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◇◆◇ 2005年03月04日(金) ◆ |
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◆ 309135 ◇◆◇ |
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わすれた。 また 忘れはじめたんだ。
そう。 どんどん うすれてゆく。
記憶という 事実の欠片が 脆くて 儚い 泡となって 自分の 意思とは 裏腹に 魔術師の 魔の手に かかり 音も無く 割れて その 形態を 失ってしまう。
その手は 己の手で ありながらも なお いっそ 消したいと 願う。
たとえ 消えなくても 忘れてしまうんだ。
いや 失くさなくては ならない。 と 教え込まれるんだ。
今では 変わり果てた この 不協和音に。
壱言――――― 憂鬱な 恋に 胸が 痛んで 愛されたいと 泣いて いたんだろう 心配ないぜ 時は 無情な 程に 全てを 洗い 流してくれる。
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◇◆◇ 2005年03月03日(木) ◆ |
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◆ 309134 ◇◆◇ |
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うれえた。 また 憂いはじめたんだ。
どこか 哀しげに 寂しげに 物思いに 耽ってみる。
そしたら なんか 生まれるかも。 いや 生むかも...。 いや 有無かも...。
海は 広いなぁ〜 なんつって この地球に 擁かれてみて その世界に 包まれてみて。
そしたら 流れに 身を 任せるしかなかった。
まるで 海月みたいに ふわふわと 漂いながら。
壱言――――― 寂しい 曲も 哀しい 曲も 君と 奏でれば いいや 失った ものを さりげなく 憂いながら 微かな 戸惑いを そっと 吐き出し ながら。
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