一日後記

2005年01月28日(金) 過積載。

先日40足以上お買い上げいただいたお客様。

代済みという形で取り置きしておいたまではよかったが、
取りにいらしたのが80歳はゆうに超えていそうな
腰の曲がった小さいおじいちゃん。
ちなみにお買い上げいただいたのは40歳代の女性である。

大きい紙袋7つに分けたそれを『全部持っていく』と
おっしゃるので、てっきり車か何かかと思いきや
店の前にあるのは普通のママチャリのみ。

・・・無茶だよ。

それでもおじいちゃんは『大丈夫、大丈夫。』と
後輪の荷台に袋3つを括りつけ、1つは前カゴに無理矢理押し込み
3つはハンドルにぶら下げて、自転車を押して帰ろうとなさる。
実際積んでいる最中、荷台の方が思い切り崩れて
嫌な予感はしたのだけれど。


案の定、数m進んだところで荷台が崩れて
荷物が道路にブチ撒かれた。しかも車道のド真ん中。
慌てて店から飛び出して荷物を回収し
『絶対無理だから!』と2度に分けて持ち帰ることを勧めた。
これで事故にでも遭われたら、こちらも寝覚めが悪い。

さすがに御本人も無理だと思ったのだろう、
分けて持って帰られたのだけれど
ちゃんと帰れたのだろうかが、妙に気になって仕方がない。






2005年01月24日(月) 臨時出勤。

先週末から腰の具合が思わしくない社長夫人に頼まれ、
急遽出勤になってしまった月曜日。
住居部分の引越しやら閉店準備やらで気ばかり急いてしまい
体の方がついていけなくなってしまったらしい。
年齢も年齢なので、少し心配はしていたが
とうとう腰をやられてしまったという。

仕方ないなと思う反面、ほっとする部分もある。

というのも、私がいない日は現在彼女の知り合いの方に
店を手伝ってもらっているらしいのだけれど
この翌日・・・つまり私が出勤日の時に
本来しなくてもいいはずの雑事が山積みになっていたりするから。
何でこんなことになっているのか、当の社長夫人に
聞いてみても『○○さん(私)が明日来るから』とか
『忘れっぽいから忘れたのよ〜』と、アッサリおっしゃる。
で、結局余計な後片付けをする羽目になる。

今日は、出勤したら『ちんば』の靴が2足増えていた。
どうやら昨日か一昨日、左右サイズ違いの靴を売ってしまった様子。
・・・正直こういうのを見た休み明けは、かなりヘコむ。

それでも、いつまでもヘコんでなんかいられない。
40足以上(何に使うんだろう)一度にまとめ買いのお客様や
常連さんの話し相手やら、在庫のチェックやら
重いものが持てない社長夫人の代わりに使い走りやら
倉庫兼事務所の片付けやらで、あっという間に夜。
最近、ブーツの踵の減りが加速したのも納得できた。


帰り道、青白く光る月がきれいで
少しだけ歩く速度を緩め、空を見上げながら帰宅。



2005年01月23日(日) 週末。

昨日は調子の悪くなったPCの前に、ほぼ一日中座っていた。
『バックアップも取ったばかりだし、リカバリーしちゃおう』
そう思った矢先、ついうっかりバックアップを消去してしまい
一からあれこれやり直し。
いつの間にか椅子の周りにソフトの山。


今日は相方が仕事で留守。
寒いわ曇っているわで外出する気も起きず、とりあえず
掃除を済ませてさてどうしようと考えた末に台所に立つ。
時間に追われず包丁を握っている時は
結構私にとってはストレス解消になるのだ。

買ってきたけどはずれてしまったリンゴ4個とレモン汁を
これでもかと鍋に放り込み、リンゴジャム。
ゴボウと大根の皮と冷凍しておいた鶏皮に人参を加えてキンピラにし、
鶏レバーの生姜煮、秋刀魚のオイル漬け、
アサリの炊き込みご飯の素、エトセトラ。

3つあるコンロはフル稼働し、気付いたら4時間近く経っていた。
冷凍できるものは小分けにして冷凍したのだが、
それでも冷蔵庫の中は『ストレス解消の結果』がいっぱい。


・・・ま、今週は仕事が忙しくなりそうだから作ってる
暇もなさそうだし、いいか。



2005年01月20日(木) おしらせ。

新しい方のPCがどうも調子悪いため

かなり後記の更新が滞っております。

ご了承下さい。



2005年01月12日(水) おでんと湯豆腐。

「お父さん(義父)が風邪で食べられないって言うから、
 食べるの手伝ってくれる?」
そう言う義母から小鍋に入れたおでんのおすそわけ。

拙宅では殆ど、おでんと湯豆腐は冬場
食卓に上ることがない。
個人的にはどちらも好きなのに、相方が嫌がる。

別に嫌いなわけでもないが、
『おでんと湯豆腐は酒のツマミで、おかずじゃない!』
というのがその理由らしい。
たまに今日のようにおすそわけがあれば、食べるけれども
結婚前からずっとそう言っていたので
さすがにそこまでして作ろうとは思わなくなってしまった。


そういえば冬場、実家の石油ストーブの上で
よくおでんが入ったお鍋が湯気を立てていた。

だし汁の中には、ちびて削れなくなった鰹節。
そのせいかどうか、実母の作るおでんは
とてもダシの味が強かった気がする。


 < 過去  INDEX  未来 >


Haruki [MAIL] [HOMEPAGE]