真夏の夜のこども - 2004年08月07日(土) 毎年、こどもキャンプに参加している。 ここ近年は運営側でなくその場での手伝いである。 今年は、1日目のBBQ、ゲーム、風呂といったプログラムに参加した。 このBBQは素材がかなりゴージャスであった。 大きなエビ、カニ、アワビなど。BBQでは初めて見た。すごいな。 また器材は、U字溝を4個くらい並べてあった。 年配男性の仕切りで、この辺はちゃんとしており、ぬかりない。 この前めざましテレビでNYのBBQ事情というのを見たんだけれども、 BBQは男の料理なんですね。NYでは自宅のプールサイドでやってたりして、 焼いている途中にプールに飛び込んだりしてましたが、まあアメリカの文化なのかもしれない。 僕の仕事は、ゲームのお兄さんである。 穴の開いた巨大な野球盤みたいなものに、ボールを投げて得点を数え、景品を配るというもの。けっこう楽しいものである。 そして急にクイズを頼まれることになった。 クイズ券を持ってくるこどもに対し、クイズを出し、当たったら景品を出す。 これもけっこう楽しいんだけど、なかなか思いつかない。 小学生とか。幼児とか。 困っていたところ、この子はクイズを出せるよという子がいて、やってもらうことにした。彼は6年生で、クイズを出すにはちょうどいいし、頭の回転も早く、たちまち名クイズを立て続けに出題していた。(例題「ドラえもんは青色だけど、本当は何色だったか?(正解:黄色)」) ちょっと悔しいけど。なかなかやるなあと思った。 こどもの段階で、この子は本当に感じのいい子だなという子がちらほらいる。 どうやったらこういう子になるんだろうかと思う。 その後は、かき氷を作ったり、花火をしたり。 花火は見るのもいいけど、線香花火って風情があっていいもんです。最近してない人多いんじゃないかな。 その後は銭湯に行って、こどもたちとお風呂にはいる。 大人4人でこども7人くらい。 幼児をお風呂に入れるということを再認識した。 もっとこどもたちにつきっきりでいるべきだったなと反省である。 さっきの6年生はちゃんとこどもたちを見ていて、頼もしい存在であった。 こどもの背中を流した。かわいいなと思う。 来年のキャンプではもっと役に立てる大人でありたいと思った。 そんな今年の夏のキャンプであった。 ... 物事を実行しないリスク - 2004年08月06日(金) 街で友人と焼肉。 その後は居酒屋。 金沢の街は風俗の客引きがいつからこんなに多くなったんだろうか。 街の人の入りは結構あり。 今日は居酒屋で、まずやってみることについて話題になった。 何かやった上で、ダメだったらしかたない。 やらないままで終わってしまうと、結局後悔するんじゃないかと。 あと、表現するときはあっさり表現すればいいということを、学んだ。 これからは、これを実行した!ということをつづっていきたいものである。 ... フォーヴィズム、矢野顕子 - 2004年07月31日(土) ピカソ、マティスと20世紀の画家展(石川県立美術館)に行ってきた。 そこそこの人の入りである。 ピカソは晩年88歳頃の作品で王様を描いたものがあったが、すごい迫力だった。やはり若い頃の作品のほうが分かりやすいんだけどと思いつつ。 キュビズムで静物を描いたものは、これだったら飾りたいと思えるような作品だった。 マティスも絵が数点あった。やはり色づかいが鮮やかである。 切り絵の「jazz」がたくさん観れて、よかった。 なぜワカメが好きなんだろうか、謎である。 「jazz」の中には言葉と絵の組みあわせになっているものもあり、その方が分かりやすくていいかなと思ったかな。 「jazz」は前から気になっていて今回初めてまとめて観ることができた。 自分にとって少しなじみが深い作品であったといえる。 夜は県立音楽堂に矢野顕子&OEKを聴きに行った。 ほんととっても良かった。矢野さんの名前がフィーチャーされている割には出番が少ないんじゃないのってちょっと思ったけど。 第1部はジョンウイリアムズ、渡辺俊幸の世界。 渡辺俊幸指揮で、OEKポップスの管弦楽である。 ジョンウイリアムズは映画音楽の巨匠で、スターウオーズ、ET、ジュラシックパークの各テーマを聴く。 やはり知っている曲を聴くとうれしい。 あとスターウオーズとETの使っている音が似ていることを渡辺さんに言われて気づく。 これからもOEKポップスには注目である。 第2部は矢野顕子を迎えて。 渡辺さんと矢野さんは青山学院高等部の同級生で、いっしょにジャズバンドを結成していたらしい。意外。渡辺さんは生徒会長でもあり。 矢野さんはプロで活動するため、途中で高校をやめてしまうのだが。 生の矢野さんは初めて観た。とってもキュートな方である。 歌もピアノも天衣無縫。音楽って音を楽しむってかくことを再認識する。 矢野さんのピアノはピアノコンクールの課題曲の演奏の対極にあると思う。 OEKとどうからむかとおもったが、なかなか良かった。 個人的にはジャズのスタンダード(「MY ROMANCE」)を矢野さんが歌ったのもよかった。 OEKはジャズでいくのも面白いと思う。 「ひとつだけ」はよく聴いてたからよかったと思えたのかもしれない。 ほか(「おおパリ」「LOVE LIFE」)は初めて聴いたかな。 やはりなじみであるということは、自分にとっての善し悪しを決める重要な要素であり、ライブ前の予習はやっておいたほうがいいと僕は思う。 アンコールは矢野さんが「グリーンフィールズ」OEK+渡辺さんが「利家とまつ」のテーマ。やっぱり行ってよかったと思った夜だった。 ... 親戚のおばさん - 2004年07月30日(金) きょう親戚のおばさんが職場にやってきた。 不覚にも誰だか分からなかった。 強烈に懐かしいんだけど、名前が思い出せない。 「お父さんの妹です」 うわ。やばい。そうだった。思い出した。 自分の結婚式以来2年と少しぶりである。 お互いの家族の近況など。 おばさんはよくしゃべる方だと思っていたが、 学生の頃に人前でしゃべる機会があってから、努力したこと。 もっと自己主張しなさいよとか。 奥さんをもっといたわってねとか。 親戚のおばさんがここにくるのも、珍しいことだなあと思いつつ。 ありがたいなあと思ったり、自分はこんなふうに誰かに対してあたたかくしていることってないかもしれないなと思ったり。 ... 福井でボランティア - 2004年07月25日(日) このたびの豪雨で、福井県の各地で水害があった。 福井の知り合いが、ボランティアに来てくれということになり、早速出動した。 今回行ったのは美山町というところである。 福井ICから行ったが、ボランティアの人用の標識が立っていた。 バスに乗っていくこともできる。 途中から渋滞かと思ったが、そうでもなかった。 ボランティア渋滞というのも悪くない。 鉄橋が流され、線路がたくさん荒れてしまっており、越美北線はもうダメかもしれないと思った。 道の舗装が途中からなくなり、小さな橋が流されてなくなっていた。 車が川の真ん中に立ち往生していた。 ボランティア先は古いお家で、もう1階が柱だけになっていた。 今日までに、泥が運び出されたということであろう。 釘を抜いたり、土壁を崩したりした。 人が多く、集団行動ですぐあふれてしまう僕はあんまり戦力になっていなかったかもしれない。 夏真っ盛りであり、とにかく水分の補給が大切である。 2リットル以上は水分を取ったように思う。 今回ボランティアにたまたま来たけど、知り合いが被災したら連絡して必要であれば駆けつけようかなと思う。 行かなくても日本のどこかであったら、なるべく募金しようかな。 ... しぶやさん - 2004年07月24日(土) しぶやゆかりさんの話を聞く機会があった。 キャリナビというサイトを運営して、学生にかっこいいオトナをインタビューさせて、その記事を載せているということである。 現在295人のお話が閲覧可能である。 早速観てみると面白い。いろんな職業の人がいる。 自分にとってこれだというものが見つかれば、その道に進めばいいんだけど。 なかなか天職というのは分からないのが現実である。 B'Zも言ってたけど、消去法でいけることもある。 一般的な、いい大学行って、いい会社に入ってという考え方を捨てて 自分が一番幸せでいられるあり方を探すということなんだろうな。 かっこいいオトナになりたいものだ。 僕としては『会社図鑑』やcafeglobe もおすすめである。 ... せせらぎの郷 - 2004年07月19日(月) 実は、今日もBBQ。ほぼBBQ日記である。 BBQしかしてないようにみえるな、これじゃ。 では、ここであなたに質問。 BBQで大切な3つの要素といえば、なんですか? やってる最中に聞かれたのだけど、いい質問だと思うので。 僕の場合。「肉」やはりいい肉がポイントだし、 「場所」浜辺もいいけど、施設でやるのが便利でいい。 「ひと」気の合う少人数でやれば、結局楽しいということ。 うちの奥さんの答えは、「肉」「場所」「火」。 火はやっぱり炭火である。燃やす炭も七輪の場合、できれば備長炭でありたい。 というわけで、今日は小松市瀬領のせせらぎの郷にやってきた。 ここははっきりいって穴場である。 R8小松バイパス東山ICから意外と近い。 できてそんなに経っておらず、新しい。 ちゃんとした風呂がある。BBQ後は風呂でスッキリ。 やはり屋根が付いているところは安心である。 晴れても降っても、肉が焼ける。 日差しを遮るというのは、落ち着けるということである。 今日の材料におけるポイントは、 ・イカの一夜干し(大きさが圧巻) ・エビ(むくのがめんどくさいけどね) ・ステーキ(タスマニア産、けっこういける) ・塩焼きそば(豚バラは別にとっておく。あっさりでおいしい。) 火をつけるのに少し苦労した。まだ技をものにできないのが悔しい。 うちわであおいだり、なんやかんやで暑い中、男達で缶ビールでカンパイ。 労働後のビールは最高である。 ビールがおいしい生活じゃないとね、やっぱり。 今日の材料もほぼ完食。気持ちがいいね。 にんにくとおろしがねも大切である。 焼きニンニクもおいしいんだけど、その後かなりニンニクが抜けなかったので、ほどほどに。 もうBBQはしばらくいいやーと思いつつ、もっとおいしいBBQの探求に向けて旅は続くのであった。 ...
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