青い蒼い毎日
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なんのためらいもなく 私の手を握る人。 ナイトは手をとり接吻し そして そのまま離さない。 けれども私は視線を外すから つないだ手のまま 時間が過ぎる。
手をつなぐ 何気ない仕草。 私の隣に彼が座って 一緒に飲んでいると 大体手をつないでいる。
彼の長い指は私の手をなでる。 少しだけ頬を上気させて私の目をみる。
私はだんだん体温が上がり 手だけに神経が集中する。 貴方は この香りだと言って 私の肩を抱き寄せる。
彼に誘われて パブで合流した。 ホステスの女性に「○○ねえさん」と声を掛けられたが 彼女が誰なのか一向に思い出せない。。。 私の素性を知っているホステスがいるところでは 安心して飲めない。 彼と一緒のところを 知っている人に見られたくない。
あなたは 誰?
次のイベントの下見をした。 同僚と三人で打ち合わせを兼ねて夕食後帰り道で 携帯が鳴った。 次週末の予定を延期するよう彼からの指示。 中止ではなく延期で調整をするよう確認する。
今 どこで飲んでいるの? え? どうして? これから 顔を出しに行きますよ。 薬局の側のパプですよ。 彼の行き付けのパブに乱入した。 酒の席で ゆったりしている彼を見るのは ずいぶん久しぶりのような気がする。
ママはどなた? 今 向こう側の席からじっと見ている彼女がそうだよ 彼女 やきもちをやいているね(笑)
今日会うのだったら もう少し良い格好していけばよかったな。 彼と チークを踊った。 ダンディな彼は いつも スマートである。 私を強く抱き寄せて 首筋に頬を寄せ深く息を吸いこむ。 この香りだ 柔らかい貴女の体と精神と ぼくは今すべてを抱きしめている
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