ムッキーの初老日記
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| 2002年11月23日(土) |
3ねーん、B組〜ぃ! |
昨日、夕飯の時にオッサン君が、今日面白い物を見た、と言いだした。
「仕事で常陸太田市を通ったんだけどさ ホラよく電柱に、怪しげなサラ金だかのチラシが 貼ってあったりすんじゃん。 携帯番号と、名前だけのヤツとかさ。」
「ああ、あるね。」
「あれでよ、今日 金八 ってのがあったぜ。」
「き!きんぱちぃ〜!?」
「そうそう。090-○○○○-△△△△ 金八 って。それだけ。」
「はははは!なんか金借りたら説教されそうだねえ。」
「まあな。・・・・でもよ、案外本当に金八にかかっちゃったらどうする? 鉄矢だよ鉄矢。番号控えてきてやればよかったなあ。」
「・・・べつにいいよ・・・。」
そんな話をして寝たせいか、金八関連の夢を見てしまった。
今、夕方金八先生第1シリーズの再放送をしているのだが その中に「九十九弥一(つくも・やいち)」という役名の生徒がいる。
九十九やいち。
99・81
九九、81・・・・・
九九、はちじゅういち!(゜ロ゜)'
掛け算だったのか!
そこで目が覚めた。 私はこの大発見(?)を一刻も早くオッサン君に言いたくて 隣でぐぉぐぉ眠っているオッサン君を揺さぶり起こし
「ねえちょっとちょっと!知ってた!? 九十九弥一って名前、掛け算のモジリなんだよ!」
といったら
「なに寝ぼけてんだ!うるせえな、おとなしく寝ろ!」
とぶっ飛ばされた。
午前4時だった・・・・・・。
| 2002年11月22日(金) |
さようなら、さようなら。 |
昨日、あるエンピツ作家さんの日記を読んだ。 まだ20代の先輩が突然亡くなってしまった、と言う内容で 最近、若い人の突然死が多いなあ、と心が痛んだ。
その直後、古い友人に電話を入れた。 3、4日前に彼女から留守電が入っていたことを思い出したのだ。 彼女とは高校の同級生。めったに会えないが 暑中見舞いや年賀状を交換し、年に数回電話で話す、懐かしい友達だ。
電話に出た彼女は、いつもと変わらない明るい声だった。
「この前は留守電ありがとね。掛けるの遅くなってごめんよ。何かあったか?」
と私が聞くと
「うん・・・。あのね。ビックリしないで聞いて。 実はね、つい10日前にね、うちの弟・・・死んだんだわ。」
「え・・・!」
私は絶句した。
どうして!なんで! 心が叫んだが、言葉にならなかった。
突然死。 独身だった彼は父母と一緒に暮らしていた。 彼は、朝家を出るのが一番遅かった。 みんなが出かけた後、倒れたらしく 夕方、母親が戻ると廊下に倒れて既に亡くなっていたそうだ。
何の前触れもなかったと言う。 ひとつだけ挙げるとしたら、最近仕事が忙しく 残業が多かった事くらいだそうだ。
まだ35歳。
「でね、葬式が済んで、遺品を色々整理してたんだけど あいつのポケットアルバム見てたら、ムッキーと撮った写真が出てきてね。 覚えてる?ウチに泊まりに来た時に一緒に撮ったでしょう? あれが出てきて・・・・」
覚えてるよ。 もう15年以上前、私も彼女もまだ独身だった。 彼女の家に泊りがけで遊びに行って、弟と3人で遅くまでゲームをしたね。
明るくて優しい、とってもいい子だった。
「それでね、ああムッキーにもアイツが逝っちゃったこと言わなきゃなって。」
「そうか・・・。」
言葉が出なかった。 なにか言わなくちゃいけないのに、喉の奥に石が詰まってしまったように。
「私が言う事じゃないかも知れんけど お父さんとお母さん、大事にしてあげて・・・。 ○○君の分まで・・・。」
これだけ言うのが精一杯だった。
「うん。ありがとうね。」
電話を切った後も、ずっと彼のことを考えた。 正直に言えば、普段は思い出しもしない存在の「友達の弟」。 たまに電話で「弟元気か?」「うん、変わりないよ」と 安否を確認するだけだった。 でもそれは、元気でいるのが当たり前だったからだ。
「死んだのか。○○。・・・死んだのか。」
まだ10代だった頃の、彼の笑顔を思い出して 私は泣いた。
10年以上会ってなかったのだから、今までと何もかわらない。 でも、何もかわらなく見えても、全く違う。
もう、彼はいない。
どこにもいない。
ぞっとするような寒気と喪失感が私を包んだ。
年を取ると言う事は、どんどん知り合いがいなくなる事だ と言った母の言葉が、今、実感となって心に突き刺さってきた。
一人の、心優しい青年の冥福を、心より祈ります。
◇おかげさまで、昨日より無事ADSL生活に戻る事が出来ました。 結局何が悪かったのかという私の問いに、電話してきたYahooは なんだかモゴモゴと、わかったようなわからないようなことを言い、 「こういう事もたまにあります。」と言った。 「使えなかった分は日割りで割引いたします」と言うので 「そうですね。まあでも、使えなかった日のダイヤルアップ代を考えれば 大赤字ですがね」と言っといた。
| 2002年11月20日(水) |
あんまりな写真うつり。 |
昨日、オッサン君(オット)は仕事が休みだったので 免許証の更新に行って来た。
今度はゴールド免許で5年間有効なので 後悔のないよう、念入りに濃いヒゲを剃り 髪をセットし、襟のカッコイイ服を着込んでいた。
ふと見ると、なんだか髪が変な感じだった。 オッサン君はくるくるのクセ毛で、それが自分では好きでない為 こういう時には伸ばしすぎて余計ヘンになる事が多い。 昨日も、念入りに伸ばし過ぎてかたちがヘンだったので
「ねえ、本当にそれでいいの?」
と聞いたのだが、私の言う事は聞かない男なので
「いいんだよ。じゃ、行って来る。」
と言って出かけてしまった。
オッサン君が書き換えに行ってる間に 私はムチウチ(もうほぼ良くなっている)治療や 所用を済ませるために外出した。
昼過ぎに帰ってみると、もうオッサン君は帰っており コタツにもぐってTVを見ていた。
「あ、どうだった?写真、よく撮れた?」
「・・・・・・・・・・・」 オッサンの目が死んでいる。
「ねえねえ、どうだったのってば。見せてよ新しい免許証。」
「・・・いくら夫婦でも免許証は見ちゃいけないんだよ!」
「はあ!?」
その後、しぶしぶ財布から出してきた免許証を見て 一瞬にして彼のブルーなわけが理解できた。
誰 !? これ。(゚o゚)
起きぬけは顔がむくむから早く起きろと言ったのに起きず 髪が変だと忠告したのに無視して出かけた結果 そこに写っていたのは
ハレまぶたで、目つきの悪い、髪の毛がぺっちゃんこの まさしく オッサン であった。
今まで生きてきた中で、一番写りの悪い写真だと彼は泣いた。 確かに、今目の前にいるオッサン君とは「似て異なるもの」という感じがする。
「なあ、俺ってこんなか!?こんなに人相悪くて薄いのか!?」
「いや、ここまでは悪くないと思うよ。ここまでは・・・ でもなんか・・・『ハゲゆく人』って感じだね・・・。」
「だろ。ハゲ・INGって感じだろ・・・。」
「うん・・・。ハギングって感じ。」
「うっうっうっ(T□T) やっぱり言うこと聞いて髪直せば良かった。」
またしても言う事を聞かずに失敗しているオッサン君。
これから5年。 絶対違反せず、事故らず、何の会員証も作らず この忌まわしい免許証は財布の奥底にしまい込み 封印するそうだ。
| 2002年11月19日(火) |
驚くべきアーモンドの効用 |
絵日記界で有名な、ゆみぞうさんの「絵日記でもかいてみようか」で
以前「アーモンドは美肌にいい!」と言うのを読み、実行している。
本当は一日10粒以上食べると効果が出るのも早いそうだが
オッサン君(オット)と二人でそんなに食べてたら
あっという間になくなってしまうので、日に3粒づつコツコツと1ヶ月食べ続けてみた。
ふと気がつけば、まず 唇が荒れなくなった 。
私は唇が荒れやすく、夏でも皮がむけるほどなのだが
そういえば最近、むけないなあ・・・と気づいたのだ。
「あ、そういや俺もこの冬まだメンタムリップ塗ってねえな。」
と、オッサン君も自分の唇が荒れないことに気づいた。
以前も書いたが、私は普段純石けんで洗顔して
自作化粧水を吹き付けるだけしかしていないが
寒い季節は乾燥防止のため、その後オリーブオイルをごく薄く塗ったりしていた。
だけど今年は、まだそんなことしなくても、しっとりしている。
全くカサつかない。はっきり言ってツルツルである。
オッサン君なんか小憎らしい事に、石けんで洗いっぱなしなのにもかかわらず
全身しっとりして、無意味にもち肌だ。
しかも「この頃指にささくれも出来ない!」と喜んでいる。
調べた所、アーモンドにはマグネシウムやビタミンEなど
美容効果のある有効成分が程よく含まれている。
とりわけ54%をしめる脂質は「不飽和脂肪酸」といって
コレステロール化しない良質のものだそうだ。
以前、ナースの友人が言っていたが
「どんな栄養も口から、食品から摂取するのが一番効果がある」のだそうだ。
乾燥肌に悩む方は、一日10粒くらいアーモンドを食べてみるといいと思う。
効果は絶大である。これ、マジ話。
ムッキー
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