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2004年08月17日(火) じゃじゃーんついにあっちゃんと母ロンドン上陸。

感情には形がないよ。
硬いのかやわらかいのか、小さいのか大きいのか、その判断はその人だけのもの。
一番大切なことは私がどうしたくて、今どう動いているか?動いていくのか?

流されているようで、私が動かしているのは私自身。
だから責任は全部自分に帰ってくるのであって、誰かに求めるのでも増してや迷惑を掛けているものでもない。

今まで見落とさないように見落とさないよいうにって、ずっと思っていた。
色んなこと。

でもそんなきょろきょろしなくていいんだってはってきづいたよ。

落としたものは最初から落とすべくして落としたもの。
だから今偶然受け止めたように思うものたちは、私が受け止めるべくして受け止め、私にとって必要なもの。

この一週間は、あっちゃんや母がロンドンに来ていて、
それはそれはまったく代わらない、パワフルな二人とここであって、
2人の前では、どんなに虚勢を張っても所詮ばれてしまうのねって思ったよ。
私はまったく変わってないみたい。しっかりものになった振りをしたって、2人の前では見抜かれちゃうよ。
変わった振りをしても、だめだった。(笑)

分かれる瞬間はなきそうになったけど、
家に帰ったらmarugaとmarutaとnoriaとお兄ちゃんが待っていてくれて、
そして友人のtomoも参加して、みんなで私の大好きな緑色のぶどうを食べて過ごしていたら、ここで笑っていたいなって気持ちが復活。

今日は、今から家にroenたちがくるよ。

淋しくて会いたい人が誰だって心にいるのは当然だよね。
人から見て好きなことばっかりそれがどこにつながるかまったくわからないような生き方をしていても、
絶対自分の気持ちにうそはつかず、そして自分自身だけはちゃんと行き着くところに行くって信じて進もうと思うよ。
それを私の大好きな人たちはちゃんと見ていてくれているから、それでもっと勢いをつけれるよ。

淋しくて会いたい人が心にいるから、ここでもっと自分を見つめていく。
母やあっちゃんが今きてくれて本当によかった。
無事に日本へ着きますように。


2004年08月10日(火) 空気が思わせるのかな

人は、その人の流れ、スタイル、空気を持って生きているんだなと思う。
ロンドンに来て余計思ふ。
そしてどんな流れも、受け入れてくれる器を持っているのが、今私のいる国。

ロンドンに来て、出会う日本人は多いようで少なくて、
さらに仲良くなる日本人の方は本当に少なくて、
でもここでであって、大切に思う人は一生ものになるんだと思わずに入られないよ。
そういえば、今晩ともにお酒を飲むtomoもそんなこといってた。同感。

rickyを通して知り合うことができた、satokoさんとjemusのおうちに、土曜日お邪魔してきたよ。
そしてもう本当にリラックスしまくってしまって、日本食まで食べさせてもらって幸せだった。

satokoさんが料理をしている間、容赦なくしゃべるjamusの英語がなんだか理解できるようになってきていて、
自分ではわからないけど、複雑なこと、シンプルに思えるようになってきた。

「jamusはラッキーだね。satokoさんに出会えて。」
と、本気でいわずに入られなくて、彼はものすごい笑顔で私に答えたよ。


えへへ。
7階のバルコニーからいっしょに見た夕日も、
jamusの笑顔も、
satokoさんのお話する日本語も料理も、
私の胸をきゅきゅ締め付けたよ。ロンドンに来てよかったな。
腹八分目なんて気持ちも含めたら絶対無理。そういう一日だった。

たとえ失敗してもひとつ経験と自分の幅が広がったと思えば、楽しいよねとおっしゃってくれて、なんだかすごく楽になった。

いつもすごく思うことがたくさんあるけど、その中のひとつが世間体。

外見とかその人の持っている職業とかそんなんで人を判断しないし、去れないとずっと思っていた。
でも、今まで私の周りはそういうことで判断する機会が多かったし、
社会そのものの仕組みもそういう流れだってこと、わかっていたけど、見て気づかない振りしていた。
それでも、ロンドンにぽんと来てしまった私は、実はすごく複雑だった。

私の父と母は寛大だ。
じゃなかったら、仕事をやめて、夢だった生きたいとずっと思っていた国へ行くこと、賛成してはくれないと思う。
そして、きっと外へ行きたいのにいけない人も大勢いるのに
ここでいろいろなことを感じて生きて入れる私はきっと贅沢。

でもやっぱり、やりたいことをやらなかったっていう生き方ができないのではないかと自分でわかっていたよ。
この先、今ここで生活していたこと、長い人生の中で本当に必要だったんだって思いたいな。そして今十分その気持ち。

私はこの頭で物事を考えて、
この心で日本の中を生きてきてきたから、
体いっぱいに想いや、言葉が染み込んでいるよ。
だから逆に、戸惑ったり、惑わされたり、そのたびに「自分の一番大切にしたいこと」を想わなきゃって繰り返して思うの。

それは苦しいけど、その答えもよくわからなかったりするんだけど、
最後の最後に本当に笑って入れたら私には大きな価値なんだって思うんだ。


2004年08月09日(月) 旅から帰った一週間。

フィレンツェ行ってきました。

イタリアのフラットにお邪魔して、パスタを作ってもらったり、
DUOMに登ることもできたし、2年前にいったときよりも心に残る旅。記憶に残る旅。
イタリアに行くまでに出会った人や、現地で出会った人、またまた人に助けられたいい旅をしたよ。


そうだ。
バスでいった、シエナという小さな町の美術館でなんだか一気に感情があふれて、感極まってそれからまた一気に、ノートにそのときの気持ちを書いたのだけど、それをなくしてしまったことが少し残念。

でも、そのときの言葉も全部自分の中にあるのだからと何度も繰り返して、覚えている自分がいるよ。
そして、言葉は生ものだきっと。

日本でたくさんの人が私にいろんなことを言ってくれてた。
この先もさらに多くの人が私の行く先々について発するんだろう。

そのたびに私もそうなるのかと、
その人の経験したことを鵜呑みにしてどきどきしていたけど、
一度だって同じ事は起こらない。この先もきっと。

皆そうだ。
誰かと同じ留学なんてありえないし、私の今は私だけのもの。
真似もできないし、できなかった。
ましてや私の毎日はお手本にもならないんだって思ってる。

今を私が自分を見つめていくことができれば、ただそれだけの簡単なことだ。

それからいつかは自分の大切な人たちの誰かの心の中にずっと残るような、
相手のための言葉を残せる人に気づいたらなっているような、そんな自分になりますように。

口で言うのも、ここで文章で残せることもかんたんだけど、
心の中では絶対忘れないようにしつこくしつこく繰り返しているんだよ。
英語もそうだけど、
夢もそうなんだけど、
口に出して毎日毎日言っていれば、忘れないし、しゃべれているし、かなってしまうような気がするよ。

これは本当。

そして私の大好きなxyaominも今週末帰国だ。
無理をして会いに行くわけではなくて、自分が大切な人に会いたいから会いに行く。

人に会いに行く理由ってその一つのシンプルな、でもすごく大切なそれだけだと私は思っているよ。




2004年07月28日(水) ただいま旅の途中。

パリ;
エッフェル塔にもシャンゼリゼ通りもルーブル美術館にも
観光といわれている場所へ向かって一気に駆け巡る駆け巡る。

いつも私の旅はひとつの場所で、その町をゆっくりのんびりとした気持ちで見つめて、
古い町並みフェチの私は、それらに囲まれてているだけで十分という旅の心得。
それから、お茶をすることは欠かせなく、その後またボーとする感じ。

でも初めてのパリ大好きだと思う、って勝手に思って日数も限られているとなったら、見れるもの見たいものすべて目に焼き付けたくてへとへとになるまで、パリを満喫。

多分この先もずっと苦手なものは、時間がちゃんと決まっているツアーの旅。
もう一生できないんじゃないかとまで思っているほど。
どこにいても、自分で選べる自由と責任がない時間は楽しくないのではと思うの。

オペラ座の天井画。大好きなシャガールの作品。
じーっと見つめて、本気で心に焼き付けたかったよ。
小学校のころから大好きなシャガール、彼の人生をとことん調べて、今では本もいくつか持って、展覧会があれば必ず足を運んではいたけど、
それでもまだまだ私の見ていないものは、世界中にあふれているのだな。
それを見たくて、働いて、旅をするってだけでも、あっ人生楽しくなるよって見えてるところが私の幸せだって、パリで思う。

それからパリのイメージは、とにかく人が優しい。
本当に優しくて優しくて、ロンドンに住んでいる私は戸惑ってしまうほどだった。
うーーん。それでも、ロンドンの町が好き。絶対。何でかはわからないけど、もうロンドン大好きだって思う。

ラデュレもメゾンドショコラもaokiさんのケーキも食べて、でも一番おいしかったのは、ホテルの側にあった、おじさんが切り盛りしている、小さなパン屋さんの出来立てのアップルパイ。

てきぱきとして、でも事務的な感じはなくて、2日とも7時ごろ行ったけど、お客さんが並んで待っているほどの賑わいで、
パンとおじさんの人柄がにじみ出ていて成り立っている小さいけど、巨人のお店。

早々、私もこうなりたかったんだった。
私を大切だと思ってくれる人が、周りにいてくれて支えられて、私も支えているような元気を人に分けられるような、でもその行動姿勢は自然な人柄の持ち主。やっぱり人だよなーって思う。

帰りのユーロスターでは地平線に沈む夕日を見て、そのとき、家族を想っていたよ。
夕日だけじゃなくて、こっちで見れるきれいなもの、私の大切な人たちと一緒に見たいし、見せてあげたいなといつも思うの。

それから、必要のない無駄なものなんてキットひとつもなかったんだから、ここで夕日をみれているんだってぽっつり思った。

さて、明日はイタリア。


2004年07月25日(日) 引越しをしてから

引越しをしてからの一週間は、色々なことがあって
でも今やっと落ち着いてきたよ。

はじめてあった時は、川村隆一のようだと密かに思っていたけど、
今恋しくて前の家に何度も行く私を喜んで迎え入れてくれるロンドンの兄KENさん。
ロンドンで、出会えていること大きいなーーと思う。

今週は月曜日に前のフラットメイト達がパーティーをしてくれて
火曜日はFORUFEと一緒に映画へ。
水曜日はTERESAやDEMIらと、会って、木曜日に帰国してしまうTERESAとお別れを。
さよならをいうことが大嫌いな彼女の前で、私は最後の日ずっと笑えていたかな。
でも、帰りのチューブで涙が止まらなくて、
そんな私にとてもきれいな女性がティシュを差し出してくれる。。。
うう。
本当にありがとうばかりのロンドン生活。
TERESAに出会えて本当によかったと心から思うよ。

そして金曜日に、ロンドンという国が根本にあったからこそ出会えた、ちなみちゃんとゆきおさんに会うことができて、
お茶をしてお話をしている間中、私が心に想っていたことは、ひとつだけ。
2人の言葉が耳から入って心にとまるたびになきそうになって、ぐぐぐとくるものがあったの。

本当に一気に大切な友人ができてうれしい。

名声とか地位とか、そんな高いレベルではなく、また今の私に必要ではなく、
私にできる範囲のささやかなものででもそれで十分で、
自分の人生これから先が楽しみで楽しみで仕方がないって気持ちが私にはいつもいつもある。

2人と話しをしていたらさらにさらに生きていくことが楽しみになったよ。
本当に。

たくさんのホームページがある中で大切な人に出会えたことは本当に財産。
いつも人と向き合うことで疲れたりへとへとになるけど、
結局私は人が好きで、人とのつながりで生きているなって思う。

2人が笑ってこの先を見ているんだなって思うだけで、私も向かっていけるなと思う。
しつこいけど、何ができるとかね確信はないの。
あるものは、私の中にある夢とその先と、大切な人たち。

ちなみちゃん、ゆきおさん、
心配よりも、応援してほしいよね、
ありがとうの人になりたいよね、なんてさらりといっていて、
私もそうだから、そう思っていた人が目の前に、そしてロンドンで出会えて、これだけで、ロンドンに来てやっぱりよかったと思わずに入られなかった。
2人とは今までずっと一緒に笑っていたような感覚、この先もずっと笑っていたいなと思う。

そして来週一週間の休暇で、パリへ。
木曜からはイタリアへ。月曜のよるロンドンに戻ってきます。

たくさんのことを今以上に感じることが自分でわかるよ。
本当に本当にたくさんの人にありがとうをいいたいのに、伝え切れなくて、でも今ここで感じれることに幸せを感じていこうと思う。


2004年07月20日(火) 引っ越しの事

土曜日は,イギリス人の友達rickyと一緒に美術館へ行って,
お茶をして,彼の大学の話しをずっと聞いて,家に帰る。
彼と私は私が日本にいるときからのいい友人なので,
こうやってイギリスでたまにあって,私の話しを聞いてもらえるだけで感謝。感謝.

夕方お隣の家の日本人タカシさんやさおりさん、前の家の友君,日本人の友人が私の為に集まってくれたよ。
でも、お別れパーティーは好きじゃない。
だってね、まだロンドンにいるしね。
だから皆で一緒にパブへ。

その日の夜は,フラットメイトのforufeとferunandとyutakaとクラブへ。
私の最も尊敬するあっちゃんが、「日本のクラブは好きじゃないけど,海外のクラブは本当にいい。」と言っていた事を,このロンドンで思い出すよ。私もそうだなって想ってるの.海外しか行きたくないと思ってしまうほど。
というか、私は皆と行く事が本当に楽しいから、海外のクラブが好きなのではなくて,皆と行くクラブが好きだと想う。

そして日曜の朝は,のんびり荷物をまとめる。

最後にforufeの部屋で一緒に昼寝をしていたら、フラットメイトのminからチョコレートと,手紙をもらってその手紙のないように泣いてしまう。
南アフリカのrouenとdemiにも、「キャラクターを大切にするんだよ。本当に出会えてよかったよ」と言われる。

そしてオーナーのlimeまで、「rikaは人を疑わないからこのロンドンでだまされないように。もしだまされたらいつでも言うんだよ。力になるから。」
なんて言うから、このやろーーと思う.
その言葉にまたまた泣いた私をkenさんも彼女も心配そうに見ていて,そんな顔も当分見れないなんて思う。

forufeには、スペイン語で書いた手紙をもらったよ。
そして、kenさんからも手紙を。私を天使なんて言ってくれるのはこの人だけだろうなー。きっと。

家を出たら,前の家の皆も,そして隣の家の皆もいて,
同じロンドンのお引っ越しなのに,日本に帰国してしまうみたいだった。

この先,私の人生の中で,心の夢の隣に絶対いてくれるのは,kenさんとforufeとteresaだと思った。
3人の事は絶対忘れないだろう。
そして、いつも3人を思っているんだろうなって想う.

新しい家についたら,marutaもmarugaも迎えてくれたよ.
3人でお茶をして眠る.
ノッティングヒルの生活はこれから始まるよ。

このロンドンで,いいフラットメイトに恵まれる事も,大好きな日本人に出会える事も奇跡に近いねと大好きなちなみちゃんにメールをもらったけど,
本当にそう思う.
だから出会えた事の大きな意味に,大感謝だ.


2004年07月17日(土) 新しい場所 ノッティングヒルへ。

元一緒に住んでいた、仲良しのmarutaとmarugaの新しいflatに及ばれして2人とずっとずっと笑っていた私をみて,
そこのオーナーさんに突然,「いくらならrikaはここに住める?」と聞かれる。

後日そこへ行き,今度はちゃんとした話しを聞く。
私は今いる家が大好きで,大好きな皆が去っていく今も自分だけはここに残っているんだなと思っていた。
でも、最初は引っ越す気はなかった私が新しい家の人と話しをして、よし引っ越しをしようと突然決めていたよ。

そして、引っ越すにあたって,本当に一つだけ心に引っかかる事があって,それだけがどうしても最後まで引っかかっていたけど,決めた。

家に帰って、とにかく一番最初にkenさんとforufeに話しをしなくてはと思って話しをしに部屋へ。
forufeは私が今までみた事のない複雑な顔をして
それをみたらやっぱり引っ越すのはやめようかなって思ってしまった。
でも夜、「同じロンドンに住んでいるのだからいつでも会える。会い続けるべきだ。」と言われて、
私もずっとここでの楽しい思い出に浸っている場合ではなくて、
なぜか急に心で決めた自分のロンドンで一番大好きな場所への引っ越しを、楽しもうと決めたよ。

kenさんは、「正しい判断だ。」と言ってくれた。
引っ越しの準備をする私が「寂しいね。」なんて歌いながらと言うと,
「rikaがいったらあかんよ。残される方が寂しいのだから。」と言う。

私が心に引っかかっていた事は,今はもう最初のメンバーは2人しか残っていないけれど,
その大好きなkenさんとforufeと離れるのが嫌だなという事だけだったから、そのことが実はまだ心の中でヒキヅル。

そしてお隣さんや、vilauやouenにお引っ越しの話しをする。
日曜日は皆が手伝ってくれると言ってくれたので私がここに住むのはあと少し。
金曜日も土曜日もforufeと遊ぼうと決める。

そして昨日の夜は,totoとpasukenのお引っ越しを見送る。
あまりに明るい2人を見て隣でtakasiさんが「こんなもんやろ」と笑いながら言うよ。だから私も思わず笑う。

私がロンドンで初めて生活をしたこのフラットは,本当にいい人ばかりで特に私の家はなんて言っていいのかわからないほど特別だった。
きっとロンドンで,こんなフラットを探す事は難しいように思う。
色々な国のメンバーが6人、毎日一緒に笑って歌って踊って,泣いて自分たちの事を自分たちでここロンドンで私たちは家族だと呼ぶ。

私はこんなに恵まれてていいのかなと思うほど、幸せな毎日を過ごしたよ。
だから,逆に,その時の皆が少しずつお引っ越しをして、見送る側だった自分は毎日泣いていて,
だから今度は笑顔でここを去って,新しいノッティングヒルの私の家へ帰国までの間楽しんで生活をしようと思ったの。

さて、ここでの生活はあと少しだけど,私のロンドンの生活はまだまだ。
そして昨日からkenさんの彼女さんがドイツから家にきたよ。
私はどうしても迎えたかったから夜遅くまで起きて,そして昨日はお話をする事も出来た。

好きな人の好きな人は,やっぱり自分も好きだと思った。
その想いが、日本にいたときと変わらなくて安心した。











2004年07月14日(水) 英語漬け

日曜日はフラットメイトのforufeと2人でオックスフォードへ行ってきたよ。
二人で電車に乗って,とことこと。
オックスフォードも素敵だったけど,そのオックスフォードではしゃいだ私たちは帰りの電車でぐったり。
でも、よかったねーーと、元気のない私を励ましてくれた彼に感謝だ。

月曜日は,唯一の仲のいい日本人のお友達、youkoとayakoそしてスペイン人のpiraと一緒に,クリームティーを食べに。
帰ってきてからは,新しいフラットメイトのayakoさんとお話をして,
仕事帰りのforufeと映画を見る約束をして,
またまた仕事帰りのdemiの恋話しを聞いて,
私のロンドンの夜は瞬く間に過ぎていくのだ。

そして、私がロンドンに来て3ヶ月。
私が初めてこの国に来て,実は窓から見える空ばっかりをみて、飛行機を見つけてはいつ帰ろうと思っていた日から3ヶ月経過。
そしてこの家に住んで,毎日毎日わらってわらって笑いすぎて,その反動で泣きすぎて。
私はこの家を偶然に見つける事が出来たけど,本当にラッキーだったと思って。
そして今,大好きな皆が色々な事情で引っ越しをしたり,
そして新しい国の人たちがまたうちにお引っ越しをしてきたり。
今までは,迎えてもらう側だった私が今度は迎え入れる側に。

本当に,私たちはくるくる回転して,どっちの立場へも転がって,そして経験。
その経験が整形されて,未来の私を作っていくのだなって思うのです。

今は大好きな人に出会えてよかったと心から思う私だよ。


2004年07月10日(土) 別れのはなしはこれで終わり

沢山の別れを見て,
経験してそんな事ばっかりここにかいているように思うけど,
今日、最大級の別れが私に訪れて、思わず大粒の涙。
でもそれを見ていたrimの彼女に
「rika別れはロンドンに沢山あるけれど,あなたはまた新しい友人に出会う事が出来る。」
と言われて,まさにその通りでその事は重々承知なのだけど,
私はやっぱり永遠になれる事はないのだろうなと今日思う。
だからこそ、笑っていたいと強く思う。
大好きな彼女がこの家を色々な事情で去る事は本当に悲しいけれど,
彼女の最後の記憶の中に,私の笑顔が残っていてほしいと強く思う。

彼女はスペイン人で,私は日本人。
もしロンドンに来なかったらきっと永遠に出会う事はなかった私たちだけど,
今ここで出会えて,そしてやっぱりお別れをしなくてはいけない。
私が家族に会いたくて,友達に会いたくて,
それから英語での生活に慣れないときに最も支えてくれたのは,彼女だったよ。
そして、私のつたない英語をいつも一生懸命聞いてくれたのも彼女。
日本の友達からの手紙で泣いてしまった私を抱きしめてくれたのも彼女。
いつも自分の問題を家の誰よりも先に私に話してくれるのも彼女。
初めてこの家に来て「rikaも家族の一員なんだから」問いって受け入れてくれたのも彼女。

もう悲しいとか,寂しいとか書きたくないけれど,
別れのはなしも今日で終わりにしたいって思うけど,今日はすごく悲しい夜だよ。

思えば、私以外の皆は今日初めて彼女が明日引っ越す話を聞いたんだ。
kenさんがいつも「rikaがいるからteresaもむちゃが出来る」って言ってってくれた。
でも私はteresaがいたから、毎日毎日楽しかったんだ。
本当に本当にそう思って生活していたから,本当に本当に悲しい。

それでいつかこの悲しさがきっと普通になって,何でもなくなるような毎日を過ごしてしまうんだろう。
だけど、心に思い出とか、過ごしてきた時間があってある時ふと思い出すんだろう。
それは、私たちが持っているものの大切な事の一つだけど,ある時苦しくなるあの感じが私はいつまでたっても慣れない。








2004年07月09日(金) 英語を話す毎日。

日本にいるとき、自分の未来のこと考えてばかりいるように思っていたけど、
いまさらに考えて考えて感じているなぁと思う。
果たして、日本で物事こんな風に見つめてたかな。
ロンドンでは、本当に余分なものを見ていないし、考えていない。
見続けているのは私自身だけのような気がするよ。

こんな風に自分を見続けていくその時間は、
びっくりするほどあっという間だけど、
私が生きている人生の中で今いる場所に入れること、
協力してくれたり励ましてくれたたくさんの人に感謝しなきゃと思う。

昨日はcamdenで働いているSONのお店へ、授業後韓国人のminと一緒に行ってきたよ。
その名もリトルジャパン。好きなもの山盛りで食べさせてくれたリトルジャパンの味は本格派中華だったけど、一人満喫。

minに「自分の英語のレベルがここに来て、上がっていないような気がする」なんて落ち込みながら言われて、
そういえば今日もクラスメイトが新しいクラスになって理解ができないと自分自身に怒っていたことを思い出した。

あぁでも、そのことについて私が思うことはひとつ。
なによりも自分の英語のレベルは断然低いと思っている私は
自分の記憶して学ぶペースがもうあって、だから他人と比較はしていないという事。
学生のころは、周りを見て気にして勉強を必死でしていたの。
でもいつからかそんなものはまったくなくなって、そしてさらにここで自分は自分というペースをもって楽に暮らしているよ。

minは男の子だからプライド!?があるのかなとも思うけど、
同じクラスの彼は私よりレベル上だって思うからそんなに落ち込むなよと肩をバンバンたたいて笑う。
でも、上手な気の聞いた英語がわからなくて、励まし度は日本語の半分にも満たなかっただろうな。

それで私はそんなときにもっと英語上手に話せたらと思う。
もし私が大学に行くために英語を学んでいるのならもっと真剣に学ぶべきなのだけど、
今この年でここにいる私の学びの姿勢はね、私の周りにいるみんなとさらに仲良くなれるように、心通じ合えるようにと、それだけのために学ぶ。
その事が私にとってもっとも大切なことのひとつとして核にあるよ。

夜はforufeと映画鑑賞会。
私にとってテストも大事だけど、もっと大事なものはここで出会った人たちと今一緒に入れるこの不思議な時間を共有すること。
それとくれべたら、テスト、学校、小さいものだなーー。


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