一日後記

2004年08月25日(水) 間違い。

7月16日の後記にも書いたのだけれども、毎度お馴染み迷惑メール。
何度も何度も同じタイトルで来るヤツもあれば、
一瞬考えてしまうようなものもあったり。

そんな中、今日届いた中の一通が
迷惑なのかどうなのか、かなり微妙。
ちなみに届いたのはここで公開しているアドレス宛。


タイトル: 昨日のはなしのコトなんだけどぉ♪

どうする〜?アッコとカナは行くみたいなんだけどぉ・・・
由美は彼氏とデートなんだって!(>_<)
4人だけで行っちゃう??っていうか彼氏ほしいー(>_<)
ひろみはあの人とどうなったぁ?またコンパ企画してよぉ〜(@⌒O⌒@)


‥‥‥‥‥。


えーと。

この文章だと昨日私はこの人と話をしているらしくて
アッコとカナという友達がいて、この人と私と先述の2人と
どこか行く約束をしているらしい。
おそらく『私』はひろみという人なのだろう。

で、コンパ仕切り屋なのか。


どこが微妙なのかといえば、別にその後URLが続いているわけでもなく


もしかして間違い?っぽいような。
でも間違いメールなんて聞いたことがない。


間違いついでに、PHSに4度もおばちゃん達から間違い電話。
うち1人は2度かけてきていたのだが、内容は殆ど同じ。

『○○さーん、今ドコ?』(○○さんは4人とも共通)

……違うっつってんのに!



2004年08月23日(月) 炒め煮。

エアコンを稼動させない日なんて、何日ぶりだろう。
今までの暑さが嘘のように涼しい日というのは、
気持ちいいけれど決まって気が緩んで体調を崩すもの。

相方を送り出して暫く後、案の定いつもの胃痛。
ブスコパン(痛み止め)を口に放り込んで横になっていたら、
割にすぐおさまってきたので問題はなさそうだ。

横になっている間に階下の両親が旅行に出かける。
帰ってくるのは明後日の昼なので、それまでは何となく気が楽。
特に義父母との間に問題があるわけじゃないが、
やっぱり違うのよ。こういう状態だと。


涼しいついでに、久しぶりにヒジキの炒め煮を作ろうと思った。
夏負けしていた間は、揚げ物はおろか炒め物を作るのも嫌で
『油を熱する』という行為は一度もしていない。
ついでに、煮物を作るということも。

久しぶりに作る炒め煮は、我ながら懐かしい匂いがした。
出来上がったものもそうだけれど、途中の過程
…ヒジキをさっと湯がいた匂いや、
醤油を入れた瞬間のトゲが立つような匂い。
最近作っていなかっただけに、そんな些細なことで新鮮味を感じる。


味見をしてみたら、少し醤油を入れすぎたらしい。



2004年08月22日(日) 部屋の燻製。

昨夜というか、今日の日付になる頃の話。


完全に昨晩の記憶が1時間少々、抜け落ちている。
別に飲んでたわけじゃない。
100%素面だった。


相方がいつもの時間に帰ってきたのは、憶えている。
夕食の支度をしていたのも、憶えている。
それから…?

そうだ。
和室に行って、何かしようとしたんだ。
でも気付いたら布団の上に転がってた。
その辺の記憶が、バチンとスイッチ切ったみたいに途切れてる。
頭が考えることを拒否しているのかもしれないと思った。


……と!!


慌てて居間のドアを開けると、部屋の中が煙で真っ白。

メガトンバカだ。私。
悠長に記憶ブチ切ってる場合じゃないだろうが。

サンマ焼いたままだったのに!

サンマ完璧に、炭化。
窓という窓を全開にし、換気扇つけっぱなし。
煙が抜けてからファ○リーズをこれでもかと撒き散らしても
まだ臭いが取れない…当たり前だ。
それより何より、血の気が引いて真っ青になっていた。


猛省。



2004年08月21日(土) 雲間。

暗闇から段々小窓の外が明るくなってくるのが分かった。
殆ど時計を見ていなかったので、
そこで改めて徹夜していたのに気付いたほど。


  走ってくるかな。


午前5時、身支度と愛車の点検と
相方の朝食代わりの梨をむいて冷蔵庫にしまう。
可燃ごみを全部まとめて先に出しに行く。

午前6時、テーブルに書置きを残して家を出た。
相方は7時半に出勤だから、私が帰る頃にはいないだろうし。

空を見上げると雲が高い。
その間から差す朝日が、雲をレリーフのように見せている。
風はいつものように川下から吹いているけれど、
湿気が少なくて気持ちいいくらいだ。
実際、土手上から新宿のビル群が霞まずに見えていて
目と肌で秋を感じた瞬間。

走っている間、ただ一つのことしか思い浮かばない。


最近早朝に走ることが多かったからか、割に脚がよく動き
多少の向かい風でもあまりバテなかった。
体力的なものはもう大丈夫だろう。

途中いつもぼんやりするところで休憩を取り、午前8時半に帰宅。
すっかり雲のレリーフはなくなって、空も青くなっていた。

で、帰宅早々義父の小言。
『亭主が一生懸命働いてるんだから、あまり遊び歩くのも…』
一瞬腹が立ったが、朝っぱらから揉め事は起こしたくない。
というか、起こせずに毎度ぐっと飲み込む長男の嫁。

その後相方にメールで当り散らしてしまった。



2004年08月19日(木) 芸大美術館にて。

先日、後回しにしたセットチケットの片方である
『横山大観 海山十題展』を見に出かける。

どちらかといえば西洋画より、透明感のある日本画が好きだ。

平日で酷暑というのに思いのほか人出が多く、
大半が高齢者の小規模グループだからか、少々うるさい。
もう少し静かにしてくれと思うのは、自分勝手なのだろうか。

とりあえず、端から順に眺めていく。
正直言って『山十題』にはあまり惹かれなかった。

再び『海十題』をじっくり見る。
ここのところ海が恋しいせいだろう…青ではない碧の色に惹かれる。
しかも、穏やかな波のものではなく激しい潮流を表したものを、
離れた椅子に座って20分ほどじっと見つめていた。
もう一つ惹かれたのは波頭さえ立っていない静かな内海の水墨画。

…画の印象からすれば、かなり極端。

でもその極端に分かれた理由を自分自身分かっているから
別に戸惑うこともなく見られたのかもしれない。


その時の気分で見方が変わってくる私のこと
今後その画がどういう風に見えるのだろうかが気になって
図録を購入し、美術館を後にした。


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