ムッキーの初老日記
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オットは、ヒゲが濃い。
毎朝ちゃんとヒゲを剃っても、午後にはかなり伸びるので
電気シェーバーをかばんに忍ばせ仕事に行き
昼休みにもう一度剃るくらい、濃い。
まだ結婚する前、オットと私の親友K子ちゃんを初めてひき会わせた時の事。
K子ちゃんは小学校の頃からの親友で、大好きな友達だ。
K子ちゃんとオットが仲良くなってくれないと困る。
ある意味、親と会わせる時よりも緊張する会合だ。
3人で居酒屋で飲んだ。
オットとK子ちゃんも打ち解け、話も弾み、いい感じで解散した。
後日K子ちゃんに電話をし、早速オットの印象を尋ねた。
「ところで、どうかなあの人。どう思った?」
「うん、楽しくていい人だね!面白かったよー。」
良かった!合格だ!
「あ、でもさー」 とK子ちゃん
「えっ、なになに!?」
「初対面の人に会うんだから
ヒゲくらい剃って来りゃいいのに」
剃ったんだよおーー!(T□T)
◇◆オッサン君の独り言◇◆
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ルパン三世の声でお馴染みの山田康雄さんが亡くなってからもう数年経つが
実は彼が亡くなる2年以上前に、私とオットは彼の死亡ニュースを聞いている。
ある日の夜、どこかに行った帰り、オットの運転するクルマの中で
ラジオを聴いていた時の事。ニュースの中でアナウンサーが言った。
『本日、ルパン三世の声で有名な声優で俳優の山田康雄さんが
○○のため亡くなりました。○歳でした。』
ええ!山田康雄死んじゃったの!? 私達は驚いて叫んだ。
もうルパンの声は聞けないのか。あの声は誰にも出せないよね・・・。
特に大ファンという訳ではなかったが、私達はしんみりと家路についた。
だが不思議な事に次の日の新聞でもニュースでも
この話題にはまったく触れていなかった。
変だなとは思ったが、忙しさにまぎれて深く考える事をしなかった。
そして数ヶ月が過ぎたある日、あるTV番組に
死んだはずの山田康雄さんが出て、しかもピンピンしているの見て
私達はビックリ仰天した!
「死んでないじゃん!」
いや死んでないのは喜ばしい事なのだが、じゃああのニュースは何だったんだ!?
オットと私は狐につままれた気分で顔を見合わせ、絶句した。
これが、オットか私のどちらか一方だけが聞いたと言うなら
「夢でも見たんだろう。」で済まされるのに違いない。
だが、これは「二人で一緒に」ラジオで聞いたのだ。
二人一緒に同時に同じ夢を見たとは、とても考えられない。しかも運転中に。
誤報だったんだろうか。でも、重体だとか事故に遭ったとかならまだしも
「死んだ」なんてニュースを確認も取らず放送するだろうか??
TVの中の山田康雄さんの笑顔が眩しかった。
その後いくら考えても答えは出なかった。
いろんな人に聞いてみたが、私達の他に前もって
山田康雄死亡のニュースを聞いた人はいなかった。
そしてこの2年後、山田康雄さんは本当に死んでしまった・・・。
◆誰か同じ体験をした人はいないだろうか。 そうすればこの長年の謎が解けるのだが・・・。
◇◆オッサン君の独り言◇◆
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オットに言わせると私は「いつもなんかヘンな格好をしている」そうだ。
「ヘンって言うか、なんていうのかな、こう・・・
いつも小さな便利とか、小さなラクを追求してるっての?
たとえ人にどう言われようと、常にオリジナルだ。」
という。そうかな?自覚はないんだが。
「例えばパジャマにしたって、夏は『人間座椅子』とか言って
いつもTシャツの中に足入れてよっかかってんじゃん。
Tシャツベロベロに伸ばしちゃって。」
いいじゃん、パジャマTシャツだもん。これで外歩くわけじゃないし。
しかもすごくラクチンなんだよ。座椅子並みだよ。
「・・・冬は冬で、パーカーを愛用してスッポリ被ってんじゃん。
普通フードの部分は飾りじゃねえ?」
これ被ってると暖かいんだって。首が冷えなくて安眠できるよ。
せっかく付いてる物使わんともったいないしさ。
これだけ使えばフードもフードに生まれた甲斐があるってものだよ。
「まあそうかも知れないけどさ・・・じゃあ髪の毛全部隠してパーカーの色で
『紺マン!ヘヤッ!』とか『緑マン!トウーー!』とかって叫ぶのはなんだよ?」

いやあれは「景気付け」だよ。
「け、景気付け。・・・じゃあせめて誰かが遊びに来た時はやめろ。」
と言われた。ちぇっ。
これからもオリジナルな小さな便利、小さなラクは
密かに探求して行こうと思う。
◇◆オッサン君の独り言◇◆
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ここ数日曇りや雨が続き、私の肩や首はバリバリに凝っている。
初老になると体調が天候に左右される。
普段元気な時は、年齢を忘れていることが多いが
こういう日は、自分の人生がもう折り返し地点を過ぎている事を思い知る。
1年ぐらい前、幼馴染のキョーコ宅に遊びに行った時もこういう天気で
「肩が凝ってツライ。首も痛い。なんか最近しんどい。」
というようなグチを漏らしていたら、それを聞いていたキョーコの母上が
「ちゃんと栄養を摂っているか。バランスのいい食事をしなさい。
運動もしたほうがいい。もう少し痩せた方が長生き出来る。
美味しい味噌があるから持って行け。添加物には気をつけろ。」
と、あれやこれやと健康によさそうな物を出して来ては
持って行け、と紙袋に一杯詰めてくださった。
「おばちゃん、そんなに私の健康を心配してくれてありがとう。」
と言うと、母上は
「ムッちゃんが早死にしちゃったらキョーコが寂しがるからさ。
ずっと長生きしてキョーコと仲良くしておくれ。
おばちゃんが死んでもキョーコを頼むよ。」
と言って笑った。
私も笑った。
キョーコは「なに言ってんのよもう!」と苦笑いをしていた。
娘が淋しがるから、元気で、ずっと娘と仲良くして欲しい。
親って、こんなにも子供の心配をするのかと、笑いながら泣けてきた。
親ってすごい。かなわないよ。
おばちゃんのためにも健康で長生きするよ。
こんな日には、あの日のことを思い出す。
◇◆オッサン君の独り言◇◆
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| 2002年09月16日(月) |
トイレ事情 IN アメリカ |
これはシアトルに住む友人(参照ページ)から聞いた話である。
きたない話なので、イヤな人は読まないほうがいい。
彼女はアメリカで一人暮らし歴14年目で、
もうすっかりアメリカ暮らしには慣れたものなのだが
ひとつだけ、どうしても慣れない事があるそうだ。
それは、アメリカ人が 自分のトイレ音を消さない事 だという。
彼女いわく。
いや〜省エネとかエコロジーとかじゃなくて、音を消す習慣が無いんだよね。
うちの会社のトイレはフロア共有で、いろんな人が利用するんだけどね・・・
いいよ、小さい方の時は。
でもさ、大きい時は流しながらして欲しいのよ。
隣に入っててさ、ブー。だのピー。だの聞かされる身にもなって欲しいよ。
なかには、もうスッゴイ爆弾のようなピーの人がいてさ、
ひとしきりブリリリーー!パピ!プピー!ってやった後に
「 はあ・・・・」
ってため息ついたりさー。他人事ながら心配しちゃうよ。
あと、ベンピなんだかどうなんだか、子供みたいに
「 うんっ! うんっ!」
ってキバッてる人もいてさあ。もう勘弁して欲しいよ。
それに大きい方は、音だけじゃなくて ニホヒ もこもるでしょう?
すっごいカワイイおねえちゃんが「エクスキューズミィ♪」とか言って
出て来た後がスンゴイ臭いだったりすると、ホントにトホホだよ。
彼女は話しつつどんどん凹んでいった。
せめて音だけでも消せる「音姫」みたいなのがそっちにもあるといいのにね、と言うと
「あ、無理無理!アメリカ人には音姫の存在理由が理解不能。」
そうか・・・・(゜_゜)・・・。
では慣れるしかなさそうだ。頑張れ友よ。
◇◆オッサン君の独り言◇◆
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ムッキー
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