Kumsta kayo?(富山編)
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2002年05月18日(土) 日本人、日本食


ドイツのデュッセルドルフという街に行ってきました。

ここからの距離は、車で1時間半くらい、アムステルダムへ行くのと変わりません。

目的は、「日本食材の買出しと日本食を食べる。」ということ。

デュッセルドルフは観光地ではないから観光として見るところはほとんど無い。

日本企業の支店がドイツで一番多いらしい。

そのため駐在する日本人、その家族が多く暮らしている。

日本食材店、日本食料理屋もたくさんある。

街を歩いていると日本人に会う、会う、会う。

日本の本を売る本屋もある、値段は日本の2倍以上。

日本食材店には、そばでもお酒でも漬物でも”ごはんですよ”でも”どん兵衛(カップうどん)”でも、ほしいと思うたいていのものがある。

もちろん、それなりの値段はしますが。

日本のラーメン屋があるというので行ってみると行列ができていた。

ドイツ人から見ると「なにならんでいるんだろう」と変に移っていると思う。

だって人が並んでいるのはそこの店だけで、しかも東洋人ばっかり。

ラーメンの感想は、「まあ、確かに日本のラーメンだけど、並んでまで食べたいほどじゃない」

夜は、おすしを食べたんだけどそこの店は店員さんもみな日本人で着物を着ているくらいのところだから、

”ちゃんとした”日本のおすしでおいしかった。

EUはすごいね、国境も無いしお金もいっしょだし。

更新 オランダ時間 5月19日14:20/日本時間 5月19日21:20 


2002年05月17日(金) ネイティブスピーカー

英語の先生の中にイギリス人の女性がいる。

彼女がオランダにきた理由は、「ボーイフレンドがフィリップスに来たから」だそうだ。

そして「オランダを覚える気は全然無い」って。

いいですな、英語をしゃべる国に生まれてあたりまえに英語がしゃべれて、それが仕事になって。

もちろん、教えること(方法)などは知らなければいけませんが。

日本にも同じような外国人(米人、英人)がたくさんいるんでしょう。

彼女がオランダ語を覚える気が無いのは、暮らしていく上で困らないから。

オランダは、ほとんどの人が英語を話すことができる。

ネイティブイングリッシュなかれらは、世界中を旅行したって一番楽だろう、言葉に関しては。

どこの空港いったって英語の表示はあるし、英語を話せば相手は英語で説明しようと努力してくれる。

日本人だって、英語で聞かれたら英語で話そうとするでしょ。

「あ〜、わたしは〜、・・」なんて日本語を外人が話す英語風にいっている人もいるけど(笑)

☆☆
言葉のことで思い出しましたが、以前読んだ本で日本で生まれて育った在日韓国人3世の人がはじめて韓国を訪れたときに

「おまえは韓国人なのになんで韓国語が話せないんだ。」

という話があった。

在日韓国人は日本で生まれ育っていながら韓国人、でも日本語を使っている。

なかには彼らの学校では韓国語(朝鮮語)で教育を行っているところもあるときいいたことがある。

せっかく訪れた自分の「ルーツ」の国でそんな仕打ちをうけてショックだったと思う。

☆☆☆
ブラジル人の先生に言わせると「言葉を覚えるにはその国の恋人を作るのが一番早い」って。

ブラジル人らしいけど、おんなじことはほかの人からも聞いたことがある。

確かに、”必要にせまられる”からね。

更新 オランダ時間 5月18日8:10/日本時間 5月18日15:10 


2002年05月16日(木) 英語の補習


「日本人は英語ができない。」ということで問題となり、今日から10日間英語の補習を受けることになりました。

しかし、日本人の中にはアメリカの学校を卒業した人やアメリカの会社に5年くらいいた人もいる。

その人たちは必要ないと思うのですが、受け入れ側としては「日本人」という枠でいっしょみたい。

こちらのエンジニアとのコミュニケーションが取れないということが一番の問題。

日本の会社は「行けば何とかなる」という古い考え方で簡単に送り出すが、

行かされる本人はもちろん、それによって日本側の評価が下がることまで考えないのだろうか。

外資系の会社の代理店的な仕事をする限り英語は必要であり、それなりの人材もしくはそうなるべき教育が必要。

自分の場合はこの会社の人間ではなく出向できているから会社のやり方はよくわからないが、

少なくとも社内でこのような海外の製品を扱っている部署はほかに無い。

だから、会社のやり方も日本式を脱しきれていない。

本気でこの仕事を続けていく気があるのなら、マネージメントのレベルまで考え直さなければいけない。

ここまでは、昨日行く前に書いたことです。

ここから、今日の感想などを・・・

車で約1時間のところまで行く。

クラスの構成は、3つ。

1.先生が教えてくれる時間 2.パソコンを使う自習 3.まったくの自習

そして、昼と夜の食事が出る。

昼は軽いものだったけど、夜はフレンチの簡単なコースでデザートまで出て、

「こんなの自分でも食べたこと無い」って感じ。

食事だけでも行く価値ありかも。

日本の語学学校と違って、会社で来ている人か金持ちしか来ない感じです。

授業料もかなりお高いらしい。

うそかほんとか25ヶ国語のコースがあるそうで、もちろん日本語もあるそうです。

肝心の授業はというと、何気なく話している言葉を文法の間違いまで指摘されて改めて考えると話せなくなったりして。

「3単現のS」とか「現在形、現在進行形、現在完了、過去形」 

改めて考えると、めちゃめちゃであることに気づく。

終わるころには、英語ではなく下が肥えていたら怖い(笑)

更新 オランダ時間 5月16日22:20/日本時間 5月17日5:20 


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