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2003年09月03日(水) 第169話 激突! 城之内vsヴァロン

第169話 「激突! 城之内vsヴァロン」(9月2日放映分)
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    今日のお言葉

      本田 「(舞さんに向かって)みんな、お前のせいだぞ! 城之内になんかあったら許さねーからな」



    本田の言うコトはまったくごもっとも。
    今回の騒動の元は舞さんの『勝負に対するこだわり』が引き起こしたコト。
    だから本田が舞さんを責めるのもすごく納得してしまう。
    本田は基本的にデュエリストじゃないから、カードゲームに興じる王様や瀬人さんのコトを「マニアックな趣味にのめり込む友達」程度に見ている。
    ただその中に城之内が巻き込まれるコトをあまり快く思っていないんじゃないかな…と思う。
    本田は城之内が好き。
    好きだから守りたいと思う。
    舞さんが城之内にこだわるのは勝負だけではなく、軽い恋愛感情も絡んでいるコトまで読み取れていないのは本田らしくて良いと思う。


★王様! 王様!! 王様ぁ〜!!!の前説★

    ついに明らかになったドーマの黒幕ダーツの正体…
    そいつは世界の経済や政治まで操作できるという巨大企業パラディウス社の総帥だった…
    だがオレは石の荒野で確かに見たんだ! 
    遙かな昔…デュエルモンスターズと闘うコイツの姿を
    アトランティスを滅ぼしたのもダーツだと言うのか!!


    今回は城之内とヴァロンのバイクシーンが印象的でしたねぇ。
    ヴァロンのバイクって重そうですが、器用に乗りこなす姿にちょっと惚れました。

    今回は絵的な見どころってあまりなかったので、ちょこっとモノ足りなかったですが、唐突に語られるヴァロンの過去には驚きました。
    はぁ〜そんなやんちゃな時期が…(-_-;)
    そんな重い過去に比べ、描き方がちょっと薄めだったのが残念。
    シスターに対する想いみたいなモノがもう少し描かれると、ヤクザーズ相手に立ち向かった気持ちがもう少しこちらに伝わったのに…と思いました。
    アメルダやラフェールさん達が超ド級の感情噴出タイプだったから、ヴァロンの過去話も期待していたのに…。
    せっかくガツンとプロポーズして、感情丸出しのイメージがついていたのに、今回の過去話で感情を言葉で語らず、行為で語る奴というイメージになってしまった。
    でも、あれって今から数年前の話みたいなので、今のヴァロンと同一視しちゃダメだよね。

    あと王様がダーツさんを「そいつ」だの「コイツ」だのと言うたびに笑いが…(^-^)


    今回のデュエル…ヴァロンの作戦は前回と同じでちょっと残念。
    あの変身スーツのパーツって手札から出してたけど、いきなりあんなにカードが揃うモノなのかな…。
    「都合良すぎるよぉ〜」とつぶやいてしまった…(-_-;)

    というわけで、相変わらずデュエル抜きとなります!! スンマセンm(_ _)m


★夜道を全力疾走の城之内と本田★
    (舞さんを救うため、パラディウス社へ向かう城之内)
    本田:待て城之内! そっちはあぶない!! 城之内ぃ〜
    城之内:(曲がり角から突然あらわれるオレイカルコス・ソルジャー)なんだ!?
    本田:やべっ!!
    二人:逃げろ〜

    ドスドスと歩き回る怖い顔のソルジャーさん達。
    夜道であんまり出会いたくないですなぁ〜(^_^;)
    彼らがどうやって魂を狩っているのかが分からない。首でも締めているのかな…。
    図体はデカイが敏捷性に欠けているようなので、思い切り走って逃げれば追いつかれないと思うが、鈍足の私じゃ無理だな…(-_-;)


★★なんと並んで歩いてます!ドキドキ★★
    遠くでパトカーのサイレンが響く…”ビンボォー・ビンボォー”
    瀬人さんと王様が仲良く、寄り添いながら歩いてくる!!(ホェェェ〜(*^_^*)なんか嬉しいなぁ〜)


    モクバ:あっ!兄サマ!! 遊戯!!(駆け寄るモクバ)
    兄サマ…良かったぁ〜無事だったんだね
    瀬人さん:当然だ…敵の正体はつかんだ! 行くぞモクバ!! ドーマに引導を渡してやる!!

    前回に続き、今回も「海闇祭」でした。
    身長差が気になるけれど、並んでいるだけでもご飯3杯な嬉しさ(*^_^*)
    走っているより、こうやって普通に歩いているシーンの方がなんだか嬉しかったり。
    駆け寄るモクバもちゃんと心得ていて、二人の間に割って入ったりしないところがGOOD!!
    今週の社長はなんだかセリフがクール。「引導」って高校生らしくない言葉使いに笑ってしまった。

      引導をわたす−最後的宣言をする。やっつける


★ニュースで…★
    教授:すでに何かがおこり始めているようだ
    世界中でまるで魂を抜かれたように意識を失う人々が増えているとニュースで伝えていた
    レベッカ:遺跡の碑文に書かれていたことが本当になろうとしているの?

    日本の上空で爆裂したオレイカルコスのカケラが世界中に飛び散った方法が気になりますが、犠牲者続出で大変な騒ぎのようです。
    オレイカルコス・ソルジャーも海馬コーポレーションの仕業だと思っている人とかいるのかな…。
    元海馬コーポレーションのビルにまたマスコミが集まったりしているのだろうか…。


★舞さん登場★
    本田:城之内…どこだ?
    舞さん:本田! 城之内はどこ?
    本田:舞!!
    舞さん:城之内は一緒じゃないの?
    本田:何いってんだ!ヴァロンって奴が城之内をどこかへ連れて行っちまったんだぞ! お前らこそ、城之内をどこへやった!
    舞さん:ヴァロンが!?
    本田:みんな、お前のせいだぞ!! 城之内になんかあったら許さねーからな


    本田のセリフは上に書いたので、ここでは省略。
    今週はこれしか登場しなかった舞さん…きっと来週は大活躍なのかな…と深読み(^_^;)
    好きな男(城之内)がプロポーズした男(ヴァロン)に拉致されるという事実はかなり衝撃かな。
    自分を挟んで男がデュエル…う〜ん、女冥利に尽きますなぁ〜。


★男と男のちょっと弱気な言い合い★
    ヴァロン:ここなら良いだろう…誰の邪魔も入らない(くたびれた感のあるグラウンドにやってきた二人)
    城之内:ヴァロン! 舞はどこにいる
    ヴァロン:それを聞いてどうする…舞はもうお前の仲間じゃない!(オレたちのモノだよぉ〜ん、へへっ)
    城之内:違う! 舞は…舞はぜったいオレが連れ戻す
    ヴァロン:へっ何にも分かっちゃいないんだな…舞が何を考え、苦しみ、お前を倒したいと思うのか…
    お前にはどうしたって理解できるはずもないんだ
    それが分かるのはオレだけさ!(自信満々な顔(*^_^*))
    城之内:そんなはずあるか! 舞はオレの…オレたちの仲間だ
    一緒に闘ってきた仲間より、お前の方がなんで…

      舞さんとの闘いを思い出す城之内

        アタシはアタシの意志でアンタと闘うコトを選んだ
        アンタにはわかんないだろうね…まっすぐ前に進むことしか知らないアンタには…


    ヴァロン:いいか城之内…これはドーマのための闘いじゃない! オレは舞のためにお前を倒す
    お前がいる限り、舞の苦しみは消えない
    そしてたとえ舞が望むようにお前と闘って、勝つことが出来てもそれは同じだ
    さらに傷は深くなるだけ…
    (あいつが今も本当に思っているのは…)
    お前は目障りなんだよオレにとっても…舞にとってもな!
    お前はここでオレが倒す


    ピンクで示した場所が気になるトコロです。
    城之内は舞さんを「オレの…」と自分の所有物であるかのように言ってしまい慌てて訂正するし、ヴァロンは舞さんの本心が城之内にあること知っているから、口では舞さんのため…と言いつつ、嫉妬でヤケドしそうだったりする。
    ずっと観てみたかった男同士の言い合いが、意外にへっぴり腰な感じだったのも、まぁそんなモノかと思ったり。
    やはり子供の喧嘩みたいで理詰めよりチカラなんだな…(笑)



★突然語られるヴァロンの過去★
    ヴァロン:さぁ来い! 城之内! お前の番だぁ!!
    城之内:何!? 壁モンスターも伏せカードもなくてターンエンドだと!?
    てめぇ〜自分の攻撃のためだけにモンスターを召喚したのか

    ヴァロン:オレのデュエルはただ攻撃あるのみ
    よけいな小細工や出し惜しみは一切なしだ!(おおぉ〜男前!!)
    オレはガキの頃からずっとそうして生きてきた
    そうこんな町で…


    なんとここでヴァロンの過去回想シーンが!

    要約してみると…

      教会経営の養護施設で育ったヴァロン…生来喧嘩好きでシスターに心配をかけること多し
      ヤクザーな人たちに教会が転売され、追い立てをくらうシスター「今日中に出てけ!」
      そしてその夜、教会炎上! ヤクザーズが放火したのではないかと疑い、激怒するヴァロン
      で、四人のヤクザーズをめった打ち…(死んではいないようだ…)
      少年院(?)に入所するも相変わらずの暴れっぷり
      看守長がカードデッキを渡し、ずっとここにいるか、勝負に勝って自由を手にするかをヴァロンに問う
      なんだか一人勝ちし、ダーツさんにドーマ入りを認められる



    なんというか…意外にちっぽけな過去でした。
    残念〜深みがない! 深みがないのがヴァロンの悩みなんだけどさ。
    優しそうなシスターの存在ももっと描いて欲しかったなぁ〜。
    ヴァロンの年上好みは昔からだったのか…と納得。
    傷の手当てを受けるシーンではホッペくらい紅くして欲しかったな。照れたり…とか。
    しかし看守長…あんたもドーマの手先だったのか!!
    ドーマって人材獲得の為には手段を選ばないんだな…。さすがダーツさん。

    ダーツさん…年取らないなぁ〜。服も同じだったし…(^_^;)


★城之内の決意★
    ヴァロン:オレは大切なモノなんざ…とうの昔になくしちまった
    オレにはなラフェールやアメルダや…お前らみたいに背負うモノなんか何もないんだ
    オレは勝つために闘う勝ち続ける
    それがオレのすべてだ!!

    城之内:分かんなくはねぇーなー。昔のオレだったらきっとうなずいていただろうぜ
    あの頃のオレも喧嘩…喧嘩で明け暮れて、勝つことだけが全てだった
    だけどそんなモノ…真の強さじゃねーことを知った
    遊戯と出会って、いろんな奴とデュエルして楽しいことばっかじゃなかったけど
    大切なことも教えられた

    デュエルってのは、ただ相手を叩きのめすための道具じゃねぇ
    お前のような奴に負けるわけにはいかねぇんだ

    王様が表くんと出会ったコトも奇跡だが、城之内が遊戯と出会ったことも奇跡だよなぁ〜と思ったり。
    城之内のこういうまっすぐなトコロを舞さんが惚れるのも良く分かる。
    この城之内とのデュエルでヴァロンは何を学ぶんだろう…。
    アメルダ戦の時のように納得いく形でデュエルの決着が着くといいなぁ〜。
    しかしこの子も天涯孤独という設定なのか…。もうそれだけで泣きモード…(T_T)





★★★次回予告★★★
    舞さんをめぐって城之内に強い対抗意識を燃やすヴァロン
    その挑戦を受ける形でとうとう二人のデュエルが始まってしまった!
    オレイカルコスのチカラを得て
    そのチカラをフルに発揮し始めるヴァロンのアーマーデッキ
    圧倒的な破壊力が城之内の肉体にまでダメージを与えていくの
    これはもうデュエルという名の喧嘩だわ

    次回「フルアーマー・グラビテーション」
    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      遊戯と二人で海馬コーポレーションに潜入し、
      こっそり暗闇でチューまでしちゃった海馬くんと闇遊戯
      「これで遊戯はオレのモノ」と喜んでいた海馬くんだったけど
      車に戻った闇遊戯にそっと寄り添うレベッカの態度が
      妙に腹立たしくてならないの
      「小娘、オレの遊戯に近づくな」
      その一言にレベッカが反発し、突然、因縁のデュエルが始まってしまった!
      レベッカが得意とする拷問デッキが炸裂し、海馬くんの肉体にまでダメージを与えていくの
      これはもうデュエルという名の羞恥プレイだわ!


      次回 「縛って叩いて責めまくれ!」 
      デュエルスタンバイ



作画監督=武藤公春
脚本=面出明美
絵コンテ=辻 初樹
演出=武藤公春


2003年09月01日(月) あんまり遊戯王と関係ないけど

今は日曜の9時頃で、本来なら月曜の雑文を打ち始めたりするんですが、今回は遺跡番組の感想文を打ちたいんで、雑文を駄文に変えてお茶を濁したいと思います。


感想を書こうと思っている番組は「大王陵・巨大ハニワ群発掘」
大阪の高槻市にある今城塚古墳から大量のハニワが発掘されたんです。
130個…なんかもう大騒ぎって感じで…(^_^;)

最近、またエジプト関連を調べているんで、正直、日本のハニワみてもショボく感じたり…(笑)。
(あ〜こういう本音は遺跡のサイトでは書けないな…)
当時の日本には文字がなかったので、ハニワの出土状況からいろんな仮説を立てなければならないので、歴史学者たちも苦労しているようです。

今から1500年前の日本には文字がなかったというのは、3000年前、石板にラヴレターを彫った人たちを知っている私たちにとっては驚愕すべき文化の遅れですよね。
まぁ、目に見えるだけを文化と言ってはいけませんね。
深さ、成熟度を比べればエジプトに負けてないと思ってますが…(^_^;)


王様が歴史に興味を持って新王国時代とか3000年前のエジプトの歴史とか調べて、

「海馬、オレがファラオだった頃、この国にはまだ文字がなかったんだな…」

とか、

「パンを作るコトが出来なくて、ドングリとかの木の実を食べてたんだな…」

とか、

「金属とかを知らなくて、石で剣とか作ってたんだな…」

など、屈辱的な話を瀬人さんにぶつけてくれたら面白いのに…と思いました。


海外での日本の知名度は上がっても場所を知っている人は意外に少ない。
日本が島国であると説明すると、ひどく驚かれる。
王様もこんな小さな島の人間と身体を共有することになるとは思わなかったろうな…。
まさに逃れられない、非情な宿命!!。

”デュエリストの石板”じゃなく、”デュエリストのハニワ”という設定でも笑えるなぁ〜。


2003年08月29日(金) 『邪眼』について

挨拶文のトコロ…以前、千年パズルの絵を置いていたトコロに「我らが神」の絵を載せてみました。

この神様…、形を言うなら「ウニ」のようにも見えるし、「目」のようにも見えますよね。
「ウニ形」だとしたら、これだけで全身体を構成しているので、胃だの腸だのがこの中にぎゅーっと入っている…。
「目形」だとしたら、あくまでも身体の一部ということになるので、その実体はかなり大きな物体であるといえるでしょう。


で、『目』として話を進めるのですが…。

この目玉、「指輪○語」に登場する『サウロンの目』に似ているとか言ったりするのは禁句なのかな…(^_^;)
非常に似てますよね。

タイトルにもつけた『邪眼』ですが、この『サウロンの目』のように”いかにも禍々しい存在ですよ”っつーのは分かりやすくて良いです。
ギリシャ神話の”メドゥーサの目”なんかも分かりやすい邪眼だったのかなって思います。

本当の「邪眼」ってどんな感じかな…と記憶を掘り起こしてみても、あまり記憶になかったり…。
私のコトを傷つけてやる…という意志を持って、私を睨んだ目なら思い出せるけど、それを「邪眼」って言えるかどうかは疑問…。
反対にこっちが殺意満々で相手を睨んだとしても、相手がそれに恐怖を感じるかというとそんなコトもないわけで、
人間の目は確かに多くを語るが、コミュニケーションが取れるほど表情が豊かというわけでもない。

むしろ「感情が読めない」場合の方が怖い。
変な体験話だが、「ケモノの目って怖いなぁ〜」と初めて感じたのは『パンダの目』だった(笑)。
中国、北京動物園のパンダを見に行き、フッと目が合った瞬間、恐怖を感じてしまった…。
以前から「パンダの目は怖い、野生動物の怖さを感じさせられる」…という話を聞いていたので、
「まさにこれか!!」とヒザを打ちました。


    無意識に誰かを見る…
    相手の様子に感情が動く
    「気に入らない」と意識する前に目が邪に染まる…


本来「邪眼」というのは、意識の一歩手前にあるんじゃないかと思います。


2003年08月27日(水) 文字のチカラ

先週の感想で説明不足に感じたトコロをしつこく、ここで補足したいと思います。


★雑文「遺跡データの謎」より★

    その他、気になったのは、石板を解析中、パソコンの画面に
    オレイカルコスのマークがうかびあがったこと。
    なぜ浮かび上がったのか…。
    そういうデータがあるのか、それとも石板の文字を機械がスキャンしたことにより
    結界のマークが出てきたのか。
    っつーか、この文字には「呪い」が込められていて、
    読むだけで結界が現れるのかな…とおもったり(笑)


当サイトで『ドーマ文字』と『ギリシャ文字』が似ているという説を出しました。
…そう、この二つは似ているだけで同じではありません…
ただ文字というものは、モノの形に似せた記号のようなものから発展していったので、ドーマ文字も「象形文字」的な要素はあると思います。

そもそもギリシャ文字もその起源はエジプトの象形文字(ヒエログリフ)やシナイ文字(シナイ半島で使われていた文字でやはり象形文字)を元にして作られたと言われています。
そしてアルファベットはその『ギリシャ文字』から作られたというのも定説です。


古代の人は、動物を狩る絵を岩に描き、神に狩りの安全と大量ゲットを祈りました。
その獲物の絵はまるで生きているようかのように描かれているのですが、狩る人間はマッチ棒に手足が生えただけの姿だったりします。
つまり神に見て欲しいモノははっきりと、曖昧にしておきたいものは適当に…と描き分けていたのです。

人間が文字を手に入れることで、動物の絵を丁寧に描く必要がなくなりました。
だからといって呪術の質が落ちることはなく、簡単に表現できるようになると、願いはより複雑になり、様々な組み合わせがきくようになりました。
その組み合わせで呪術が発動しやすくなったり、チカラが増したりする場合もあるので、人は言葉や文字のチカラに神経質になるのです。
日本にも「言霊(ことだま)」という呪術があります。


海底遺跡の神殿から発見された石板を機械がスキャンした時、オレイカルコスの結界が画面に現れたことをひどく不思議に思ったのは、今まで書いてきたように、スキャンするだけで呪文の効力が発動する! というその呪のスゴサを見せつけられたからです。
原理は…謎ですけどね(^_^;)

まぁ、そんなコトを気にするのも私くらいだけど、「言霊」はちょっぴり信じています。
興味のある方は調べてみてください。


2003年08月25日(月) 現世組と過去組

現世組がせっかく王様の記憶の世界に紛れ込んだのに、活躍するチャンスがありませんね。
でもいずれはスゴイ展開になるのかもしれないとドキドキ★しながらその日を待っています。


神官団と現世組のつながりを考えてみました。
ちょっといい加減ですが、とりあえずってコトで許してください。


シャダ=本田→「ダ」つながり
カリム=御伽→「黒髪」つながり
アイシス=杏子→女キャラつながり
アク爺=ペガサス→目玉つながり
シモン=双六→同じ顔つながり
マハード=ブラマジ
セト=瀬人


こうやって書くと「城之内」に当てはまる人がいないので、
「あの黄金仮面が城之内じゃないかと思う」と告白したところ、
某サマが「あの黄金仮面は千年アイテムを鋳造した記憶の石盤の擬人化なので城之内じゃないでしょう」…という意見。


では、いったい城之内はどこに!?


なんとなくそんなコトを考える熱帯夜でした。


某サマ、勝手に引用してしまい申し訳ありませんでしたm(_ _)m。


2003年08月22日(金) 遺跡データの謎!

「遺跡データ解析シーンの謎」に着手してみると、意外に「アレレ?」な設定が山盛りだということに気がつきました。

とりあえず、今日は謎の提起をするだけにしておき、後日、専門ページとしてUPしたいと思います。


★謎の海底遺跡と1万年という言葉★

    ダーツさん
      まもなく一万年の時を経て、我が神の力を最大に引き出す時が訪れる

    碑文の解読文
      漆黒の太陽が大蛇を飲み込む時、一万年の時を超え、新たな楽園がよみがえる


    アトランティスの伝説によると、アトランティスが神の怒りに触れて、海中に沈んだのが、今から1万2千年前…。
    なのでダーツさんが「1万年の時を経て…」というのは、微妙にズレが生じてますが、まぁ1万年も生きている人からすると、2000年の誤差などないに等しいのかもしれませんね(^_^;)。
    ただ変なのは、その1万年という数字が石板に刻まれているということ。
    当サイトの『誕生日』で西暦が生まれたいきさつを紹介しましたが、それを参考にするなら『西暦』というのは最近のモノなので、当然、石板に書かれているはずもなく、たとえホプキンス教授が彫られた日付を瞬時に現在の年号に置き換えてくれたとしても、ぴったり1万年という数字が出るのは少々無理があるような気がします。
    できれば、適当に「ドーマ歴うんたらかんたら…」とか入れて、「今の年号に換算すると、1万年くらにになるかの〜」なんていう方がシックリくるけど、こんなコトにこだわるのは私だけだろうな…(笑)。
    まぁ「言いやすいから…」というのが正解に一番近いと思うけど、ここはホレ、屁理屈こねる場所なので…(^_^;)

★クロニクル★

    ◆教授が語るアトランティス◆

      かつてアトランティスは高度な文明を築き上げ、広大な領土を支配していた
      そこは地上の楽園と謳われ、その平和は永遠に続くと思われていた
      だがそれは突然一人の王によって呼び覚まされたモンスターによって滅ぼされた…



    ウニのような神が描かれた絵と今回の石板…。
    ここに描かれているのは神によって滅ぼされようとしている都市とその神が復活する予言という組み合わせになっています。
    これらはアトランティス滅亡時の記録で、生き残った人たちが残したメッセージですよね…。
    「1万年たったら邪神がよみがえるよぉ〜」というメッセージも「子孫よ、回避の準備を怠るな!!」ということなんでしょうね。
    でも本当はどうなんだろう…。
    この石板のような「一体誰が! なんのために!!」というオーパーツの存在は本当に気になってしまいます。

    その他、気になったのは、石板を解析中、パソコンの画面にオレイカルコスのマークがうかびあがったこと。
    なぜ浮かび上がったのか…。
    そういうデータがあるのか、それとも石板の文字を機械がスキャンしたことにより結界のマークが出てきたのか。
    っつーか、この文字には「呪い」が込められていて、読むだけで結界が現れるのかな…とおもったり(笑)。

その他
    ティマイオスの右目がダーツさんに傷つけられたこと…イザナギ命が禊ぎで右目を洗い、月読尊(つくよみのみこと)が生まれたエピソードを思い出しました。ティマイオスの属性は「月」かな。

    ダーツさんの龍を見て驚いた…『羽の生えた蛇』かと思ったら、『ひれ膜の生えた龍』だった!
    似ているようで、まったく違うのだ…(T_T)。ヒゲとかユラユラしてたし…。
    羽毛の生えた蛇『ケツァルコアトル(Quetzalcoatl)』をモデルにしたのかと思っていたので、これはかなりガックリ(^_^;)。


    ★補足★
      オレイカルコスの結界…アニメのシーンで、すっぅぅぅ〜と描かれる一筆書きは、世紀の魔術師、「アレイスター・クロウリー」が考案したものらしいです。。



    他のネタはまた後日


    2003年08月20日(水) 第167話 闘え海馬! 決死の空中大脱出スペシャル 天空の要塞、ジグラート

    第167話 「闘え海馬! 決死の空中大脱出スペシャル 天空の要塞、ジグラート 」(8月19日放映分)
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      今日のお言葉

        アメルダ 「これで終わりにしてやる! お前の魂で清算してやるよ!」



      あぁ、アメルダが負けた…。なんか哀しかった…(T_T)
      というか、そもそもこの二人のデュエル自体が哀しすぎるわけで…。

      「最初から死に場所を求めてここへやってきたな!」とかいうセリフにはコチラも過剰反応しましたねぇ〜。
      アメルダは勝っても負けても死ぬ気だったのか…って(T_T)。
      一途すぎる想いにこちらが押しつぶされそうでした…。

      アメルダの魂が救われたかどうかというコトについて、考えてみると、
      やはり社長の言葉によって気づかされたのだ…って結論を出しました。
      たぶんアメルダは無惨に焼かれる弟の姿を見つめながら、「あぁ、自分のせいだ!」 と思ったはず。
      でも自責の念を抱えて生きるには幼すぎるので、憎しみの矛先を海馬コーポレーションに向けた。
      憎しみを支えにすることで、生きる目的を得ることが出来た。
      だが今回、こうやって社長と対峙し、なにがなんでも自分のチカラで弟を守る(愛する)と宣言する社長を見て思った…。
      「守れなかったのは自分が無力だったから…」
      やっと冷静な目で過去の自分を認めることができたアメルダ…

      幻覚にあらわれた弟に新品ではない壊れた人形を渡すシーンをみて、よけいにそう思いましたです。


      反対に社長の位置から今回のコトを見てみると、アメルダが仕掛けた「幻覚の世界」は少々キツ過ぎたのではないかと思う。
      モクバに似た少年が死ぬ瞬間に立ち会う。
      親をなくしている社長にとって身内が死ぬ瞬間なんて金輪際見たくないはず! 
      ましてや超可愛い弟の死を想起させる場面なんて…。
      社長は心のどこかでモクバが自分の側から離れることをおそれている。
      死に別れるコトに恐怖を抱いている…。
      セリフ的にはカッチョよく攻めまくっていたけど、内心は動揺を隠すだけでイッパイイッパイの兄サマだったらいいなぁ〜と思う(*^_^*)。


★スゲー久しぶり!? 社長の前説★

    愚かにもオレの専用機を乗っ取り、再戦を挑んできたアメルダ!
    どうしてもオレの前に立ちふさがるというのなら、なぎ(押し)倒して進む(組み伏す)まで!
    よかろう…このデュエル、受けてやる!!
    だが奴は姑息にもまやかしの幻想を見せ、オレを揺さぶりにかかってきた
    ムダだ!アメルダ!! オレにそんな手が通用すると思っているのかぁ!

    今回はせっかく★海闇祭★だったのに、アメルダで頭が一杯になり、書く感想はアメルダ一色になりそうです。
    ああ、ゴジラが憎い! 丸焼きにしてやりたい!
    これだけ内容が濃い2作を一回で放映してしまうのはもったいないなぁ〜。

    羽山さんの作画…すごく迫力あって好きスキです。
    特にアメルダ…眉間のシワに萌えました(笑)。
    アメルダも社長も、そしてダーツさんも普段より若干細身なのもツボですねぇ〜。(*^_^*)
    社長もムダにカッチョイイんだよなぁ〜。セリフも少し引いた感じで大人〜な雰囲気だったし。
    先週が「うぬぬぬぬぅ〜」ばかりだったから、新鮮に感じたのかも。

    やはりあのジャンボジェット機は社長の専用機だったか…(笑)
    殺風景なインテリア…特に固そうなソファは社長好みだなぁ〜と思いました。
    身体が沈まないので使いやすそうです(*^_^*)。


    無謀なシーン
    アメルダをお姫様ダッコして、あの高さから飛び降りた社長…ヒザの筋肉が柔らかいらしい。
    っつーか、王様の前でそんなことして後で喧嘩にならないか?と心配(笑)
    さらに言うなら、アメルダって体重軽いんだなぁ〜と再認識!
    そんでもって、意識を失っているアメルダの顔が可愛い! あと首筋もね(*^_^*)


★モクバ…ハラハラ★
    自動操縦が解除され、迷走する飛行機! 
    コックピットにたどり着いたモクバ…操縦法を聞くために海馬コーポレーションに電話を入れる!!


    モクバ:(携帯電話を握りながら)うぅぅぅ、誰か早く出て!!
    磯野:はい、こちら磯野!(磯野さん出たぁぁぁぁ\(^O^)/)
    モクバ:磯野!! 詳しく説明している暇はないんだ!! 飛行機が墜落しちゃう!!!
    磯野:ううぅ…(いきなりスゴイ事を言われ、言葉につまる)
    モクバ:早く操縦の仕方を教えてくれ
    磯野:少々お待ちを…(向かいの部下に電話を押しつける)

    結局、この危機を救ったのは、「名もなき従業員」だった(笑)
    このいい加減な人員配置は遊戯王らしい!? っつーか海馬コーポレーションの謎だなぁ〜



★アメルダの切り札★
    アメルダ:魔空要塞ジグラート召喚!
    社長:あれは…なんだ!!

    笑っちゃいけないだろうが、針を刺しすぎた針山みたいなモンスターに大笑い!
    おまけにあのロボットの顔がなんともマヌケで…(^_^;)


★オレの夢&キミの絶望★
    アメルダ:これがボクの切り札だ…海馬…お前への復讐はこのモンスターで果たす
    社長:くだらん! そんなセンチメンタルなどオレには通用せん!!(おぉ社長に”センチメンタル”のセリフは似合わないなぁ) 
    モクバ:もうやめてくれ、二人とも
    社長:モクバ…奴を倒さぬ限り…オレたちの夢を成し遂げることはできない
    モクバ:オレたちの夢…『海馬ランド』
    社長:行く手を遮るモノは誰であろうと容赦なく叩きつぶす!!

    アメルダ:笑わせるな…何が『海馬ランド』だ!
    剛三郎に育てられたお前が人に喜びを与えるコトなどできるわけがないだろう!?(いやぁ王様には別の悦びを与えているそうです(*^_^*))

    モクバ:ちがう! 兄サマは剛三郎のすべてを否定したんだ!! 『海馬ランド』はオレたちが剛三郎に会う前からの…
    社長:言うなモクバ…奴にはとうてい分からぬことだ
    アメルダ:そうだ、お前がボクと弟が見てきた地獄を理解できないのと同じようにな
    だがそんなことはもうどうでも良い…これで終わりにしてやる! お前の魂で清算してやるよ!

    あの剛三郎に育てられた人間ならきっと真人間にはなってないと思うのは仕方ないかな。
    アメルダも思い込みが激しいから、剛三郎が憎けりゃ、瀬人もモクバも憎い!!って感じですねぇ。
    それにしても、個人的に所持している人形がモンスターとして登場するのはどんなカラクリがあるのだろう。
    やはり微妙に顔が変なロボットだよねぇ〜。



★アメルダの怒り爆発…でも少々ヘッポコ風味★

    何機もやってくる救助のヘリを見て過去の思い出がフラッシュバックするアメルダ
    憎悪に反応し、オレイカルコスがチカラを増し、拡散する
    その波動のスゴサに機体の窓ガラスがバリンと割れる(笑)

    アメルダ:海馬…これで貴様の化けの皮も剥がれたな…あんなモノを未だ後生大事に抱えて何が海馬ランドだ!
    いくらきれい事を並べても所詮、お前は剛三郎と同じ側の人間なんだよ…そう殺す側のなっ!
    ボクたちのような殺される側のコトなど生涯わかりはしない

    アメルダ:まずはジグラートでブルーアイズを相打ちにし消滅させる! 次のダイレクトアタックでお前の負けだ!
    喜べ、お前の魂が生贄となり、この世界は生まれ変わるんだ!
    社長:全人類を滅ぼしてか…?
    アメルダ:ああ
    社長:そうか…つまり貴様が両親や弟を殺されたように世界中の人々の親兄弟を殺すというコトだな…
    アメルダ:違う…これは「リセット」だ…もう一度、ゼロに戻ってやり直すんだよ、戦争のない平和な世界を! (少々、動揺する)
    社長:「リセット!?」…フッ…もし貴様の弟が生きていてもか…
    アメルダ:何!?
    社長:それでも貴様はこの世界をリセットするというのか…
    アメルダ:ミルコを殺しておいて何を言う!
    社長:違う! 貴様が救えなかったんだ…弟を…
    アメルダ:お前…何を言っているんだ!
    社長:分からんのか…弟を救えなかった…その一点で貴様は負けているだ! そんな奴が世界をリセットするだと? それこそ負け犬の遠吠えだぁ
    アメルダ:海馬…お前だけは…お前だけは許さん!!

    社長:アメルダ…オレがもし貴様だったら、ぜったいに弟は死なせなかった! どんなコトがあってもだ!!

    アメルダ:ガぁ〜ぁン★★(社長の言葉にショックを受けるアメルダ!)


    このあたりのセリフは聞いていて、ちょっとツライ感じでした。
    両親の話はさぁ…社長だってツライかなぁ…とかフッと思ったりします。
    そんな感傷に浸るタイプの人じゃないのは分かるけどさ。

    弟を救えなかった…というセリフはあの状況を知っていたなら言えないよね。
    ただ社長にとってモクバはやはり「守るべき存在」なので、命をかけて保護するのが当たり前だって気構えができちゃっているから、容赦なくキツイ言葉を言ったりするんだよなぁ…(^_^;)
    まぁ「良薬口に苦し」だから…(意味不明)

    飛行機の窓ガラスが割れてましたが、あれは違うと思うけど(^_^;)。
    飛行機の窓ガラスって2層の強化プラスチックなんだよね。
    う〜ん、シーンとしてはカッチョイイけど、じっさい、あんな風に砕け散るかな…。
    (それともKC製の飛行機は特別なのか!?)


★アメルダが成仏するキッカケになったセリフのやりとりはこの辺かなぁ〜★

    社長がブルーアイズでジグラートを撃破! アメルダのライフは1000ポイントに!

    社長:貴様にはもうオレを倒すモンスターは残っていまい…
    アメルダ:それがどうした…どっちにしろこの機体はあと何分ももたない
    このままこうしていれば、ボクもお前も確実にこの世からおさらばできる

    社長:エンド宣言をしないで時間稼ぎをするつもりか!? 決着をつけると言ったのは貴様の方だぞ
    アメルダ:これがボクとお前の決着だったんだよ
    社長:貴様ぁ〜最初から死に場所を求めてここへやってきたな
    モクバ:アメルダやめろ! そんなことをしたって弟が悲しむだけだぞ

    アメルダ:お前…自分なら弟を救えると言ったな! 本当に救えるのか!!
    社長:救えるぅ!!(なんかもうすっごく自信満々)
    アメルダ:バカな…!!機体が分解するまでにどうやってデュエルに決着をつけ、モクバを救うというんだ
    社長:デュエルを続けろアメルダ! オレはモクバを死なせやしない
    アメルダ:できるのか!? だったら見せてくれ
    アメルダ…良く見ていろ! 真のデュエリストのチカラを…選ばれし者のキラメキを!! オレは引く…必ずあのカードをぉ!!


    で、あっさり引けました…(^_^;)

    滅びのタイラントバーストストリームでアメルダのライフはゼロ…。(ああ、アメルダ負けたよぉ〜)
    結界が縮小し、アメルダの身体を包み始める
    心配し、駆け寄ったモクバの姿が死んだ弟の面影とダブル…
    朦朧とする意識の中、弟の形見のロボットをモクバに手渡すと同時にアメルダの魂は天に昇り、残った肉体は床に崩れ落ちた


    上の方に書いたのでこの辺は省略しますが、「選ばれし者のキラメキを!!」のセリフには笑った。
    そうか…キラメいていたのか、キミたち…(笑)
    「この世からおさらばできる」…なにげなく古い言い方に座布団一枚って感じ。今度使ってみよう(*^_^*)


★ダーツさん祭★

    まもなく一万年の時を経て、我が神の力を最大に引き出す時が訪れる
    それまでに生贄となる魂を集めて、神を復活させねば…
    時は満ちようとしている…世界に飛び散りし我らが神のカケラ…
    神の使徒となりて新たな命を得よ! はぁ〜っ!!(髪の毛を真上に吹き上げる強風がダーツさんを包む)

    やはり「四魂のカケラ」だったか…(笑)
    あの目玉が「オレイカルコス」で出来ていたなんて…驚き!
    これはこれでまた考察するのが楽しくなりそうでヤンス!



★おおぉ、今週は盛りだくさん!! 海闇祭★

    王様:オレと海馬は海馬コーポレーションに向かう
    レベッカ:私も手伝うわ、外からサポートさせて!(邪魔だよ、お前は…(^_^;))
    社長:ふっ! こんな子供が全米チャンプ…せいぜい足を引っ張るなよ 行くぞ!遊戯

    デカイパソコンをいじって出てきた画像を見ながら、スンゲー決めポーズの社長、ムダに踊る踊る…(^_^;)

    社長:ソレを率いる総帥…それがダーツ!!!!!!!

    ダーツ:名もなきファラオ…海馬瀬人…ようやく私にたどり着いたな
    社長:貴様がドーマの黒幕かぁ!!(思ったより美形のダーツさんに社長もドキドキ★)
    ダーツ:いかにも…私の名はダーツ、まもなく世界はドーマの理想に導かれ、生まれ変わる
    社長:世界の滅亡が理想だと!? 虐殺まがいの思想になんの正義もないわ!
    王様:貴様…何が目的だ
    ダーツ:目的? 名もなきファラオ…私はただ自らの運命に従っているだけ
    王様:勝手に世界の運命を決めつけ、何が運命だ
    ダーツ:ぅははははは、お前達は何も分かっていな〜い! 名もなきファラオよ、海馬瀬人よ…
    お前達の存在こそが私をこの未来に導いたのだ!
    社長:オレたちの存在が?
    ダーツ:知る必要もあるまい…お前達もじきに滅びの道を歩むのだからな…


    ダーツ:久しぶりだな…ティマイオス…その片目はうずくか…(ひぇ〜ドラゴンにも攻め攻めですか!(笑))


    ドーマの組織が「パラディウス」という組織ということが今週わかりましたね。
    超巨大な「ガングロマリク?」
    いやそうじゃなく、conglomerateらしいです。複合企業という意味だそうです(^_^;)

    ところでダーツさんは見事な攻めですねぇ〜。素敵★ 余裕のある態度が魅力です。
    セリフも意味深なモノが多く、これからの展開が楽しみデース!
    ここの自己紹介のセリフがこの間の「ブギウギ」のセリフだんたんですね。
    聞いたとき、「おおおおぉ〜」と言ってしまった(*^_^*)



ああああ、ダメだ。寝る時間だ!
細かい遺跡画像シーンの検証とかすごくやりたいけど、これは後日…。
ふふふふっ、古代文字のシーン、なかなか面白い設定ですなぁ〜。
謎解きに腹が鳴る…じゃなかった、腕がなります。
遺跡! 遺跡!! ようやく海底遺跡に話が流れてくれたよ。うれしいぃ(*^_^*)



★★★次回予告★★★
    あまりに巨大なドーマの実体…
    そんな組織とどう闘えばいいの?
    ドーマに向けて一人駆けだした城之内
    待ちかまえていたのは決着を迫るヴァロンだったの

    次回の遊戯王デュエルモンスターズは「激突! 城之内vsヴァロン」
    再来週の火曜日9月2日夜7時30分から

    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      「オレと海馬は海馬コーポレーションへ向かう…!」
      そう言うと、首を軽くかしげ、海馬くんに合図を送るもう一人の遊戯…

      「まさか遊戯がオレを誘っている!?」
      とつぜんの言葉が信じられず、遊戯をじっと見つめる海馬くん…
      「やっと二人きりになれるぜ…海馬…」
      潤んだ瞳でポツリとつぶやくもう一人の遊戯…

      モンスターの追求を逃れ、エレベーターに乗り込んだ途端、
      もう一人の遊戯がそっと海馬くんの肩に手を回す…
      「なぁ…おい…」

      まさか、こんなトコロで!?

      次回 「激しく!? 海馬ラヴ闇遊戯!!」 
      デュエルスタンバイ



作画監督=羽山淳一&原 憲一
脚本=鈴木 やすゆき&吉田 伸
絵コンテ=辻 初樹&細田 雅弘
演出=又野 弘道&細田 雅弘


2003年08月13日(水) 第166話 復讐のアメルダ 大空中決闘

第166話 「復讐のアメルダ 大空中決闘 」(8月12日放映分)
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    今日のお言葉

      社長 「これはアメルダがオレに見せている、ちゃちなオカルトの幻影だ!」



    社長は元から平和主義者なのに、なんなんだコノ話は…(-_-;)
    どうしてこんな哀しい映像を見せられなければならないんだ…

    武器を売った海馬コーポレーションに復讐心を燃やし、それを心の支えにして生きてきたアメルダの気持ちもわかるが、その攻撃対象が社長というのが納得できないんだよなぁ〜。
    社長のことはすべて調べあげたっつーセリフも前にあったし、この海馬瀬人という人物がどういった人間かは当然分かっていると思うのに…。
    今回は話の流れが理解できないを通り越して、なんか腹立たしくなった…(ちょっとヒドイ表現だけど…)

    アメルダは結局、社長に甘えているんだよな…。
    社長をひざまづかせれば自分の心が満たされると勘違いしている。
    社長の存在が生きるすべてになっている…。
    これは社長が王様を追い求めていたときとまったく同じ…。
    そう…立場が変わっただけで、やっていることは同じなのだ。

    バトルシティ編で王様が社長の苦しみを受けとめ、反発しながらも”友としての王様”を社長が認めたことで、社長は自分の道を踏み出して行けたのだから、社長がアメルダを受け入れてやること…それが、このアホタレくんを救う手段なのかもしれない。

    でも社長が他人を受け入れることなんてなさそうだから、アメルダは苦しい片想いを続けていくしかないのかな…。

    アメルダが執拗に社長に追いすがる(デュエルを挑む)姿はちょっと切なくて、なんとなく哀れだよな〜。
    この二人に『和解』という言葉は似合わないが、お前ら同じ目をしているんだぞ!と、言ってやりたい…。

★カッチョよく渋めの声で前説を語る王様…『海馬』の声だけ妙な色っぽさが!!★
    ヴァロンに決闘を挑んだレベッカと御伽だったが、
    未知の能力を秘めたヴァロンのアーマーデッキの前に一蹴されてしまう
    奴は城之内くん(の身体)を狙っているのか!!
    その頃、海馬(マイダーリン)はフロリダの博物館へと専用機で向かっていたのだが、
    空にはまたオーロラが輝きだし、行く手に暗雲が立ちこめ始めていたぁ!!


    演出は久保太郎さん…初めての方みたいですね。
    今回は絵も新鮮(笑)だったし、演出も意外な感じで、個人的には気に入ってます。
    話の流れはちょっとダメダメだけど…(^_^;)

    それにしても、機内でオレイカルコス発動→空中デュエル…(^_^;)
    アニメだし、これくらいド派手な設定の方がむしろ好印象です。
    たとえ宇宙空間デュエルでも気にならないですな。

    鈴木やすゆきさんは先週のセリフも良かったし、今週も良かったので、私はどうも鈴木さんのこと好きみたいです。
    話の後半、アメルダがドーマに参加したいきさつを語りますが、短絡過ぎて、「???」ですが、妙な説得力があるのは鈴木マジックなのかな…なんて思ったりします。
    でも先週の「オレのモノになれ!」が強烈だったので、今週もすごい決めゼリフを期待していたのですが、何もなかったのでちょっと残念。



★杏子…ドキドキ★
    杏子:あぁ〜冷たくていい気持ち…(川に素足をつける杏子)
    王様:大丈夫か?
    杏子:えっ…うん、平気平気、少し冷やせば痛みも取れるし…
    王様:無理するな…しばらく休んでいこう(その手にはカードが…デッキ調整中? 女の心配よりカードの心配が優先か!)
    杏子:ごめんね遊戯、急がなきゃいけないのに…
    王様:気にするなよ…。城之内くんたちも、もう近くまで来てるはずだ
    杏子:うん

    王様ったら優しい〜、なんか余裕見せつけるよぉ〜(*^_^*)
    今までが、ヘタレ、ヘタレ、ヘタレ!!だったから、その落差に笑いが…。
    もう単純で可愛いです、王様…。
    杏子も王様に遠慮なんかしないで、足をもんで欲しいとか言ってみたらいいのに…(笑)。
    大胆な申し出に頬を赤く染める王様も見たいなぁ〜。
    でもデッキ調整中なのが気になる…。
    王様にとって杏子は「表くんの好きな人」という認識なのだなぁ…。
    不憫だ…杏子! いっそのコト、自分から襲って…(^_^;)



★ストーカー・キング登場(笑)★
    社長:(足も腕も組み、窓外のオーロラを見ながら…)デュエルモンスターズが暴走した時も世界中のあちこちでオーロラが出ていた…
    (突然、照明がちらつく)
    社長:なにごとだ? 応答しろ、オイ機長!!(襟元の通信機に向かい)機長ぉぉぉ!(だが応答なし…)

    モクバ:オレ見てくるよ!(走り出すモクバ) おかしいよ誰もいない 兄サマ…
    アメルダ:ふん、どうした海馬…何をあわてている
    社長:その声は…貴様…
    アメルダ:どうやら察しがついたようだな海馬!
    社長:アメルダ…どこだ! 出てこい!!
    モクバ:兄サマ、コックピット

    (ドタドタとコックピットに向かって走る兄弟)

    社長:自動操縦にセットされている…
    アメルダ:海馬!そこじゃない、こっちだ!(どこから見ているんだ(笑))
    社長:ちっ、こざかしいマネを!(愚弄されて怒りも頂点!)
    アメルダ:なぁ〜にをしている…こっちだよぉぉぉぉん
    社長:貴様…ゆるさんぞ!(ブチ切れ寸前)


    アメルダは社長を弄(もてあそ)ぶ術を心得ているなぁ〜。
    それにしてもアメルダは社長の動向をどうやって監視しているんだろう。機内中に監視カメラ!? でもありえそうだ…(^_^;)。

    「海馬…そこじゃない、こっちだ」のセリフ…別の意味でエッチィ〜(/o\)どこを触ってるの?



★ドーマのチカラって…★
    アメルダ:また会えて嬉しいよ、海馬瀬人(無意味ベルトのコート姿でアメルダ登場!!)
    社長:貴様…搭乗員をどこへやった
    アメルダ:ボクとお前の舞台に余計な人間はいらない…そんな者は最初から乗ってなかったのさ!
    社長:何ぃ!!
    アメルダ:ドーマの「チカラ」をもってすれば、そんなコトは簡単なんだよ!(どう簡単なんだ!)
    さぁ海馬…デュエルの決着をつけようか!!


    ドーマのチカラって何でもアリなんだ…(^_^;)
    って言うか職権乱用な気が…。手下もアメルダの奇想天外な作戦に苦笑いかも…。

    「添乗員はどこに行った!?」と社長が訪ねたのだから、離陸当時はスタッフがいたんだろうな。
    想像だがスタッフもアメルダの変装…たぶん、スチュワーデスの仕事もアメルダが化けてたんだろうな…。
    「おしぼりでございます」とか、「イヤホンをお配りします」とか…。
    緊急用酸素マスクの装着方法の実演もアメルダが…。
    「この管を口にくわえ、「ぷー」と吹き込んでください(笑)」とかとか…。(アメルダのスッチー絵が見たいな…(*^_^*))



★モクバの願いも虚しく、やる気満々の社長★
    モクバ:やめろアメルダ…お前と兄サマが闘うなんてぜったいに間違っている
    アメルダ:これは復讐だと言ったはずだ
    社長:ふん…貴様がどんな思いを託そうともデュエルは冷徹に勝者を選ぶだけだ! そうだ…強い者だけを
    モクバ:兄サマ! お願いだ!やめてくれ!!
    社長:受けてやろう、このデュエル!
    アメルダ:そうこなくちゃな、海馬…お前の魂をミルコの墓標に掲げてやるぅ!!

    モクバは「闘う理由」を気にかけ、兄は「闘いに理由はいらない」と思う…(笑)
    こんなに価値観が違うのに一緒にいられるのは『愛』がある証拠ですなぁ〜。


★そしてついに、あのカードが登場!★
    アメルダ:さすがだな海馬…早くもモンスター2体を召喚してダイレクトアタックをしかけてくるとは…
    まだまだ出てくるんだろ…だったらここは少し狭いな…
    もっと広い場所で闘おうか…

    社長:まさか貴様…あのカードを引いたのか !

    アメルダ:発動せよ! オレイカルコスの結界ぃぃ!!

      アメルダのかけ声と共に発動した結界のカードが緑の光を生み、旋風と共に光線が機内を満たした!!
      するとコックピットに放電現象が起こり、自動操縦のレバーが勝手に遮断されてしまうぅ(なぜ!!(笑))
      そんでもって、機体の天井部が消え去り、オレイカルコスのフィールドが上昇!!
      ジャンボ機の機外に立つ二人!! 空中デュエルがはじまったぁぁぁ!

      (オレイカルコスのカードが発動すると同時に黒いヘドロのようなモノが社長を包み込んでいく)


    社長:なんだこれは…
    アメルダ:ふん、漆黒に染まりし、このカードは”暗黒の魂”を呼び覚ます…
    見せてやるよ、お前にも…ボクと弟が見た地獄をね…


    なんと機上デュエルです!! 機体がパックリ割れました(笑)
    結界のチカラで風圧の影響などないんですね。酸素は薄いと思うけど…。
    しかしオレイカルコスが精密機器にあんな影響を与えるとは…。ちょっと予想外でした。
    あまりに「非ぃ科学的」な現象に社長もうんざりでしょうなぁ〜。


★アメルダが見せる幻影の世界★
    気がつくと、地下倉庫の一室。
    社長が我に返ると同時に3人の少年が階段を下りてくる。
    室内の様子から彼らが戦災孤児だと理解した社長…
    置かれたチェス盤を懐かしそうに見つめる社長
    幻影から逃げるように外へ出る社長の後をついてくるユアン
    社長がチェスに目を留めたことを見ていたユアンがチェスの勝負をしようともちかける
    幻影だと思っていても相手をしてしまう社長…
    そこに空襲が! 地下倉庫のある教会が爆破された
    駆け出すユアン、追う社長!


    で、戦車が来て、砲身を社長とユアンに向け、砲撃!
    その瞬間に幻影は消え、アメルダが対峙するデュエルに戻る社長…

    まぁ…このシーンは語るコトがありすぎるために書けないという感じです…。
    チェスを見て何か思う社長…。
    チェス→幼い頃の夢→世界中に海馬ランド…ここまではOK
    モクバに似た少年が砲身を向けられ発砲される…これを社長に見せてどうするつもりなのか、スタッフ。
    社長の平和主義は口先だけで、実体を知らない夢想家の戯言(たわごと)と暗に言いたいだけなのか?
    う〜ん、あまり語るとアレだから…これでストップ(-_-;)


★アメルダ! ドーマに入会した動機を語る★
    アメルダ:海馬…お前の感じた怒りと憎しみこそ戦場の全てだ!
    それがボクたちのいた戦場だよ
    社長:オレは…オレのターンを闘ったまでだ! ”これはデュエルだ!”

    アメルダ:ボクにとっては…あれが現実だった
    それでもボクは祈ったよ…この戦場で、この世から永久に武器がなくなることを
    戦争のない…平和な世界が実現することを…
    でもそんなコトは無理なんだ! 海馬剛三郎のような人間は世界中のどこにでもいる
    今までも、そしてこれからもね! 武器はなくならない、人間は戦争をやめない
    だったらそんな世界はなくしてしまえばいい(短絡的!)
    そして戦争のない世界をゼロから作り直せばいいんだ
    ある時、ボクは気づいたのさ、いや気づかされたんだ!(それって洗脳だよ)
    ドーマによってね、そのためにもお前の魂が必要なのさ

    戦争のない世界…完全なる独裁社会か平等社会…。
    アメルダはどっちを望んでいるんだろう。
    おそらくダーツさんを王に奉っての専制君主制をしくつもりなんだろうな。
    やはりダーツさんの都合良いように洗脳されている気がする…(^_^;)
    この青臭い理論もすごく好きだ。同感だ。共感する。本当はガンバレと応援したい。



本田の蛇嫌いは「10巻:遊闘85:デュエルの貴公子」に出てきます。
「オレは蛇とか派虫類とか表面がツルっとしているものが大嫌い」


★★★次回予告★★★
    アメルダの襲撃で海馬くんの飛行機は
    コントロールを失ってどんどん高度を下げていくわ
    早くアメルダを倒して、オレイカルコスの結界から出ないと!!
    でも…あのモンスターは?

    次回 遊戯王デュエルモンスターズ
    「闘え海馬! 決死の空中大脱出スペシャル 天空の要塞、ジグラート」
    8月19日火曜日夜7時から

    デュエルスタンバイ


      ★★★次回予告★★★

      『こんな世界はなくしてしまえばいい!!』

      とんでもないアメルダの発言にショックを隠せない海馬くん…
      もしこの世界がなくなってしまったら
      遊戯とあんなコトやこんなコトができなくなるじゃないか…
      ちょっとエッチなシーンを思い出しながら、
      頬を染める海馬くんの心中を察し、激怒するアメルダ!

      『そんな汚れたコトしか考えない貴様こそ先に片づけてやる!!』
      アメルダの発言に興味をしめす海馬くん…
      「汚れたこと? ならば試してみるか?」

      オレイカルコスの結界が逃げ道をふさぎ、
      ふたりだけの空間が突然、異様なピンクの空気に満たされる…

      次回 「危うしアメルダ! 一度火がついた社長はもう止まらない!!」 
      デュエルスタンバイ


おいおい、来週は1時間なの?
聞いてないよ〜(T_T) それも7時から!? 


作画監督=小林 一幸
脚本=鈴木 やすゆき
絵コンテ=辻 初樹
演出=久保 太郎


管理人は週末多忙のため、ネット落ちします。
雑文の復帰は来週のアニメ感想(水曜日)から。
雑談板の復帰は来週の月曜からとなります。

ヨロシクお願いします。m(_ _)m


2003年08月11日(月) 生贄

夏休みってことで、ホラ〜な話でも…と思い、こんな本を借りてみました。


    「人肉食の精神史−大西俊輝:東洋出版(総ページ数489、定価4000円」

もちろん真面目な学術書でホラ〜な話なんて出てませんが、読むと背筋がすぅ〜っとします(^_^;)

最初は「魂を生贄にする」というコトを調べるつもりだったんですが、適当な本が見あたらなかったんですよ。
で、あれこれ考えて、とりあえず「肉体や命」を生贄にする場合の具体例を多数読んでみようと思ったのです。


まぁ、これを読むと、人間の肉はウマくないとか、塩漬けするとオイシイらしいとか分かります。
茹でると白い脂が浮いてくるとか、男より女の方がウマイとか…。
書いている方がお医者サマなので、文章がスッキリしていて読みやすいです。


陰陽道に「蠱毒(こどく)」という呪法があります。
小さい容器に虫や蛇などを入れ、互いを喰わせあわせ、最後に生き残ったモノを蠱主(ご主人様)が”式神(お手伝いさん)”として使役させたりすることができる方術です。

この『蠱毒』で考察すると、「オレイカルコスの結界」が”容器”に当たり、虫や蛇がデュエリスト(笑)!
ラストでダーツさんと王様が闘い、王様が勝ったとしても、蠱毒を仕掛けられていたとしたら、王様の魂は『オレイカルコスの神』に召し上げられ、その神の言うなりにならなければならないんだよなぁ〜。
アニメの設定は違うと思うけど、ダーツさんに勝ってすべて一件落着では面白くないとは思うんで、それくらいのヒネリは欲しいところ…(-_-;)


ダーツさんは血も涙も枯れ果てた人間なんだろうと思うんだけど(つまり心がカサカサって感じで…)、後ろで糸を引いている神って奴も相当ワルなのかな…と思う今日この頃。


「魂の生贄」だけど、死んだら終わりって人からすると、ないモノは差し出せないと言うだろうな…。


それはそうと、王様と表くんのデュエル…、あれって表くんの記憶に残るのかな…。
あんな残留思念に嫌味を言われた王様が不憫だよ…(笑)。「ボクもそばにいる…」とか言われて泣いたりさ…(笑)

案外、表くんも覚えていて、

「もう一人のボク…、ボクを抱きかかえたアノ時、変なトコ触ったでしょ…」
心当たりのある王様、ドキドキ★
「…すまなかった相棒、つい出来心で…」
「で、どうだった…もう一人のボク…、○○した?(悩ましげに見上げる瞳…)」

このまま18禁の世界へGOGO〜


って陰陽道はどこへ行ってしまったのか!! 考察も中途半端…(^_^;)。
週末の祭が終わらなければ何も手に付かない。


2003年08月08日(金) 錬金術師

返却期限の迫った本をあわてて読み返していたら、時間切れ…(^_^;)
今回は何も準備ができませんでした。

図書館に返さなければいけないのは、「オカルトの図象学」(青土社)

ハードカバーで定価がなんと4800円。マニアックな本ほど高いです。

ドーマの社章を調べる目的で借りましたが、よく考えてみたら、アニメで「錬金術」なんて言葉は一回も出てきません。
「錬金術」は原作の方…。
なんだか自分でも混乱していることに気がつき、もう読むのをやめました(-_-;)
だいたいオカルトの本は分かりにくく、人を煙に巻く目的で書かれているモノばかりなので、短時間で理解できるわけがないです。
まぁ自分の読解力のなさが最大の原因だが…。

この350ページにも及ぶ錬金術の本を斜め読みして、ああ面白いなぁ〜と思ったことがヒトツ。

    人は誰でもその身にドラゴンを宿している。
    そして人はそのドラゴンを殺すか手なづけなければならない。


この「ドラゴン」って錬金術的解釈で言うと、「性欲」のことみたいです。
格式の高い本なので、そんな言葉は使ってませんが…。
錬金術師にとって、「金」を作り出すコトなんてどうでも良いことで、むしろ生きていく方法論をさぐることが大切だったみたいです
瞑想的生活を邪魔する最大の敵は「異性」
叡智を探る裏で、女性の色香に惑う錬金術師たちを思うとちょっと笑えます。

そういう目でこの本を読み返してみると、けっこう楽しく読みすすめられるかもしれませんが、個人的には胸ヤケしてます。
どうも中世あたりの思想はクドクて排他的で、古代神秘思想に走りすぎ…。

ダーツさんの神様は「生贄」を所望してたな…。
人の魂を欲しがるなんて…ちょっといやぁ〜んですが、でもその昔、盛大に子供を神の生贄に差し出していた民族がいたのも事実…。
気が向いたら書くかもしれません。


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