LORANの日記
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子どもの歴史について、興味を持ったことがありますか?
フランス人作家のロジェ・ファリゴ氏の作品を2冊読みました。
「ガストンとルシア」(小学館)の1と2です。
子どもの歴史の苛酷なことは、想像を絶するものがあります。
子どもは、まるで家畜同然だったこともあります。
イギリスの産業革命時代も、そうだったのです。
日本の子どもの人権は保護されていますが、低開発国ではそうでは
ありません。
低開発国では、子どもは労働力として重要なので、自由に学校へも
行けません。
相対的に、女性の地位の評価が低く見られています。
子どもだけではなく、国内で階級差別が存在します。
その最たるものは、インドのヒンズー教です。
綿密で厳格なカースト制という階級制度があります。
もちろん憲法では階級制度を否定していますし、最下層選出の
国会議員もいます。
しかし、地方の田舎へ行けば、厳然として存在しています。
もしも、それに反対すれば、私刑(リンチ)で殺されます。
最下層の人が殺されても、警察は関知しないというのですから・・・
私たちには信じられないことが現実に起こっています。
人間が、こんなに残虐な存在であることに驚きます。
日本にも外国人が150万人住んでいます。
私は国境などは不要と思っています。
世界中で戦争を無くすためには、お互いが譲り合わなければ
なりません。
お互いを尊重し、理解するように努めなければなりません。
いまのように、「安全」という垣根を高くすることは慎まなければ
なりません。
自分だけを「安全」にするためには、相手を排除しなければなら
ないからです。
それができなければ、いつまで経っても平和は実現しないでしょう。
冬型の気圧配置が強まったとかで、全国的な冷え込みだそうです。
思いがけない大雪や強風の影響が出ていると聞きました。
3月も半ばになり、暖冬で桜の便りも早かったのですが、やはり
そう簡単には、春は訪れてくれないようです。
富士山は絵に描いたような美しさです。
強風で澄みきった青空に、真っ白な雪をいただいています。
富士山といえば、銭湯の背景ではありませんが、この景色を
置いてはないでしょう。
ここ富士市に約60年間住んでいますが、息を呑む美しさです。
これからは、日一日と暖かくなり、水蒸気が多くなって霞が
たなびきます。
それもまた、優しくて日本画の題材としては格好でしょう。
私個人の好みとしては、やはり富士山は毅然としている冬の
姿を一番にあげたいと思います。
それにしても、毅然とした人が少なすぎる気がします。
どうしてこんなに、お金や地位や肩書きが欲しいのでしょう?
「武士は食わねど、高楊枝」という川柳があります。
そんなやせ我慢ができる人がいないことが、とても残念です。
人は逆境にあって鍛えられるのでしょう。
60年前の戦争では、東京はじめ大都会は空襲で一晩に10万人
もの焼死者をだしました。
広島・長崎の原爆によって、10万人以上の人が亡くなりました。
「人の命は地球よりも重い」といいますが、戦争では木の葉よりも
軽くなってしまいます。
臓器移植の募金で人を助けることに強力することもいいでしょ
うが、いま現在、数千万人の人々が飢餓線上にいる事実はどう
したらいいのでしょう。
このような現実を一緒に創っていることに、気づいていないようです。
自分は、自分の命じられたことさえしていればいいのだと。
こんな無責任な人が多いのが、日本人の特徴でしょう。
忠実であるという「ロボット人間」は、とても危険だと思うのですが。
2007年03月11日(日) |
第1回静岡すぴこんご来店御礼 |
昨日は「第1回静岡すぴこん」が開催され、出店しました。
主催者の方のお話ですと、第1回目なので予定では500人程度だそう
でした。
しかし、実際には1100人以上もご来場されたそうです。
ご来店いただきましたお客様に、御礼申し上げます。
また、予約でいっぱいでしたので、やむを得ずセッションできなかった
皆様にお詫び申し上げます。
今回のすぴこんには、LORANグループから5店が出店しました。
それぞれが趣向を凝らし、個性的な展開をしています。
機会がありましたら、どうぞご来店ください。
占いのショップはいつも人気があります。
占いを否定するつもりはありませんが、参考に留めたいですね。
運命は自分が決めるものです。
また、運命は既に決まってもいます。
こう書くと、矛盾しているように感じますね。
でも私は、そう信じています。
実は、運命は生まれる前に、自分自身が決めてきたと思います。
しかし生まれると、決めてきたことを忘れてしまいます。
占いは統計的な傾向ですから、個人が決めたことは分からないでしょう。
でも、催眠療法などのセッションで、思い出すこともあります。
運命は、ピンポイントで決めたのではなく、大きな流れです。
その流れの中では、自由な選択が可能です。
どこへ住むとか、職業とか、伴侶とかは自由に選択できます。
この流れに従えば、大きなトラブルはありません。
援助してくれる人や協力者も増えてきます。
ですから、困ることにはならないでしょう。
しかしほとんどの人は、これを信じません。
自分が無力であると、教育や宗教などで教え込まれているからです。
その結果、自分の健康が維持できません。
自分の幸せを信じられません。
自分の運命を変えられません。
自分の執着やこだわりを捨てることができません。
自分が被害者であり、不幸な人間と信じています。
この世界は、苦しく悲しいと信じています。
人生は我慢と忍耐だと信じています。
人に愛されなければならないと信じています。
人に認められなければならないと信じています。
書き出したらきりがありません。
これらはすべて、自分が無力化された言葉です。
自分は自分ですから、自分が自分に責任をもてばいいのです。
ただそれだけのことが、どうしてわからないのでしょう?
今朝は東の空に低い雲があったので、日の出の太陽を見るのが
遅くなりました。
低い雲の下から一瞬見えた写真です。
その10分後には雲の上空へ出ましたので、強い光になりました。
人の心も同じですね。
太陽は毎日、いつもと同じように出ているのに、雲が自分の心を
隠せば光は入りません。
先日は快適な空の旅をしていましたが、羽田空港へ着陸態勢に入る
ために降下を始めたら、大揺れに揺れました。
高度12,000mの上空は晴れ渡っていたのに、下界は台風並み
の低気圧が通過中でした。
全国で風速30mの強風が吹いて被害が出た日でした。
おかげさまで15分遅れで到着できて、よかったです。
上空と下界の違いを、教えていただいたと感謝しています。
心に雲が無ければ、毎日晴れ晴れとした気持ちで過ごせます。
心に雲を作るのは、自分以外ではありません。
喜怒哀楽の感情は、人生を豊かにします。
しかし、いつも曇りや雨や台風では、人生は楽しくありません。
雲は光を遮断するために作ります。
光=愛と歓びを、自分が拒否するからでしょう。
光を受け入れられないのは、自分がこだわっているからでしょう。
自分が不当に扱われていると思ったり、裏切られたと思ったり、
執着を捨てられなかったり、他人と比較して落ち込んだり、
不安や悲しみを捨てられなかったことなどでしょう。
それらのことは、自分が信じた信念や思想、考え方で起こります。
また、両親、特に母親の考え方に大きな影響を受けているようです。
結婚できる年齢、女性は16歳でしたね。
もう一人前なのですから、いつまでも親のせいにするのでは幼稚
すぎます。
親を「他山の石」として、学ぶべきは学び、矯正すべきは矯正して
自分を成長させなければなりません。
高齢化でいつまでも親が生きていることが、成長の妨げかも知れません。
私のように26歳で両親に死なれた方が、真の勉強になります。
いつも雲の上にある青空と、そこに見る太陽の輝きを忘れてはいけない
と思います。
昨日、富士市へ帰ってきました。
強風で空気の汚れが吹き飛ばされて、富士山がきれいでした。
夕陽はすばらしい輝きを見せてくれました。
強風が吹いて、昨夜から急に寒くなりました。
まだ3月の初めですから、本来の気温なのでしょう。
今朝の日の出の太陽は、ここ富士市では最高の輝きです。
工業地帯の富士市の空気は、煙突や車の排気ガスで汚れています。
強風のおかげさまで、朝日のすばらしい輝きをいただけます。
電気が利用される以前は、と言ってもまだ100年足らずですが、
夕方には夕食をとり、早く寝て、日の出前に起きていました。
ですから体内時計は、早寝早起きパターンになっています。
ここ40〜50年間でテレビが普及したために、生活パターンに
変化が起きました。
特に深夜のテレビ放映が始まってからは、体内時計を無視した生活
をする人が急増しました。
テレビは情報や知識を得るのに便利なので、手放せなくなります。
しかし、どんなものにも利点と弊害があります。
利点から弊害を差し引きして、もし結果がマイナスなら中止しなければ
なりません。
老人へテレビを見せ続けると、痴呆が進むことは証明されています。
読書と違い、脳を使う必要がないからだそうです。
子どもの近視やゲームのし過ぎで、問題が起きています。
一家団欒と言っても、テレビ観賞だけでは意味が異なります。
テレビのおかげで、知らなくてもいい他人の暮らしを知った結果、
自分を惨めに感じる若者が急増しました。
テレビは比較させることで、流行を造り、商品を販売します。
「捨てさせろ、買わせろ」が、マスコミの正体です。
環境問題、エネルギー問題、人口問題などが山積しているのに、
商品販売を刺激するマスコミは、時代に逆行しています。
テレビを見ないようにしなければ、マスコミのマインドコントロール
から抜け出すことはできません。
たった1ヶ月間でも、テレビを消して生活しませんか?
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