誉められるとちょうしにののるの

私は凄いんだって

人に任されてるんだって

あんたなんかの力は要らないのよって

でも

何もされないとなんだか哀しい

自分は何もない人間なんだって

ココにいても意味がないものなんだって

空気が苦しくなって
枷でも付けられた気分になる
みんな私を見ないフリをするんだ
例え話しても聞こえないフリをするんだ

あんたなんか必要じゃないのよ

どっかいってよ、役立たず

そんな声が頭から吐いてくる

やめてよ
やめて。
私は強いんだから
誰の助けも要らないんだから
じゃましないで
無下にしにで
見下さないで
苦しいから
どんなに努力したって
あんたみたいにはなれないんだから

そんな目で見るな
そんな顔するな

私は

俺はあんたにはならない

絶対に