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青い蒼い毎日
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2003年12月13日(土) つないだ手

なんのためらいもなく 私の手を握る人。
ナイトは手をとり接吻し そして そのまま離さない。
けれども私は視線を外すから つないだ手のまま 時間が過ぎる。

手をつなぐ 何気ない仕草。
私の隣に彼が座って 一緒に飲んでいると
大体手をつないでいる。

彼の長い指は私の手をなでる。
少しだけ頬を上気させて私の目をみる。 

私はだんだん体温が上がり 手だけに神経が集中する。
貴方は この香りだと言って 私の肩を抱き寄せる。


2003年12月12日(金) あなたは 誰?

彼に誘われて パブで合流した。
ホステスの女性に「○○ねえさん」と声を掛けられたが
彼女が誰なのか一向に思い出せない。。。
私の素性を知っているホステスがいるところでは 安心して飲めない。
彼と一緒のところを 知っている人に見られたくない。

あなたは 誰?


2003年11月14日(金) パブにて

次のイベントの下見をした。
同僚と三人で打ち合わせを兼ねて夕食後帰り道で 携帯が鳴った。
次週末の予定を延期するよう彼からの指示。
中止ではなく延期で調整をするよう確認する。

    今 どこで飲んでいるの?
  え? どうして?
    これから 顔を出しに行きますよ。
  薬局の側のパプですよ。
  
彼の行き付けのパブに乱入した。
酒の席で ゆったりしている彼を見るのは 
ずいぶん久しぶりのような気がする。

   ママはどなた?
  今 向こう側の席からじっと見ている彼女がそうだよ
  彼女 やきもちをやいているね(笑)

今日会うのだったら もう少し良い格好していけばよかったな。
彼と チークを踊った。
ダンディな彼は いつも スマートである。
私を強く抱き寄せて 首筋に頬を寄せ深く息を吸いこむ。
  この香りだ
  柔らかい貴女の体と精神と ぼくは今すべてを抱きしめている
  


瑠璃姫 |MAIL

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