LORANの日記
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2007年03月20日(火) |
穏やかで平和なこと。 |
幸せとはなんでしょうか?
健康であること。
家族がいること。
友人や仲間がいること。
お金があること。
美人であること。
若いこと。
地位や名誉があること。
その他・・・
もちろん、それらもあればいいですね。
でも、それらがあるだけでは、幸せとは言えないと思います。
幸せである状態とは、穏やかで平和なこと。
お金があっても、無くても。
誰かがいても、居なくても。
若くても、年寄りでも。
地位や名誉がなくても。
穏やかで平和なことを忘れているから、
生活の手段に夢中になっています。
お金があれば幸せ。
そんな社会を認めているから、いつまでたっても平和になりません。
モノを欲しがるのは、幼稚性が抜けないから。
人に認められたいのは、自分に自信がないから。
誰かに居てもらいたいのは、孤独で不安だから。
自分の短所を直さないでいるから、ちっとも成長できません。
そんな人が親になるから、子どもはとても迷惑です。
子どもは親を見習います。
親が大好きだから、同じになろうとします。
そして、親と同じ道を歩きます。
同じ思いをしながら。
こんな間違いを正すことは、とても簡単です。
気がついたら、止めることです。
自分の不安を、止めることです。
悲しみや寂しさを、止めることです。
人やオカネへの依存を、止めることです。
他人との比較を、止めることです。
他人の目を気にすることを、止めることです。
テレビや新聞から、離れることです。
自分の自由な時間が、持てるようになります。
その時間に、自然豊かな場所で静かに過ごしましょう。
そうすれば、自分が穏やかになります。
自分が平和になります。
この状態を幸せと呼びます。
2007年03月19日(月) |
自分が変わるためには・・・ |
子どもは とってもいじらしい
子どもは 親が大好きだから
ですから 親にそっくりです
話す言葉も しぐさまでも
親が好きだから 反抗もしました
親が好きだから 甘えたかった
でも 親が忙しいときには
子どもを相手にしている 暇がなかった
親も 子どもが年をとっただけだから
甘えたかったこともあった
でもその親には 子どもを相手にしている
余裕がなかったのです
こんなことの繰り返しで
子どもが 親に甘えられなかったことで
子どもと親の間に 空白ができてしまいました
どうしても 埋められない溝ができました
親に甘えたい
でも 甘えられない
そんな子どもに なにもしてやれない
立ちすくんでいる 親がいます
そんな思いは 誰にも癒すことができません
頭で理解するだけでは 傷はふさがりません
傷があれば 痛むだけではなく
同じ繰り返しをしてしまう 原因になります
親が癒えなければ 子どもも癒えないのです
どうしていいか分からないで 立ちすくんでいる親に
子どもはなにが できるのでしょうか
親は過去の傷が そのままになっていいるから
いまさら どうにもならないと思っているから
誰も昔のつらい愚痴などを 聞いてくれると思わないから
自分が我慢していれば いいと思っていたから
自分の胸にしまって こころの中で泣いていれば
いいと思っていたから
泣き言を言ったら 女々しいと思われるから
どんなに辛くても 我慢しなければならないから
こんな思いが重なって 親はじっと我慢してきました
人知れず涙を流し ぼろぼろになるまで働いて
親を信じて 無心に眠る子どものために
この子を 大きく育てるために
子どもが 大きくなって
子どもは 親を批判しました
どうしてもっと 幸せにならないのかと
そんなに我慢を しなくてもいいのではないかと
当時の事情を知らない子どもは
自由に親を批判します
親だって もっと幸せになりたかった
もっともっと 誰かに甘えていたかった
いまの 子どものように
でも いまは過ぎ去った過去のこと
一言や二言で 苦労が分かるはずがない
親はそれで 黙ってしまいます
いまさら 誰も傷つけたくないから
親が癒えたら 子どもも癒えることができます
だって 子どもは知らない顔をしながら
親の気持ちを 察していたのです
皆が寝静まってから 一人涙を流す姿を
子どもは何回も 見ていたのですから
子どもは子どもなりに 親を心配していたのです
子どもも成長して おとなになりました
当時の 親の年齢になりました
ですから 親の気持ちを聞きたいのです
あの頃も 親と一緒だったから
どうしてあの夜 涙を流していたのかを
どれほど孤独で 忍耐しなければならなかったかを
だって 子どもの幼い記憶の親は
今でも 涙を流しているからです
こうして親から子どもへ 悲しい記憶が受け継がれて
親の軌跡を 子どもがたどってきました
でも こどもは悲しい親の軌跡を たどりたくありません
こんな悲しい思いを 次の子どもに与えたくありません
ですからどうぞ お話してください
あの夜流していた 涙のわけを
子どもは親の気持ちを 理解できる年齢になりました
親とこどもの間にある 溝を埋めることができるでしょう
もしも親と子どもが 一緒に癒えることができたら
親と子どもは もっと仲良くなれるでしょう
今度は子どもが 親への恩返しをします
子どもは親が 大好きだから
あなたが いてくれることが 幸せです
あなたが あなたでいてくれることが 幸せです
あなたが なにかをしなくても
あなたが なにかにならなくても
あなたが あなたでいるだけで 幸せです
夜空に星が またたくように
青空に太陽が 輝くように
川の水が 流れるように
浜辺に波が 打ち寄せるように
春には木の芽が 芽生えるように
夏にはホタルが 夜を遊ぶように
秋にはアカトンボが 群れ飛ぶように
冬には雪が 山田を覆うように
ただ あるがままで
それが あるだけで 幸せです
呼吸する大気があり
自分を支える大地があり
のどを潤す水が流れ
野山に山草が生え
川や海に魚が遊び
命を育んでくれます
なにをしなくても
なににならなくても
いまのままで
そのままで 幸せです
ですから
そのままのあなたに 感謝し
いまあることに 感謝します
無償で 生命を与えてくれる
すべてに 感謝します
なにも求めないで
なにも責めないで
なにも傷つけないで
なにもこだわらないで
そのままのあなたが 幸せです
あなたの周りに 目を凝らせば
すべてが あるがままで 幸せに生きています
お互いが 命を与え合い
お互いが 成長しあい
誰も 支配しないで
誰も 奪い尽くさないで
あるがままに 生きています
命を楽しんで 生きています
あなたがいてくれることが 幸せです
あなたが あなたでいてくれることが 幸せです
だから あなたに言います
ありがとう
目の前の相手や仕事から 目を離してごらんなさい
外へ出て 大きく腕を上げてごらんなさい
そこには 青空が拡がっています
太陽がまぶしく輝いています
あなたが気づかないうちに
季節は移ろい 花が咲いています
あなたが夢中になっている間に
すべては変わっていきます
白鳥は北の国へ帰っていきました
桜は暖冬で もう散っています
あなたが目の前のことに こだわっているから
もう何年も変わることが できないでいます
3年前に生まれた赤ちゃんが 今年は保育園に入学します
3年前に保育園へ入学した子どもは 小学校へ入学します
周囲ではこんなに 変化が続いているのに
こだわっているあなたは ちっとも前へ進めません
誰が悪いとか
こんなのイヤだとか
こうなったのは あいつのせいだとか
いつまでも 自分が成長したくない理由を 言い続けています
そのくせ しあわせになりたいとか
早く いい人が現れてくれたらとか
神様に手を合わせて 願っています
占いに一喜一憂し
波動がよくなるという石を求め
親からもらった名前も変えて
勝手に救いを求めています
いまの意識が 未来の現実を創ります
親や周囲を恨んで 身勝手なお願いをしていれば
同じ波動の現実が現れます
それは自分が創造している現実です
誰のせいでもありません
あなたが本当に 幸せになりたいのなら
先ず 自分を幸せにすることです
あなたが自分を憎むことをやめることです
自分を罰することをやめることです
自分さえ嫌うのですから 誰もあなたを好きにならないでしょう
親や周囲を恨むのですから 誰もあなたに近付かないでしょう
孤独で寂しい人が ムードで一緒になっても
(−1)+(−1)=(−2)
になって、寂しさも2倍になるだけでしょう。
もういままでの自分をやめませんか?
自分を不幸せにすることを やめませんか?
誰もあなたを不幸せにしません
誰もあなたを憎んでいません
ですから あなたは自分を自由にすることができます
あなたを幸せにすることができます
あなたが自分を許すだけで・・・
この世界は「物質世界」です。
物質世界は、2つの対照的な要素によって構成されています。
「生と死」、「陰と陽」、「プラスとマイナス」、「創造と破壊」などです。
どちらがいいのではなく、どちらも必要です。
人が死ななくなったら、生まれてくる必要は無くなります。
動物と植物は、「遺伝子の乗り物」と言われています。
数十億年の昔、太古の海に生まれた生命の遺伝子が、生存のために
多種多様な進化を遂げて、現在地球上に約200万種という膨大な
種(しゅ)を創り出しました。
生き物はすべて、遺伝子が生存し維持発展することが本能です。
人類もまた、遺伝子の命令に絶対服従です。
食欲、睡眠欲、性欲は、種の維持、保存、発展に不可欠です。
この本質的な欲望を故意に否定すれば、バランスを失います。
ダイエットのために食事を減らせば、健康が損なわれます。
摂取したカロリーを、運動などで消費すればいいのです。
人類の本能は、遺伝子の命令通り「生存」です。
しかし、現在、矛盾した行動が顕著です。
人類が環境破壊や人口爆発、大量殺戮兵器などで、滅亡へ向かっていることです。
このようなことが、起こる原因はなんでしょうか?
1 人類の遺伝子が暴走している。
2 そうでなければ、人口が多すぎるので、減らそうとしている。
3 本能よりも、人類の欲望が暴走している。
4 欲望を起こさせる要素(不安、恐怖)が、増加している。
5 その他
簡単に列挙すると、以上のような原因が考えられます。
これらの原因が単独ではなく、相互に関係しているのかも知れません。
では、人類を救済する方法は無いのでしょうか?
人類は、キリスト教が言うように、呪われた存在(原罪)だからでしょうか?
私はそうは思いません。
幸いなことに、人類には学習能力があります。
いままでの人類の歴史から、学ぶべきは学ばなければなりません。
2度と同じ間違えを繰り返してはなりません。
欲望をコントロールするためには、理性が必要です。
理性は感情よりも、高い意識でなければなりません。
感情に影響や支配されたら、それは理性とは言えません。
理性とは、それほど崇高である必要があります。
この理性は、自分の中にある「神性」と繋がっています。
「神性」とは、「宇宙を創造した意識である」と思います。
ですから、宇宙に存在するすべてに共通した「意識」でしょう。
「すべてが一つ」という「意識」を持つ所以(ゆえん)でもあります。
人は自分が意識して、この「神性」を感じる生き物だと思います。
この「神性」と繋がった「理性」によって、欲望のコントロールが可能です。
いま、滅亡へ向かっているように見える人類を共済するためには、
人々が自分の「神性」に気づくことが必要と思います。
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