初日 最新 目次 MAIL


HELEN&HEAVEN
Helen
MAIL

2003年07月16日(水)
Wの照り返し

どうしたんだ!
写真日記も、裏日記もコケ倒し…。(;´Д⊂)残念で仕方ない。

裏日記に書きたい内容をココに書く。

昨日、夕方、駅のホームで携帯メールを一生懸命、作成していた。
送信し終わったちょうどその時、ふとイタイくらいの視線を感じ、顔を上げると…

妙に男前のドーナッツはげが物陰に半分隠れて、こちらをジッと見つめていた。

(ハゲのくせに何みとんねん!※ハゲと凝視することについては何の因果関係もありません。)声に出さず暴言を吐いて反対側をくるりと向いたら…

なんと、そこにもドーナッツはげが居て、真っ直ぐこっちを見つめていた!!

・・・・・Σ( ̄⊥ ̄lll)・・・・・

Wの照り返しが眩しかった日。

そこから遡ること数時間前、ちょうど私一人でパソコンを触っていたときに、ツネちゃんがやってきた。

心優しき某mokoりろ♪お姉さまの


え〜〜るっ!


をお見せしたら、真っ赤になって照れていた。

あんたも!何勘違いしてんねん。

ツネちゃんに「なんてお応えしといたらエエのん?(え〜るに対して。)」と尋ねると…

ツネ:「はぁ… (///∇///ユデダコ状態〜)  がんばりますぅ…ちて、伝えてください。」


(^-^)… ツネちゃんて、可愛い?



2003年07月14日(月)
日本語


面白いのは日本語だと思います。

主語がなくたって話しが通じてしまうからです。

例えば…

「今日、歯医者へ行きました。」

?(゚_。)? 誰が歯医者へ行ったのかわからない…。?(。_゚)? 

英語なら、こう表記されます。


I went to the dentist today.

He went to the dentist today.

誰がどこへ行ったのか明確にされます。

もっとヒドイ省略になると、2,3日前から歯がうずいてしょうがないという前ふりがあったりして…

「とうとう行ってきたよ。」なんてことにもなりかねます。


会社のM下ヲジはよく、「あれ」という単語を使います。

M:「あのな、あれ!や〜、あれ!!ぇえ〜っとなぁ…。あれ!!う〜〜〜〜っと…」

この場合は老化現象のようです。



2003年07月11日(金)
作文の技術について

うんうん悩んでいたら、一週間が過ぎてしまいました。
感銘はうけたものの、はて、どうまとめたらよいかとなると、遠浅の海でばた足しているみたいです。
それでも、少しばかり形になった(と思う)ので、載せたいと思います。

先の表日記に書きました通り、あるジャーナリストの作文技術の本を読んで、文章にも「書く技術」というものがあるのだなと感心しました。
そのジャーナリストを含む二人の作家が偶然、“話すようには書けない”と書いています。
理由はなるほど得心がいくものです。

「話すように書け」………は、しません。

話し言葉の間の置き方・開け方・縮め方は人それぞれで、個々人においてもその時々の気分や環境あるいは時間的に急いているかどうかで、話しの進め方等が、ちがってきます。

1. 話し言葉とは

ある作家よると話し言葉は大別して

◆会話態 ◆講話態 ◆ゆるやかな講話態  …の3つにわかれるそうです。

1.1. 話し言葉をそのまま書いてみると、どうなるか....

まずは、手本の作文技術の本から抜粋してみましょう。

●おはよおございますあれるすかなおはよおございますどおもるすらしいなはいどなたですかあどおもおはよおございますしつれえしますじつわはあじつわわたしこおゆうものなんですが

これは、保険外交員のような立場の人がセールスに訪問したときの会話(うち内面の独り言を含む)の始まりです。
標準語にほぼ近い形で書いてもこのようになります。

独白のセリフ以外には、1人以上の対象者がいて対話をすることになりますから、実際に話しをするときには、こんなにわかりにくいことはありません。

書いても分かり易くするためには様々な技術を使うことになります。

さきの口語体をわかりやすく書きますと…

○ 「おはようございます」
  (あれ、留守かな)
  「おはようございます」
  (どうも留守らしいな)
  「はい。どなたですか」
  「あ、どうも。おはようございます。失礼します。実は・・・・・」 
  「はぁ?」
  「実は私こういうものなんですが・・・・・」

これならわかりやすいでしょう。

★ここで使われた技術は、次の九種類です。

1)発音通りに書かれているのを、現代口語文の約束に従うカナづかいに改めた。
2)直接話法の部分はカギカッコの中に入れた。
3)独白の部分はマルカッコの中に入れた。
4)句点(マル)で文を切った。
5)段落(改行)を使って、話者の交替を明らかにした。
6)漢字を使って、わかち書きの効果を出した。
7)リーダー(・・・・・)を2カ所で使って、言葉が中途半端であることを示した。
8)疑問符を使って、それが疑問の気持ちを表す文であることを示した。
9)読点(テン)で文を更に区切った。

なんでもないように見えながら九種類もの「技術」が使い分けられているからこそ、わかり易い文章に変化したのです。

1.2. 英文の場合

英文の場合をみてみましょう。

アーネスト=ヘミングウェイ『老人と海』の冒頭

●HewasanoldmanwhofishedaloneinaskifftheGulfStreamandhehadgoneeightyfourdaysnowwithouttakingafish.

なにがなにやら、わかりません。
これを単語にわかち書きしますと…

○He was an old man who fished alone in a skiff the Gulf Stream and he had gone eighty-four day snow without taking a fish.

さらにつきつめて、わけても全部大文字にしますと…

◎HE WAS AN OLD MAN WHO FISHED ALONE IN A SKIFF IN THE GULF STREAM AND HE HAD GONE FIGHTY-FOUR DAYS NOW WITHOUT TAKING A FISH.

これもまた、わかりにくいです。

なぜか?それは大文字がみな同じような形で、そろった大きさだからです。小文字であればoldとかfishedとかgoneとかいうように、上や下に突き出た棒や線があるため、印象が違ってくるからです。このように目で見て違った“絵”が並んでいくほど、パッと一目でわかるようになります。


2.さらっと基本

1)節を先に、句をあとに。

速く走る。
ライトを消して走る。
止まらずに走る。

これを、もし句の「速く」を先にして

速くライトを消して止まらずに走る。

…とすると、なんだか「ライトを消す」ことを「速く」するかのように読まれるおそれがあります。

この場合…

ライトを消して止まらずに速く走る。

…にすると、誤解が少ないです。

2)長い修飾語ほど先に、短いほどあとに。

a)明日はたぶん大雨になるのではないかと私は思った。
b) 私は明日はたぶん大雨になるのではないかと思った。

この二つなら、a)の方がイライラしなくて読めます。

3)大状況・重要内容ほど先に。

a) 初夏の雨がもえる若葉に豊かな潤いを与えた。
b) 豊かな潤いを萌える若葉に初夏の雨が与えた。

この二つなら、b) の座りがとっても悪いです。

4)親和度(なじみ)の強弱による配置転換

初夏のみどりに→もえる若葉が→全体を包む。

これは直列的だが、次のように並列にかかる場合は親和度の強い単語(「みどり」と「もえる」)を遠ざけるようにします。

初夏のみどりが
          →  照り映えた。
もえる夕日に  

つまり「もえる・・・・・」の方を次のように先にするという前述の結論となります。

もえる夕日に初夏のみどりが照り映えた。

3. 文章のお医者様

■外国にはドラマドクターという肩書きの学者さんがいるらしいです
彼は古今東西の戯曲によく通じていて、その知識をもとに新作脚本の病患を指摘し、治療法を教えてくれるらしい。ブロードウェイ辺りではかなり重宝されているそうな。
また、古代中国には文医者なるものが存在したそうです。
乾隆44年(安永8年1779)刊行の『正文典』という書物には文の病として…

軽(ケイ)…重みなし、貫禄不足
俗(ゾク)…趣味がよくない
疎(ソ) …荒っぽく、語の使用法がピント外れ
枯(コ) …魅力がない
尖(セン)…枝葉にこだわり、まとまりがない
晦(カイ)…文意不明
瑣(サ) …こまかくて、こせついている
猥(ワイ)…くどい
浮(フ) …うわすべり
シ乏(ボウ・漢字変換で出てこない。これで勘弁しテクダサイ。さんずいに貧乏のボウ)…漠然としていて今様ではない
略(リャク)…万事に雑で、意味不明
粗(ソ)…はずみがない
月半(バン・これも漢字変換一文字で出ません。月へんに半分の半。)…内容がふたしか
砕(サイ)…話しがあちこち、意味が通らない
冗(ジョウ)…むだ多し
陋(ロウ)…てらっていて、いやしい
浅(セン)…含意にとぼしく、深みなし
渋(ジュウ)…勢いがない
穢(オ)…流露感がない
俚(リ)…下品
排(ハイ)…盛り沢山すぎて、ことばに輝きなし
緩(カン)…しまりがない
巍(ギ)…万事に大袈裟
寛(カン)…だらだら、でれでれ
訐(カン)…強すぎる表現
短(タン)…文章の中心思想に深みがない
散(サン)…散漫
嫩(ドン)…生煮え、不消化


…などが挙げられ、それぞれ対応療法が掲げられているそうです。

いや〜な汗を脇の下のかきます。

…かといって、【これこそ、完璧】な作品を果たして自分自身がお手本として書いたとしても、それは自分の血肉たりえない。

歴代の偉大な作家のなかには「これでもか!」というほど、一文が長い長い作風の方もいらっしゃいますし…。

かといって単純明快な(私も陥りがちな)紋切り型は使い古されてしまっています。

導き出した答は「基本は自分の内面から発する」もののようです。

自己の精神が豊かになればなるほど、自ずと表現方法も変化に富み、自分なりの文章が出来上がるのではないでしょうか。

以上、(あくまでも)ちょろりんと書籍等により抜粋し、改良しておまけに自分の意見までくっつけてみましたが、(あくまでも)モノを書く行為自体、自然発露的なものですので他者から云々言われることもないな…とも思います。

いかがでしょうか〜。



2003年07月04日(金)
USED BOOK考


私の趣味に『読書』がありますが、『本』は意外に生もので(直に廃版になる。)意外に高価なものです。

興味おもむくまま・本能のおもむくままに購入していては、破産しかねません。

近年は幸いにデフレの影響からか、『USED BOOK』(骨董書でない、回し読み感覚の)古本屋さんがしのぎを削っているようです。

各USED BOOKには特徴があって、大抵ゲームソフトや音楽CDと店舗を分かっておりますが、
“ゲームソフト”に強いところ、“USED BOOKでもとりわけ漫画本が充実しているところ”等、様々です。

値段の付け方も様々で、「定価¥500以上の文庫本は、一律¥200。¥500未満のものは¥100」…と、

それがどんなに黄ばんでいても、¥100は¥100だし、¥200は¥200というカテゴライズからはずれることはまずありません。

新品同様のUSED BOOKならまだしも、激しく黄変している本は、損をした気分になります。

それから…

本の価値観の決め方も、店〃よって違うようです。

先日、表日記にチラリと書きました『叶恭子お姉さまの“蜜の味”』というご本は、ある店では定価の半額になっておりますし、私が購入した店では「話のネタにはこれくらいの値段なら惜しくない。」と思いました¥100という価値がつけられていました。

私は、流行の本はほとんど読みません。
その時に感銘を受けても殆ど『馬耳東風』になっちゃうからです。
どうせ『右から左』になるのだったら、USED BOOKになるのに少し待って、その時にどれだけ店頭に並んでいるかによっても、価値判断が出てきますが、その時になって購入しても遅くはありません。
あるいは、どれだけ値段が下がっていても購入しない時もあります。年数が経った後では使い古された内容が手垢に染まってカビ臭く感じることがあるからです。

私は、その内容がとても貴重に思えたら『どんなに変色していようが』『どんなに老朽化していようが』気にはなりません。
文庫本でも骨董ぐらいの価値を感じてしまいます。


以前は時間もお金もありましたから、興味にまかせて新刊が出るたびに物色していたものですが、今は、時間とお金が惜しいと感じるようになりました。

そして、どんなに「買って損した!!」と思える本であっても、1行〜1ページか2ページくらい珠玉の部分があるもんです。

私の場合は、殆どUSED BOOKで購入するものですから、そんな本の処理をする前に、その宝石のページだけ切り取って、捨てます。

血となり肉となって欲しいので、切り取ります。
それが図書館であまり借りない理由です。

切り取らずに、コピーをすれば良い話なのだけれど、
また図書館に返しに行ったり、USED BOOKに売りに行くだけの労力はありません。

切り取ったページはさて、せっかく「切り取られた!」のだから、強く意識に残ります。
折々に取り出して、アイデアプロセッサの表題になったりします。

最近、とりわけ「儲けものをした!!」と感じるUSED BOOKに出会いました。

あるジャーナリストの書いた1982年初版の『作文技術』の本です。

ページが焼けて黄色とベージュのグラデュエーションが気分的に滅入る時もありますが、内容は今のところ私の中のベスト1です。

お料理を作る・家を造る・テレビを作る…といった技術と同じように、文章にも構成する技術があるらしいのです。

…そんなわけで、まずは「できるところから始めよう」と思い、2003年6月19日をもちまして、

表日記は「です・ます調」

裏日記は「で・ある調」

…に分けております。(あんまり意味はないのですけれど…笑)

混ざった文体は読みにくいものですが、「です・ます調」に一文…

ふと「で・ある調」が混ざるという技術は、その思いを際だたせるのに有効です。

後日は『作文の技術』について、少し触れたいと思います。







2003年07月03日(木)
再発

知り合いの癌が再発しました。

昨日は、病院の面会時間が済んでも話をひきずってしまいました。

彼は、平成3年から7年間かけて、兄・父・弟・妹・いとこ 合計7名を亡くしました。老衰・癌・自殺・白血病…。毎年、お葬式を出していた計算です。

平成14年の去年、自分自身の腫瘍を切除しました。
現代医学では、取り切れていなかったガン細胞が活発化してきたようです。

「僕のカウントダウンは始まっている。だけど、年老いた母より先に死ねない。毎年〃、羽をもがれるように肉親を失っていった母をこれ以上苦しめるわけにはいかないんだ!」

(彼の渾身の力を振り絞る魂の叫びは病状さえも悪化させかねない止めてください…。)

私は、母の知人の“メシマコブ”での末期肺ガンからの生還談を話しました。

「なんでも試す。なんでもする。」 彼の意向を受けて、今日は書店でメシマこぶの本を選別しました。

メシマコブはこぶという名称ですが、今、アガリクスよりも免疫力の増加・抗ガン効果がうたわれている菌類です。

日本での培養が上手く行かず、韓国人の博士が母国へ持ち帰ってチャレンジしたところ実を結んだそうです。

インターネットで資料も揃えました。

1)西洋医学のみの治療
2)メシマコブのみの治療

3)西洋医学とメシマコブ併用治療

3番が一番効果があるようです。

勿論、万能ではなく、効果の得られない人もいます。

明日、病室に届ける予定ですが、初のエアーカーテンを施しての癌治療副作用がどれほどのものか、彼は予測ができないと言っていました。

「一分一秒でも長生きしたい!」生への希求が感じられたので、ありとあらゆる神仏に祈りを捧げ、我々でできる限りの治療法を試しましょうネと約束ししてきたんです。

こんな時、繰り返し鳴り響く音楽はカール・オルフの『カルミナ・ブラーナ』。

運命の女神は微笑んだり冷たくしたり、翻弄する・愚弄する、どれだけ罪を犯してきたのでしょう?どれだけ贖罪すれば済むのでしょう?

私は時々『運命』というものがわからない…どうしてもわからない、ますますわからない…。

空の容器から別の空の容器に内容物を移すように、一見無為におもえるようなつまらなそうな人生を送っている人もいるというのに…
なんのために『運命』は、あるのでしょうか。

私が当人になり得ない限り、当人の痛みを感ずることはできません。
当人になり得たとしても、感じ方はまた違ってくるでしょう。
慰めや同調は、返って苦しみやいらだちをもたらすだけ…。

他人の不幸を「嘆き悲しんでみる」としましょう。
反対にその他人の目を借りて「嘆き悲しんでいる自分」を見てみませんか?

自分の目から見たら「不幸」に思えていた事も他人にしたら『珠玉の経験』かもしれない。

そうなると…
他人の目を借りてみた「嘆き悲しんでいる自分」という存在は、ピエロではないですか?
あるいは「嘆き悲しんでいることを楽しんでいる(自分の経験でないことイイことにを余裕をもって接している)」自分という存在も見えてきませんか?

無意識に…綺麗事やおためごかしで粉飾してしまわないうちに、自分の直感の声に耳を澄ませたいと思っています。






2003年06月30日(月)
What meaning is the 画数?

今日は、G藤さんが来てくださった日。

鶯ボール社長は安心して外出してくれるので(気分的に)助かります。

そんな午後間近…

見慣れた電話番号がナンバーディスプレイに表示されました。

私:「はい。○×株式会社でございます。」

ジィちゃん先生:「あのな〜、あんた漢和辞典持ってるかー?」

唐突な質問に面食らいながらも…

私:「持ってるデー!持ってるデー!!しっかり持ってる!!」

ジィちゃん先生:「会社に漢和辞典あるかー?」

私:「あるデー!しっかり持ってる!」

事務机の引き出しの1段まるまる辞書コーナーにしてありますのよ。

漢和辞典・国語辞典・反対語辞典・外来語辞典…エトセトラ、エトセトラのなんでもござれ!ですわよーーーっ♪

しかし、会話の噛み合わない二人でございました。(笑)

ブランクがあるから仕方ないわね。

ジィちゃん先生:「あのな〜、明治の“治”って何画か調べてくれへんか〜?」

(゚〇゚;)なぬ????? とっさのことで意味がわかんない。

私:「(しばらく考えたのち)…明治の“治”って先生の名前やん。」

ジィちゃん先生は、○田 治(おさむ)と言う名前です。

ジィちゃん先生:「そうやー。」

漢和辞典をくると8画でございました。

それを告げると「ありがとう〜。」と、あっさり電話を切ってしまわれた彼。

書籍類は、全部、東京へ送ってしまわれて彼の手元に辞書はありません。

都合の良いオンナとは私のことでしょうか?(笑)



2003年06月25日(水)
お久しぶりのジィちゃん先生


昨日、会社にジィちゃん先生から電話がありました。

「きゃ〜〜〜〜〜っ!先生、おひさしぶりぃぃぃぃぃ…!!o(ToT)oワオ〜ン!お元気ですかぁぁぁぁぁあ!!!!!!」

たたみかける私におかまいなしに彼は仰いました。

ジィちゃん先生:「ぅあのなぁ…。“小林秀雄の○○について”というカセットテープあったやろ?」

私:「(゚゚)(。。)(゚゚)(。。)ウンウン 全巻持ってるでぇえええ!!」

ジィちゃん先生:「あれなぁ…。文章に起こして欲しいネン。どれくらい(の期間で)で、できるぅ?」

1週間の猶予を貰って、でも、記憶にあるので念のためパソコンのデーターを開いてみました。

・・・・・・・・ あったがな! ・・・・・・・・・

確か、3,4年前に労力を費やした記憶がありました。

口述だけを頼りに漢字をあてはめていく作業は、思ったより困難を極めましたが良い思い出です。

『陸沈』という言葉を知ったのはこの時です。

海に(水に)沈むことは簡単ですが、陸に沈むことはなかなか難しい…

老人が馬鹿にされつつも、いざとなると頼りにされる…『横町の隠居』と対比して出された言葉だったと思います。

人間が歳をとって完全に世間から忘れ去られて陸に沈んでしまうことは、簡単なことではない…といったような意味合いだったと記憶しております。



2003年06月20日(金)
火のパワー

雨(水)が多いこの季節、イライラして喧嘩っ早くなると、DR.コパさんは風水のコラムで仰っています。

バランスを保つようにカラダから(火)のパワーが発散されるからだそうです。

物理的には合ってますね?

せめて湿度さえなければ、暑い夏でもカラッと過ごしやすいんでしょうが…。

この季節の水滴は原子となって体内に耳の穴から鼻の穴から毛穴から、浸食してきます。

思い浮かべるのは南国の砂浜…
揺れるハンモック…

BGMは『大好きなあの曲』…

青い空は、ピンク色に染まり、それから黄色に…
白地に赤の水玉模様…

ハンモックからつま先をのばし、そっと柔らかな白い砂に触れてみる…


…といったような空想へリアルに泳ぐことができるのなら『心配性』と、おさらばできるようです。
世界各国で試されて、成功していると最近よんだ本に書いてありましたこの方法…

お暇なら試してみてください。

私は、曲を再現できます。

…ってとうとう頭にキタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!???

と心配なさらないで下さい。

ベートーヴェンは耳が聞こえなくなってからも、名曲を生み出しました。

頭の中で、楽曲を再現することをできたからです。

(火)の作用は、「才能」としても発揮されるので、この季節は「才能を高めやすい。」とも、DR.コパさんは仰っています。




2003年06月19日(木)
なんでも辞典♪

私には蒐集癖があって、ひとつのことに填るとあかず熱中するクセがあります。

1週間、朝昼晩カレーライスを食べよと命令されることがあったら、嬉々として従うでしょう。

今、蒐集しているのは、辞書類。

古本屋へ行く機会があれば必ず、辞書コーナーをチェックします。

国語辞典と漢和辞典は必須ですよ、皆さん。

読書しているとき、テレビを観ているとき、録画ビデオを観ているとき、不審な単語が飛び出してきたら、逃さずチェックし、辞書をくらねばなりません。
会話の途中で出てきたら、恥をかき捨て相手方に尋ねましょう。
そこまではプライドが許さぬ場合、こっそり手帳に書き写し、あとでじっくり辞書で調べましょう。

辞書はボキャブラリーを増やしてくれる最強のツールです。

アメリカがイラクをブッ叩いているとき、ニュースでよく耳にしたのは『マイノリティー』という言葉。

恥ずかしながら知りません。

家の国語辞典には載っていない。会社の外来語辞書にも…。
やっぱり広辞苑くらいでかいのでないと、載ってないかも…。

こんな時、よく利用するのが『goo』の辞書機能です。

−−−−−−−−−−−−−−−−
マイノリティー [minority] 新語。(←新しく造られた言葉なのね。
少数。少数派。

反対語⇔マジョリティー [majority] 多数。多数派。過半数。

マイノリティーグループ 【minority group】
国家や社会の中で,民族的・文化的・宗教的理由で他から差別されている集団。少数者集団。

−−−−−−−−−−−−−−−−

今回のアメリカが行った戦争では、このマイノリティーのアメリカ兵士がたくさん犠牲になったと聞きました。

******

さて、辞書には膨大な種類があるということを知ったのは最近です。

引き出しを開けては眺めて(・∀・)ニヤニヤしている私のコレクションをお見せしましょう。

☆国語辞典(普通の)
★国語漢和辞典(英語訳つき:元経理兄が暇にまかせて調べまくった部首の読み仮名つき《しんにょう》とか《りっしんべん》とか…ネ。)
☆漢和辞典(普通の)
★ことわざ辞典
☆外来語辞典(例:トレビアン《ひじょうに良い、ステキ》仏語)
★新聞用語の手引き
☆英英辞典(読んで字の如く英語を英語で訳してある辞典、留学の折りに大変お世話になった辞典です。例:LOVE→wram,kind felling,foudness;affectionate and tender devotion〜)

私の最近のお気に入りは『反対語辞典』です。

1頁の左半分に単語、右半分にはその単語に対する反語が載っています。

今朝、なにげにめくって見てみた言葉が 『片思い』。

『片思い』の反対語は、『両思い』と私は思ったのですが、違いましたね。

『片思い』の反対語は、『相惚れ』だそうです。

『相惚れ』って言葉を現代の世の中で使うんでしょうか?

『キス』を『接吻』と言うくらいかけ離れているような気がするのですが、いかがでしょうか?
巻末をめくれば、昭和59年初版と記してありました。
近年の反対語辞典を入手して、比較検討してみたいと思っています。







2003年06月16日(月)
じめじめしっとり…

家のクーラーも『会社のクーラーも効きすぎるか、効かなすぎるか』

…という点において一致している。

なるべくなら、自然に体調を管理したい。

自宅の寝室の窓は北向きで、隣の和室は南向きだ。
両方を開け放つと、わりとイイ風がはいってくる。

寒いくらいだから、住宅が密集してウルサイ北向きの方(寝室)の窓は閉めておく。

和室の南向きの窓側は無人の茶畑なので静かである。

茶畑を挟んで向こう側には製紙工場がある。
ここは24時間制のようで時々一晩中灯りがついているときがあるが、このところ、夜は真っ暗だ。不況の影響か。

梅雨で雨雲が何層にも重なり、星や月を隠してしまうこんな季節の夜は『さつき闇』というそうだ。

茶の葉の呼吸が静かに立ち上ってくる南側の窓。
今の季節は茶の葉の息も湿っている。

シーツが湿る。
掛布団も湿る。

体温が伝わる部分だけ乾燥してくる。
そんな梅雨の夜…

寝返りの数だけが、増える。