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2004年05月20日(木) 第205話「青い瞳のキサラ」


第205話「青い瞳のキサラ」
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【今日のお言葉】

    セト 「こうまでこの胸を掻き乱すのは…わたしはこの女を知っている!!」


すごいエピソードが来た!来た!!来たぁぁぁ!!!(興奮)

いやぁ〜なるほど!!(ポンとヒザを叩く)
セトとキサラの恋物語を深く印象づけるために、まさか牢獄から姫を助ける王子の話を組み込んでくるとは!!!
さすが吉田さん! あぁ〜もう感服しました。m(_ _)m
セトさんは生まれも育ちも王宮内と思っていたので、質素な服を身につけ、馬に乗って荒れ野を走るシーンが出た時は「誰コレ!?」でした。
し・か・し! キサラのために図体のデカイ大人を投げ飛ばしたり、紳士的な態度!
これからは、騎士と書いてセトと読むようにするかのぉ(笑)
あぁ…キサラが目を覚ました時が楽しみだぁ〜。彼女はこの一夜を覚えているのかな。
でもせっかく逃がしてもらったのに、その後も荒野をさまよう生活をしていたようですね…(可哀相)
私はセトとキサラがこの一夜の出会いを共通の想い出とし、同じ想い出を持つ者同志、グッと信頼を深めあうという展開はすごく自然で良いと思います。


初登場のボバサ! でも頭悪そうで残念!
太っているからって、あんなゴムマリみたいに、ボヨ〜ンと弾ませることはないと思うんだけど…。
それに食いしん坊すぎるよ〜。逃げながら、山盛りの果物をクチに押し込むのはいかがなものか…(笑)
大食らいの可愛い子ちゃんという設定なんだろうな。
声が想像していたのと違うのが残念〜!もっと太い声かと思っていた!…そのうち慣れるかな(-_-;)

    ボバサ:水島 裕
    キサラ:中川 里江

キサラの声は普通でした。キンキン声だったらどうしよう…とか思っていたけど、静香ちゃん風で安心しました。


実は今回のお気に入りはこれだったり…(^_^;)
    表くん:もう一人のボク…早くキミに会いたい
    王様:今、オレを呼ぶ声が…

愉快な仲間たちからそっと離れて、一人、石の扉に手を当てて「会いたい〜」とつぶやく表くん…
見た瞬間、あまりの色っぽさに、ドひゃぁ〜とひっくり返りました。
いいなぁ〜さりげなくラヴっぷりが増してますねぇ〜。
っつーか、やはりこの記憶編はセト&キサラのラヴロマンスよりも、離ればなれになってしまった表くんと王様のさびしさや絆をどれくらい表現できるかが勝負だと思うので、今日のような演出はすごくレベルが高かったと思います。

★前説なかったので、勝手に作ってみました★
    己の命をかけて盗賊王バクラと
    死闘を繰り広げたマハード
    たが憎悪を吸収し、チカラを増した奴のモンスターが
    マハードの命を奪ってしまった!
    石版に封印されたマハードの魂が
    奴を許すなとオレに語りかける!
    マハード、オレは誓う! 
    バクラを倒し、この世界に真の平和をもたらすぜ!



    今日はすごく楽しい放送でした。(*^_^*)
    ひさびさに作画・脚本・構図・演出がすべて花マルでした。
    特に城之内や本田の動きがすっごく良かった!!
    やっぱりアニメって動きがすべてなので、城之内が空腹のあまり尻を向けながらヘロヘロと倒れ込むシーンは大爆笑でした。
    そして群衆からキサラを助け出そうとした城之内と本田は男前のカッコよさでした。


    盗賊王バクラが川から上がってきましたが、無事、修練場から逃げ出してこれたんですね。
    でもどうして『滝』?(笑)
    今はアスワンにダムができてしまったのでナイル川の様子も変わりましたが、古代エジプトではアスワンのちょっと上あたりに滝があったようです。
    でもアニメに登場した滝はどうもナイルの源流と呼ばれる『エチオピアの青ナイル滝』みたいですね。
    バクラのいる場所がたとえアスワンだとしても、テーベから30kmほど離れています。
    …それも上流…
    川に押し流されるなら分かるけど、上流に引き上げられるというのはちょっと奇妙に感じましたが、まぁ〜滝がある方が背景に迫力も出るし、「絶対に変!」だけど、ここだけの話ということにしておこう(^_^;)


    特に丁寧な仕事をしているなぁ〜と感じたのはセトのマントがヒラヒラとよく動いた事!
    風を感じさせるような動きに感動さえ覚えました!


★マハードのカーが浮かびあがった石版を前に、しんみりとする王様&その他大勢…★
    マナ:お師匠様〜お師匠様((/_;)メソメソ)
    アイシス:マハード!(アイシス様がフトモモを露わにしながら馬に乗って駆けつけてきたぁ!!)
    マナ:王子! 王子なら石版から精霊を呼び出すことができるんでしょ!? お願いします! お師匠様に会わせてください。
    アイシス:マナ! マハードの傷ついた魂がチカラを回復するまで誰も呼び出す事はできません…
    それに例えマハードが現れたとしても今のあなたのヘカでは精霊を見ることはできない!
    マナ:アイシス様…(でもでも会いたいよぉ〜(/_;))
    アイシス:修行しなさい! マナ!! マハードの意志を継ぐのです
    マナ:お師匠様…あたし絶対立派な魔術師になって見せます! 絶対に! 絶対に!! (うわぁぁ〜ん(T_T))


    じっくり見ると泣けますなぁ…。マナの泣きじゃくる姿にジーンと来ました。
    マナとは対照的に、毅然と振る舞うアイシスがまた素敵だ!
    毅然すぎて、かえって痛々しく感じてしまいました。
    きっと人の見ていないトコロでしか泣けない人なのかもしれないな。


★王の間でグダグダと打ち合わせ中★
    セト:問題はマハードがバクラを葬ったか否か…。取り逃がしたのなら千年リングを奪われた可能性もある
    カリム:しかし…あの崩壊の規模! すべてを掘り返しその真偽を確かめるにも数週間を要するぞ!
    シャダ:その間、バクラが千年リングを手にしていたら…
    シモン:アイシス、そなたの千年タウクの未来予知はバクラの姿を捕らえられたか?
    アイシス:…いえ…何も…
    セト:これもすべてはマハードの未熟さゆえの不始末! アイシス…事が起こる前にマハードの身勝手な行動を予見すべきだったな
    アイシス:申し訳ありません

    セト:ファラオよ! ここは念には念を入れるべきでしょう! ただちに私の軍隊を街に配備し、警備に当たりたいのですが…
    ファラオよ! これ以上ナイルに哀しみの涙を流してはなりませぬ
    一刻も早く、民をバクラの驚異から救うのです!!

    王様:分かった! だがけっして民を脅(おびや)かしてはならぬぞ
    セト:はっ!


    セトがマハードをダシにして、自分の軍隊を街に送る策をめぐらしているトコロがこのシーンの見どころでしょうね。
    『神に匹敵するチカラを持つカーが欲しい!!』
    目的の為なら手段を選ばないセトなので、その暴走ぶりを心配するアク爺の動揺っぷりがこれまた見物ですね。
    <ナイルに哀しみの涙>名言だぁ〜。
    でも言っているコトは正しいので、生真面目な王様はセトの策略に引っかかってしまいましたね。

    千年タウクって未来を予知するだけが仕事かと思ったら、精霊を飛ばして遠隔操作とか出来るんだね〜。
    カリムの千年秤より役に立つ能力だ(笑)
    あぁ…あの秤は融合くらいしか使えないのかな…。もっと大活躍して欲しいな。


★何だかんだと言いながらマハードの死に様には敬意を払っているセト★
    大路を家来に担がせた輿に乗り、ゆったりと行進中のセトとシャダ!

    シャダ:セト…貴公は本当にバクラが生きていると思っているのか?

    セト:愚問だな!奴のカーが神に匹敵するチカラを持っていることをお前もあの時見たではないか!
    マハードは犬死にだ…状況は更に悪くなった
    奴は千年リングで間違いなく邪念を増幅させる!
    我々も早くカーを増強させねば奴はすぐにも手に負えぬ存在となる
    シャダ…お前のその千年錠で民の心を探り、民の中から強力なカーを宿した者を見つけてもらいたい

    シャダ:バカな!! 罪無き者の心を見ることはたとえ神官と言えど許されぬ
    セト:ならば聞こう…我々は今のままで千年リングを得たバクラと闘い対抗できると思うか?
    それとも再びファラオを危険にさらし、また神のチカラを頼りにするつもりか?
    シャダ…マハードの行動は愚かだった! しかし神にすがらずバクラに挑んだその意志は継がねばならぬ


    「犬死」とまで冷たく言い放ったセトですが、マハードの死に様に対しては敬意を払っているトコロがすごく良いなぁ〜と思いました。
    セトのやろうとしている事(カー狩り)は民を苦しめる事になるけれど、対バクラを考えたら至極もっともな事だとは思う。
    でも民が宿すカーを「憎しみによって強くさせよう」と考えている点が危険なので、その事をしっかり理解しているアク爺は「カー狩り」のその先の展開などを心配しているけれど、シャダくらいだと「カー狩り」の意味も良く分かっていないようなのが、まぁ彼らしくて可愛いかな(*^_^*)。

    シャダは貴公とセトを呼ぶが、セトはシャダを『お前』呼ばわりです…セトが年長だから? それともクチが悪いだけ(笑)


★セトとキサラと愉快な仲間たちが同時に再会!!★
    群衆から石を投げつけられ、傷つき倒れるキサラ!
    彼女を救い出そうと声を荒げる城之内と本田だが民衆には彼らが見えず、途方に暮れていると…

    セト:何事だ!?(人を掻き分け登場!!)
    城之内:海馬?
    表くん:海馬くん!!

    シャダ:どうしたセト…何だ!? この者のヘカは! 計り知れぬほど強大だ!
    ぐわわわわぁ〜うわわわ〜はぁはぁ…これほどのヘカを宿す者がいたとは!

    セト:何!? この女に強大なヘカが?
    すぐにこの女を連行しろ! 十分な水と食料を与え介抱するのだ!


    キサラのヘカが大きいからといって、いきなり「ぐわわわ〜」と絶叫し、腰を抜かすシャダ…思っていた以上にヘナチョコだった(^_^;)
    このヘナヘナなトコロが可愛いなぁ。オデコのイレズミも気に入ってます。
    一番若そうだよね…。17歳くらい?

    倒れていたキサラのフトモモが〜(/o\)色っぽい〜
    セトさんはフトモモよりシャダが言った「強大なヘカ」という言葉に反応しましたね〜。
    もう色気のない人だ!(笑)


★ウェジュの神殿で密会…★
    壁にずらりと並ぶ石版を眺めながら、思案中のアクナディン…
    ちょっと背中が寂しそう…
    そこにセトがやってきた


    セト:アクナディン様…ご報告申し上げます
    街でのカー狩りは想像以上の成果を上げております
    やはり民衆の中にも優れたカーを宿す者が存在しました
    アク爺:まさかセト…お前はその者たちを捕らえたのでは?
    セト:いけませぬか?(あっさりと返答!(^_^;))
    アク爺:セトよ…今からでも遅くはない! すぐに無実の者たちを解放するのだ
    後ろめたき行為は心に恐れを産む。恐れはいずれ人を果てしなき闇へと誘う
    セト:アクナディン様…我々にとって、そして民にとって危機とは一体何でございましょう
    王権崩壊の危機以上に恐れるモノがありましょうや
    私のこの行いはすべてファラオとこのエジプトの大地のため!
    間違っているとは思いませぬ

    アク爺:(セトを見送りながら…)セトよ…お前は私と同じ過ちを犯そうとしているのか?


    誠実な老神官…アク爺の存在感と声優さんの声質がピッタシで、日ごとにアク爺への愛が深まりつつあります(*^_^*)
    もともと爺趣味の私…アク爺とおいしいほうじ茶でもすすりながら、盆栽談義したいです。

    ここではアク爺とセトの対立がすごく面白いです。
    アク爺は「カー狩り」は【悪】であると思っているけれど、セトは【善】だと思っている。
    セトは「国を守るためなら手段は選んでなどいられない」…『カー狩り』は 『最大多数の最大幸福』 につながると思っているけれど、アク爺はその行為の裏に潜む『個人的な欲望』をちゃんと見抜いている…そこが面白い。
    セトはクチでは最大多数の…と言っているが、神をも凌駕する精霊が欲しいんだよね…。
    「チカラこそすべて」の人だし…。
    アニメではこのセトの闇の部分をちゃんと描いてくれるといいなぁ〜と期待。


★最大の見どころ…っていうか、驚き桃の木だったオリジナル設定がぁぁぁ!!★ 
    横たわるキサラを見下ろすセト…

    白き髪の青き瞳…いやそれだけではない…
    (眠り続けるキサラの頬に手を当て)こうまでこの胸をかき乱すのは…私はこの女を知っている…

    さぁ…すごいエピソードが始まるぜ!!

    「はっ!」 馬で荒野を駆けるチビセト(推定8歳)

    荒くれ者たち:うへへへへ! いい拾いモノをしたぜ! この国には珍しいからな
    あの白い髪に青い目! オレたちゃツいてるぜ! がはははは!!(物陰からじっとキサラを見つめるセト)
    キサラ:あっあなたは?
    セト:今、逃がしてやる!(鍵をがちゃがちゃと開ける) 来い!!
    荒くれ者たち:逃げたぞ! 娘が逃げたぁ!!
    セト:(馬に相乗りしながら…)この馬をやる! これからはお前一人で行け!
    一晩も走れば隣町に着くだろう! そこから自分の国へ逃げろ!(スっと走っている馬から下りる!(笑))
    キサラ:あなたの名は?
    セト:セト!! 
    キサラ:ありがとう〜セト!!(^^)/~~~

    自分の村が炎に包まれているのを発見する!

    セト:あれは…オレの村! クソ〜! かーさん!
    荒くれ者たち:探せ! 探せ!! あの青い目のガキはどこだ?
    テメーはあの時の小僧!! 娘はどこへやった!
    セト:離せ! かーさん(彼らに取り押さえられるセト)
    荒くれ者たち:ごははははっは!  (空を見上げ…)アレは何だ? 化けもんだぁぁ!!

    青眼ちゃんが逃げる荒くれ者たちにボエェェ〜と滅びのバーストストリーム!!

    我に返る神官セト…

    そうだ…この女はあの時の…そして私は白き龍を見た…


    えっと…すごいエピソードでした。
    なんとなく気になったのは、セトの青い瞳とキサラの青い瞳を後で何か…関係を持たせるような気がしました。
    兄妹ってことはないだろうが…やけに強調するから血のつながりくらいは出してくるかも…(^_^;)

    キサラを助けた事で、自分の村が丸焼け…(-_-;)
    「オノレがよけいな事をしたせいで、罪もない人たちが丸焼け…」
    それって…トラウマにならないか?
    自分を責めてしまいそうだが…セトはそんな過去はねじ伏せてしまったようですね。
    それとも民が言っていた、『魔女』という設定を印象づけるためにこのエピソードを入れたのかな…。
    「この女に関わると災いがふりかかる−だからキサラは一人、砂漠を放浪する運命にある」
    でも砂漠で拾ったって荒くれ者も言っていたし、きっと生まれた時からそんな生活だったのかも。
    そのあたりもアニメで放送してくれると嬉しいなぁ。

    突然あらわれる青眼ちゃん…。これはちょっと驚いた! 
    この登場は青眼の意志? 彼女の意志?


★バクラがネタバレ!−何故、お前が知っている!!★
    足でグリグリとアク爺を踏んでいる〜!(ミイラはダメでジーさんはOKなの??)

    おいぼれが〜! そのトロさじゃカーを一体も召喚することもなく勝負が決まっちまうぜ
    じいさんよ…この場でテメーから千年眼をいただくのは簡単だが…テメーにはまだ働いてもらわなくちゃなんねー事がある…
    3000年前の時のようによ…
    オレ様は知ってんだぜ! 千年アイテムを生み出すためにテメーがクルエルナ村で何をしたか…
    そして…そのために捨てた息子がセトだってこともな!

    おおぃ! なんでバクラがアク爺とセトの関係を知っているんだ?
    こうなるとバクラが他にどんな秘密を持っているのか気になりますね。
    王様がオベリスクを召喚した時点で史実と違ってきた…とバクラが言っていたので、このあたりの言動はもう史実に沿っているのか沿ってないのか、もはや微妙ですね。

    踏まれるアク爺…盗賊王のパンツ(ふんどし)がマル見えですね。
    ちゃんと布の中に収まっていれば安心ですが、あの角度はドキドキ★ですね。
    しかし美麗なフトモモさんです。バクラのフトモモって力強さを感じますね。部下もこのフトモモに悩殺されたんだろうと勝手に想像(*^_^*)



★★★次回予告★★★
    あたしたち、せっかくもう一人の遊戯の
    記憶の世界へ来られたのに
    この世界の人々にとって
    あたしたちが存在しないのと同じらしいの!
    王宮に入ることも出来ないし…
    これからどうしたらいいのかしら(/_;)メソメソ

    その頃、バクラに襲われていたアクナディン
    千年アイテム誕生にまつわるおぞましい記憶って!?


    次回 「千年アイテム誕生の秘密!」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    記憶編が始まってから残業を減らした海馬くん
    どうやらファラオ姿の闇遊戯を見るために
    めんどうな仕事は磯野さんに押しつけたみたい!

    盗賊王に踏まれるアクナディンを見ていたら
    Mrクロケッツの頭をジュラルミンケースに挟み
    そのフタの上から踏んづけた過去を思い出し
    「あの時は我ながらひどいことをしたモノだ…」とちょっと反省したみたい
    でもフッと闇遊戯に踏まれる自分を想像し…
    えぇ〜海馬くんの頬がピンクに染まっているわ!!


    次回 「遊戯! ハイヒールでオレを踏め! もちろんミニスカで…」
    おたのしみに!



作画監督=原 憲一
脚本=吉田 伸
絵コンテ=中村憲由
演出=鶴田 寛


2004年05月17日(月) 『死者の書』と第7話の感想


このサイトを開く準備段階から図書館に通って『遊戯王』に関係のある本…特にエジプトについての本をチマチマと読んできましたが(斜め読みですが)、2年以上も通い続けていると、さすがに読む本がなくなってしまいました(^_^;)
図書館がせっせと購入する本と私が読みたいと思う本にズレがあるので仕方ないんですけどね…。

で、新規開拓ってことで、ちょっと遠くの図書館に行ってみました。
そうしたら、行った甲斐がありました〜。
探していた資料に出会えました♪

それがタイトルに書いた「死者の書」についての本です

以前、『ペル・エム・フル』について、スペルと「日の下に表れることの諸章」という意味を教えていただいたのですが、自分でもその資料をちゃんと読んでみたくて、ずっと探していたのですが、これがなかなか出会えず、いつも心の片隅に引っかかっていました。
今回、ようやくお目当ての資料に巡り会えたので、ただいまホクホク状態です。

ざっと読んでみましたが、著者紹介を見てびっくり…歴史博士じゃなく作家さんでした…(^_^;)
なるほど分かりやすい文体だと思いました。
しかしもっと驚いたのは初版が1980年…今から20年前に発行された本でした…。
出会えただけでもトト神に感謝!

著者の石上さんは仏教の「輪廻転生」についての本も書いているので、死者の書に見られるエジプト人の死生観とインド人の死生観をさりげなく比較してみたりするのがとても面白く、ナイル川を三途の川に見立てた死後の世界についての解釈は秀逸でした。

おっと…読書感想文になってしまった。

『ペル・エム・フム』だけで1ページを埋めるのは無理なので、どこかのページに埋め込むつもりです。


いつも読んでくださってありがとうございます〜。投げキッス…チュ♪


第7話 「海神(かいじん)リバイアサン」



今回のお言葉−梶木漁太

    分かるか遊戯! オレはオヤジに変わって海と勝負しなきゃならんのじゃ! 
    そしていつの日かどんな荒波にも負けない日本一の漁師になってやるんじゃ!

 

大会に優勝して賞金を得る−王国編はみんな気持ち良いくらいお金目当て。
もちろん純粋にデュエリストの頂点に立ちたい子もいるだろうけど(羽蛾っちとか…)、私はこんな風に賞金を得て夢を叶える的ストーリーが気に入ってます。

梶木くんの目的は日本一の漁師になること! デュエルはそのための手段と言いきるけど、ゲームに対する真摯な態度に王様はグッと来たようです。

梶木くんが「今回のお言葉」を言った後の王様の反応がイマイチで、おまけに声もちょっとヘタレだったので、「あぁ〜こんな演出じゃ、せっかくの告白が王様の胸に届いてないように感じるよぉ〜」とか思ったのですが、ラストシーン、魚を捕りに泳いでいくカジキくんの背中を振り返りながら見送る王様の姿が好印象でした。
「なぁ〜んだ、王様は梶木くんのこと、一目置いているんじゃん!」
王様が対戦した相手に心を残すような態度ってあまり取らないから、こんな見返り美人のような姿にこっちがグッときてしまった。
2度目の再戦がなく残念でしたが、王様は梶木くんのこと、評価していると思います。
っつーか、王様はワハハハハ笑いの人に惚れやすいのぉ(笑)。
きっと豪快な性格の男がすきなんじゃないかと思う。


【今回の苦笑】

本田がサバイバルブックを持っていたこと
「なに〜!!!」で梶木くんが変身ポーズしたこと
「杏子:遊戯が勝った!」 「おっしゃ!!」で城之内と本田の猪木顔!(←懐かしい)


2004年05月13日(木) 第204話「死闘!マハードVSバクラ」


第204話「死闘!マハードVSバクラ」
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【今日のお言葉】

    神官セト 「マハードの奴め! あれほど言っておいたものを!」


昔からブラック・マジシャンが苦手でした。
だからマハードがブラマジになったエピソードをWJで読んだ時、どうして自分がブラマジの笑顔に拒否反応を示していたのかが分かったので、それを雑文に書きました。
今回、感想を書く前にそれをちょこっと読み返してみました。

う〜ん、もし先にアニメを見ていたら、私はあの文章は書いていなかったな…と思いました。


マハードがどうして王様にあれほど忠義を立てるのか! その答えが今週の放送でハッキリ分かると思っていましたが、やはり…なんとなく曖昧でした。
王様が「身分など関係なく自由に暮らせる世界をオレが作る」という発言をし、それに感動したマハードがその礎(いしずえ)となれるなら命を投げ出す…という設定は…やはりもうちょっと動機付けが欲しいところです。
それにセトが言っているように、「負けると分かっての出陣!」なのがどうも…(-_-;)
最終奥義でバクラを打ちのめしたとしても、マハードはここで死ぬつもりなんですよね…。
勝っても負けても死…。

本当にファンの方には申し訳ないが、殉職の美に酔うタイプなんだと思いますよ…彼は…。


ただその”死に花”が少々萎(しお)れ気味だったのが残念でした。


王様が独り寝…夜伽とかいないの!?
てっきり隣にカリムが添い寝しているのかと思っていたからドキドキして待っていたのに〜残念(*^_^*)
もちろん、可愛いファラオをお守りするための添い寝ですよ。手は出してません(笑)
★前説! 毎回、同じような出だしなのでちょっと飽きちゃったよぉ〜!(管理人)★
    オレの失われた記憶の世界…
    3000年前のエジプト…
    そこでオレとバクラの闘いが始まったぁ!!
    略奪と殺戮…死者をも踏みつけにするその振る舞い…
    バクラ…オレは貴様を許さないぜ!
    だが…逃げたバクラの行方は未だに分からない
    そんな中…マハードは王墓の警備に向かったのだが…


    今日は狭い洞窟内に造られた「魔術師の修練場」が舞台だったので、いろいろとモンスターを動かしにくいのは分かります。
    でも…今日はモンスターがダメだったなぁ〜。
    『ディアバ』も『幻想の魔』も顔が無表情なので普通に動かしていたんじゃ面白くないんですよね。
    派手にドカドカとやり合わないと…。
    なのに今日は動きが緩慢でイマイチ盛り上がりに欠けたように思いました。

    あと、『幻想の魔』が攻撃するシーンで『ディアバ』に弾があたっているんだけど、煙が弱めでダメージを受けているのかどうかが伝わりにくかった。
    っつーか、どの攻撃もヘッポコに見えました。
    螺旋波動もなぁ〜。強風にあおられているだけにしか見えなかった。
    「死闘!」の文字も泣く回でした。

    アイシス姉さんが涙をつぅーっと流すシーンは印象的で良かったです。
    ああぁ…やっぱり惚れてたのか!!と思いました。
    マナの涙も良かったです。っつーか声優さんの演技が良くてちょっとホロリとしました(/_;)うるる〜


★真夜中の砂漠! マハードの親衛隊vsバクラの親衛隊が洞窟前でにらみ合い★
    リーダー:よし! 入口は塞いだ! これで盗賊は出られまい! 石版を立てろ!

    部下たちが石版をエッコラ&ヤッコラと地面に立てる

    部下A:カーが石版に現れたらここは永遠に封印しろとのご命令だ!
    リーダー:マハード様は決死の覚悟でおられる! 我らはマハード様が心おきなく闘えるよう邪魔立てする者は切り捨てようぞ!
    部下全員で:命にかけて! おおぉぉぉ!!(崖下に待つバクラ親衛隊に攻撃するため斜面を滑り降りる)


    主人がファラオに忠義を立てるなら、マハードの部下もマハードに忠義を立てる…見ていて心が洗われるような気がしました(^_^;)
    しかし石版を支えなしであんな崖っぷちに立ててる…(笑)。
    でも確か原作も石版が支えなしで立っていたし、これはこれでOKなんだな。

    石版の色が赤っぽかったな…(-_-;)。
    ウェジュの素材は軽石と論を立てたので、次回からは軽石設定(色は灰色)でお願いしますm(_ _)m。


★魔術師の修練場で対峙する二人★
    マハード:貴様を待っていたバクラ!
    バクラ:ほぅ〜♪ そいつは嬉しいね! そんなにオレ様にその千年リングを渡したかったのか?
    マハード:貴様に千年リングは渡さぬ! そしてもはや貴様がここから生きて出ることは不可能!
    バクラ:あひゃひゃひゃひゃ(笑) 魔術師ふぜいがいっぱしのクチきくじゃねぇか!
    マハード:もう一度言おう…不可能だ! この闘いに私の持てるすべての魔力…ヘカを解放する!(やる気の炎がメラメラメラ!)
    我ら魔術師が代々術を磨いたこの修練場…バクラ…ここが貴様の墓場となる!!!!
    バクラ:そいつはどうかな…

    マハードは『幻想の魔術師』を召喚
    バクラは『ディアバウンド』を召喚

    狭い空間で闘い始める2体のモンスター


    マハード:はぁはぁはぁ…ぜぃぜぃ…(もう息が切れてきた!虚弱)だいぶ貴様のバーも減ってきたんじゃないのか?
    バクラ:抜かせ! ウォーミングアップにはちょうどイイ! 『ディアバウンド』の身体もようやく暖まってきたぜ
    マハード:ふふ、ならばもっと暖めてやろうか! 貴様の身も心も燃やし尽くすほど!(/o\)このセリフはエッチぃよぉ〜


    マハードのセリフ…妙にエッチぃです。
    情熱的な彼の性格が出てますね。<燃やし尽くすほど!>←激しいなぁ(*^_^*)

    自然の岩山…その裂け目から中に入るとこんな空間が!!
    その設定がすごくて笑ってしまった。
    ここでどんな修練を積むのだろうか…と、考えちゃいました。
    バクラにしてみると、魔術師は盗賊より格が下だと思っているみたいですね。そういう価値観は好きです。

    この後、マハードが、「伏兵のカー! シャドーグール」を出しますが、すぐバクラにやられてしまいます。
    そして『シャドーグール』の特殊能力だった「壁抜け」をディアバンドが使えるようになります。

    【その理由】

    −バクラ談−
      へっ! そういやぁ言ってなかったな!
      ディアバウンドの特殊能力は倒したカーの特殊能力を盗み出すことよ!
      どうだい盗賊に相応しい特殊能力だとは思わねぇか!? あはははは


★王様!! どうして天蓋付きのベッド!? おまけにあの枕は!?★
    (ハッと目を覚まし、上半身を起こす王様)
    王様:なんだ…この胸騒ぎは…(よちよちとベッドを下り、バルコニーに歩いていく)
    (目の前に何故かウェジュの神殿!)あれは…マハードのウェジュの神殿!風もないのに篝火(かがりび)が…

    ライトアップされたウェジュの神殿がゆらゆらと光を発している
    その神殿の門前でマナと衛兵が言い争っている!

    マナ:お願いだから中に入れてよ
    兵士:ダメだ! ダメだ!! マハード様が戻られるまでは何人たりとも入れてはならぬとのキツイお達しだ!
    マナ:(兵士に突き飛ばされて怒り気味)何すんのよぉぉ! (ひっどぉ〜いい)
    王様:入れてやってくれ
    マナ:あっ…王子
    兵士:ファラオ!!(土下座…)ははぁ〜ファラオの仰せのままに…

    【神殿内】
    王様:どうしたマナ…何故マハードのウェジュの神殿へ…
    マナ:さっき…あたし夢にお師匠様の苦しむ姿が見えたの…
    気のせいだと思おうとしても気になって眠れなくて…
    ここに来ればお師匠様の意志が少しは感じられるんじゃないかって思って…
    王様:マハードの苦しむ姿…


    どうして天蓋付きベッドなんですか(笑) それも海馬家に似たような…(*^_^*)
    で、あのダブルベッド用の枕はなんですか!? 
    当時の枕って今のようなフワフワタイプじゃなくて、日本の箱枕のように足つきの小さい木製枕だったので、あれはちょっと史実と違いすぎます。
    まぁ…妄想するにはOKですけど(*^_^*)

    王様が逞しい肉体の持ち主なので、ちょっとドキドキ★です。
    背中は子供っぽいのに…。
    で、寝ているのに額当てを付けているのはおかしいと思いますが…(^_^;)
    あれを取ると、オデコの『肉』の字がバレちゃうから(笑)

    マナがマハードの危機を感じ取るエピソードは二人の結びつきの固さが伝わってきて、すごく良いです。
    師匠を心配する気持ちが伝わってきますね。
    じっと千年タウクで成り行きを見守るアイシス姉さんとは対象的で二人の個性が出ていてGOODです。


★心の迷宮をさまよい歩く、愉快な仲間たち★
    城之内:ああぁ!!(驚) 
    本田:どうした?城之内
    城之内:見ろ! これを!!一度通った道が分かるようにマジックで印をつけておいたんだよ
    本田:マーキングか! さすが城之内!!
    杏子:ある意味、人の心に落書きを…(-_-;)
    城之内:ここはさっきも通った道…ってことはよぉ〜オレたち同じ道をただグルグルと回っているってことになるんだぜ!
    遊戯!! 聞こえネェのかよ、これだけオレたちが呼んでも…!遊戯!! どれが本当の扉なんだ?

    杏子:遊戯?
    本田:どうしたんだよ遊戯…
    表くん:どうしてだろう…この扉に近づくと胸が苦しくなる…(ドクン★ドクン★)

    ノブに手をかけ、ゆっくりと扉を開く表くん…中はガランとした空間が広がっている

    城之内:遊戯?
    本田:いるのか?
    表くん:獏良くん!?

    誰もいないと思っていた部屋の中、突然スポットライト(笑)を浴びた人物は獏良くん!
    最初は優しい顔だったが次第に邪悪さを帯びていく…


    バクラ:うへへへへへ、あひゃひゃひゃひゃ…うっげほほほほ

    バクラがモンスターに大変身! クチからぼえぇ〜っと火炎放射を愉快な仲間たちに浴びせる!
    あぢぃぃぃぃ!! 仲間たちはその威力に吹き飛ばされる!


    杏子:あの怪物は…
    城之内:部屋ごとなくなってるぜ!
    シャーディー:あれこそがファラオが闘う本当に敵!
    表くん:もう一人のボクの本当の敵…


    城之内が描いたマークの適当さに笑ってしまいました。
    っつーか、そのマジックはどこから出てきたんだ?

    バクラが本当の敵であることを視聴者に分からせるためにバクラをここで登場させたんでしょうが、ちょっと唐突すぎて、最初は意味が分かりませんでした。
    もちろん今も分からないけど…。
    これだとバクラの正体はモンスターですって感じにも受け取れるし、だいたい王様の敵をどうして表くんたちがこんな所で見つけなきゃいけないのかも謎!


★マハード散る★
    マハード:はぁはぁ(ヘカの消耗が激しいらしい)
    バクラ:魔術師野郎!所詮はその程度だ! 貴様がごときが敵う相手じゃねぇんだよ!オ・レ・様・は!!
    そういうレベルじゃねーんだ!! −さてと…そろそろトドメを刺してやろうかな!−

    がしゃ〜ん!!−バクラの足を挟み込む仕掛けが発動! 倒れ込む盗賊王

    バクラ:なっ! テメェ〜
    マハード:その罠は現実の罠…最初からそこにあったもの!我が魔術により貴様の目を欺いていたのだ
    バクラ:セコイマネしやがって!(イタイよぉ〜(T_T))
    バクラ…貴様を倒すためなら手段など選ぶものか!

    マハードが足下の石版を踏むと、どこからともなく大きな包丁が下りてきて、通路を切り裂くように揺れ始める!
    ついにバクラもお陀仏か!!!
    だがなぁ〜んと、マヌケにもその大包丁がいきなりバクラの罠を壊してしまい、あっという間にバクラは自由の身に…(^_^;)
    ディアバウンドがマハードと幻想の魔術師に最終攻撃をかける!!
    身も心もヘトヘトのマハード…、ついに観念したようだ!


    バクラ:決着はついたようだな…マハード…その千年リングはオレ様が頂くぜ!
    マハード:ファラオよ…あなたが目指す新しき世界…私も見たかった!
    だが…その礎(いしずえ)となるのなら私は喜んでこの身を捧げましょう
    バクラ:こいつ…まだやる気か!
    マハード:まだだ! 私のヘカはほんのわずかばかりだが残っている!
    貴様に見せてやろう! 『禁断の奥義』を!! 我が命を生贄とし、カーとバーを融合させる!!

    ファラオよ…我が魂…あなたの永遠の下僕(シモベ)なり!

    『ディア・ディ・アンク』が砕け散り、自分から大包丁に飛び込むマハード! たぶん”みじん切り”に…(-_-;)
    ちぎれた千年リングはバクラの手の中に!


    バクラ:ふっ最後は自滅か…(しかし目の前には『幻想の魔術師』が!!)
    バカな…どうしてまだ奴のカーが…何! 本当にカーとバーを融合させやがったのか!!
    マハード:世の人々の安息とファラオの掲げる新しき理想の世界のために−滅(めっ)・せ・よ!!
    バクラ:しゃらくせい!! ディアバウンド! あの死に損ないにトドメをさせ!

    魔導波vs螺旋波動→バクラは吹っ飛んだようです…。


    マハードが死んだ時、青い稲妻が皆の脳裏に走りましたね。
    あれこそオカルトチックでしたよ。
    あれも千年アイテムのチカラなのかな。

    バクラを捕らえた罠があっさりと壊されたのは残念でした。
    っつーか、ありえないですよね。あのタイミングは…(^_^;)
    バクラが手に入れた千年リング…、血の一滴でもついていた方が印象的だったように思うんですが、やはり残酷なシーンはダメなんでしょうか。

    マハードが残した<ファラオよ…我が魂…あなたの永遠の下僕(シモベ)なり!>はすごいよね…。
    王様はこんなに愛される資格があったんだろうか…。
    あぁ…その辺が気になります。


★届け! オレの気持ち!!★
    表くん:心の迷宮が震えている…! もう一人のボクの心が震えている!
    シャーディー:この迷宮は彼の心そのもの…彼の心は孤独に彩られている!
    その孤独にもその叫びにも耳を貸してやるのはキミたちをおいていない
    表くん:そうか! ボクたちが扉を叩いてもダメなんだ!
    扉をノックしているのはもう一人のボクのほうなんだ
    それをボクたちで…耳をすまして聴いてあげなきゃいけなかったんだ
    城之内:そういうことか! だったらもう一人の遊戯の声ってやつを耳の穴かっぽじってオレたちで聴いてやろうじゃねぇか!

    みんなで手を重ね〜


    表くん:会いたい…ボクはキミに会いたい!!


    そして扉は開いた!!!!!


    王様の真実の部屋に至る扉がどうやって開くのか…それが謎だったわけですが、謎も解け、扉は開きました。
    このタイミングでないときっと開かなかったと思うので、まさに『期は熟した』という言葉通りですね。

    表くんが王様に会いたいと訴える所が気に入っています。
    男前な発言ですねぇ〜。

    分かったような事を言うシャーディーがなんとなく…(-_-;)
    でも3000年もの間、王様ってずっと孤独だったんだよなぁ〜と改めて思い出し、その可哀想な身の上に切なさを感じました…(/_;)涙で前が見えないよ〜メソメソ


【気になったところ】
    王様が盗賊団とやりあうシーンが面白かった!
    「ああぁ!! 一人殺した!!」 とか思ったら生きてたし…(^_^;)
    やはり正義のヒーローに殺人は無理なんですね。
    あんな細腕で刃物を振り回す姿にオロオロ…。でもカッチョ良いです。


★★★次回予告★★★
    マハードの命を賭けた禁断の奥義によって
    バクラは奈落の底へと姿を消した…
    でも本当にこれでバクラとの戦いに決着は着いたのかしら
    一方、ついに真実の扉を探し当てたあたしたちは
    遊戯の失われた記憶の世界へとやってきたの
    だけど…ここの人たち、誰もあたしたちに気づいていない!?


    次回 「青い瞳のキサラ」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    マハードが命を賭けて遊戯に忠誠を誓うシーンを見て
    思わず泣いてしまった海馬くん…
    モクバくんには「年を取ると涙もろくなって困る!」なんて
    言っていたけど、内心はマジ泣きだったみたい

    確かに海馬くんも人型モンスターを持っているけど
    「闇道化師のサギー」や「ジャッジマン」は顔が怖いのよね!
    やっぱりマハードのように美形で忠義者でなくっちゃ♪

    でも命を『生贄』にしなきゃいけないから…諦めるしかないわよね…
    でも海馬くんは執念深いし…目的の為なら手段を選ばないから
    ちょっと気をつけた方がいいわよ、みんな!!

    あれ…海馬くんがニコニコしながらあの人の前に立ったわ!!


    次回 「磯野! 禁断の奥義を学ばないか!?」
    おたのしみに!



作画監督=武藤 公春
脚本=鈴木やすゆき
絵コンテ=葛谷 直行
演出=武藤 公春


2004年05月10日(月) デュエルモンスターズとタロットカード&第6話の感想


タロットカードが某韓国ドラマに出てきて、ちょっと懐かしく感じました。

男の主役が一枚のカードを引くと、それは『運命の輪』が描かれていた…
友達は言う…「その絵と同じカードを持つ女性が運命の人よ」


王国編のラストで闇バクラがデュエルモンスターズのカードを使ってペガサスの事を占っていたのを思い出し、『第40話−キング・オブ・デュエリスト』を見直してみました。
バクラの占い方は【ケルト十文字法】かな…と思うんですが、中央のカードを2枚重ねしていないので、ちょっと違うみたいですね。

   ┌┐
   └┘
┌┐┌┐┌┐
└┘└┘└┘
   ┌┐
   └┘  ┌┐┌┐┌┐┌┐
        └┘└┘└┘└┘


確かこんな並べ方でした。

タロットカードは大アルカナの22枚をメインに使用するので、それくらいならM&Wのカードから似たような絵柄を揃えられるような気もするんですがどうでしょうね。

まぁ…そんな事を考えながら、カードカタログを見るのも楽しいですね。
ネットを回ればタロットの解説サイトも数多くあるので、気軽に始められそうです。

タロットカードのルーツは「トートの書」らしいので、ペガサスの事を調べる時にいろいろと文献を当たり、ヘッポコな考察をUPしましたが(デュエルモンスターズ誕生の謎)、ペガサスとトト神を結びつけようと悪戦苦闘していた当時を思い出して、ちょっと冷や汗かいてしまいました(^_^;)


スペインに行った時、「ジプシーの本場だし、ちょっと高くても良いタロットカードを買おう!!」なんて思って、ノミの市(泥棒市ともいう)や専門店を回ってみましたが、あまり好みのモノは見つかりませんでした(T_T)
でもデパートの文具売り場に山と積まれたタロットカードを見て、カード文化の深さを知りました。


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第6話「華麗なるハーピーレディ」の感想をちょっと

今日のお言葉

舞「もちろん賞金を頂いたら、世界一周して、フランスにアパートメント買って、ブランド買い物三昧!」


どんな理由でデュエルしようと良いではないか!! と思うんだけど、城之内が舞さんの言葉を聞いて「けっ! そんなくだらない事かい」と言ったのには、少々幻滅。
静香ちゃんの手術代を手に入れるためにガンバルのは良いことだけど、だからと言って人の理由をくだらない…なんて言うのはダメだよな。
発言に若さがない!(笑)


この頃の舞さんは、『遊戯ちゃん』に『城之内くん』と呼び方が丁寧。
まぁ…城之内を「坊や」と呼ぶ舞さんの男前な姿も好きなんだけど。

40種類の香水をカードに染みこませた『アロマ・タクティクス』は好きな戦術。
プロの調香師は3000種の香りを訓練によって嗅ぎ分けられるようになるそうなので、たった40枚程度なら、結構楽に覚えられるのかもしれませんねぇ〜。


2004年05月06日(木) 第203話 「マハードの決意」

第203話 「マハードの決意」

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【今日のお言葉】

    マナ 「いつだって私たち3人、一緒だったじゃない! 魔術の研究に励んだり…武芸を磨いたり!


アニメオリジナルの楽しさは、こういう「奇抜な設定」がスッと挿入されるところですね!
もちろんファラオたる者、武芸(組み手や弓、棒術)は必須科目だと思いますが、何故、このメンバーで?(笑)
鈴木さん自身が格闘好きなのかな〜。


今日はタイトル通り、マハードを中心に話が回っていたので、マハード好きな人にはお宝映像満載でしたね(*^_^*)。
ちょこっとマハードを取り巻く人間関係を考えてみました。

マハード←セト(ちょっかいを出したくなる、嫌味を言いたくなる−ライバル意識)
マハード←アイシス(ひょっとしてアイシス姉さん、惚れてるの?)
マハード←アク爺&カリム&シャダ(あんまり興味なさそう…)
マハード←シモン(魔力の強さには敬意を払っている模様&仲は良さそう)

王様←マハード
忠誠心を越えて、すでに愛が生まれているような気が…(^_^;)
蛇の毒を王様に吸い出してもらうマハードの表情にドキドキ★
顔に書いてあるんだよね…「ファラオに惚れました」って!!(笑)

★今日の前説! 貴様を「きっさま」と発音していました! やる気ビンビンな感じです(^_^;)★
    オレの失われた記憶の世界…
    そこは3000年前の古代エジプトの世界だった!
    そこで繰り広げられる神官たちと盗賊バクラの闘い
    互いにモンスターを召喚して闘うその姿は…
    まるでデュエリストじゃないかぁぁぁ!!
    ならばオレは三幻神を召喚し、バクラ…貴っ様を倒す!!!!


    今日は作画も良かったです。
    王様が愛らしい〜(/o\)眼が可愛いの! フトモモが可愛いの!! ボサ髪が可愛いの!!!
    今頃、気がついたんですが、王様の触角ってファラオの時は一本だけ伸びているんですね。
    っつーか、触角は生えているわ、目玉&羽飾りの額飾り(?)をつけているわ、地毛が逆立っているわ…で、オデコから上がサンバ・カーニバルみたいです(^_^;)
    でも可愛いから許すぅ〜!!

    今日はアイシス姉さんとマハードのやり取りが大人なムードでドキドキ★でした。
    鈴木さんの脚本だし、マハードが何か意味深な告白でもして、アイシス姉さんの心をもぎ取っちゃったりするのかなぁ〜と思っていたのですが、そんなシーンもないままマハードは出かけてしまいました…。
    マナが原作以上におてんばで、レベッカを彷彿とさせましたが、身分の差をあまり意識しない性格が意外に私の中では好印象です。

    やっぱり、馬の轡(くつわ)と鐙(あぶみ)はちょっと時代的に…(-_-;)
    まぁ…アニメだから。

    えっと…いきなり予告の感想を…(^_^;)
    上半身裸!! 裸! 裸! 裸! おまけに良い身体じゃぁ〜(鼻血)
    王様がどうして裸でバルコニーに立っているの?
    あれが寝間着なのかな…。薄絹の巻きスカートのみで就寝とは!!
    マハードじゃないけど、『ファラオ、どうか慎重に!!』って言いたいなぁ〜。クククッ(笑)
    あのワンシーンだけで、ご飯5杯はいけますね!!
    っつーか社長が見たら、青眼戦闘機で寝所に突撃しそうだな〜(いただきます! 召し上がれ!!)


★オベちゃんとディアバのガチンコ勝負★
    神の鉄槌(オベリスク)と滅びのバーストストリーム(ディアバウンド)がぶつかり合い、その衝撃が神殿を揺り動かす(ゴゴゴゴゴゴォ!!)
    衝撃がディアバとオベ、双方を吹き飛ばす! 両手をついてダメージを堪(こら)えるオベちゃんが可愛い(*^_^*)

    セト:神を…しりぞけた…(あっけに取られるセトさん)
    バクラ:…相打ちかよ! まさかこんなに早く奴が神を担ぎだしてくるとはな…海馬の贈り物がなきゃ…
    王様よぁ…次のターンまで勝負はあずけるぜ!
    ふふふふっ、そこのカワイコちゃん…マハードって言ったなぁ!
    貴様の胸にぶら下がっている千年リング…
    そいつはもともとオレ様のモノだったんだぜ!
    いやぁ…これから頂くのが…
    マハード:貴様などには我が千年リング…触れさせはせん!
    バクラ:そう張り切んなよ…いずれ貴様らの千年アイテム…すべてぶんどってやるぜ! あばよ!


    社長とのデュエルでコピーした『滅びのバーストストリーム』をさっそく使い、命拾いする盗賊王…。
    なんだかいきなりヘッポコな予感…(^_^;)

    ディアバウンドがドドドォ〜と飛ばされる姿は重量感があって好きですね。
    ソリッドビジョンではなく、実体化しているというだけで、受ける印象が違ってくるのは、設定に洗脳されている証拠なんだろうな…(^_^;)
    与えられる情報によって印象の善し悪しも変わってしまうから、作り手はその辺もがっちり計算してくれるといいなぁ〜と思ったり。


★社長を弄(もてあそ)ぶ千年眼★
    社長室…じっと青眼白龍のカードを見つめる社長
    その机には、ごろんと千年眼が転がっている…。


    ブルーアイズとオレの因縁…
    オカルトかぶれのバクラの言葉など…このオレが聞く耳など…(目玉を手に取る社長)
    だが…あのブルーアイズの嘆き…(おおぉ〜ん、おおぉ〜んの鳴き声を思い出す)

    目玉を持つ手が社長の意志とは別に顔に近づいてきた!!
    このまま、千年眼が目玉に押し込まれるのか!?

    社長:バカな…! よせ!! ((>_<)いやぁ〜近づかないで! ヤメテェェェ!!)

    突然、千年眼が光り、社長の網膜に直接映像をぶつけてきたぁぁ!!
    なぁ〜んとその映像は見つめあう王様とセト!!
    こここここここっこれは! 一体ぃぃぃ!(ひぃぃぃぃ! オレの妻が!!)

    ばびゅーんと空中を飛んでいる青眼ジェーットぉぉぉぉぉぉ〜
    いつもの戦闘服を着込み、操縦しているのは、社長さま!

    分かっている…運命など因縁などありもせぬ、くだらぬ非現実的な情念に突き動かされるオレではない
    だが…このまやかしを見破るためには


    <非現実的な情念…それを愛と呼ぶ!!>
    と言うわけで、社長をエジプトに呼び出す決定的な釣り餌はやっぱり『王様』でしたか!!
    海闇ワッショイ祭だぁぁ!!
    愛ゆえの行動なのに、理屈をつけて青眼ジェットを操縦する社長…素直になれよ!
    しかし今回は単独行動? モクバは??
    っつーか、案内もないのに表くんたちと合流できるのかな…(-_-;)
    また衛星を使ってデュエルディスクを探知するのかもしれないな。

    目玉が近づいて来た時は、ちょっとホラー映画のようでドキドキ★
    無害なアイテムって感じの千年眼ですが、意外に積極的に人間に影響を与えるなぁ…と思いました。
    千年眼は人の情念を増幅する仕組みがあると思うな。
    ペガサスやアク爺の行動を見ていてもそう思うし…。
    ジークさんにこの目玉を与えたら、結構喜ぶかもしれないと思ったり…(^_^;)


★闇夜の神殿…なにやら妖しげなアク爺とセトさんの密会★
    アク爺:バクラの行方はまだつかめぬままか!
    セト:はっ! しかし軍隊を広範囲に配備し、城下町、砂漠、渓谷…これだけの包囲網をかいくぐるのは不可能かと…
    アク爺:ん、だがバクラのディアバウンドは恐るべきチカラを備えている
    もしファラオが神を操ることができなかったら…われわれ神官団のチカラでは到底勝ち目はなかった…(ショボン)
    セト:(神…)私に考えがあります
    民衆の中にはまだ潜在的にカー(魂)を宿した者がいるはず!
    そのような人間を捕らえ、我々の手によって、その者の宿すカー(魂)を強力な兵器として開発するのです!
    アク爺:厳しき修練を積んだ我ら神官のカーを凌ぐ者などあろうはずがない
    セト:ですが…バクラのディアバウンドの恐るべきチカラ…それが奴の憎しみから現れているとしたら…

    【アク爺】

      奴(バクラ)はクルエルナ村を知っていた…
      もし奴があの時の生き残りなら…その憎悪は計り知れん!


    セト:アクナディン様…バクラのような盗賊や科人(とがびと)…これら憎しみにまみれた者共の中に奴のディアバウンドに匹敵する…いや…神をも凌ぐカーが見つかるやもしれません
    アク爺:いかん! 憎しみなどでカーを作るなど…そのような恐ろしいことを
    セト:すべてはファラオのため…これによって科人の数も減る…一石二鳥ではありませんか!
    王宮繁栄のためには我が手を血に染めることも厭いません
    戦場で命を散らせた我が父もそのようなお方であったと聞いております


    「カー(魂)」を兵器として開発する!! セトさんの『目的のためなら手段を選ばず!』という性格が出ていて、すごく良いセリフだなぁ〜と思いました。
    本来、合理的に物事を進めていくセトが、この後、人間関係のアレコレで優柔不断の良い人になったりするので、この辺りでタップリとマキャベリスト(陰謀家)らしさを見せてもらい、そのギャップを印象づけて欲しいですね(*^_^*)

    アク爺の良識ある対応が声優さんの良さもあってか、すごく身に染みる感じです。
    情けある神官…セトの暴走を止めることができるはずのアク爺がイマイチ、強い態度に出られない辺りがスゴク良いですね。
    アク爺の胸中にある「セト像」ってどんな感じかな…なんて考えてみたり…。
    「我が父」に想いを馳せるセトさん…やはり良い人って感じですなぁ。


★さびしがり屋の王様★
    王様:(王宮のバルコニーで星を見上げながら…)みんな…相棒…(むちゃくちゃ可愛い表くん!の面影が!)
    杏子:もしかしてその扉が分かるのは遊戯だけなのかもしれない…
    だってもう一人の遊戯の心に一番近いのは遊戯だもん! ねぇ…何か感じない!?
    表くん:分からない…でもなんだかここはすごく淋しい感じがする
    まるで心が閉ざされているみたいな…もしかしてこれはもう一人のボクが感じている”さみしさ”かもしれない


    王様のさみしさを感じる表くん…。
    心は近くても、今まであまり深入りしない関係だったのかな…なんて思いました。
    王様の中の表くんってあんなにキュートなんですね(*^_^*)


★マハードの切ない恋心…王様が好きでたまらない気持ちが伝わってくる〜★
    夜のバルコニー、さびしい気持ちをもてあまし、星空を眺めるミニスカ・ファラオ

    王様:ここではスベテの者がオレを知っている…
    だがオレには誰一人として知る者はいない
    オレはファラオとしてみんなの事を知りえていたのだろうか…
    そして本当のオレは今だ…
    マハード:ファラオ!
    王様:お前は…(ええっと…確か…)マハード!
    マハード:ファラオ!お一人でこのような所におられましては…先夜の事もあります、どうか慎重に!
    王様:そうだな…オレが悪かった! 気をつけよう
    マハード:あっ! いえっ! そのようなつもりでは…(ドキドキ★)


    何度見ても、マハードがどうしてドキドキしているのか不思議でしょうがないです(*^_^*)
    ファラオに意見する身分ではないのに…という気持ちも出ているけれど、何より王様を気遣う愛が滲み出ていますね。
    スタッフ公認ですか! マハ×王!

    神官団の中では、王様の事を人一倍、気にしているのがマハードみたいです。
    他の神官たちは個々に行動しているようですね。
    シャダやカリムはアイシス姉さんと一緒に何か飲んでるし…(^_^;)
    あの部屋は神官団の控え室? それともアイシス姉さんのプライベートルームなのかな。
    青い火がメラメラと燃えていたけれど、何を燃やしているのかな…とまたよけいな詮索をしてみたり…。


★王様とマハードとマナは幼なじみ★
    階段を下りる途中、壁に並んだ壺がいきなりガタガタと音を立てた!!

    マハード:誰だ!?(くせ者か!?)
    マナ:ジャーン(いきなり飛び出すマナ! 飛び出しついでに王様に抱きつく!)
    マハード:マナ! なんたることを!! ファラオから離れろ!
    マナ:お師匠様! さっきから聞いてたらなんですぅ! 変にかしこまっちゃって!!
    王子と二人っきりなんだから昔に戻って話せばいいでしょう!?
    マハード:王子ではない! ファラオだ!!
    王様:昔を…昔のオレを知っているのか!?
    マナ:何言ってるの! いつだって私たち3人、一緒だったじゃない
    魔術の研究に励んだり、武芸を磨いたり…兄弟みたいに楽しくやってたじゃない!
    王様:あっああぁ…そうだったな
    あれ!? 本当に王子ですよね…なんか雰囲気違うなぁ〜
    マハード:バカ者!! ファラオになられたのだぞ!
    我らには及びもつかない重責を担われているのだ! 王子は!
    マナ:あっ!! お師匠様、王子って言った!!
    マハード:失礼いたしました、ファラオ!!

    【マハードの回想…ファラオに惚れたキッカケは…】

    木に実っている果物を取ろうとするマナ…でもあとちょっとという所で手が届かない!

    王様:ホラ!
    マナ:ありがとう!!(拭きもせず、いきなり食いつくマナ(笑))
    マハード:王子!!(茶髪&ロン毛の可愛いマハード登場! 一体…何歳なんだ?) 

    王様の背後に突然、毒蛇?登場! 身を挺して王様を庇うマハード、だが自分が蛇に噛まれてしまった!!

    王様:マハード!
    マハード:王子…ご無事ですか!?お気になさらずに…
    王様:マハード動くな!!(いきなり口を付け、毒を吸い出す王様! ひぇ〜大胆!!)
    マハード:王子! おやめ下さい!! ファラオとなられるお方がそんな…
    王様:オレとお前の一体、何に違いがある! マハードに赤い血が流れているようにオレにも赤い血が流れている!じじゃないか…
    マハード:王子!!(惚れました(*^_^*))
    王様:いずれ皆が身分など関係なく自由に暮らせる世界が来る!オレが絶対してみせる

    マハード:王子が言われた新たなる世界…理想に今だ遠くとも、きっとあなたなら実現出来ることでしょう!
    そのためにも私はあなたを守りたい!!


    原作を読んだ時に「どうしてマハードはあんなにも王様に忠誠を尽くすのかのぉ〜」と思っていたのですが、その答えが「人類皆平等主義に感化された」とは…。
    確かに命の恩人だし(蛇の毒を吸い出してくれた)、ファラオだし、それだけでも忠義を尽くす理由はあるが、この「人類平等」に賛同するのは…う〜む、いかがなものかのぉ〜。
    青臭い理想だし、いくら幼なじみの王様が言ったからといって、「そうですね、私も応援します」なんて言ってはいかんだろう…。
    っつーか、王子である王様がこんな思想を持つこと自体、なんか矛盾を感じるなぁ…。
    なんせ、ファラオは神の化身だからね、この時代…。

    ロン毛のマハードは可愛いですね。
    実は短髪かな…と思っていたのですが、ロン毛だったんですね。
    金髪じゃないのが残念です。
    王様がマナに取ってあげた果物…紫色でナスみたい…(*^_^*)
    王子と呼ばれる王様がなんだか新鮮!



★マハードの実力★
    シモン:そちは弟子のクセにマハードを信用しておらぬのか?
    マナ:そんなことありません! でも結界を張る間、お師匠様は無防備になってしまいますよ
    だからあたしが!!
    シモン:マナ…やはりお前はやはり師匠の事を分かっておらぬな
    マハードこそエジプト一、いや、世界を見渡してもあそこまで優れた魔術師はおるまいて…
    心配はいらぬ! そうじゃ…あやつは強すぎる魔力ゆえ、チカラの一部を封印せねばならなかった…
    だがすべてのチカラを解放すれば、おそらく六神官の中でもかなう者はおらぬ

    マハード:奴のディアバウンドをやぶるには私自身が持つ魔力…ヘカを最大限に解放するしかない
    この闘い…やはり禁断の奥義までたどり着くことになろう…さぁ来い! バクラ!!


    世界一の魔術師…マハード!
    実力もあり、見目も麗しく、地位も高い! そして王様にメロキュン…(*^_^*)
    でもマハードみたいな人が現代社会にいたら、すぐに胃に穴が開きそうだな…。

    マナが言うように、結界を張る際に無防備になってしまうなら、マナを連れて行けば良かったんじゃないかな…。
    それともマナの実力は大したことはないのかな?
    青いヤル気のオーラを出すマハードは素敵ですね。
    来週の展開が気になります(ハラハラ&ドキドキ★)



★★★次回予告★★★
    あたしたちが千年パズルの中の『心の迷宮』を彷徨っている頃
    遊戯の記憶の世界では
    神官マハードと盗賊バクラの戦いが始まろうとしていたの
    ファラオへの忠誠心を胸に
    一人、バクラに挑むマハード…
    だけどバクラのディアバウンドは以前より遙かにパワーアップしているわ
    マハードに勝算はあるの!?


    次回 「死闘! マハードvsバクラ!」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    マハードが回想した、小さい頃のエピソードを見て
    心が揺れる海馬くん…
    マハードの腕に口を付ける遊戯の姿に
    どうやら萌えちゃったみたいなの!
    おまけに夜は腰巻きだけで寝ているし
    なにより千年眼が見せた、遊戯と神官セトのツーショットシーンが
    特に気になるみたいだわ

    オカルトは気に入らないけれど
    遊戯の事だけは熱心な海馬くん…
    その熱意が千年眼に伝わったのかしら
    海馬くんとセトをこっそり交代させる
    秘術を教えてくれたみたいだわ
    さぁ…あとはエジプトに行って、神官セトに変身ね!

    でも神官って全身の毛を剃らなきゃいけないらしいけど
    大丈夫?


    次回 「磯野! 下の毛を剃るから、ちょっとコレ”★”を持っててくれないか!」
    おたのしみに!



作画監督=山崎展義
脚本=鈴木やすゆき
絵コンテ=又野 弘道
演出=又野 弘道


2004年05月03日(月) 『ウェジュの神殿』の謎


『ウェジュの神殿』に並んでいる石版とアトランティスにあった『デュエルモンスターズの石版』って同じなのかな…なんて思う、今日この頃です。

第202話を見て驚いたのは、『ウェジュの神殿』が7基も建っていたこと…。
見たところ…集合住宅って感じです。

私はアクナムカノン王が作らせた千年アイテムとは別に、さらに古い千年アイテムがあると思っています。
それは原作に登場した以下のアイテム。

記憶の石盤・千年魔術書・冥界の扉

さらに今回のアニメで登場した、ウェジュの神殿ディア・ディ・アンク
そして3体の神を封印した石版(3つで一つ)を足して、6つの千年アイテムが『元祖・千年アイテム』と思っています。

6だとなんだか物足りないですね…(^_^;)
あと一つ、何かあったら7つになるんですけどね。



千年アイテムはそれぞれ役目が違っていて、最終的に神官セトが石版に封じ込めるのですが、気になるのは、

     「封印した魔物の分配はどうするのかな…」


もぉ〜し、ディアバウンドを封印出来たとしたら、誰のシモベになるんだろう…。

    一番、年上だからアク爺?
    それとも一番偉いファラオ?
    それとも一番偉そうな(笑)セト?


原作の場合、ウェジュの神殿は1基だけだったので収納場所に迷うことはないのですが、7基もあるとね…(-_-;)


そんな事を気にしてどうするつもりだ? と自分にツッコミ!


2004年05月01日(土) 古代エジプト人の生活−馬&牛編の製作秘話&第五話「究極完全態・グレート・モス」


今頃ですが…製作秘話を書いてみます。
今回のネタは雑談板から発生したもので、御意見を書き込んでくださった皆さんの着眼点に私も敬服しました。

こういった考察サイトを運営していますが、古代エジプトについて調べるというのは大変で、ネットで検索し、言葉を拾い、それを引用して載せるだけでは意味がないので、いつも引用文をどうやって『遊戯王色に染めるか!』に悩んでいます。
と言っても、色に染め、自分の解釈(こじつけとも言う)を付け足すことが自分にとっての萌えなので、言うほど苦労はしていません(*^_^*)

今回はエンディングと原作の絵をじっくり見ながら、「馬をあやつる道具」の進化について考えることが出来ました。
このような道具は長い年月を経ていても、素材の質があがった程度で基本的なデザインが発明当初から変わっていないことに驚きました。
色々な道具史を調べていると、他にも発明された時から形が変わらないモノがあります。

たとえば、櫛(くし)などは、縄文時代からあの形なんですよね…。
農耕機具も変化が少ないですね。あと漁労道具とか…。
コロコロ変わる代表などは、ファッション関係のモノかな…、靴や帽子、下着に外衣。

あと、道具じゃないんですが、飼い猫なんかも形が変わってきましたよね。
すべての飼い猫のルーツはエジプトで、壁画などを見ると、意外な場面にこっそり猫が描かれていたりします。
今、多様な形に改良された猫も王様の側でゴロゴロしていた一匹の遺伝子を受け継いでいると思うと、そっと肉球に触れて「王様ぁ〜」と言いたくなりますね。

まぁ…そんな訳で、動物と人間、そして動物を使役させるための道具を調べる事は興味深い作業でした。


らいん


第5話「究極完全態・グレート・モス」


今日のお言葉

グレート・モス 「(城之内:進化の繭をやっつけたぜ!) ギャヒー! ギャヒー!! (奇妙な鳴き声で登場!笑)


この鳴き声…『ロバ』ですね…(^_^;)
ロバは姿形は可愛いのですが、あの声がねぇ…。
馬は「ヒヒィ〜ン」と美声なのに、どうしてお前は…と思いますね。
「ラーバモス(いもむしちゃん)」がウニョウニョと踊る時の効果音も印象的でした。


羽蛾っちの声をやっている高乃麗さんが素晴らしかった!
このラヴリーボーイの魅力を120%増しにしてくれるのは、高乃さんのお陰だと思いますm(_ _)mありがとうございます。

舞姉さんと杏子のやりとりも笑えましたね。
城之内と本田が舞姉さんの味方をしているシーンなんかは、結構好きです。
年上の女性に頬を紅くしたり…やっぱり城之内は舞さんのような”フェロモン系”が好きなんだな〜(*^_^*)


今日のデュエル…すっごい面白い!
「フィールド・パワー?」とか「飛行タイプのモンスターに攻撃は出来ない」とか「腐食」とか…
こんなハッチャケ・ルールの方が、見ているこっちも熱くなってしまうんだよなぁ〜。



【今日の苦笑】

杏子:笑ってるわ…遊戯が笑ってる!!


風間くんの笑いも変だが、顔も変だった!


2004年04月29日(木) 第202話「盗賊王バクラ見参!」


第202話 「盗賊王バクラ見参!」
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【今日のお言葉】

    盗賊王 「ふふふ…神官サマ…魔物が封印され、オレ様は善人に…生まれ変われましたか?」


石棺を引きずるシーンを見た時からイヤな予感はしていたのですが…
王様と先王(ミイラ)の対面が削除されていましたね…(T_T)あぅぅぅぅ
先王を抱くファラオがとても気に入っていて、考察ページまで作ったのに………(泣)
もうもうもう、とても悲しいです。

これって演出(石田さん)の意向なの?
それとも吉田さんが黒幕!?

どうして「ミイラ」を「石棺」に変えてしまったんだろう…。
王墓から王宮まで運ぶのに、ミイラじゃ簡単に壊れちゃうと思ったから?
それなら馬の尻にでも縛っておけばいいじゃない…。たいして重くないんだしさ…。

「原作と比べて…」とか書くのもどうかと思うのですが、自分が考察している以上、このシーンにはとてもこだわりがあるのです。
だから、原作以上の演出なら文句は言いません。
でも放送を見てみたら、原作の雰囲気をぶちこわしているし…(T_T)
あぁ…本当に残念です。

王様にとってこの『記憶編』は、まさに「記憶を取り戻す事」が最優先事項です。
そして記憶を取り戻すためには、「感覚の再現」が必要なのです。
だからこのシーンでは、土足で父親を汚すバクラに激しく怒りを爆発させて欲しいのです。
怒りの沸点をあげるには、石棺ではなく、父王のミイラが一番効果的だと私は思うし、高橋先生もちゃんとミイラにしているのに、なぜアニメでは石棺にしてしまったのか…(泣)
古代エジプト人は、ミイラを傷つけられることをなによりも恐れた。
だからバクラがミイラを踏むという行為は相手を辱めるだけではなく、魂の戻る場所を破壊するという卑劣な行為にもなるわけです。

肉親の遺体を弄(もてあそ)んだバクラに怒りを覚え、その怒りが深い意識の底に眠っていた「父親」との想い出を甦らせる…。

そんなシーンなんですよ!! ここは…(勝手な思い込みだけど…)


バクラを極悪非道な奴にしたいなら、徹底的にやって欲しい!
石棺(っていっても、変なデザインだが…)をそのまま運んでくるなんて、ちょっと間抜けな感じ!
でもバクラのセリフだけは生き生きしていて久しぶりに良いですね。
吉田さんは悪人のセリフは結構、上手だと思います。

「デュエルディスク!?」と思っていた腕の飾り(『ディア・ディ・アンク』)は、別になくてもいいんじゃない?というツッコミを入れたくなりますね…(^_^;)
魔物を召喚すると板に姿が映し出されるなら、あんな編み目模様じゃなく、シンプルなデザインでも良かったような気がします。
まぁ…でも今後、もっと別の使い道が出てくるのかもしれないので、しばらくは様子を見ることに…。

カリムの声優さんが登場! これで勢揃いです!
    カリム:川中子雅人
    アクナムカノン:コビヤマ淳一


    カリムの声はピッタリでしたね(*^_^*)
    男らしい声で、萌えました〜(/o\)もうメロメロ
    アクナムカノン王はもう少し低めを想像していましたが、なかなか良い感じでした。
    でもアク爺の方が若いはずなので、それを考慮するなら、もうちょっと年寄りな感じでも良かったかもしれません。

★ちょっとカッコつけて前説してみましたって感じの王様でした(^_^)v★
    失われた記憶を求めて
    はるばる訪れたエジプトの地
    そこでついに記憶の扉は開かれた!
    そこは3000年前のエジプトの世界
    やはりオレはファラオだったのかぁぁぁ!(信じられないよぉ…)
    そして海馬やイシズによく似た神官たち
    ここでオレとバクラの究極の闇のゲームが始まる!!


    今日は絵が良かった〜(^-^)
    王様のミニスカもOK! 愛らしさもOK!! バクラのミニスカも萌えましたねぇ〜(逞しい足にメロリン)
    モンスターもボリュームがあって、すごくカッチョ良かったです。
    そしてカリムも愛らしかった〜! 本当に良い身体してます。

    アクナムカノン王の石棺…あのデザインはなんだか変です。
    アゴヒゲは合ってるけど、あのクチヒゲは何?
    なんだか妖しい中国人みたい…(^_^;)
    調べてみたら、プトレマイオス朝の棺に「クチヒゲ」のあるモノがあったけど、新王国時代には無いんじゃないかな…。

    バクラが王墓から盗んできたネックレス(頭に巻いてあった)が「金素材」だったのが残念。
    あれは紅玉髄(紅い石)でやって欲しかったな…。


★盗賊王バクラが率いる黒い騎馬武者軍団が街に火を放ちながら、王宮へと駆け込んでいく!★
    盗賊王:(アクナムカノン王の石棺を引きずりながら…)どけどけどけぇ〜!!
    衛兵:止まれ、止まれぇ! ここをどこだと心得る
    盗賊王:うるせぇ! 命が惜しけりゃ道をあけやがれ!!

    盗賊王:ここが王の間か…! ふふふ…やっと会えたな遊戯…いや、ファラオ!!
    さぁ…ゲームの始まりだぜ


    ガコガコと馬で石棺を引きずりながら盗賊団が王宮にやってきましたが、衛兵を飛び越えるシーンを見て「そんなに強く石棺を地面にぶつけたら石棺が割れるぞ!」とツッコミ(^_^;)
    衛兵に弓を射る騎馬武者たちの様子はどうも人間じゃないような…。
    でも馬に乗ったり、弓を射たりするんだから、シャーディーとは違って肉体はあるんだろうな。

    導入部に描かれたエジプトの街並みは素朴なたたずまいがgoodでした(*^_^*)
    今でも田舎の方に行くとあんな感じですよね。


★さぁ!! みんなで行こう! 心の迷宮ぅぅぅ★
    表くん:千年パズルの「心の迷宮」…その中にもう一人のボクの記憶に繋がる真実の扉がある!
    シャーディー:しかし千年アイテムを持たぬ者が心の迷宮を訪れし場合…真実の扉を見つける以外に戻ってくる方法はない…それでも行くのか?
    城之内:かまわねぇ…行こうぜ!遊戯!!
    本田:その扉を探しによぉ!
    表くん:ダメだよ、君たちは…。ボク一人で行く。
    だってボク…これ以上君たちを危険な目に合わせられないよ
    その扉は「もう一人のボク」でさえ見つけることは出来なかったんだよ
    城之内:何いってんだよ、遊戯…オレたちは仲間なんだぜ
    杏子:そうよ! こうしている間にももう一人の遊戯は…
    本田:覚悟は出来てるぜ!
    シャーディー:ならば全員手をつなぎ、意識を集中するのだ!
    表くん:もう一人のボク…必ずキミを助けて見せるからね
    シャーディー:千年鍵よ! そのチカラ持て千年パズルの迷宮に今、我らを導け


    シャーディーの道案内で王様の「心の部屋」に出発しましたが、アンケートにも書いたように、「どうして実体がないのに、手をつなげるの?」
    シャーディーは手だけ実体化しているのだろうか…(笑)
    そうじゃなきゃ、バトルシップで本田たちを助けられないしな…。
    シャーディーの謎も解明して欲しいのぉ〜


★千年アイテムの存在意義★
    盗賊王:あひゃひゃひゃ…テメーらのチカラでオレ様を止められっかよ!(やれるモノならやってみそ!!)
    アク爺:良く聞くがよい盗賊…この7つの千年アイテムによってこの世の秩序は保たれておる
    これらを所持できるのは、魂の修練を積んだ我ら神官と神の化身であらせられるファラオのみ
    貴様のような邪悪な心を持つ者が千年アイテムに触れれば即座に魂は焼かれ、死の制裁が下されよう!!
    盗賊王:ワクワク♪させるような事、言うなよ…ますますソイツが欲しくなっちまうぜっ! あひゃひゃ!!


    「魂の修練」って何でしょうね…(-_-;)
    セトとかシャダを見ていると、まだまだ青い感じがするんですが座禅のような修行でもしているのかな。

    邪悪な心を持つ人間が千年アイテムに触れると魂は焼かれてしまうそうですが、確か城之内は千年パズルを首にかけた事が…。
    他にもいろんな奴が千年パズルを持ち逃げしたり…(キースとか…)。
    魂が焼かれていないところを見ると、みんな意外に善人だったのかな(笑)


★神官を買収しようとするバクラ(笑)★
    セト:ならば今、我らのチカラで死の制裁を下してやる!(ビビって泣いても知らないぞ!)
    盗賊王:慌てんな! テメーらの命なんざもらっても何の役にもたちゃしねぇ
    素直に千年アイテムを渡してオレ様に付きなぁ!
    もちろん、タダとは言わねぇ。これを変わりにやるぜぇ!(担いでいた財宝を床に投げ捨てる)
    おおっと! 驚くのは早いぜ! まだ手みやげはあるんだからな…

    (ぴぃぃぃと指笛を鳴らす盗賊王! 呼ばれた馬がバクラの前に石棺をひゅるるっと滑らせた)


    アク爺:(バクラの足の下にある石棺を見て…)それは…アクナムカノン王の棺!
    セト:おのれぇ〜先代ファラオの身に手をつけるとは!!
    王様:先代ファラオ…まさかあれが…オレの父か…(動揺を隠せない王様)
    セト:貴様の所行…断じてゆるさん! 封印石!(従者が石版をガラガラと運んできた(笑)ゴクローサン!)
    盗賊王:そんなもんで何を始めようってんだ
    シャダ:盗賊ごときが大口を叩くのもここまでだ
    カリム:待て!気をつけろシャダ! 見よ、この千年秤の傾き…この男の邪念の重さははかりしれんぞ

    アク爺:底知れぬ深き心の闇…あやつめの心にはすさまじい邪念が渦巻いておる

    盗賊王:どうしたテメーら…オレ様のディアバウンドに恐れをなしたか?
    セト:千年アイテムのチカラを侮(あなど)るな! 盗賊!!
    「千年錫杖のチカラに寄りて、魔物! 封印!!」 見たか…千年錫杖のチカラ
    盗賊王:ふふふっ 神官サマ…魔物が封印され、オレ様は善人に…生まれ変われましたか?
    セト:何!? 封印石が…(割・れ・た!)


    神官団を買収しようというアイデアはすごく良いと思います。
    盗賊らしい!
    まぁ…これでうっかり買収されちゃぁ〜「魂の修練」もどの程度のものかと笑っちゃうけどね(^_^;)

    バクラのディアバウンド…顔が怖すぎ!
    しかし大きいモンスターですなぁ。好きだった羽の形がちょっと変わっていた…
    螺旋波動(らせんはどう)はどんな風に描かれるのかな…と思っていたのですが、空気がビニョニョ〜と揺れる演出は「あぁなるほど!! そういう表現もあったか!!」と感嘆!
    こういう面白さはアニメならではって感じです。


★古代のデュエルディスク!? 『ディア・ディ・アンク』とは?★
    王様:なぜデュエルディスクがこの時代に???
    シモン:それこそこの王宮の周囲に点在する7つのウェジュ(石版)の神殿…そこに収められし石版より契約のカー(魂)を召喚する我が国の錬金術の結晶!『ディア・ディ・アンク』


    『ディア・ディ・アンク』って「錬金術」で作ったモノなのですか…あははぁぁぁ(^_^;)
    社長がデュエルディスクを作ったのも、なにやら因縁めいてますなぁ〜。
    そしてウェジュの神殿も7つあるんですね。あの建物の形はサッカラのピラミッドコンプレックスがモデル?
    シャキシャキと広がる感じは優雅な扇子のようで、すごく素敵です。


★盗賊王vs神官団−アクナムカノン王は良い人? それとも悪い人?★
    盗賊王:アクナムカノンの墓を荒らしたってことはよぉ…持ってんだぜオレも…こいつをよぉ(シャキーンと『ディア・ディ・アンク』を見せびらかす盗賊王)
    アイシス:それはアクナムカノン王の『ディア・ディ・アンク』!
    盗賊王:そうさ…たっぷりとあったぜぇ〜アクナムカノンの王墓にも…魔よけに埋葬された石版がよ
    セト:貴様…それをアクナムカノン王の王墓から呼び出したというのか!?
    アク爺:許せん、神聖なるファラオの守護神まで汚すとは…(怒)

    盗賊王:ふざけんじゃねぇ…何が聖なるファラオだ!
    アクナムカノン…こいつこそ(ぐいぃと足にチカラをこめて石棺を踏む)テメーらの持つ千年アイテムを作らせ、邪悪なチカラを得ようとした張本人じゃねぇか!

    アク爺:違う! 偉大なるアクナムカノン王は国々の争いに終止符を打ち、この地に平和を呼び戻したのだ
    そしてこの国の千年の静寂を願い、千年アイテムを世に残した
    セト:そう!! アクナムカノン王はあらゆる悪! あらゆる科人(とがびと)を沈黙させるべく、正義のチカラを宿した7つの神器を我らに与えた!

    盗賊王:平和だ…正義だ! ケッ笑わせんじゃねえよ!
    確かに千年アイテムを持つ人間には強大なチカラが与えられる…
    しかしソイツは持ち主の心に潜む悪意にたちどころに反応し、闇の世界に引きずりこんじまうやっかいな代物なのさ!
    貴様らは知らねぇだろうが、

      千年アイテムを7つ集め、(千年マークを7つ集め)
      クルエルナ村の石盤に収めた奴は…(お菓子の会社に送った奴は…)
      冥界のチカラを手に入れる事が出来るんだぜ!(おもちゃの缶詰がもらえるんだぜ!!)


    それぞれの言い分が微妙に違うのが、面白いトコロですね。
    神官の言うコトももっともだけど、バクラの言い分もなるほど〜と(^_^;)
    千年アイテム自体が邪悪なのか、それとも正義なのかは使う人次第なんだろうけど、基本的には邪悪な意志が込められいると思うので、未来を見通す千年タウクや千年秤などもけっこう邪悪な意志を引き出す要素が込められていると楽しいのになぁ…と思ったりします。

    「冥界のチカラ」ってなんでしょうね。世界を征服するチカラ?
    私はてっきり現世に復活することのできるチカラって思っていたのですが…。


★王様とバクラのタイマン勝負!!★
    盗賊王:しょせん、テメーらのレベルじゃ、オレ様は倒せネェよ
    王様:バクラ! これがお前が言う究極の闇のゲームだと言うのか!?
    盗賊王:うるせぇ! さっさとゲームオーバーにしてやるぜ! 神官共もろとも冥界に逝っちまいな! 王様よ

    王様:バクラ! その汚い足をどけろ!!
    バクラ! 何が究極の闇のゲームだ!無益な略奪、殺戮、そして死者までも足蹴(あしげ)にするとは…
    貴様のやっていることにはヘドが出るぜ

    盗賊王:ほぉ〜そいつは悪かったなぁ〜。たとえ覚えちゃいねぇ亡骸でもちったぁ未練があるらしいな
    ホラよ…返してやるぜ(重い石棺を足で蹴飛ばすバクラ)

    しゅる〜と神官団の元に滑りよる石版

    シモン:アクナムカノン王…このようなお姿で王宮にお戻りになられるとは…(泣いて訴えるシモン)
    ファラオよ…どうか信じてください! このシモン、先代アクナムカノン王に長年仕えし側近として断言いたします。
    父上はこの国と民の平和のために一生を捧げた偉大な王であったと…ファラオよ…

    王様:オレの父…
    アクナムカノン王:(石版から謎の声がぁぁぁ!)王の名は神の名と共にある…
    王様:今の声は…!!


    えっと…上に書いたので、サラっと流しますが、「ヘドが出る」とまで言い切る王様…本当に怒っているな…(^_^;)
    この怒りを丁寧に演出してくれたら良かったのに…と繰り返しネチネチと書いてみたり。

    この後、オベリスクを召喚するんですが、なんとディアバウンドがオベリスクの攻撃を「滅びのバーストストリーム」でかわすのには驚きました。
    こんなタイミングで使うのか…っつーか、けっこう早くに裏技登場って感じでした。

    で、滅びのバーストストリームを使ったのが原因なのか?
    これとシンクロするように社長の机の上に置いてあった千年眼から、『ぼぉぇ〜〜』と牛のような鳴き声が(笑)
    なぁ〜んで、千年眼から声が出るんだぁ??っつーか、なぜ机の上にぃぃ!!(笑)(お気に入りだったり…(*^_^*))
    で、意味ありげに岩場から街を見下ろすキサラは来週、登場??
    社長がどうやってこの記憶編に絡んでくるのか、本当に展開が読めません(^_^;)


★磯野さんから電話連絡が!!!★
    社長:何だと!!! 遊戯がエジプトに立った!?
    磯野:武藤遊戯の他に城之内克也、本田ヒロト、真崎杏子も一緒のようです
    社長:遊戯がエジプトに…
    (バクラが話していた、社長と青眼ちゃんの因縁話を思い出し…)
    くだらん…(でも、すっごく気になるみたい…(*^_^*))


    城之内や本田も一緒だと言っているのに、社長の耳には「武藤遊戯」の名前しか届いていないようです。
    やはり王様の事で頭が一杯なんですね〜だなぁ〜(*^_^*)
    「くだらん…」と言いつつも、会いたい気持ちを抑えきれない感じがヒシヒシと伝わってきます。
    もう〜早くエジプトに行ってください!!



★★★次回予告★★★
    もう一人の遊戯の失われた記憶の世界…
    そこで闇人格の獏良くんと
    究極の闇のゲームが始まってしまった!
    もう一人の遊戯を追って
    あたしたちは千年パズルの中の
    『心の迷宮』へやってきたんだけど
    この無数にある扉の中から
    どうやってたった一つの真実の扉を探し出せばいいの?
    お願い遊戯!! あたしたちを導いて!!!


    次回 「マハードの決意!」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★


    究極の闇のゲームが始まってから
    仕事そっちのけで、テレビに釘付けの海馬くん!
    古代エジプトが舞台だけに、登場するモンスターたちも
    みんな迫力満点よね!

    海馬くんは神官セトが気になるのかしら…
    召喚されたモンスターを
    モクバくんに解説してあげてるわ!


      『ケンタウロス』 と 『ミノタウロス』 を融合させると 『ミノケンタウロス』

      じゃ 『ケンタウロス』 と 『みのもんた』 で 『みのもんたウロス』 …なんてな(^-^)!
      あひゃひゃひゃひゃ



    次回 「寒いギャグに…モクバ散る…」
    おたのしみに!



作画監督=関口 雅浩
脚本=吉田 伸
絵コンテ=中村憲由
演出=石田 暢


2004年04月26日(月) 「決闘R1 邪悪なる影…!?」と「(第4話)インセクターコンボ」と「風間くんのミニスカについて」の感想



3本、感想を書いてみます。
考察サイトなのに感想ばかりでスミマセンm(_ _)m


「決闘R1 邪悪なる影…!?」

    絵とか内容とかどうなるんだろう…と思っていたのですが、意外にすんなり話に集中できました。

    初読みの時、一点だけ「えっ!?」と思ったこと…。
    それは王様が登場したシーン…。
    正直な気持ちを言葉にするなら…「あれ!? 王様も出てくるんだ…」

    自分の中の王様はもう3000年前に帰りました。
    だから、表くんの中から現れる王様を見た時に、ちょっと違和感を感じました。
    まぁ…すぐに慣れそうですが…。

    遊戯王界(雑誌限定)の『ロンゲ王』といえば『リシド』!!
    それなのに新しい天馬ボーイに座を奪われてしまいましたね(*^_^*)。
    どうもロンゲにマントは苦手なので、きっと惚れたりしないでしょう(笑)
    あ…でもダーツさんも最初は苦手〜と言っていたのに、後半は心を奪われてしまったので、案外、応援したくなってしまうかもしれません。

    王様のセリフは初期の頃を意識しているような感じがします。
    勢いがあり、やや挑発的!
    けれど第一話から話の流れが速すぎで、ちょっと残念ですね。
    まぁ次回作では、もう少しゆっくりと悪役の背景でも見せてもらえるといいなぁ〜って思います。
    アンケートのハガキも出そうと思っています。

    ”えのきどいちろうさん”がコラムを書いていてビックリ!
    ファンだったのでこの出会いは嬉しいんだけど、Vジャンプでは浮いているんじゃないかな…。
    ラジオでは「ちょっと疲れた大人のタメイキ」って感じのコメントが多かった人だから、これからはこのコラムも要チェックです!



「(第4話)インセクターコンボ」


今日のお言葉

ペガサス 「遊戯ボーイ、私と闘いたければ、島での闘いに勝ち残るのデース」


    ペガサスの『武藤遊戯』に対しての認知度は『海馬瀬人を倒した男』って程度。
    どうも、この時点ではあまり彼(王様)に対して興味がないんだってことを再確認。

    王様のデュエリストとしての実力もあまり分かってないみたいだから、「他のデュエリストに勝とうが負けようがあんまり興味ないデース」って感じのセリフ↑を吐いてるし…。
    ペガサスは千年アイテムにあまり興味がないことは分かっていたが、改めてその無関心ぶりに???
    どうも千年眼の持ち主の夢って、こじんまりとした私的な願望を執拗に追い求める傾向がありそうだ。
    アク爺とペガサスの性格などを比較してみると面白いかもしれない。

    それと、このセリフを言いながら部屋へと戻るペガサスの後ろ姿…
    ……哀愁を感じる、寂しい背中ですね……
    ペガサスから滲み出る哀しみの波動は大人向けだなぁ〜と感じました。


    【今日の苦笑】

    王様:はっきり言うぜ、羽蛾…お前…弱いだろう!!(悪人ズラ)


    何度見てもオカシイ…(^_^;)



「風間くんのミニスカについて」


    「武田鉄矢いざギリシャ!アイドル(秘)大人化計画うんちく全開エーゲ海アテネ20才の修学旅行」

    kazama

    ↑なんと、風間くんがミニスカファラオで登場!!(*^_^*)−ひざ上10センチ!!


    白いタイツを穿いていたのが残念ですが、このミニスカでクルクルと回転してくれたので、もちろんパンツまで丸見えでした(/o\)ああぁ、それにしても足が細い…

    ぎゃーぎゃーとウルサイ女の子が3人いても、ブーたれないトコロが凄い!
    っつーか、女の子より可憐な”しぐさ”が可愛らしい(*^_^*)

    指が綺麗! 白くてほっそり…メロリン
    相変わらず、口に手を当てて笑う…メロリン
    ワイングラスの正しい持ち方を知っていた…メロリン
    二の腕がちょっと逞しい…メロリン
    選んだ絵が、夜の港町っつーロマンチックな題材だった…メロリン
    ”かきあげ”の作り方も知らない…メロリン

    気になるのは武田鉄矢と一緒に風呂に入ったのかどうか…(笑)


2004年04月22日(木) 第201話 「開かれた記憶の扉」


第201話 「開かれた記憶の扉」
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【今日のお言葉】

    シモン 「皆の者、面をあげい! 新しいファラオのお出ましじゃぁ!!」


ついに古代エジプトに舞台が移りましたね!
ああぁ…もう場面、場面のすべてがツッコミ所、満載ですよ(^_^;)

即位式から記憶編をスタートさせるのは、区切りがハッキリして良い感じです。
バルコニーから見渡すと、果てが分からないほど群衆が集まっていますね。
熱狂しながら王様に手を振る群衆を見ていると、先代の人徳も分かろうというものです。


とっても楽しみにしていた、イシュタール一族との再会!
それなのに…「ええっ!! あれでお終い!?」
なんか涙が出そうになりました…。
空港まで迎えに行き、葬祭殿まで送って、それでお終いだとぉぉぉぉぉ!!!(怒)
ちゃんと記憶の石盤の前まで連れてってやれよ!!
シャーディーと鉢合わせするのがマズイからなのか?
おまけにリシドは「一言も喋りませんでした…(泣)」
カイロから王様の葬祭殿までは車で5〜6時間ってとこかな…(アマルナと仮定してだけど…)
近いからって、空港からいきなり連れて行かなくても…。
時差ボケもあるだろうし、せめて一泊くらいさせて欲しかったな。


やっと登場した神官団! 声優さんをまとめてみました。
    セト:津田健次郎
    アイシス:島本須美
    シャダ:佐々木望
    シモン:宮澤 正
    アクナディン:上別府仁資
    マハード:小嶋一成
    カリム:不明

    アク爺の声はピッタリ(^_^)v いやぁ〜イメージ通りでした。
    マハードは、生真面目そうな高めの声が良い感じです。
    シャダの声がシャーディーだったのは残念。別の人が良かったよ…。
    そしてセト!! なんだか好青年って感じで、苦笑すること数回!!
    意外に良い子チャンぶっている声を聞くと、津田さんの声って結構、柔軟性があるんだなと再認識。
    今までは演じられるタイプの幅がすっごく狭いんじゃないかと思い込んでいました。

    しかし、カリムはどうした!!! セリフが無かったよ(T_T)
    それなのに画面にチョロチョロと映るから、よけいに萌えちゃいました♪


★王様の声がいつもより50%増しで低かったです(^_^;)★
    盗まれた神のカードを取り戻してくれたのはバクラだったぁぁ(ショクラン−ありがとう!)
    だが奴はオレの失われた記憶の世界こそが
    究極の闇のゲームだと言う
    バクラ…お前が何を企んでいるのかは知らないが…
    この挑戦…受けて立つぜ!!
    さぁ…いよいよエジプトに到着だ!
    ここでついに…オレの記憶の扉が開く!!


    いやぁ〜今日の王様の前説はチカラ入ってましたね。
    なんだか威厳まで感じてしまいました。
    風間くんもこんなに低い声が出るようになったんだね…。


    実は、ひょっとしてスタッフはエジプトにまでスケッチ旅行くらいは行ったのかな…なんて思っていたのですが、今日の放送を見て、地図さえ見ていないんじゃないかと気がつきました。
    まぁ…そのあたりは下に書きますが、ツッコミ所が多い方が楽しめるので、私的には大歓迎です。

    作画監督さんは新しい方ですか? よろしくお願いしますm(_ _)m
    空港での愉快な仲間たちの顔がちょっと外国人みたいだったので、心配していたのですが、後半は綺麗になっていたのでホッとしました。
    ファラオのミニスカも復活していたし、やれやれです(*^_^*)
    来週はもっと、超マイクロミニでお願いしますm(_ _)m(生足フェチ)


★やっとカイロの国際空港に到着した愉快な仲間たち★
    本田:やっと着いたぜ! エジプトはやっぱ遠いなぁ!
    城之内:で、これからどうする?(名物料理の”コシャリ”でも食おうぜ!!)
    杏子:あっゴメン! ちょっと待ってて
    城之内:おーぃ!杏子!! ミヤゲは後にしろよな!!
    杏子:えっと…あった!! これ下さい(たぶん英語)
    本田:ったく…観光に来たんじゃねーんだぞ!
    杏子:ゴメン、ゴメン!!
    マリク:遊戯! みんな!!
    表くん:イシズさん! マリク!!(おおぃ! リシドの名前も呼んでよ…(T_T))
    城之内:みんなぁ〜元気だったか!!
    マリク:ああぁ、君たちこそ相変わらず元気そうだね
    城之内:おおぉ元気有りあまってエジプトまで来ちまったぜ


    愉快な仲間たちが到着しましたね!
    いきなり土産屋に駆け込む杏子を見て、「もう両替したんだ…」と最初のツッコミ!!
    あの国は元英国領だったので、通貨は『エジプト・ポンド』と呼びます。
    コインにはピラミッドが刻印してあるので私も記念に持ち帰りました(*^_^*)

    エジプトコイン

    イシュタール一族の服に変化がなかったのは残念(T_T)
    服くらい新しいのを用意して欲しかったな…。
    新しい服を設定し直すのって面倒なのかな…。せっかくの登場なのに…(ブツブツ)
    マリクの服はちょっと子供っぽいから、もっと男らしい格好が見たかった…。
    リシドもなぁ…いつまでも妖しい盗賊団のような格好はいかがなものか…。
    ピラミッドの写真でも印刷されているTシャツなんか似合いそうなのに…(*^_^*)


★この脚本通りに車を走らせたら、サハラ砂漠を横断してしまうぞ!!★
    どうやら車2台に別れて出発!
    リシドが運転する車には、マリク+城之内+本田
    イシズ姉さんが運転する車には王様+杏子

    城之内:(ピラミッドの前を横切る車)でっけー
    本田:これが本物のピラミッドか!
    杏子:見てみて…スフィンクス…すごい! あっ!!本当に鼻が削られている


    スフィンクスの鼻が削られているのは、ナポレオン軍が射撃の的にしたから…というエピソードは有名ですね。
    その頃は首まで砂の中に埋まっていたそうなので、狙いやすかったようです。
    アニメのような道が実際に通っているのかどうか…。
    私が知る限りではないはずです。
    あのまま走って行っても砂漠があるだけ…。
    スフィンクスの前を走る方が絵としてはカッチョ良いのは分かりますけど…よけいなツッコミばかりでゴメンm(_ _)m。

    はしゃぐ杏子を前に、腕組みして景色も見ない王様………(-_-;)
    緊張していることを表現したかったのかもしれないけど、なんだか空気が重すぎ。余裕なさすぎ。
    せっかくエジプトに来たし、自分が生まれた国なんだから少しは興味を持って、「へー」とか言いながら景色でも見て欲しいんだけどな…。


★あっさりと葬祭殿の前でお別れ…一緒に行ってあげてよ★
    白い鏡餅のような葬祭殿前に到着した愉快な仲間たち

    王様:この中にオレの記憶の扉を開く石版が…
    イシズ:私たちはここで…
    マリク:3枚のカードを記憶の石盤にかざす時、失われた記憶の扉が開かれる…
    イシズ:名もなきファラオ…ここからはあなたが自分で道を切り開くのです
    王様:ああぁ、行ってくるぜ!!

    4人を見送りながら…
    マリク:姉さん、やっとこれでボクたちの役目が終わるんだね! 3000年にわたった墓守の一族の宿命…
    イシズ:ええ…誰の魂にも帰るべき場所がある…
    ファラオは今、その道を歩き始めたのです


    あの鏡餅のような建物はなんなんだ?
    っつーか、入口狭すぎ!!
    あんな狭い通路から、どうやってバカでかい記憶の石版を運び出したんですか!?
    すごい昔、杏子の夢に登場した神殿の方がよっぽど良かった…。
    こんな鏡餅…(T_T)
    どこからこんなデザインを引っ張り出してきたのかが不思議…。
    名もなきファラオだから葬祭殿も人目を避けて…ってことなのかな。
    記憶の石盤を取り出すため上部を壊したので、とりあえず応急処置として、あの鏡餅を上に置いた…そう解釈することも可能か…(-_-;)
    う〜ん、でもなぁ…納得したくない(笑)


★いよいよ旅立ちの時!! 王様の鼓動をあなたも感じてぇ〜★
    地下の間に下りていく愉快な仲間たち。
    待っていたのは、あのラヴポエムが刻まれた石版だった!!

    城之内:あったぜ
    王様:記憶の石版…
    杏子:遊戯…いつも何気なく遊戯って呼んでたけど遊戯の中の彼はれっきとしたもう一人の人格…
    なのに私は彼の本当の名前を知らない…「遊戯…これ…受け取って!!」
    (杏子が差し出したのは、空港の土産屋で買った無印のカルトゥーシュ・ペンダント)
    王様:それは?
    杏子:カルトゥーシュ! 古代エジプトの王様とかの名前が彫られていたんだって
    王様:でも…名前なんて彫られてないぜ
    杏子:もし記憶が戻って本当の名前を思い出したら、そこに刻んで欲しいの
    今度はどんなことがあっても忘れないように…
    その石版は全部ファラオの名前が削り取られてるじゃない
    私はせめて…あなたの本当の名前が知りたい!
    王様:ありがとう杏子…大切にするぜ!!

    (尻ポケットから3枚の神のカードを取り出す王様。オシリスのカードについた白いシミが気になりますな(笑)
    牛乳でもこぼしたか!?)

    王様:オレは再びここまで来た…3枚の神のカードを手に…
    これから一体、何が起きるのか…その答えは今、ここにある!
    行くぜ!!


    ドクン★ ドクン★ ドクン★ ドクン★ ドクン★ ドクン★ ドクン★


    石版に3枚のカードをかざした途端に千年パズルの目玉から怪光線が放たれ、なぁ〜んと、表くんの身体から幽体離脱した王様が、『ガニ股』のまま一回転して、石版の目玉に吸い込まれていった!!


    なんじゃい…あの『ガニ股』は…(-_-;)
    もっと格好良く吸い込まれて欲しかった…。
    おまけに一回転しました。ガニ股姿で…(泣)
    バクラの吸い込まれ方が王様より数倍、素敵な演出でした…悲しい(T_T)
    主役なのに…(T_T)うるる

    緊張を呼ぶ「ドクン★」の音は良かったですね。
    見ているこっちも手に汗を握ってしまいました。
    このドキドキを表現するために、字をちょっとずつ大きくしてみました。(*^_^*)

    アニメでも杏子の恋心は痛いほど伝わってきますね。
    この想いに王様が気がついていないのが残念!
    杏子はずっと王様が好きで、いくらでも告白するチャンスはあったのに言えなかった気持ちもちょっと分かるなぁ。


★大群衆が「ファラオ! ファラオ!!」と歓声を上げている!!★
    記憶の通路を通り、古代エジプトの世界へとやってきた王様!!
    宮殿に魂が落ちると同時に、王様はファラオの姿となって覚醒したのだったぁぁぁ(大袈裟)

    王様:なんだ…(オレは…どうしてこんなミニスカなんだ…?)
    シモン:ファラオ…民がファラオの返事を待っておりまする! 民にお応えを!!(早くお尻を振ってくだされ)
    王様:おれが…ファラオ?(ファラオはお尻を振るのか?)

    王様が右手を挙げると(お尻を振ると)、大群衆が一斉に平伏した!!

    シモン:さぁ…ファラオ…広間でも新しきファラオの登場を一同、首を長くして待っておりますぞ!

    (ドラの合図と共に、広間で待っていた臣下も平伏してファラオを迎える。その間をチマチマと歩く可愛い王様)

    シモン:ファラオ…さっ王の座へ
    王様:これがオレの記憶の世界…

    シモン:皆の者、面をあげい! 新しいファラオのお出ましじゃ!!

    王様:(夫によく似た顔に思わず!)海馬!! イシズ!!!!

    セト:(その慌てた様子に優しい気遣い(*^_^*))シモン様…ファラオは少々お疲れなのでは?
    王様:いや…大丈夫だ…続けてくれ
    セト:皆の者…宴を続けよ!! ファラオの憂いを吹き飛ばすよう、一層盛大に!

    タイコがポコポコと打ち鳴らされ、踊り子がゆるい舞を披露する



    即位式!! でも地味…(^_^;)
    広間に集まった人々の様子も地味。
    セトさんが宴会を再開させても、なんとなく盛り上がりに欠けるような…。
    無理矢理つきあいで参加させられる、会社の忘年会みたいな感じですね(^_^;)
    だいたい神官団が盛りさがっている気がします。
    他国の使者などもちょろっと描いてあると、華やかなのに。
    あと踊り子の動きがなぁ…。
    「クレオパトラ」という映画では黒人ダンサーのすっごい踊りが場を盛り上げていたので、その印象が強いのかも。
    まぁ…子供向けアニメだとこれくらいがちょうど良いんだろうな。


    神官団の腕についている、巨大なブレスレットは、ひょっとしてデュエルディスク!?
    そうなのかな…(^_^;) あれでディアハするのかな?

    王様が『海馬』と言ってくれたよ…それも第一声だぁ!!(T_T)うれし泣き
    このちょっとした事が嬉しいのだよぉぉぉ(*^_^*)



★その他、気になるあれこれ★

    シャーディーが登場!! だがすでに幽霊さん!!
    ひょっとしてこのままシャーディーがナビゲータ役なのかな?
    バクラに殺されたと言ってたね。
    イヤ、肉体を消滅させられたと言っていたか…(^_^;)
    原作では語られなかった、「5年前のエピソード」をアニメで補完するんだ…。

    バクラに手下が!!!!
    それも目が光る人たち(笑)
    たった一人で戦争を仕掛けるんじゃないんだね。
    「盗賊団」なんだ!
    あの人たちは人間? それともクルエルナの亡霊さんたち?

    罪人から「カー」を抽出するシーン、どうも迫力が不足していたような…。
    あの石版が思ったより薄かったのが原因かな…。
    なんだかビスケットみたいでした(T_T)
    私の希望は厚揚げくらいのモッタリ感が欲しかった。

    バクラがしょっ引かれるシーン
    当時、どれくらい日常的に青銅が使われいたのかは資料がないので分からないのですが、罪人に青銅の枷は使わないんじゃないかな…。
    あの場合は、縄と皮だと思うけど…。
    それと馬に”くつわ”は微妙…。原作では使われていなかったし、時代的にもオカシイと思う。


    今日の総括−王様が可愛かった。マジ、可愛かった!
    実際、動いたり声を出したりする姿がどんな風になるか、興味津々だったのですが、とっても良かった。
    重たい装身具もどんな感じになるかな…と思ってましたが、自分的には気にならなかったです。





★★★次回予告★★★
    失われた記憶の世界へと旅立った
    もう一人の遊戯…
    そこで彼は3000年前の記憶を
    もう一度体験することになるの
    だけど…闇人格のバクラくんまで一緒だなんて…
    そんなことあたしたち聞いてないよ!!
    記憶の世界でバクラくんと対決が始まる
    待ってて! あたしたちもすぐそっちへ行くから!!


    次回 「盗賊王バクラ見参!」
    おたのしみに!


    ★★★次回予告★★★

    海馬コーポレーションの自家用機でエジプトにやってきた海馬くん!
    快適な空の旅を満喫したのかと思ったら
    冷房の効きすぎでお腹を壊したみたい!

    遊戯に早く会うために砂漠の道を飛ばしすぎたのよ!
    またお腹が痛くなってきたなんて!!

    やっと見つけた、小さな村の共同トイレ
    お尻を押さえつつ駆け込んで
    ホッと一息ついていると
    紙がないことに気がついたの!
    どうしようかと思っていると、
    遊戯によく似た男の子が何かをそっと差し出したわ

    それはちょっと安っぽいけれど
    記憶の石版が描かれたお土産用のパピルス!
    これでお尻を拭けば外に出ていける…
    でも、そんなことをしたら二人の愛を汚すように感じてしまい…


    次回 「石で拭いてしまいました! 3つほど使いました」
    おたのしみに!



作画監督=南 伸一郎
脚本=吉田 伸
絵コンテ=葛谷 直行
演出=渡辺正彦


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