雑記帳

2004年04月11日(日) 青空書斎

陽気に誘われて、午後から水筒にお茶を淹れ、読み止しの本と一緒に鞄に入れて自宅近くを流れる川の少し下流まで、ピクニックと洒落込みました。
そこは歩行者及び自転車専用の吊橋の袂で、土手から水際まで階段状に整備してあり、一番水の近くの段に腰を掛けて、日向ぼっこをしながら本や雑誌を読むのが好きなのです。午前中から行くときは残り物をお弁当に詰めます。せせらぎの音、水の匂いがヒーリング効果……なのでしょうか、とても快適な青空書斎です。

現地は先月終わった『め組の大吾』にも使われた場所ですが、実際にロケをやっていた時は寒かった所為もあり行きませんでした。『大吾』には葛山信吾も出ていたのですが、この川のシーンは大吾と静香先生との散策とか、甘粕君と張り合ってのランニングばかりで、葛山信吾演じる赤星君が出たためしがなかったもので(^-^;
これからますます陽気もよくなるので、ここで本に耽ることも増えると思います。今からとても楽しみです。

まひると純が大吾と甘粕を見守った辺り(笑)
大吾と甘粕がランニングした辺り。10回目の話で、大吾が救助した人々からの手紙を読んでいたのはこの右手下の河原。



2004年04月03日(土) 葛山信吾トークショー&握手会

度々触れている通り、葛山信吾の大ファンのワタクシ。でもこれまではブラウン管の中の君でございました。
しかしある日彼の公式サイトを見るとビッグニュース!
地元で現在開催中の新選組イベントで葛山信吾のトークショー&握手会があると言う(☆o☆)。彼は大河ドラマには出ていないのですが、来月明治座の『燃えよ剣』で沖田総司役を張る関係だったようです。

会場に着くと、案内係の人が「葛山信吾(トークショー)ですか?」と聞いてきてくれて、これがまず嬉しかった私。いえ、ずいぶん前ですがチェッカーズのコンサート会場近くをたまたま通りかかった折、ダフ屋に見向きもされなくて、そういうキラキラしたものに惹かれるヲトメに見えないのか、とすんごいショックだったのです(^-^;
でも席に着いたらドキドキすると同時に自己嫌悪になってしまいました。だってだって、握手会もあると言うのにまんま主婦湿疹の手でマニキュアも忘れてました。コロンもなしだったんですもの。サイテー……馬鹿馬鹿>私(/o\)
そんな気持ちも前座の(?)クラウンの大道芸でちょっぴり緩み、いよいよトークショー。
うわー、初めての生カツラヤマΨ(`▽´)Ψ
うるうるうる……
進行のお姉さんが『真珠婦人の……』と口にすると
「真珠婦人から突っ込まれるとは……」
と苦笑い。
「こちらとは少し縁があって、この間まで毎日消防服でこの辺りをウロウロしていたのですが(『め組の大吾』ね)」
と爽やか笑い。
その後トークショーは新選組から離れることもないですし、観光協会の方、隊士子孫の方も交えてですからそこそこでしたが、握手会ですよ!
こういった場に慣れてなくて身体ひとつで行ってしまったのですが、前の人が握手するところを見ていると、次々に積まれていくお土産、プレゼント。……私も何か持ってくれば良かったのかしら(どきどき)。それにやっぱり手。まだ疥癬のしこりが残っていてキレイじゃないし(どきどき)。
いよいよ自分の番。目の前の彼はわりと大柄でした。それに着やせするんだ〜。『め組の大吾』でシャツやセーターで胸板が逞しかったんですが、クウガとか、他のスーツ着てるような役柄、トーク番組ではそんなに感じないでしょ?
舞い上がって支離滅裂な話になってしまう私、その言葉に
「……はい」
と、頷きながら微笑で答えてくれる葛山信吾。う〜わ〜\(^^\)(/^^)/\(^^\)(/^^)/\(^^\)(/^^)/\(^^\)(/^^)/\(^^\)(/^^)/
はっとわれに返ると私、彼を拝んでいましたよ。その手を包んでくれたんですぅ〜
でも本当に本当に、彼は私にヲトメの時間をくれる大事な人なのです。どんなに拝んでも感謝してもし足りないです。
その気持ちがうまく伝わったかしら……(-_-;)

握手会もすべて終わってから、ファンは全然動きません。トークショーや握手会は当然ながら録音録画撮影は禁止ですから、移動する彼の姿を写真にと待ち構えていたのです。でも待てど暮らせど出てこない彼。
私は家族で約束があったので、残念でしたが彼が姿を見せる前に引き上げました。


う〜〜〜ん、確かに私は激嬉しかったですが、地元のイベントは大河に沿ったものだから、大河の出演者からと言うのが順番だったのでわ? 香取君はセキュリティーとかで無理としても山本耕史君とか、オダジョーとか、オダジョーとか、オダジョーとか(笑) ちょっとやることがヘンだぞ>地元市
もちろん、今後彼らのトークショーがあったら行きます(≧▽≦)ノ


いじょ



2004年03月22日(月) 斜陽の時代劇

朝日新聞の記事を読んでとても残念でした。フジテレビの時代劇が休止するのですね。
フジテレビの時代劇は1回1回ちゃんとドラマがあり、丁寧に作ってあって安直に番組開始から40分前後でチャンバラになるものとは明らかに違っていて大好きでした。

思い起こせば『鬼平』は言わずもがな。
『御家人斬九郎』……蔦吉姐さんがこれがまたキレイで惚れた!(つい先日まで大騒ぎでしたね(^-^;)
『藤枝梅安』は、渡辺謙さんのスキンヘッドと眼光がかっこよかった。
北大路欣也の『銭形平次』は凛々しかった。
『鬼平』以上かもしれない『雲切仁左衛門』は圧巻でした。山崎努さん、石橋蓮司さん、本田博太郎さん。思い出すだけでクラクラうっとりですね。本当に私の中では『雲切』は『鬼平』以上です。

特に心残りなのは『髪結い伊三次捕物余話』シリーズが未完なことです。
私が宇江佐真理さんを読むきっかけになった作品なのですが、原作はまだ続いているというのに……_| ̄|○
フジに限らず、新しい時代劇はもう、作りにくいのですね。残念、本当に残念だなぁ……(T_T)



2004年03月15日(月) お詫び

最近著しく更新が滞っています。
原因はハイ、私の日本海溝より深い墓穴でございます。
現在住んでいる東京都某市(笑)ですが、図書館のシステムが信じられないくらい素晴らしくて、インターネットを介しての予約も簡単なんです(ケータイからも可能です)。
検索までは汎用のようで同じシステムを見たことがあるのですが、予約まで持ち込めるのはまだここしか存じません (^人^)アリガタヤ。。。
それで調子に乗って読み逃していた本を、読みたい本を、とバカスカ予約していたら、一度に何冊も用意が出来たり、何故か10数人待ちの本までポンと繰り上げ当選! みたいに入ってきて、、、
読書に追われているというわけです。

しかしとんでもない贅沢ですよね。有り難くもうしばらく本の世界に浸らせていただきます。
申し訳ありません。

……そういえば本日誕生日でした。トシは……メキシコ五輪年生まれです( ̄▽ ̄;
でも、朝娘と夫を送り出し掃除洗濯、といつもと変わりません。それが一番の幸せです。



2004年02月21日(土) 『どこかで誰かが見ていてくれる 日本一の斬られ役・福本清三』

NHKはたまたま見ていたのですが、この本はつい最近まで存じませんでした。
時代劇で有名なあの斬られ役、その他大勢の中でもなんか目立つ、気になっちゃうあの方です。
私自身TVシリーズの時代劇はお手軽で何本か見ますが、小説を原作に持っているものの方が好きです。どうもあのお決まりの、番組開始から40分前後でチャンバラになってしまうのはつまらなくて。
でも、演じる(?)福本さん自身が本当にそのことを憂いていたのですね。それが新鮮でもあり、有り難く嬉しかったです。
時代劇が、映画が、何より東映が大好きな福本さん。読んで『あぁ、職人さんなのだなぁ』と思いました。
後半に出てきた『人の痛み』というコトバ、重かったです。
ちょっとだけど家庭を持つことや育児のことなどにも触れて、それがとても骨太で男らしいと思いました。
文章も(?)聞き書きで、語り口や駄洒落が楽しい本です。

「ラストサムライ」はまだ見ていないけど、ケン・ワタナベではなくセイゾウ・フクモトを見に行きたいですね。


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