なんかもう先週のことなんだね、フジロック。
そのフジロックでテントの中でキャミ+下着というあられもない格好で寝ていたせいか風邪気味です。 鼻水が止まらない。のどもちょっと痛い。 熱はないんだけど、何となくぼーっとしてる。
あと身体の皮が剥けてきた。 もうすごいよ、ムケまくりですよ。頭皮がぺりぺり〜って剥けたのにはびっくりした!なんだかガサガサしてるなあと思って頭を見たら剥けてるんだもん!(あんまりきれいな話じゃないですね、ごめんなさい)
さてあっという間に最終日。そしてレッチリの出番です。 もう3日目は見たいものもばっちり決まってスケジュールもばっちり。まずは朝ごはん食べてからQWEENS OF THE STONE AGEを。この日は体力は大トリに取っておくために前に行きたいのをぐっと我慢して中央あたりでひっそりと。紅男の耳の心配もあったしね。観終わったらココで一旦会場を出て再び温泉へ。だってレッチリの皆さんの前では清い身体でいたいんですもの(笑)。・・・ほんとは疲れを少しでも抜くため。ほんとにココの温泉、お勧めです!何時間も並んで無料の苗場温泉に入るよりずっといいって!! この時間だと駅から会場に向かう人なんて皆無だったのですんなりとバスへ。昨日のはやっぱり異常だよなー。 お目当てのGOMEZまで充分に時間があったので、アヴァロンへ行ってタイラーメンを食べる。なんかここのタイラーメンがおいしいって声をたくさん聞くけど麺ががちがちに固まってて食べにくかったし、うーん。という感じでした。ギャルの店員も『まーーーーーっすぐに並んでくださいっ!!』ってうるさかった。去年食べた、米の麺で作った冷麺がおいしかったのに今年は見かけなかったなー。 またもや小川でのんびりした後にGOMEZを見る。GOMEZ目当てというより、コーネリアス目当ての女の子がたっくさんスタンバイしている・・・そうか、みなさんきっとスーパーカー(か曽我部)が終わってからずっとココで待っているのね。GOMEZがMCで『みんな、コーネリアス観に来たのかい?』って聞いたら『イエーィ!!』って答えてるしね。メンバー苦笑。がんばって日本語だって喋ってたのに。さぞ切なかろう。大丈夫、面白かったよ。いやほんと。力抜いて素直に楽しめる感じで。斜め前くらいでちっちゃいコがパパに肩車されて踊ってるのを見てかなり和みました。 そしていよいよJANE'S ADDICTION!しかしグリーンに着いたときはとっくに始まっていたので中盤くらいで待機。ちょっとずつ前に進みつつ楽しむ。ペリーはワインラッパ飲みして『今日は眠らないぜ〜君たちみんなと愛し合うんだぁ〜〜〜』とかなり上機嫌。しかし歌うところではしっかり歌っているあたりがすごい。さすがです。ナヴァロも生の姿を初めて見ました。 JANE'Sが終わり、いよいよレッチリのためのセットチェンジが始まる。この時間の間に観客を入れ替えるんだけど、とにかくすごい人でモッシュピットに入れるための柵が開けられない。係員もかなりいらいらしてる。私達は人ごみに押されてだいぶ前にこのとき来てたんだけど、そりゃひどかった。係員が『押すな!!』と叫んでいるのにかかってくるものすごい圧力。ようやく柵の中に入るときなんて大変でしたよ、思わず『痛い!』とでかい声を出してしまうくらいで。でも外がそんなにぎゅうぎゅうだったのに中は意外に余裕が・・・なんでだろ。 一番前はけっこう人が埋まっていたのでちょっと横のほうで待機。ドキドキして落ち着かない。10年間、ずっと見たかったバンドがやっと観れるんだもの。 そして待つこと1時間・・・遂にRED HOT CHILI PEPPERS!!! 出てきたと同時に後ろからどっと人が押し寄せてくる。と、後ろから『ほらっ』と紅男の声がしたかと思うと背中をどん、と突かれる。 なんだ?と思って着いた先は・・・一番前! うまく空いた一人分のスペースに、紅男が私を入れてくれた。 目の前で4人が動いている。 いつも雑誌やビデオで見ていたあの4人が。 聴き慣れたイントロが、耳に入ってくる。 思わず溢れる涙。もう号泣だ。
1曲目は泣いてるうちに過ぎた。 ふと、隣の女の子が『タオル貸してくださいっ』って声を掛けてきた。貸してあげると、そのこも号泣。それを見てまた私も号泣。5曲目くらいまではもうずっと、泣きながら見てた。 泣きながら歌ってると、WOWWOWのカメラが迫ってきた。うわーこんな涙顔はずかしーとか思いつつ歌ってたらなんかアップで取られた。使われんのかな。そうだったら恥ずかしいな。 思っていた通りONE HOT MINETSからの曲はほとんど無かった。 途中でなんだか派手なオヤジが参加して会場はさらに大盛り上がり。その人がGEORGE CLINTONだと知ったのはだいぶ後になるんだけど。 とにかく、無我夢中の1時間だった。もうメンバーを見れただけで満足。 最後にスタッフが投げたTシャツを紅男が入手。『誰のだー!?』とかいって。 なんか袖なしのやつなの。チャドかな?
もうレッチリを見たらすっかり気が抜けちゃって、ふらふらしながらレストランに行ってレモネードで乾杯(そういや今年はノンアルコールだったなあ)。もう2人して『イエーィ』とかしか言わない。去年は行きたくても行けなかった紅男がホントに楽しんでるのを見てると私も嬉しい。
まあ感想はこんな感じです。 もっと詳しく、セットリストとかも交えて書くと行ってない人にも分かり易いんだろうと思うんだけどそんなの覚える余裕なんてないし(いつも思うんだけどセットリストをちゃんと覚えてる人ってすごいよね。書いてるのかな)、こうやって淡々と書く文章が癖なので期待に添えてないところも多々あると思います、ごめんなさい。 書くことで一番自分が盛り上がってます。さっきもレッチリのところ書いててまた泣きそうになったし。
いつか子供が出来ても行きたいです。おわり。
テントが斜めすぎて安定せずに寝不足。 この日は起きた時間がけっこう早くてお目当てのHUNDRED REASONSまでかなり時間があったので越後湯沢の駅まで一旦戻って駅前の温泉に行くことに。 下に降りていったらもんのすごい行列が出来ててびっくり。どうやら今日から来る人が多くて、入場処理が追いついてないみたい。私たちは『大丈夫だよーうちらが会場に入るころにはすいてるって』と呑気にバスで駅へ。 駅前の温泉、名前は覚えてないけどほんとにいい。300円と安いし、体中重かったのがぐっと軽くなるし、湯上りもさっぱり。しかもみんなわざわざバスに乗ってまで入りに来ないのか、ほとんど人が来ない。私が入ってきたときは貸し切り状態! かなりいい気分で温泉を出て駅に向かうとバス乗り場から伸びる列が。『わー並んでるねー』と呑気に笑いながら列の最後尾に行こうとするといつまでたっても最後尾が見えない。なに?二時間待ちですと!?だめじゃん、アフロ観れないじゃん!前で見る気満々だったのに。紅男はサインもらう気満々で、CDまで持ってきたというのに。うわ、ヘタしたらMIDTOWNも観れない!ががーん。温泉に行ったばっかりに・・・。 結局会場に戻ってきたのは1時前。ぐったり。 TRIK TURNERを前に行く元気もなくご飯を食べながらのんびり観る。 とぼとぼとホワイトに行き、THE DELLIGER ESCAPE PLANを。この人たちのハチャメチャなステージを見てちょっと元気になる。ヴォーカルの人がマイクスタンド投げ飛ばすわ、ステージの横に上るわで暴れまくる。ギターの人たちはなんか暴れているようでも動き揃ってるし。そういや今年はこういう系統のバンド、少ないなあ。 ヘブンへ向かう道のところで休んでいるとJUDEが始まる。聞きながらぼーっとしてる。 ていうかベンジーはなんだかだんだんよく分かんなくなってきたなあ。かっこいいとは思うんだけどさ。初期のブランキーとか、すごい好きだったし。でも最近は言っていることがよくわからーん。特にMCが。『みんなで会議をしようぜ〜』ってアリなんですか?極めつけは『苗場ベイビー』ね。ごめんなさいちょっと笑いました。だってベイビーってさ。ミッチーじゃないんだからさ。ちょっと心臓痒くなりました。でもみんなは大盛り上がりなのね。うちらが歳を取ってきている証拠なのか? お次は紅男が大好き私も大好きTHE GET UP KIDS。 新しいアルバムはちょっと押さえた感じだったのにライブは始めから飛ばしまくる。もちろんダイブの嵐!あああ、楽しいー!!!と盛り上がってたら紅男がダイブしてきたオーディエンスに耳を蹴られて出血。ぎゃー。もうこうなったら仕方ないのでモッシュから抜けて救護室へ。2人してしょぼんとしながら遠く離れて観てました。(思い返してみるとこの日はあんまりいい日じゃなかったなあ・・・) もうすっかり元気をなくした二人はレストランで牛串を買って隅っこにあるクラブテントでまったり。もうPET SHOP BOYSを観る元気もありません。ましてや科学兄弟は見る気もありません。ごめんなさい。 この日もDJ SHADOWとTHA BLUE HERBを観ようと思ってたけどあえなく撃沈。何度か起きて『行く?』『う〜〜〜ん、どうしようねえ・・・ZZZ』の繰り返し。
もう夜中見に行くは無理っぽいです。
3日間、日記と言うかレポート形式でフジロックの感想などを。
早割りで買った通し券をとうとう使う日が来た。 私たちは夜行バスで向かったので、苗場に着いたのは六時半。 何よりも晴れてよかった。
まずはテントを張るためにキャンプサイトへ向かう。 でもいい場所はほとんど空いてなかった・・・来る人は前夜祭から来てるからなあ。仕方なくかなり斜めだけど日が当たらなくて涼しそうな場所をチョイス。 そして一息ついたら朝ごはんを食べるために山を降りてプリンス前のカレー(もうココのカレーを食べるのが当たり前と化している)を食べる。去年は『朝だけ大盛り』とかやってたのに今年はなくなっちゃっててちょっと寂しかった。 さて、いよいよ入場。相変わらずあのゲートのあたりはダフ屋がウザイ。 まずはグリーン、レッドマーキー、レストラン街を軽く見て回ってホワイトへ。こうやって歩くと実感わいてくるんだよねー。そしてまず一発目はYKZ。別に大ファンというわけでもないのでちょっと後ろから水を飲みつつのんびり見る。とりあえず目当ては次のSHING02。コレは私はあんまり聞いたこと無いんだけど紅男が見たがってたのでけっこう前に行く。でも3曲くらい聞いて帰っちゃった・・・生演奏の音が強すぎてせっかくの言葉が全然聞こえてない。もったいない、と紅男。 さてこのへんで早くも疲労が出てくる。バスの中でもあんまり眠れなかったしね。というわけでホワイト手前の小川に避難。この日は日差しもかなり強くて、日光に弱い私は早速皮膚が赤くなってきてた。夏だからね。仕方ないです。でも苗場は風が涼しいから東京なんかよりずっと過ごしやすくっていい。 ・・・で、ココでだいぶ時間をつぶしたんですよ。もう日差しが強い時間はずっとココにいた。BLACKALICIOUSが始まっているのに『あちー。動きたくないー。』とのたまっていて、結局観たのは最後の20分くらい・・・でもすごいカッコよかったので『川でサボんなきゃ良かった』と少し後悔。 観終わったあとはグリーンのほうに戻り、B∞REDOMSを見聞きしながら食事。牛タン弁当を食べました。タンがすごい厚切りなのー。あと冷製パスタみたいなやつ。 そしてMUSEです!それにしてもMUSEってさー、最初はRADIOHEADのパクリとか散々言われたけど、今やUK誌・KERRANGの常連になり、あちらのファンはゴスばっかり。ずいぶん重い音を出すバンドに変わりましたな。この日ははじめてココで暴れました。 そしてPRODIGY。とりあえずかなり待たされた。もう疲れるくらい待たされた。温和なオーディエンスもブーイングの嵐。でも出てきたら出てきたで大盛り上がりでした。でも知っている曲がほとんどだった・・・大丈夫か?新曲ちゃんと作ってるのか??一番前にいたのでマキシムのアミアミな背中に触れました。相変わらずマキシムはぎょろぎょろしてて怖いです。キースはばたばた動き回ってて可愛いです。 そしてこの後はJUNKIE XLとX-PRESS2を見る予定だったんだけど気がついたらテントで寝ていました。おかしいなあ。というわけで27日に続く。
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