力いっぱいのぼやきを
喰らえ!


2005年06月18日(土) のどかなんだから

半無人駅(昼頃と夜は駅員がいない駅)を週一度利用します。
一人で電車を降り改札を出ると、待合室では、必ずと言っていい程電車を利用しないお年寄りがベンチで休んでいます。
畑仕事の帰りでしょうか、たまにお喋りを楽しんでたりもします。

そこを横切り駅を出ると、大型駐車場完備のショッピングモールが現れます。
スーパーはもちろんホームセンター、百均、洋服屋も花屋もコインランドリーもありますし、お寿司だって食べられます。
町の生活の要、と言っても過言ではありません。
私はその中の一つの店を手伝いに行くのです(それを「応援」と言います)。

と言ってもやはり平日。さほど混む訳ではありません。
あー暇だなあーと外に目をやれば、富士山を背中に緑豊かな山がそびえている、いやむしろひっそり佇んでいるような、そんなのどかな場所です。
晴れの日も雨の日も、駅から徒歩5分の小さな山は、自然の美しさを教えてくれます。


そんな町の駅から歩いてわずか30秒の所に、本屋さんがあります。
電車を待つ間何もする事がなかったので、先日初めて利用しました。

入ると業者のおじさんと店主のおばあさんが話を中断し、こちらを一瞥しました。
特に「いらっしゃいませ」は無かったので、会釈だけして目当ての漫画を探しましたが、見つかりません。

その間に奥からおばさんが出てきて、三人で話を再開しました。
仕方ないので他に電車で読める様な物を探し、レジに持っていくと、
「何か探してんものあんの?言って」
とまるで私が常連の様に話しかけてくれたので、ほっとしました。
しかし目当てのものは無かったので、代わりの一冊を差し出しました。

おばあさんは井戸端会議を続けながら漫画の外袋を破り始めました。
レジの傍の土間の床には、ふさふさの毛を大五郎の様に結った犬が伏せていました。
おばあさんは「この子はあんたにしかなつかんのよぉ、不思議だねぇ」と、その犬を抱き上げた業者のおじさんに言います。
言っている間は、手が止まります。
そして後ろを振り返っておばさんに話しかけている間も手はそのままです。

電車の時間が気になり、私はおばあさんの手元をじっと見ていました。

するとカウンターに、絵が私好みの漫画が置いてありました。
題名もなかなか面白そうな印象です。
おそるおそる角を持ち上げて値段を見ると、そんなに高くはありません。

その時です、おばあさんは、まるでさっきから私も井戸端会議に参加していたかのように
「それ、今日入荷したよ」
と仰いました。
まるでここは我が家かと錯覚するような言いっぷりだったので、私は
「じゃあーこれも下さい」
と二冊購入し、駅に向かいました。


待合室のベンチに座り、後ろにはおじいさんが一人いるだけなので、表紙のカバーを裏返す作業に入りました。

表紙買いの漫画はなんと無くインモラルの臭いがしましたが、私も伊達にオタクをやってきた訳ではないし、裏表紙にはほのぼのしたラーメンの屋台が描いてあるし、多少の掛け算なら電車で読めると思いました(昼間だし空いてるからいいじゃんねと)。

ところが扉絵の様子がいやに筋肉質で抱きあっていてピンク色で濃厚でおかしいので、こっそりページをめくってみると、
早3P目で、
例えAビデオだってもう少しじわじわ展開していくだろうというスピードで、
剛毛の体育教師が倉庫で生徒にうんたらかんたらを目撃され、
そして私も否応無しに目撃してしまいました。
画像処理的なフォローはありませんでした。
あまりにもこののどかな町には似合わない事実、それ以上は受け止められませんでした。

書店のおばあちゃんは何もかもお見通しだったのでしょうか。
そう言えば業者のおじちゃんが一瞬顔を背けたのはこれだったのでしょうか。
田舎の雰囲気に、すっかり安心しきっていました。

私はこれから自店に帰って仕事をするというのに、なんてものを買ってしまったんでしょう。

あれはJrの比ではありません。
どちらかといえばさぶに近いのではないでしょうか、あの生々しさ。
あらゆる体毛。

ちなみに帰宅後全部読みましたが、麗人に載っていたものらしいです。
短編集なので一話に1〜2回×5話です。

私の遺品にだけはならない様に、誰も知らない土地で売らなければならない…
透けたゴミ袋には、おちおち捨てられもしない…


ちなみに私は7月1日より、その町の店舗に異動になりそうです。
しかし折角なので、これからは、買うのが恥ずかしい本はそこで仕入れていこうと思います。
あそこなら、気兼ねなく予約も出来そうな気がします。

新しい扉が、二つ開いた予感です。



2005年05月28日(土) グォン・サンウじゃなかったんですか!?

クォン・サンウなんですか??
昨日のテレビや新聞で表記されてたのはクォンですが。
あらやだすみません間違えちゃった。
意外と食わず嫌いまで見ちゃってたのに。

ちなみに最近のお気に入りアーティストは、Kです。
ソウル出身の歌手です。
だきしめてほしい っていうか だきしめたい の人です。
Mステでピアノの弾き語りしてたんだから!
ちょっとマイク食ってたけど、実力派なんだから…
それで顔はイノッチ似なんだから!!

なんかこう、誠実でたくましいよね韓国の男性って。

別に目がぱっちりしてなくたって、要は包容感よね。

さっきから想像だけでトークしてますが、結構楽しいです。


ちなみに今まで「交渉人 真下正義」の感想を打っていたのですが、運命のいたずらで消えてしまいました。

予想以上に面白かったしおっさんパラダイスだったし私はもう一回観てもいいなと思いました。

オタクには特に観て欲しい映画です。
ちょっと自身のオタク魂について考えさせられました。
地下鉄の設定が鉄道マニアじゃない人にも分かりやすくていいですね。
実際あったら便利そうだしリアリティがあります。
電車の作りもよく出来ていて、大道具さんに拍手を贈りたい!

それにやはり俳優陣がいぶし銀揃いなので!もうたまりませんよ。
年齢を重ねて初めて出る風格が…はぁーかっこいい!
私の様な若造にはうっとりとひれ伏すしかないですね。

そして主役の真下ですが、彼の無表情に引き込まれますね。
この人、何を考えてるのかわかんない!
→だから次の行動がわかんない!
→どうすんの?
知 り た い !
となります。

サブ的な映画だと思ってましたが、ただのサブじゃなかった!
なめててすみませんでした!

ホントはもっと深く考察した感想を打っていたのですが、もうエネルギーを使い果たしたのでこの位にしておきます。
これは「容疑者 室井慎次」が楽しみだー、絶対観るぞ!



2005年04月25日(月) ビストロ見てるんですが、

グォン・サンウさんは顎がセクシーですね。
正面から見た時の横幅がちょーどいいですね。
細過ぎずごつ過ぎず、繊細でいて包容力のある顎ですね。

また髭でそのセクシーさが強調されているんですね。

いやそれとも、髭が生えているからセクシーなのか?
髭で顎を囲っているじゃないですか、それですかね?

そもそも私顎についてここまで考察した事は初めてなんですが…
髭だったら「すごいよ!マサルさん」の影響で、結構考察したり描き足したりしていたんですが。
どうなんでしょうか、段々と我に返ってきましたよ。

まあなんつーか…韓流ブームですので少しだけ熱く考えてみました。
どちらにしろ「天国の階段」を観ていた私の母は、「悲しき恋歌」を観るでしょうから番宣大成功ですよ。
グォン様グッジョブ!


今日の日記これだけです…今日夢中で考えた事はこれ位です。
正に力いっぱいのぼやきでした。
それではおやすみなさい。


   もくじへ  


鈴木軟骨 [HOMEPAGE]

My追加