宇宙 ほし の下で…



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2002年10月15日(火) 『いま 勝手に語る』 の 巻。

私は就職決めなくちゃいけない時期にやりたい職業があったのだけど、家庭の事情により諦めるしかなかったんですね。
今となれば、「あーすればできたかもしれない」って思うことはあるんですけど、当時はそんな方法なんて知らなかったんです。
だから、そこで駄目だと思ってしまったんですよね。
社会にでて方法をしった時、「いろんな情報集めって大切だな…」って思いました。
それでも駄目なこともありますけどね、無知でいるよりはいいと思うんです。そこで役にたたかなかったことが、いつどこで役にたつかなんてわからないし。


当時は諦めなくちゃいけないことがすごく悔しかったし、結局、違う方向に進んだのだけれど、今は「それも良かったな」って思います。
私の人生には後悔することもあるんです。
でも、今まで無駄だったと思うことって何一つない。
全て意味のあることで良い経験してきてるって思ってます。
辛いこといっぱいあるし、迷うこともあるし、悔しいこともいっぱいあるけれども。
でも、全て自分で考えて自分で行動してる。
だから、後悔しても誰にも文句なんて言えないし、言うつもりもない。
どんな場面も選択してるのは自分なんですよね。
周りに言われた通りのレールを進むのも、自分が考えたり思ったりしたレールを進むのも…。
相談したりはするけれど、その後で考えて決めるのだって結局は自分だし。
結局は全て自分で選択してる。
だったら、私は周りに決められた道ではなく、自分で決めた道を行きたいんです。
人に決められて後悔するなら、自分で決めて後悔する方が良いと思ってるんです。
諦め方も違ってくる思うし。
もしかしたら、人に決めてもらった方が楽なのかもしれないけれど…。
仕事も言われたことをやってるのって楽だけれど、自分が上に立ってまとめて指示する立場になった時、それまでになかった責任はかかってくるし、何かあったらすぐ呼ばれるし、上だからって大変なこと避けてたら周りはついてくるわけないから進んで嫌な役やったり…いろんなところに気を配らなくちゃいけなくて、本当、大変だった。
けど、だからこそわかったことっていっぱいある。
嫌なことも良いことも含めて。



はいっ!まとまんなくなりました。
まとまんないまま、終わりです。
読んでいただいて、どうもありがとうございました。


やりたいことがあって、それをできる環境におかれている人って本当、幸せだと思います。ぜひとも頑張ってください。
人の応援してる場合じゃなかった…。
頑張りなさいね?>私  はい。>もう一人の私


― 完 ―


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2002年10月13日(日) あっはははっ★

「またお母さんでたらどうしよう…」とドキドキしながら電話した。
彼がでてホッとした。
『元気にしてるの?』というところから、相変わらずのくだらない話をした。
そんな中、驚く以外何もないセリフを彼が口にした。
『俺まだ別れるっていってないよ。』


『はっ・・・?』
思わず耳に手をあてたくなった。




今日、たまたま友達に
『そういえば…彼どうしてるの?元気にしてるの?』
と聞かれたので、
『あー、昨日久し振りに話したけど…、うんっ、相変わらずアホだったわ!』
って言ったら受けてた。


いや…笑えないワラエナイ・・・から。

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2002年10月12日(土) 『飛び交う気持ち。駆け巡るもの。−2−』

何も知らないお母さんは、『今度、一度ゆっくり遊びに来てください!何もないところですけどすごくいい所なんです。』と話しを続ける。
私は「もう行けないんです。行くことがあっても多分、お伺いすることはないと思います…」そんな言葉たちを胸に隠して、『はい!どうもありがとうございます!ぜひ!』と答えた。
するとお母さんは気を使って『こちらでホテルくらいとらせて頂きますから…』とまで言ってくれた。申し訳無くて慌てて『いえ、そんな、とんでもないです!あの、大丈夫ですから。本当、お気持ちだけで十分です!どうもありがとうございます。』などと答えた。


お母さんとの会話は、楽しいのだけれども苦しくて、痛いのだけれども楽しくて、辛いのに自然に笑顔になれて…不思議な感じだった。
「どうして今なのだろう…」と切なくなった。


ホテルをお断りすると、『うち、本当に狭い所なんですけど、遊びにいらして下さい。本当にね、狭いところなんです。でもいいところですから、一度本当にいらして下さい。』と、何度もいってくれた。
その度に私は哀しみや切ない気持ちや後ろめたい気持ちをおさえて、『はい。』だとか『ありがとうございます。』だとか『とんでもないです。』という言葉を声にだして繰り返し伝えた。そして、その度に心の中で深く深くお詫びした。


彼のお母さんは他にもいろいろな話をしてくれた。
親が子をおもう気持ちがひしひしと伝わってきた。そんな時、苦しさや切なさだけでなく「愛されてるんだなぁ…」と穏やかな気持ちが生まれて、何故か安心した。
お母さんは最後まで『我侭な子ですけど、これからも仲良くしてやって下さい。』だとか『一度遊びに来てください。』と言ってくれた。
私は最後まで、きっと、上手な嘘を吐いてしまった。
けれども、感謝の気持ちや嬉しい気持ちたちに嘘はなかった。本当にありがたいと思ったし本当に嬉しかった。今思うと、自然と笑顔になって話してしまったのは楽しく感じたのは、多分、そういったところに嘘がなかったからだと思う。


どのくらいの時間話していただろう…。
電話を切った途端、ふっと寂しくなって、いろんな気持ちが混ざりあって、涙を堪えることができなかった。




生涯、言葉になどできないであろう気持ちが今ここにある。
私が大切に思っていて、これからもずっと大切にしたい、どんな人も持っているであろう「気持ち」というものを無にしてしまったような、裏切ってしまったようなそんな気持ちもここにある。
元気の良い、素敵なお母さんだった。

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