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青い蒼い毎日
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2004年04月19日(月) あか

生命を感じさせる 赤が好き
動脈血のような 赤

太陽よりもっともっと赤く 
南の島の太陽を一身に受けて咲く花々のように

私は誰にも負けない強さで 貴方のことを大切に思う


2004年03月30日(火) バカね。

私の後任で来た彼女を後輩と二人で昼食に誘った。
以前貴方が教えてくれた店にランチの予約を入れる。

「○○さんが昼食時に二人の歓送迎会をしましょう」って言ってましたよ
と後輩が言うので予約を四人に変更する。

「あと一人は一体誰がくるの?」
貴方は少しだけ遅れてきて、彼女は驚いた様子。
スマートな会話と仕草に彼女は
「かっこいい」といっていたが
「惚れるなよ〜 彼はマダムキラーよ」と切り返しておいた。

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終業後すぐ 携帯が鳴った。
  今日の五時以降の予定はどうですか?
  例の接待がありますが、一緒に行きませんか?

今日は別の予定が入っていたけれど、それはキャンセルになっていた。
  私は主催者から誘いを受けていないですよ。
  確認とってそれでOKなら正式ルートから連絡くださいね。

いつもの場所で主賓を囲みそれなりに楽しく飲んだ。
いわゆる接待という会食。求められている役割を楽しくこなした。
そのあと飲み直しと今後の作戦会議のためカラオケに行った。

彼と私はチークを踊る。
ちょっとだけ仲間の視線をかすめてキスをする。
私の首筋に頬を寄せて この香りだと深く息を吸い込む。

彼はいたずらっぽく 私のブラウスに手を入れささやいた。
  貴女の乳首を吸いたい

  バカね
と言って彼の頭を叩いた私。


2004年03月26日(金) 考える

夫とワインを飲みながら食事をしていたら彼から電話がかかってきた。
〜例の彼よ。少し飲みに行っていいかしら?
〜送っていくよ。
そう言って夫はレストランをあとにする。

 「どこにいるの?」
 「いつものガジュマルの下。今から部長たちと別の場所に飲みに行くんだよ。」
 「あら。では私も合流するわ。
  今ちょっと遠い所にいるけれど着いたら電話するわね。」

このごろ気になる彼女がいるという。
私は彼女に電話をして、それとなく三人で飲んだ。
本当に何気なく三人一緒にいただけで、でも彼は楽しそうだった。

ガジュマルの下で今日も哲学者は考える。
 「彼は、お前は正しい。間違っていないって言うけれど、俺には重たい」


 


瑠璃姫 |MAIL

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