで書きました。
「うつ」や「自己憐憫」は、自分の力が奪われた結果です。
そうなった原因が、自分にあることを認めないからです。
人のせいにして、自分が被害者であることを選んでいます。
自分の人生の主人公は誰ですか?
自分以外に主人公がいるのですか?
どうして家族や仕事やお金のせいにして、主人公を放棄するのですか?
主人公のいないお芝居を見ているお客様は、退屈しています。
「お〜い、いつになったら主人公が出てくるのか?」
こんなにつまらない人生を、いつまで続けるつもりですか?
あなたが親になったとき、子どもはあなたのコピーになります。
そのまた子ども(孫)も同じになります。
あなたが楽しければ、子どもも、孫も楽しい人生を送るでしょう。
あなたが楽しくなければ、子どもも、孫もそうなるでしょう。
ですから、自分ひとりが不幸で済むと思わないでください。
誰かが幸せにしてくれるなどと、あてにならない夢を持たないでください。
相手がいなくても、お金が無くても、幸せな人はいます。
相手がいても、お金があっても、不幸せな人もいます。
つまり、幸せは個人の問題だからです。
幸せになる条件などは、初めから無いのです。
暖かい日に、静かな海岸や野原で、いっぱいお日様に当たって、咲き誇る
花を見て、体もこころもリラックスして、「ふ〜」とため息をして、
「あ〜、しあわせ。」と感じたときが、幸せなのでしょう。
でも、自分が幸せを感じることを妨げる感情があります。
憂鬱で、暗くて、重くて、冷たい感情です。
「幸せになってやるものか。」とつぶやく自分がいます。
それが、幸せになろうとする自分を止めています。
「恨み、憎しみ、呪い」を、相手にだけでなく、自分へかけています。
この感情が自分を支配しているかぎり、幸せになれないでしょう。
しかし、感情はエネルギーです。
エネルギーは消すことができます。
またエネルギーは放置しておくだけでも、次第に消えていきます。
そのためには同じエネルギーを補給してはいけません。
最も簡単に解消できる方法は、日の出の朝日に当たることです。
それも自然環境が豊かな場所が効果的です。
2007年02月23日(金) |
自分の力を取り戻す。(4) |
(つづき)
自分の力を取り戻すことについて、既に3回に分けて書きました。
そのためには勇気が必要ですが、その勇気も教えられた常識や
宗教的な教えが邪魔をしていることにも、気がついたでしょう。
あとはあなたが、勇気を出すことが出来るかどうかの選択だけです。
それでは、自分の力を取り戻すことで、どんな変化が起こるのでしょう?
先ず、自分の健康が守れるようになります。
風邪を引く回数は、今までの何分の一になるでしょう。
花粉症やアトピー、アレルギーは、ほとんど無くなるでしょう。
不眠症、うつ、頭痛や生理通も無くなるでしょう。
ほとんどの病気は快方に向かい、全快する人も続出するでしょう。
過労死は無くなり、自殺者は0になるでしょう。
「自分の人生が自分の選択で決まる。」のですから、迷いが無くなります。
他人(自分以外の人)の干渉や批判が気にならなくなります。
もちろん、自分が評価する人の意見には、耳を傾けるでしょう。
自分が穏やかで平和になることで、家庭もそうなります。
社会、世界が穏やかで平和になります。戦争は終わります。
ストレスが無くなるので、刺激を求めることが無くなります。
お酒やタバコ、麻薬などの中毒物質が、必要で無くなります。
お金も必要最小限の額があればよくなります。
働き過ぎが無くなり、自然環境に恵まれた田舎で暮らす人が増えます。
大都市の持つ弊害も解消され、都会も暮らしやすくなるでしょう。
お金や学歴、資格などにこだわることが無くなり、無駄な人生が終わります。
病気が無くなり、老人は元気になり、介護の必要な人も減ります。
「死」は自分が選択できるので、恐怖心が減ります。
その結果、家庭で家族に見守られながら、穏やかに亡くなります。
現在40兆円の国民医療費は、1割以下になるでしょう。
こうして無駄なお金や人生が無くなることで、健康と元気が回復します。
世界も平和になり、人々は平和な生活が可能になります。
以上のことが実現すれば、様々な経費が削減されますので、物価は
半分以下になるでしょう。
ですから、今の半分の労働時間があれば、十分でしょう。
毎月10日の勤務でよくなれば、交通渋滞も無くなります。
エネルギー問題も、公害も減少するでしょう。
私たちは子どもに、この地球を残すことが可能になります。
どうですか?
あなたが自分の力を取り戻すことで、こんなにすばらしい世界が実現します。
あなたの勇気を期待しています。
(おわり)
2007年02月22日(木) |
自分の力を取り戻す。(3) |
(昨日のつづき)
自分の力を取り戻すためには、勇気が必要であることが分かりました。
勇気があれば、自分の力を取り戻すことができるのですから、勇気を出しましょう。
そう言っても、ほとんどの人は勇気を出すことができません。
なぜなら、去勢されてしまっているからでしょう。
去勢とはオスの睾丸を切除して、オスらしい元気を無くしてしまうことです。
もちろんこれは例え話ですが、それほど深刻な問題です。
私は人類が、家畜化されているように思うのです。
「絶対服従」は理屈ではなく、遺伝子レベルなのだろうと思います。
そのような観点から見れば、「旧約聖書」の神が、人類を奴隷のように
扱ってきたことも理解できます。
その時代から、「絶対服従」を強いられ、もしも命令に背けば、永遠に地獄や
煉獄へ突き落とすと言われ、今でも信じているのですから。(最後の審判)
「ソドムとゴモラ」の破滅や「ノアの箱舟」の大洪水による大絶滅などの
天罰を使って、「絶対服従」を強いたのでしょう。
このように歴史的に永い期間、宗教的な教えという規制を受けていたら、遺伝子
レベルに染み込んでしまうことは当然でしょう。
これでは、自然に「自分の力を取り戻す」ことを願っても、「百年河清を待つ」
の例え同様に、不可能だろうと思います。
「自分の人生の主人公は自分」です。
幸せになるか、ならないかは、自分が決める以外に方法はありません。
どうせ生まれてきたのですから、幸せになることが一番に決まっています。
宗教的な規則を守っているのも、幸せになりたいからでしょう。
生まれてきたということは、いつかは死ぬということです。
つまり、「往復切符」を手にしています。
早く帰る人も、遅く帰る人もいます。
天国へ帰るのなら、早い方がお徳のように思われます。
LORANでは、ヒプノセラピスト養成もしていますので、学習を含めて
100回以上のヒプノセラピー(催眠療法)を実施しています。
こんなに多くの過去生退行催眠をしても、過去生で亡くなって地獄へ行った
人はありません。
早い人は、死後20年ほどで生まれています。
私は1944年生まれですが、前世で亡くなったのは1921年でした。
ロシア革命で殺されていましたが、当時の名前も思い出しました。
あの世にいたのは、23年間に過ぎません。
「最後の審判」を待つまで、天国へ行かないで眠っているなんて、
暇な人はいないのでしょう。
ましてや、永遠に地獄や煉獄へ行くことなどはないでしょう。
私の体験を信じるか、宗教的な教えを信じるかは、個人の自由です。
しかし、自分を幸せにすることは、自分への責任だろうと思います。
(つづく)
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